【完結】ぱっと冴えないタイラー・ダラスは恋人のアンリエット・ファーマンへのプロポーズを考えつつも、うじうじと言い出せずに過ごしていた。ある時、アンリは仕事の関係で出張に行くことになる。仕事先で悩ませても悪いと思い、タイラーはまたプロポーズを
先送りしてしまう。
ところが、アンリは出張先で海難事故にあい帰らぬ人となってしまう。プロポーズ間際の別れに、打ちひしがれるタイラーは、もてあました気持ちと時間を埋めるため仕事に打ち込む。あれよあれよと仕事で結果が出る。その過程で資産家のシーザーとも知り合う。
ある時、シーザーから仕事の関係で、出向いてほしい場所があると告げられる。その地は、アンリが海難事故にあった海辺の街であった。これも何かの縁だとタイラーはシーザーの誘いに乗る。そこで恋人との決別を胸に、海辺の街へ行くことにした。
海辺の街ではシーザーの別荘に滞在することになっていた。その別荘には、シーザーの妹のロビンと、使用人のソニアという二十歳前後の少女二人が暮らしていた。
髪色も年齢も違うのにソニアはどことなくアンリに似ていた。タイラーは、そんなソニアという少女に少しずつ惹かれていくのであった。
※モチーフ、人魚姫。
※アルファポリスには改稿版を投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 10:00:00
104232文字
会話率:39%
魔王と戦う勇者様に加護を与えるために4人の聖女が集められた。
勇者だけでは魔王を倒すことは難しい。
世界の命運はまさに聖女たちによって託されたといっても過言ではない!!
はずなんだけど・・・
集まったのはどそろいもそろって問題児ばっかりで
?
モテたい煩悩に打ちひしがれるアンナ
お嬢様風なのに追われているドリアード
ベルちゃんに関してはなんだか人間じゃないような・・・
もう!いい加減一緒におつとめしますよ!
全ての責任を丸投げされたエルサは今日も奮闘する。
これは世界を救えるようで救えない、そんな残念な聖女たちの日常を描いたドタバタコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-28 23:38:22
20675文字
会話率:56%
女子高生である中山瑠美は幼なじみの羽間圭介、高校から仲良くなった馬鹿友の河田晴斗と女友達の坂元優香と共に異世界へと飛ばされる。但し瑠美だけは一人だけ別の場所に飛ばされた。何で!?。
3人は意識不明だが無事に人の国で助けられる。瑠美もまた意識
を失くしたが立ち上がった。そして異世界の残酷さに打ちひしがれるも、それでも3人に会おうと立ち上がる。
瑠美は再び皆と出会うため、元の世界へ戻るため、過酷という言葉では表せないほどの異世界を生き抜いて行けるのか。
アルファポリス、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています
二章完結しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 17:20:31
397777文字
会話率:36%
ひょんなことから俺の通っている高校,「東野高校」に転校生,「迷井トドメ」が転がり込んできた。だがそいつはとにかくおかしな性格で,何かと理由を付けては俺のことを付け回す。あまつさえは俺のことを「モザイク」と呼び始め,それが俺の高校生活の終わ
りを告げる合図となった。
その上インターアクト同好会なる部活に強制参加させられた上,そこに集まった奴らは精神世界で戦うスーパーヒーローの類らしい。しかもそこにトドメが侵入してきたもんだから話の筋はズレるわ俺は疲労に打ちひしがれるわでもう大変なんだ。
というわけで,何故こんなのをいちいち説明しているかというと,目の前にいる君にこれを読んで欲しいからなのだ。決して自分の苦労を他人にも知ってほしいというわけではないのだが,あくまで体験談だという風に捉えて読んで欲しい。いいな?
んじゃ,一番最初にある真上の「プロローグ」を押してくれ。
まずは最初に,丁寧に迷井トドメについて話しておこう。
この作品はカクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16816700426923600840)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 19:47:25
4777文字
会話率:11%
オーバーラップ文庫様より第2巻が2月25日より発売です!
