グランダルの国王の暗殺に失敗したリディアは、グランダル兵に追われる身となり、隣国の森の中に逃げ込む。しかし、そこは魔物や妖術に守られていると言われる不気味な森だった。彼女はそこで命を落としかけるが、運よくトラキア公国の近衛師団の一行に救わ
れ、裏で仕組まれたグランダルとトラキアの戦争を背景に、自分自身に課せられた驚愕の運命を知ることとなる。
母親の敵討ちに執念を燃やすリディア、蠱業(まじわざ)を使って動物や蟲を操り国を護る妖術師の麗香、ステイシア姫の救出の機会を窺う元近衛兵のロイ、そして天下の奇才と称される臥神たちが織り成す壮大な物語が今ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 21:23:34
309938文字
会話率:50%
人と出会うと、尋常ではない量の汗を流すお姫様がおりました。
お姫様は、その大量の汗のせいで、お城の端の小さな塔に一人で暮らしていました。
それでも、お姫様は寂しくありません。
唯一、出会っても汗が出ない近衛兵の青年サクが側にいてくれるからで
す。
あせかき姫は、この少し歪な幸せがいつまでも続くものだと考えていました。
しかし、その希望は国家間の争という、抗うことのできない問題の前に消えてなくなりました。
父親である国王の秘密、自らの出生の真実、大量の汗をかく本当の理由、そしてサクとの絆
隠されていた事実が明らかになるとき、二人は運命にあらがうために立ち上がる!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-13 23:53:04
15327文字
会話率:28%
日本舞踊を習っていた時の師匠は、結婚して3ヶ月で旦那さんが戦地に行くことになる。
思わぬ死、そして、周りは女性が1人で生きるのは大変だから再婚(旦那さんの弟ーー当時は合法)を勧めたが・・・。
「私」の祖父母の戦争体験もよく聴いていた。近衛
兵として皇居周りの護衛に行った祖父。
空襲があり、帰る知らせを受けた祖母の気持ち。
混沌、混乱していた中で人々は何をどう考えて「生きる道」を選んできたのだろうか。
架空の物語りです。
*R15「残酷な描写」は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-13 00:00:00
7853文字
会話率:14%
「貴様は今日限りでパーティを抜けてもらう」
「あい解った」
実力不足を理由にパーティを脱することとなった『万能の勇者』ルシウス・マールート。
いやに潔く、そして半ば強引にパーティを離脱したのは、計画通りであった。
討伐対象である魔王は、
実は彼の祖国と非常に友好的であり、人間側の国家間での体裁を保つ為に勇者の一人として王の近衛兵である彼が抜擢されたのだった。
「さて、陛下の許可も頂いたし、慰安も兼ねて方々を観光しながらのんびり帰るか」
ルシウスは意気揚々と帰路に就く。
地下で廃棄待ちの瀕死の奴隷をタダ同然で引き取り、治療を施し旅の共にして。
新たに王から受けた任務をこなしながら、元勇者は長い、長い帰路に就く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-28 00:29:10
1616文字
会話率:31%
「魔女」と呼ばれ王宮で腫れ物扱いされてる王宮医師センリ×女嫌い(あと注射も嫌い)な近衛兵隊長ローラン
今まであまり人とは接せずに薬や治療の研究に没頭していたセンリはある日近衛兵隊長のローランの命を助ける。それをきっかけに2人は惹かれ合うが
、そんな時にセンリは王命により王宮を離れる事になり・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-14 00:14:53
1942文字
会話率:47%
ヴィクトワールは相次いで父と兄を亡くし帝国初の女性皇帝となった。
そんな彼女には7人の側室がいる。彼らは身分関係なしに見た目だけで集められた。
年の離れた妹しかいない彼女は王家の血を残すために子をなさなくてはいけない。
最終更新:2018-03-30 23:04:39
4613文字
会話率:29%
各地を冒険者として流浪するアシムはある夜、ショウの街の太子たちの近衛試験が行われるという話を聞きつけ、試験に参加する。
