どんな哲学書を読んだとしても、どんだけ自分の欲に従ったとしても、生きる理由にならないのは、もう論じる必要のないことだろう。明日もし死んでしまうとしたら を生き様にして生きていくには、かなりの浪費で結局死ななかったから、死んでしまおうという、
馬鹿らしい思想が働いてしまう。本当に大事なことなんてない。日々形を変えながら、成長していくことを望むべきなのだ。『僕らは何故間違うのだろう』の『間違い』とは何なのだろうか。とても腹ただしい文言である。
但し、間違いを改めないのは、それも馬鹿らしいことだ。なので、やはり、人生というものは、常に付け加えたり、入れ替えたり、雰囲気を整えたりすべきなのだ。あぁ、歯痒い。ここに至るまでの失態にどれだけの死肉をこの世に残したことだろうか。もしかしたら、いや、そうでなくても私は、これまで支えてくれたもの達に、献花を捧げていきたい。
それが私がなすべきことではないだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 17:19:27
939文字
会話率:0%
昔々あるところに、傲慢で自己中心的で自信過剰な王女様と、優しくおおらかだが不器用な公爵令息がいました。
王女様は勘違いに勘違いを重ね、失態ばかりを見せていました。
周りからもバカにされる日々です。それでも王女様は気付くことなく、一途にその人
を想いました。
ある日、才色兼備と名高い侯爵令嬢が現れます。
彼と彼女はとてもお似合いだったのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 00:00:00
6442文字
会話率:19%
「もうテメーはパーティの邪魔なんだよ! この役立たずが!」
Sランク冒険者パーティ『白金の刃』に所属する支援職のシュリオは、戦闘中になにもしない足手まといだとして追放されてしまう。
彼は特殊スキル【ポイントスティール(経験値奪取)】
の持ち主であり、敵から奪取した経験値で味方をレベルアップすることでこれまでパーティに貢献してきていた。
だが『白金の刃』は自分たちのレベルは十分上がったと判断し、もう利用価値がないとしてシュリオを崖から突き落とす。
奇跡的に生還したシュリオは絶望と怒りを覚え「お前らみたいなクズなんて、こっちから願い下げだ。これから俺はソロの冒険者として生きていく!」と呟いた。
するとその瞬間――
『パーティからの脱退を確認しました。仲間に付与していた〝経験値〟がスキル使用者に返還されます』
――という声が頭の中に響き、『白金の刃』のメンバーに付与していた膨大な経験値が一気に戻ってくる。
実はシュリオが仲間に付与していた経験値は、あくまで彼が本来の持ち主であったのだ。
経験値が返ってくることを知らなかったシュリオはSランク冒険者数人分の圧倒的なレベルと強さを手に入れ、支援職でありながら無敵と言える状態となる。
そして最強の冒険者として新たな生を歩み始めたシュリオは――いずれ伝説となっていく。
一方、シュリオを追放した『白金の刃』のリーダー・ゲイツは”ちょっとした嘘”を吐いて新たに大賢者ヘルミナを仲間に入れていた。
国中の冒険者やギルドに注目される中、超高難度クエストへ挑むが――あまりにも惨めな結果となり、取り返しのつかない失態を晒してしまう。
「な、なんでだよ……!? 俺たちのレベルはもう十分なはず……!」
ゲイツが「まさか」と思った時には、もう遅い。
そんな中で、大賢者ヘルミナはゲイツに言い放つ。
「おい……話が違うではないか。我はシュリオに会うためお主らの仲間になったのだぞ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 20:05:00
31480文字
会話率:42%
国内で権勢を誇るハリス侯爵の一人娘であり後継ぎであるアビゲイルに一目惚れされた伯爵令息のダニエルは彼女の望みのままに婚約をした。アビゲイルは大きな目が可愛らしい無邪気な令嬢だ。ダニエルにとっては家格が上になる婿入りに周囲の人間からは羨望さ
れる。そして盛大な二人の披露宴の夜、寝台の上でダニエルはアビゲイルに向かって、別の女性の名前を呼んでしまう。その晩は寝室を追い出され、翌日侯爵に呼び出されたダニエルはその失態の為に離縁を告げられる。侯爵邸を後にするダニエルの真意とは。
※このお話はアルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 17:42:51
11717文字
会話率:28%
「…王都からこんな遠くまで来てくれたところすまね、申し訳ないが、お、私には婚約者は必要ないんだ。あなたも望んだ婚約じゃねえ…ではないだろう。だからどうか、こんにゃ、婚約破棄をし―」
「―はっ、僕に婚約破棄だと?こんな何にもない土地に、わ、ざ
、わ、ざ、出向いてやったこの僕に?随分と笑わせてくれるじゃないか、えっ?」
「え、いや、あのっ、えっ???」
(き、聞いてたキャラと違えーー!それにこの声…!)