鑑定士であるロランは所属していたギルド『金色の鷹』を追放されてしまう。
ギルド長、ルキウスからの一方的な嫉妬によるものだった。
突然の解雇宣言に傷つき、打ちひしがれるロランだが、女魔
導師リリアンヌによって救いの手を差し伸べられる。
ロランは彼女と一緒にルキウスに一泡吹かせることを決意し、ギルドを立ち上げることに。
やがてロランの鑑定スキルによって、才能を見出された者達は、最強のギルドを作り上げていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 18:10:16
923435文字
会話率:43%
「おっきくなったら……わたしをおよめさんにしてください」
一人の少年に結婚の約束をした幼き少女は、彼の頬にキスをして彼の前から去っていった。
彼の名前は【桐生 英雄】
英雄……ヒーローという名の通り、正義感に溢れる少年――だった。
彼は山奥の田舎で弱きを助ける少年だったが、家庭の事情で都会に転校してからその性格を疎まれ、いじめられるようになった。
日を追うごとにいじめはエスカレートするが、それでも彼は耐えた。いつかはこの地獄は終わるだろうと信じて――
身も心もボロボロにされながら月日は経ち、結婚の約束をした日から約十年後。中学の卒業式に、英雄は一人の女子に仲良くしてほしいと言われた。
一人ぼっちで疲弊しきっていた英雄は、彼女の要求に応えてしまった。
手始めに春休みに一緒に遊びに行ったのだが、そこで何故かいじめっ子の不良に見つかり、ボコボコにされてしまった。
――あんなタイミングで会うなんて。きっと彼女と不良が手を組んで俺をはめたんだ。
絶望に打ちひしがれる中、誰もいない家に帰ると、ふと台所に置いてあった包丁を取り出す。
――これで死ねば楽になれる。
そんな彼を止めるように、家のインターホンが鳴り響く。あまりにもしつこく鳴るので仕方なく出ると、そこには天使と見間違えてしまいそうな、銀髪の美少女が立っていた。
「えっと……ヒデくん、久しぶり……」
彼女は何と、英雄に結婚の約束をした幼馴染の【神宮寺 日和】だった。
これは彼が幼馴染と再会した事をきっかけに、楽しい学校生活と幸せな日常を手に入れるために、時にいちゃいちゃし、時に障害を乗り越えるために奮闘する物語。
⭐︎日間現実恋愛ランキング一位ありがとうございます!!⭐︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 20:14:13
279244文字
会話率:56%
【全10話35000字、3日で完結予定です】
世界の半分を領土に持つマルクト帝国、そこは皇帝の絶対的な力の支配下にあった。
帝国第6皇子の少年エミリオは自身の出生とともに母を失い、四歳の頃に乳母の女性をも亡くし、財務に携わる皇帝の父か
らは愛情を施してもらえず、寂しい幼少時代を過ごしてきた。
そんなエミリオの暮らす皇宮に、ある日新しく若い1人の女性が奉公の任に着く。
その女性は帝国で一代限りの下位貴族に当たる騎士侯家の令嬢であり、名をマリアンと言った。
皇宮内では圧倒的に下位の身分であることから使用人たちの間で迫害を受けるマリアンと、自身に関わった母と乳母が続けて亡くなったことから陰で呪われていると揶揄されていたエミリオ。
そんな二人はやがて心を通い合わせ、皇子と使用人という身分の差があると知りながらも互いの胸の内に秘めた恋心を抱いていた。
しかしそんな二人の恋路をよく思わない皇帝は、マリアンを皇宮から追放処分とし、後にマリアンの追放を撤回させる為に謁見を行ったエミリオから皇位継承権を奪いマリアンとともに追放処分とした。
皇宮から追放された二人はやがて辺境の村に辿り着き、そこで人目を憚り二人だけの新しい生活を始め、その愛を深めていった。
そして時は流れて八年後、二人が慎ましくも幸せに暮らしていたある日、成人を迎えたエミリオはマリアンに婚姻を申し込み二人は主君と臣下から夫婦へとその関係性を変える。
しかしその幸せは長く続かず、二人が将来を誓い合った一週間後にマリアンが命を落としてしまう事件が発生するのだった。
絶望に打ちひしがれるエミリオは突如現れた〝魔女〟と契約を果たし、時間跳躍の魔法を手に入れ過去へと戻り、マリアンの死の運命を変えるために奮闘していく。
そこで明かされるマリアンの死の因果、その運命を変えるために必要なことは、かの皇帝からエミリオが玉座を奪い取る復讐へとつながっていく。
幾重にも繰り返される時間跳躍の旅路の果て、エミリオはマリアンとの幸せな未来へ、理想郷へと辿り着くことができるのか。
これはお互いの身分から自由に愛し合うことを許されなかった二人が、幸せな未来のために世界を変える物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 20:03:40
35795文字
会話率:35%
「新聞社を焼かねばならぬ。
我慢に我慢を重ねてきたが、もうダメだ。
すべてを失い、悪に堕ちてでもこの粛清をやり遂げねばならない。
それが王として最後の責務である」
聖オルタンシア王国の国王ジルベールは王位を継ぐ以前からマスコミに嫌われて
いた。
「新聞に書いてあったけど、ジルベール様は権力を傘にきて地方領主にパワハラしてるらしいぞ!」
(領民を奴隷にして麻薬栽培してる不届き者を罰しただけなのに……
口封じに危うく殺されるところだったし)
「新聞に書いてあったけど、ジルベール様は仲のいいお友達の領地にばかりお金を支援しているらしいわ!」
(ドラゴンの群れの襲撃受けたから復興支援してるだけだって……
それに国境線守っている彼らが倒れたら王都も危ないんだぞ)
「新聞に書いてあったけど、ジルベール様は女好きで毎晩美女をムリヤリさらっているらしいぞ!
