木兵衛は、江戸の京橋桶町の小さな長屋にてツボ師としての仕事を行っている。その誠実な施術と親しみのある話術は、その治癒効果と合わせて町人衆の評判を呼ぶほどの人気である。しかし、木兵衛はツボ師としての表の仕事とは別に、裏の仕事を行うもう1つの
顔がある。
これは、寛政年間の定信による町人衆への出版・風紀の取り締まりを強める中にあって、木兵衛こと陽(ひなた)と、清蔵こと影が許せぬ悪を斬り倒す2人の忍(しのび)の物語である。
※『夜暗の忍』の読み方は『よぐらのしのび』です。
※この作品は、セルバンテス及びノベルアッププラスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 22:29:12
136995文字
会話率:55%
ある人間の話。超短編故にあらすじはかけましぇん。読んでみてね♡(すいませんあらすじを書く語彙と文章力がございません)
最終更新:2021-02-09 19:53:00
588文字
会話率:0%
急死した柳生十兵衛その日、<猫猫長屋>に引っ越してきた森の重蔵。
その正体は、死んだはずの柳生十兵衛だった。
最終更新:2021-01-03 23:56:38
1305文字
会話率:43%
<猫猫長屋>に住む森の重蔵が繰り広げる時代劇。
最終更新:2020-12-07 16:27:01
701文字
会話率:27%
戒空和尚の長屋仲間の独白
本編未登場ながら相長屋に居たチンピラも影響を受け正業に就いた。
最終更新:2020-08-17 00:23:22
883文字
会話率:0%
お江戸の町の裏長屋に住む落ちこぼれ僧侶のドタバタコメディ?
最終更新:2020-08-13 18:55:24
5314文字
会話率:17%
舞台は江戸時代。長屋に住む熊五郎は隣に住む八三が帰ってきていないことを差配(大家)の「ゼンイチ」に伝える。その五日後、大きな物音とともに八三が部屋に帰ってくる。八三をつれてゼンイチの下を訪れる熊五郎。八三は熊五郎とゼンイチにこの数日失踪して
いた内訳を酒の力を借りて話し出す。
深川へ行っていた筈の八三が目覚めたのは不忍池。石造りのビル。走る鉄の箱。地下を行く鉄の大蛇。そして八三を助けた男に連れられて入った鰈屋という店で食べたなんとも不思議な味噌汁状の天竺飯。
男について回る八三は、観音様のお膝下にある湯女屋で足を滑らせ、気が付くと自宅で目を覚ましたという。一部始終を話し終わった頃、八三はすっかり酩酊していた。
ムジナにでも化かされたのだと呆れた熊五郎は言う。それを聞いた八三は視線を宙に泳がせながらつぶやくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 00:00:00
6158文字
会話率:71%
天保七年春、歴史的な大凶作は三年続いていた。大坂城代土井利位は、米商人高津屋に依頼し江戸への廻米を秘かに画策し成功した。ところが秋になり、幕府は更なる糧米確保を目論み、江戸への廻米の幕命を発令した。米不足の中での強権発動で、京・大阪の不満は
高まった。
城代の近習、牧野小次郎は、町人に扮し、治安目的で大塩平八郎の私塾『洗心洞』の内偵を進めた。しかし、役人の私利私欲や豪商との癒着に嫌気がさし、次第に洗心洞一派の義憤に共感するようになった。また、同じ裏長屋に住む通い女中おせんに惹かれ、将来、所帯を持って小商いを一緒に営もうという夢を持っていた。
高津屋の一人娘おしのには、商家の息子で伝八という許嫁がいたが、伝八は突然婚約解消を申し出た。正義感の強い伝八は『洗心洞』で住込みの塾生になったので、決起した時、おしのに累が及ばないように、予め離縁を決意したのだった。しかし、おしのは一途で、伝八の決起と共に、自決する心積もりだった。
洗心洞は、知行同一を教えの根幹に据えていた。塾頭の平八郎は、東町奉行跡部良弼に政治改革の上書を提出した。しかし、分限も弁えず無礼者と、無視され叱責を受けただけだった。ついに、廻米令を機に天誅を下さんと決意する。かつて同僚だった与力、栗林隼人は平八郎に遺恨があり、塾生に返り忠(裏切り)をそそのかした。