アシムは、空き巣であるクミルの協力もあり、試験には通ったものの、流浪の出自を理由に、ほとんどの太子から拒否され、最も格の
低い第五太子、通称『亡国太子』であるメイに仕えることになる。
メイの教育者であるカネンとともに、メイを補佐するアシム。しかしその裏では、ショウの街の司長をめぐる陰謀が進んでいた…
※句読点や改行についてちょこちょこ文章をいじっていますが、改稿で内容が変わることは基本的にはありません。
※2/16 5章-2の節抜けを修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-14 06:52:11
107075文字
会話率:37%
これは誰も知らない、もう一つの白雪姫。
この国の王女である白雪の近衛兵、空。
彼は突如命を狙われた白雪を護るため、奮闘する。
最終更新:2017-08-10 00:31:19
8500文字
会話率:61%
ある日炎天下の中を歩いていた少年、フレアは涼しさを求め森の中の川辺へと訪れた。
だが、地盤が緩んでいたために足を踏み外し、川へと転落。川下へと流されて行くところを王宮近衛兵士の少女ルナに助けられる。だが、彼女はできることなら自分のことは忘れ
てほしいと告げその場を立ち去ってしまう。
到底彼女のことを忘れられないフレアは、同じような日常から脱却するために、彼女にお礼を言いながら、旅に出ようという決意を固める。
そして、旅に出る直前、フレアを助けた少女ルナが行方不明になってるという号外が流れていた。
だが、王宮近くですぐに彼女は見つかり、彼女は普通の少女としての日常を求め、フレアの旅に同行することに。
幼馴染のアリー、王宮のお姫様、リミュエールをさらに旅の仲間に引き入れ、フレアの目的のない旅が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-03 18:01:03
35662文字
会話率:74%
高校受験の勉強の為PCゲームを半引退状態だった紗綾は、ある晩嫌にリアルな夢を見た
「其方、妾の劔とならぬか?」夢に出て来た幼女に誘われて紗綾は見知らぬ場所で目を覚ます
まるでゲームの中のような世界で出逢い別れそして恋をする
神様には噛み付く
わ、近衛兵には蹴りを入れるわの勝気なプリーストの成長記折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-30 03:14:52
5768文字
会話率:38%
万年モテモテな近衛兵ジュド。強いしモテるし完璧そうだけど“女性アレルギー”な彼に友人兼盾にされてる同郷の装い藻女、皇太子側近のリリス。ド田舎から来た仕事命なエリート2人の話。
最終更新:2017-04-17 00:24:09
33005文字
会話率:34%
壮大な大地ケニラリア。いくつかの国の北に位置する大国である。
世界図で北に位置する大国、キベリア王国。
このキベリア王国はただならぬ脅威が迫りつつあった。
そこに新たな新人騎士が舞い降りようとしていた。
その名をーー井伊薙 光太!
コウ
タは、騎士なのだが、なんと!アニオタ!?
騎士とは無関係だと思えるアニオタ...。だが違った――――このアニオタを生かした
コウタだけが使える特別な力が!?キベリア王国に迫る謎の脅威。
コウタは止めることができるのか!?
ダメダメアニオタ騎士の誰も見たことのない、壮大な物語が幕を開ける!
※前半は血や死体は出る予定はないのですが、グロ表現が用いられる可能性ありです。
後半は確実にあります。向かない方はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 12:07:12
8665文字
会話率:30%
三つの太陽に照らされ、夜のない惑星NL―333、通称ニトレス。
植民惑星としては不的確な枯れた星を支配するのは、東銀河連邦から自治を認められた六企業コンソーシアムだ。惑星自体には資源はないが、十八個の衛星は金属資源の宝庫であり、複数の企業が
採掘に当たっていた。そのため社員を常駐させるために、コンソーシアムを形成し、共同で植民地を経営していた。
過酷な自然環境の惑星上で、コンソーシアムの人々と資源が目的ではなく、植民地での商売を目的にした入植者たちは両極地帯と、巨大な太陽光発電用静止衛星が太陽光を遮るグロウミングゾーンにのみ、まとまった生活圏を築いていた。