お后様はあんなにお美しいのに!! 爆発しろ!!」
(妻以外に女性は知らないし、てかその妻も最近相手してくれないんだが……
ん? 妻の寝室に見知らぬ男が————)
マスコミは偏向報道により、ジルベールが国民に嫌われるように仕立て上げた。
悔しさに歯を食いしばりながらも己の責務を全うするジルベール。
称賛を浴びられなくとも、自分の行いが国や民のためになることを信じていたからだ。
ジルベールの生き様に心を打たれる者や救われたことに感謝をしている者たちも少なからずいた。
しかし、その想いは彼には届かず、限られた信用できる人間にしか心を開かず、孤独に打ちひしがれる。
ギリギリのところで踏みとどまっていたジルベールだったが、マスコミの起こしたある事件により我慢は限界を超える。
「敵国よりもドラゴンよりも恐ろしい敵がすぐそばにいる。
奴らは無実の者に罪を着せ、罪深き者を無実にする力を持つ。
民よ、どうか気づいてくれ。
私の蛮行が無駄にならないように……」
これは後に『流刑王』という異名を背負うことになる善良な王ジルベールと悪意に満ちたマスコミとの戦いの物語である。
※この作品はアルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 19:30:23
227370文字
会話率:22%
半年ぶりに恋人から澪の元へと届いた便りは、結婚式の招待状であった。もちろん澪とのではない。社交界の華と謳われる令嬢との結婚式だ。
満月の明かりの下、絶望に打ちひしがれる彼女を励まさんと、執事はケーキを持ってやってくる。
満月を切り取っ
たかのような、真っ白いレアチーズケーキ。
お伴に、と彼女が頼んだ飲み物は、普段決して口にしない珈琲だった。
※カクヨムでは、「珈琲は月の下で」のタイトルで掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 12:00:00
7552文字
会話率:25%
わが身の行く末を案じ、神に祈りを捧げるも、無情にその時は迫りくる。
悲しい結末を迎えて、失意の底に打ちひしがれる
はずだった。
最終更新:2021-04-02 00:01:05
3690文字
会話率:22%
トースト王子の婚約者である公爵令嬢ストロベリーは、辺境ナゴヤメシ出身の令嬢アンコを、ちょっとだけいじめた。「アンコなんてトースト様には、ふさわしくないわ」と言って。でも、ストロベリーは舞踏会で、トースト王子に婚約破棄を言い渡されてしまう。「
ここにストロベリーとの婚約を解消し、アンコと婚約を結ぶ!」。打ちひしがれるストロベリーのそばにやってきたのは、ワガシ王国の王子ダイフクだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-04 12:05:45
2035文字
会話率:48%
十歳の時、俺は過去に戻ったと気付く。
過去の後悔を覆す為、俺のお仕えするお嬢が愛する人と今度こそ幸せになってもらおうと頑張って行動したのに再び婚約を破棄されてしまう。
結局なにも出来なかったと俺は打ちひしがれる。
…は?結婚?なんで
俺に…えっ、お嬢も⁉︎
なんでこんなことになったんだ⁉︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 22:00:00
5107文字
会話率:32%
「君との婚約は現時点をもって破棄させていただく!」
突如、王子に婚約破棄を告げられた侯爵令嬢ドルチェ・アヌ・ス・ケツガッバーナ!
光の聖女シリガァル・マクラスキーがほくそ笑む!
失意に打ちひしがれるケツガッバーナだったが、マクラスキーの
平手打ちを食らった瞬間、彼女は前世の記憶を取り戻す!
ガチホモラガーマン、それがケツガッバーナの前世!