翌、天保八年二月、小次郎は決起直前に檄文を入手、義と忠の板挟みに悩んだが城代に通報。一部塾生の返り忠も生じた。
洗心洞一党は、役人と豪商に天誅を下さんと決起し、大坂各所に火を放った。事件の当日、伝八は銃火を浴びて死亡、さらし首となった。自決を覚悟していたおしのだが、お腹の子のため、小次郎の説得で思い止まった。小次郎も騒乱の中、死亡。事件後、おせんは、小次郎との夢であったうどん屋の女将になった。大坂の町の炎上と共に武家社会の終焉を迎えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 21:55:18
161787文字
会話率:65%
遠い昔貧しい長屋で起こった殺人事件。
最終更新:2020-05-07 19:20:30
465文字
会話率:0%
八部と与田が参列した葬儀は空っぽだった。
故人を悼む参列者の姿もなければ、棺の中に当人の遺体もないのだから……。
蕎麦好きで知られる清野氏の突然の失踪。彼は本当に死んだのか、なぜ行方をくらましたのか。不可解な謎に探偵気取りの二人が立ちむか
う。
(落語『そば清』『粗忽長屋』原案)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-20 14:07:19
8860文字
会話率:56%
田中良二は大阪空町堀付近のくぐり戸の馬門がある二階建ての格子窓がある古風めかしい長屋に住んでいる。彼の趣味は新居でウイスキーを飲みながら買い漁った古書を独り読むことである。
そんなある日、彼が買った夏目漱石の『三四郎』に奇妙な仕掛けがさ
れていた。それは以前のこの本の持ち主の「告白」であり、ある殺人事件の予告でもあった。
驚いた田中は、それについて思い悩む。そして思う悩む田中の前に四天王寺ロダンという若者が姿を現す。
果たして田中が思い悩むその事件の結末はどうなるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-07 21:38:04
45104文字
会話率:32%
【KADOKAWA小説野性時代新人賞二次選考通過作】
深川蛤町に住む少年兵助は、大の将棋好き。
同じ長屋に住む相棒の清三郎と共に、毎日のように将棋を指して暮らしている。
兵助は、上方からの棋客・炭屋大助や生涯の好敵手・七郎と出会って将
棋の腕を上げていく。
ある時兵助は、謎の浪人浦上市之進から、とある無理難題を頼まれてしまう。
この市之進との出会いがきっかけで、兵助は絶世の遊女名香太夫を巡って大きな事件に巻き込まれていく。
*
享保の江戸を舞台に、実在する棋士や史実と絡めて、一人の少年の成長を描いた、本格人情将棋時代小説「自在之棋士」の第一弾。
序盤から張り巡らされた伏線を、決して見逃してはならない。
続編【自在之棋士〈二〉連理の棋】はこちら
⇒https://ncode.syosetu.com/n7678gc/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-27 22:00:00
138760文字
会話率:20%
岡っ引きの智蔵は、お上の威光を笠に着て強請たかりをする町の嫌われ者だ。
ある日、魚屋の半吉が昔世話になった婆さんの住む長屋に行くと、智蔵が現れた。半吉は何でこんなとこにやって来たのか不審がる。
最終更新:2020-03-27 18:00:00
5031文字
会話率:48%
江戸時代の記録に風変わりな舟が打ち上げられたというものがあります。その舟は「うつろ舟」と名付けられ、現代ではそのフォルムからUFOだったのではないかとも言われています。
魚屋の半吉はうつろ舟の漂着を告げるかわら版を手に入れ、長屋の隠居に