氷河民族第百十二王朝の末裔であり雪女のユキ姫を乗せた原子力冷凍庫搭載の樽を背負い、グロウミングゾーンを目指して旅をする王朝近衛兵の六蔵は、途中の街道で兵士に追われていた少年ウラルを助ける。ウラルが乗っていたホバークラフトには同じ年頃の少年の腐敗した死体が、機能していない冷凍カプセルに納められて積まれていた。
ウラルを連れた六蔵は街道の宿場に立ち寄り、ウラルを女性医師カハクに診せるが、そこでニトレスの移植用臓器提供会社ペレットと子供の行方不明事件の関わりを知る。三つの太陽から容赦なく降り注ぐ放射線により、癌に冒される人々は、臓器移植により延命を図っていた。臓器不足の折に現れたのが、臓器を安く提供するペレットだった。ペレットは子供を誘拐し、臓器を違法に摘出し、売っているのだ、とカハクは語った。
ウラルがペレットから妹の心臓移植のための死体を盗み、逃げて来たことを知ったカハクは、六蔵にグロウミングゾーンまで、ウラルを送って欲しいと頼む。カハクもまた我が子をペレットに攫われた親の一人だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-17 10:00:00
23611文字
会話率:57%
ソビュルの王女コルデリアと、その側近たちの話。
最終更新:2016-09-04 14:12:00
1758文字
会話率:42%
シーラとの戦いに勝利し、住民から指導者に請われたベルカンプ。
条件付で応じたベルカンプが理想の暮らしを模索するが、試算した金額に途方に暮れる。
一方ガライに伝令を飛ばし、国家間に発展する争いの種を消そうと官僚の来訪を取り付ける事に成功
するが、思わぬ人物が訪れる事に……。
時を同じくしてクリスエスタからは給金を積んだ財務長官と護衛の近衛兵が来訪するが、はかりごとに疎いヒポスロスは近衛兵のゼマリアに後を託しニアミスのまま逃げ帰ってしまった。
地球では幸太が栄太の存在に気づき、とうとう地球から次々と物資の供給が始まるのだが、そちらもそちらで近しい大人達がが違和感に気づきはじめ……。
捕虜となったバロルと会話を続けていくうちに彼の素性、人生が次々と明るみとなっていき、その極端とも言える義理固さにベルカンプは祖父と言う存在を投影し、心を傾けていってしまう。
会う者会う者ベルカンプに惹かれ尊敬の念を抱くようになる中でバロルだけはその思いを固辞し、ベルカンプはあらゆる角度からバロルを口説くのであるが、その義理固い性格が災いし、とうとうバロルの刑が執行されてしまう。
ベルカンプの最後の賭けにバロルはとうとう首を縦に振り、刑に望むが、果たしてバロルの着地点とは…………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-23 14:25:15
196195文字
会話率:50%
王宮で盗みを働こうとしたところで、近衛兵に捕らえられ、牢屋に入れられてしまったユース・ベリアル。軽い記憶喪失になっていた彼を牢屋から連れ出したのは、国王親衛隊所属のアカツキ・クロウであった。解放の交換条件として、ユースはアカツキ率いる戦争工
作部隊へ参加することとなる。工作部隊での活動を続ける内に、彼はある”違和感”に気付く。その違和感の原因とは――。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-05-09 23:48:38
14478文字
会話率:47%
平凡な大学生活を送っていた俺は、ある日突然、異世界に召喚された。
そこは剣と魔法と龍が闊歩する世界だった。
世界を滅ぼさんとする『黒き鍵の龍』率いる闇の集団に勇者として立ち向かった俺は、謎の力であっさりと打ち滅ぼしてしまった。
召喚魔法の効
力により1年間は元の世界に帰れなくなった俺は、闇を滅ぼす謎の力についてきた「女性を虜にする力」を疎んじられ、用無し勇者として城の一角に幽閉されることになってしまった。
これは世界を救った勇者の、鬱々としつつも楽しい後日談である。
俺…平凡な大学生。勇者として、闇を滅ぼす力と女性を虜にする力を持つ。
ベルギット…近衛兵にして執務室付きの女官。俺の力が利かない。
アジャール…この国一の女戦士。『赤き門の龍』の娘。
ラピス…この国の姫。禁断の魔法で勇者(俺)を召喚した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-29 23:17:43