ラガーマンはトライを諦めない!
そしてホモの魔の手から誰も、逃れられることは出来ないのだ!!
ザウェスト × しいたけ !!!
危険すぎるコラボが今年もやってきたぞ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 13:02:01
2328文字
会話率:53%
私が死んで、悲しみに打ちひしがれる私の恋人。何とか立ち直ってほしい……けど、死に立てホヤホヤなのですぐに新しい恋人とかは作ってほしくないので、妹よ、親友よ、ライバルよ、私が死んだからって「彼のことは私に任せて!」とか勝手に言わないでよ!?
最終更新:2020-12-11 21:23:51
8011文字
会話率:57%
~はじめに~
タイトルのとおり、この物語の主人公オルテンシアはガチの悪役令嬢です。
それも中身はまともな転生者だとか、本当はいい子だとか、
悪を為すにはそれなりの理由があったとか、そんな要素は欠片もありません。
自分がのし上がるために他人
を踏み台にし、自分の快楽のために他人を傷つけながら
罪の意識は無く、罪をあばかれ没落してもなお反省せず相手を逆恨みする人間のクズです。
これは、そんな彼女が心から己の罪を悔い、打ちひしがれることになるまでを描いた
バッドエンドまっしぐらな悪役令嬢の後日譚です。
~あらすじ~
侯爵令嬢オルテンシアは、魔法学校時代に奴隷玩具扱いしていた平民の少女が王太子妃に成り上がったことにより、かつての所業を暴露され裁きの場に立たされた。
そこで彼女は『悪逆令嬢』と呼ばれ、公式には自殺したことにされて侯爵家を追放される。
「まぁいいわ。返り咲く手段はいくらでもある」
しかし、そんな彼女に反省の色は見られない。
奴隷屋に売られたオルテンシアは、そこで1人の隻眼の美少年に出会う。
少年の名はオズ。小柄な身体に不釣り合いなロングソードを持つ駆け出しの冒険者。
穏やかで、無垢で、聡明な彼に目を付けたオルテンシアは自分を買わせるよう
巧みに仕向けることに成功する。
だが、彼が貧民だとわかったとたん、オルテンシアは彼を謀殺してなけなしの金品を奪い逃亡を企てるのだった。
オーガの潜む洞窟にオズを閉じ込め、まんまと逃亡に成功するオルテンシア。
だが、駆け出し冒険者のはずだったオズはあっさりとオーガを倒し、強力な魔法で洞窟を破壊して生還する。
見せかけの謝罪の裏で、少年を利用しようとほくそ笑むオルテンシア。
一方、天才的な戦闘能力を開花させたオズは英雄への道を瞬く間に駆け上がっていく。
やがて、あるクエストが2人の運命を狂わせる。
猟奇殺人鬼、占い師《フォーチュンテラー》の討伐。
なぜか『オルテンシア』という名前の女性を惨殺するこの殺人鬼こそ、
オズが追っていた母の仇だった。
そう、彼の母の名も『オルテンシア』だったのだ。
殺人鬼の狂気と少年の傷ついた心に触れるにつれ、オルテンシアの中にも変化が現れる。
かすかに芽生えた罪悪感。
それは、オルテンシアの真の転落人生の始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 22:21:18
73102文字
会話率:41%
※2018.12.15本編完結! 現在不定期でアフターストーリー的な番外編を更新中。
「やっぱりあきらのご飯最高、あたしの嫁に来ない?」
「ボク男なんだけど」
色気より食い気を地でいくガサツ女子の都子ちゃんと、料理上手で家事裁縫なんでもござ
れの女子力の高い晶君。同じ釜の飯ならぬ同じ哺乳瓶で育った幼馴染の2人は、周囲から男女逆ならいいのにと言われるような性格と間柄。
そんなある日、突如晶君が女の子になってしまう。その上不思議な事が重なったり、個性的な知り合いが増えたりしながら元に戻る方法を探したりするラブコメディ。
◇◇
あらすじVer2.01
胸を揉む者、揉まれる者、その両者を撮影する者。
元少年に圧倒的に負けるカップサイズ。
バスト無き者はただ、打ちひしがれるのみ。
きらりと流れる一筋の光、それは涙か慟哭か。
育乳で飲む、都子の牛乳は苦い。
「ちょ、母さん! クローゼットの服が全部コスプレになってるんだけど?! みやこちゃんも何か言ってよ!」
「おっぱいが雄っぱいですいません……」
「み、みやこちゃん?!」
これは無い乳少女都子(AA)と、TS少女晶(D)と愉快な仲間達が織り成すハートフルラブコメディである。
読んでくれた方の胸がいっぱいにならんことを。おっぱいだけに。