読んでもらう。隠居に嘘を教えられた半吉は、毎晩呪文を唱えた。すると、半吉に不思議なことが起こった。大工の牛五郎が加わり、話は妙な方に転がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 17:00:00
6755文字
会話率:54%
ねずみ長屋に美しい娘が引っ越して来た。名前はお美代。
同じ長屋に住む半吉はお美代に一目ぼれをした。ところが、お美代は長屋の地主の妾だという。大家からお美代に近付くなと釘を刺された半吉だったが、半吉はお美代の元へ通う。
ある日、お美代の
幼馴染の男がねずみ長屋を訪ねて来た。お美代とは浅からぬ縁だった。半吉はあることを考える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-28 21:36:57
6221文字
会話率:55%
一話三分以内で読みきれる小話です。
お江戸と今を行ったり来たり…
染谷一族の【笑い】をどうぞ。
なお…くだけた【現代編】が好みでしたら、
第四章 ○演者:染谷京夜
夫婦喧嘩とハンバーガー …からどうぞ。
最終更新:2020-03-24 20:59:41
87255文字
会話率:0%
年の頃は四十前
身丈はやたらでっかく六尺四寸(193cm)三尺三分(100cm)の胴回りが細く見ゆる三十貫目(120kg)の大兵巨漢
手もデケぇ足デケぇそんでもってツラ付きに至りゃあまぁ此れでもかっ!ってえ位デケぇったらありゃしねぇ
割れ鐘の胴間声でナニくっちゃべってんのか一見の江戸っ子じゃあ判りゃしねぇ
朝は4つ(午前4時)には目を醒まし
夜は5つ(午後8時)には高いびき…
花のお江戸でイイ年こいて貧乏長屋で一人法師
嫁もこねぇ仕官先もねぇ腕もなければたいしたオツムて訳でもねぇ
大力大食大兵なのが取り柄でしかない何処にでもいそうでいない冴えないヲッさん今日も日銭を稼ぎにブーラブラ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-29 21:07:34
13466文字
会話率:20%
2040年のノーベル生理学・医学賞を日本人が受賞したというニュースに日本中が沸いていた。
そんな中、受賞者の記者会見が行われる。
記者会見の終盤の言葉に出席した記者達が耳を疑った。
「もう一人、この賞に相応しい人間がいます」
この受賞者
の発言がさらに日本中を騒がせる。
記者会見で明かされた「もう一人の受賞者」を紐解く物語。
【ノーベル賞受賞者(仮)の恋】
2005年の2月、地元の病院で臨床検査技師として勤める上里 蒼太(うえざと そうた)はいつものように昼休みになったので中庭のベンチに座り、空を見上げていた。
ふと、横からの視線に気づき、目線を送ると…そこには見知らぬ少女がいた。
「ねぇねぇ、お兄さん!なんでいつも空ばっか見てるんですか?」
高校生との出会いが、新社会人との出会いが、それぞれの運命を変えていく。
そして、彼には誰にも言わない秘密があった…。
※この物語は2005年の日本が主な舞台となります。
当時、流行していた言葉やモノなどが特に説明もなく出てきます。
現在の若い方からすると意味の分からないものが多々あるかと思いますが、当時の高校生や20代の雰囲気をそのまま感じていただきたいと考えているため、あえてそのようにしています。「あとがき」で主なものは少し説明できたらと考えています。何卒ご容赦ください。
最後までこの物語にお付き合いいただければ幸いです。
<主な登場人物>
・上里 蒼太(うえざと そうた)
地元の病院に勤める臨床検査技師。
・棚橋 楓(たなはし かえで)
地元の高校に通う高校生。
・長屋 亜衣(ながや あい)
楓の親友。
・斎藤 健也(さいとう けんや)
楓の幼なじみ。
・結城 真(ゆうき しん)
蒼太の大学時代の友人で医学部の5年生。
・剣持 明日香(けんもち あすか)
蒼太と同期の看護師。
・上里 昇(うえざと しょう)
出版社に勤める蒼太の弟。
・野瀬 淳(のせ じゅん)
蒼太が所属していたの研究室の准教授。
・ゆういち先生