6946文字
会話率:31%
アストラン大陸。
西のはてに位置する、その大陸の、別の国の同じ時に。強くて弱い、姫達の物語。
【心を無くした海の姫】海神の子孫の竜の国、ハイロン皇国。前世に海神と愛し合ったために、国を危機に陥れた、彼の国の皇太子セラスミスは、その罪を償った
代わりに心を失った。幼馴染みだった隣国の国王の結婚式に向かったその先で、出会った小国の王子・アイラス。唯一出来た、人間の友達は、セラスミスの心を、取り戻せるのか…?冷淡な姫と、へたれ気味な王子が、結ばれるまで。【塔の賢者姫】西にある大国、ゼルラン聖公国で国一番の賢き人、通称・賢者と呼ばれるユレーア侯爵令嬢レイラ。彼女は、賢者として塔に幽閉されていた。わずかな護衛と侍女一人と共に暮らしていたレイラに、新たに護衛が送り込まれる。彼の名は、カイン・レヴス。ゼルラン聖公国公主直々に送り込まれたのは、「レイラの婚約者だから」。当人達は認めたくないその関係だったが、二人ともそれぞれの秘密を、相手に知られてしまう。そこから始まった、強気な男装侯爵令嬢と自称平凡なげやり近衛兵の恋の行方は?【田舎領主のわがまま姫】東の大国、ルポルタ王国。国王の一人娘、フィオナは、18歳の誕生日にあることを望んだ。「私、隣国の田舎領主に嫁ぎますわ!」と。形だけの皇帝が君臨する隣国で、大国のわがまま姫は、夫と国を変えるため、一念発起する。と言うのも、フィオナは持って産まれた〈未来視〉で、母国が滅ぶのを知っていたから―――。一見わがままな本当のお姫様と、彼女に振り回されるのんびり田舎領主の建国&ラブストーリー。【雪華の官吏な人質姫】冬は雪で閉ざされる小国・エンデュラ王国。王女ユリアは、所謂政略結婚として、大国・イルジスト王国の側室となる。人質のようなものだ。だがユリアは、挨拶に来た宰相に会ったとたん、話を持ちかけた。「私をイルジスト王国の官吏にしてください。」なんとか、宰相の養子として身分を偽り官吏となったものの、それから三年も過ぎた頃、ユリアは今までの目立たない部署から異動になった。「宰相の補佐官?!」もしかしたら国王(夫)にあってしまうけどそれだけは避けたい(夫には秘密でやっている)雪国の姫(官吏)と堅気な厳しい上司(宰相)のほのぼの恋愛譚。
※1話ずつが長いです。ゆっくり更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-28 18:00:00
35390文字
会話率:49%
国王になった王子
近衛隊隊長になった近衛兵
二人は
時同じく日記を書き始める
最終更新:2015-10-18 17:08:20
1616文字
会話率:0%
今年の風邪は質が悪い。感染から発症までがとにかく早くて、その上ひどく高い熱が出る。そんな病に罹ったまま、新納萩人は悪意めいた力により意識を喪失する。次に目を覚ました時彼が居たのは、魔術の横行する見知らぬ世界であった。
罹患中の風邪により
意図せぬ惨事を引き起こすも、萩人はその危地をまるでヒーローのような姫君、シンシアに救われる。
そのまま彼女の館で日を送る事となった萩人はシンシア付きの侍女のタルマや近衛兵スクナナといった少女たちと触れ合い、時に己の未熟さを噛み締め、時にお家騒動に巻き込まれ、時にもたらした病禍の大きさを思い知り、やがてただ仰ぎ見て憧れるばかりだったシンシアの、ヒーローの本当を、甘やかな軟禁生活の裏の真意を悟っていく事となる。
そうして時間を重ね、萩人は彼女らと厚誼を深め、やわらかく世界に馴染んでゆく。
だが数々を経て少しだけ大人めき、自らの足で歩き出した彼の前に、全ての禍根とも言うべきものが立ち現れて……。
得たものと経たものの全てでそれを乗り越え、彼は自分の生きていく世界を思い定める。
数字の横に※印がついている話にはイラストがあります。ご了承ください。
尚、最終話「病は君から その5」(こちらはgifアニメーション)のシンシアはつまようじ様が、「特別なんかじゃない その1」の三人挿絵は雪麻呂様が、目次下部の「これぞ表紙」と言わんばかりのそろい踏みイラストはなかづま様が描いてくださったものになります。
素晴らしい絵とその使用を快諾くださった御三方に、百万言を尽くしても尽きぬ感謝を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-29 13:38:57
550389文字
会話率:33%