※あらすじVer2.01はコメディシーンの雰囲気としてお楽しみください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 17:57:35
329849文字
会話率:42%
貴族の青年、イオは冒険者パーティーの中衛。
彼はレベルの低さゆえにパーティーを追放され、さらに婚約者を寝取られ、家からも追放されてしまう。
全てを失って悲しみに打ちひしがれるイオだったが、騎士学校時代の同級生、ベガに拾われる。
「──イ
オを勧誘しにきたんだ」
ベガと二人で新たなパーティーを組んだイオ。
ダンジョンへと向かい、そこで自身の本当の才能──『対人能力』に気が付いた。
そして心機一転。
「前よりも強いパーティーを作って、前よりも良い婚約者を貰って、前よりも格の高い家の者となる」
今までの全てを見返すことを目標に、彼は成り上がることを決意する。
これは、そんな英雄譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 19:13:58
107781文字
会話率:28%
乙女ゲー大好きな女子高生の私は、推しゲームのノベライズ化特典コンプ中に浮かれて車に跳ねられて死んだ。
早世した者に与えられる願い事を叶える権利を使って、ヒロインとして高難易度の推しキャラ攻略の為に転生したが、何と願い事を叶える白髪イケメン
によって転生先を間違われていた!
絶望に打ちひしがれる私の前に、再度現れた白髪イケメンと、本来私が転生した世界に転生するはずだった少女が現れた。
5年後の入れ替えに備えて、お互いの推しを交換で攻略しようと頑張る私達。
でも心の支えを見つけてしまって…。
守備範囲外ジャンルで幸せのために奮闘する私達にハッピーエンドは訪れるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 11:12:12
11723文字
会話率:29%
魔界生まれ、魔界育ちの暗黒騎士ヤイバは魔王軍の卑劣さに反感を覚え、魔王に抗うものの敗北してしまう。逃走経路も途絶え、絶望に身を打ちひしがれるヤイバだったが──。この物語はひたむきに正義を追う1人の魔族とその運命に導かれし者達の冒険生活譚であ
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 02:39:04
92628文字
会話率:65%
竹内徹が31歳のある雨の日。高校時代の同級生、片瀬清美の告別式がしめやかに営まれた。彼女は異国の空で、飛行機事故で命を失ったという。式場で徹は、同級生の浅野卓也と高橋瑞穂に出会う。打ちひしがれる姿を見て、徹は卓也が清美に思いを寄せていたこと
に初めて気づく。
告別式の次の日の朝、徹は鏡を見て驚く。高校時代に飛ばされてしまったのだ。懐かしい母校に登校した徹は、まさに清美を目で追いかけている卓也を目撃する。
一方、19歳になった浅野卓也は、大学受験で希望の大学に合格できずに仮面浪人をしていた。希望の大学に合格するために、親に隠れて受験勉強を続ける毎日。偶然書店で会うことができた清美にセンター試験の問題をプリントアウトしてもらい、受験勉強にますます打ち込んでいく。そんな卓也もある朝、高校時代に飛ばされてしまったことに気づく。
お互いの境遇に気づいた二人は、大学受験という目の前の試練を乗り越えるために共闘する。受験勉強から離れていた徹は、現役の受験生であり、入試問題そのものを覚えていた卓也が頼りだった。
そんな中、徹の後押しを受けて、卓也は清美に自分の思いを告げる。清美が事故で亡くなってしまうことを徹から聞いた卓也は、清美を事故から守ることを自分の使命だと思い定める。
徹の高校時代の彼女であった菊池祥子は、徹と同じ大学に通うことを目標としていた。祥子とその友人である瑞穂、そして徹、卓也の四人はいつしかグループとなり、四人で受験勉強に励む。
受験勉強を続けてきた卓也のお陰もあって、四人は希望の大学に合格し、徹、祥子、瑞穂の三人は同じ大学に通うことになった。しかし、そこには徹の妻となる中野美由紀も在籍していた。
美由紀が祥子、瑞穂と仲良くなっていくのを複雑な思いで見守る徹。そんなある日、女子三人は、スキー旅行に出かけていく。そこで起こる大惨事のニュースを思い出した徹は、慌てて現地に向かい、偶然現地の近くにいた卓也と清美にも応援を求めるが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 18:00:00
108346文字
会話率:58%