蒼太の勤務先の医師で同じ大学出身の先輩。
・小林技師長
氷の女王と噂されている偉い人。
※この話はフィクションです。登場人物・団体・事件等は実際のものと関係がありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-25 17:37:39
18720文字
会話率:42%
平日朝の夜明け前。
今日も今日とてぱちぱちと、三軒長屋に響く音。
久石 実夕は今日も書く。
叶わぬ恋を慰める、儚き夢を、紡ぐため。
──、それは、ぬるま湯に浸かる彼女のある朝。
覚めるにはまだ早い、夢のひとかけらのお話。
最終更新:2020-02-14 01:02:37
7227文字
会話率:42%
陰間茶屋で働く蛍火は、ある夜、以前自分を買って抱かずに論語や漢学の話ばかりしていた木藤せみ音に100両と引き換えに見受けされてしまう。
せみ音は実は余命いくばくもない女医で、自分の知識を引き継いでくれる弟子を探していたのだ。
せみ音との会話
中に、長屋から「おっかちゃんを助けて」という子供の泣き声が聞こえてきて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-28 19:16:21
3039文字
会話率:40%
子爵家の跡取り息子である相内柾樹は些細な理由で癇癪を起こし、駿河台の屋敷から家出した。たまたま向かった元門番老人の長屋で、湾凪雪輪という奇妙な娘の世話を頼まれる。やむなく娘を連れて転がり込んだ先は、悪友二人が下宿している両国の古道具屋『数鹿
流堂』。見えない何かに引き寄せられるように、この世ならぬもの達と、四人の不思議な同居暮らしが始まった。時は世事変遷と呑気悠長が折り重なっていた明治の中頃。帝都のとある片隅で宿命の針は動き出す。
※時代設定上、現代では不適切とされる言葉が出てくる事がありますが、差別や偏見を肯定、助長する意図のあるものではないとご理解、ご承知の上でご覧下さい。
※神・妖怪的なモノが登場するジャンル迷子作品です。ノベルアッププラスでも改稿投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 00:00:00
884414文字
会話率:44%
神田黒門町は七平長屋の大五郎は不幸者で知られていた。この世に未練は無いのも同じという陰気な男。しかし、この男を浮世に繋ぎとめているものが二つあった。一つは大五郎の集めてきたささやかな『宝物』。もう一つは弁天様。大五郎の女房である。その女房が
病で倒れた。報せを聞き、長屋を訪ねてきた者がいる。一寸法師とあだ名される、水油屋の少年だった。
※時代設定上、作中に現代では不適切とされる語句や用語があります、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-26 00:26:40
11707文字
会話率:35%
“其の国に、一人いと可愛らしき姫ありける。”
”然し其の国、戦にて没落。“
オンボロ長屋でその日暮らしをしていた元将軍家三女。傭兵の仕事で荒神討伐遠征で友を失い、真崩少女と出会い、小さな少女は新たな生き方を模索する事にした。
真崩少女外
伝折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 17:52:39
17202文字
会話率:51%
大家の新兵衛は人を襲う浪人を見て仲間と共に止めに入ろうとした。それがなます斬りの惨殺魔との出逢いとなった。
逃げた惨殺魔を突き詰めようとする新兵衛と仲間達。
よ!うやく居所を突き止めた新兵衛と惨殺魔との
決着はいかに。
最終更新:2019-11-27 12:38:41
20762文字
会話率:14%
異世界転移したおじさんが、長屋で大家をしている女の子に拾われて
世話してもらったり、恩返しをしたりするお話
……の予定
最終更新:2019-11-26 10:15:32
11604文字
会話率:42%