「あ…しまっ」
(やってしまった…僕としたことが、人生最大の失態――)
これは、ツンデレで腹黒な令嬢(?)と辺境伯のポンコツ令息(?)のドタバタ学園ラブコメディ…?
ちなみに婚約破棄はしない
王道の悪役令嬢溺愛パターン!じゃないよ!ざまぁもないよ!ていうか普通に令嬢(?)の性格が捻じ曲がってるツンデレだし、徐々にヤンデレだと思うし、最早令嬢じゃないよ!…勘のいいガキは嫌いだよ!悪役令嬢ものの皮を被った別の何かだよ!作者が読みたかっただけだよ!1話は蛇足的なものかも…読まなくてもまぁ…いいよ!誤字脱字は許してよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 20:14:42
10198文字
会話率:27%
取り返しのつかない大失態をやらかしてしまい、居場所を失ってしまった男、淡口竜哉。
異世界転移してしまった彼は、素材収集に赴いたダンジョンで不思議な少女と出会う。
Uber Eatsのような荷を背負い、Uber Eatsのようなミニバイクを駆
る、異世界Uber Eatsにしか見えない少女は、突飛なことを言いだすのだ。
「トラックを作ってくれ」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 21:12:46
121376文字
会話率:39%
過ちを犯すのは仕方がない。だけど、学んで学んで学んで学んで。
そうできるのなら、過ちは自分を許してくれるのかな。
私が彼に犯した失態も、学んだ先にある自分も、どちらも許されているのだろうか。
最終更新:2022-05-29 10:34:12
2059文字
会話率:18%
私が大学三年になる年、確信をもった事がある。私の後輩はタイムリープしている!
二個下の後輩、砂上 夢見 (さじょう ゆめみ)はまるで未来を見たように私の失態や苦汁を舐めるような選択の場に必ず顔をだす。
これは未来を知っているとしか考えようが
ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 12:14:15
896文字
会話率:0%
ジュエルバーン家の令嬢フレイアは、幼い頃から政略結婚の駒として育てられていた。
彼女の容姿はそこそこ、そのうえ無愛想だったので、周囲からは『鉄仮面』と陰口を叩かれ妬まれていた。
そのため唯一の友達は、同じ令嬢のアイシスのみ。
この世界では
、成婚の儀において、新婦が作った『メラ・ゾーマス』というマズいスープを黙って飲み干すという風習があった。
アイシスはフレイアに、その風習を無事終えるためにと、味覚が鈍くなる薬を渡す。
フレイアはその薬を飲んで成婚の儀に臨むのだが、スープをひと口飲んだ瞬間、あまりのマズさに絶叫とともに床にぶちまけてしまう。
大勢の参列者の前で、大失態をさらしてしまうフレイア。
かわりに乱入したアイシスが、スープを飲み干す。
その飲みっぷりに参列者は感心。
ロキ王子にも気に入られ、王子はアイシスとの結婚を望む。
王子から婚約破棄を言い渡されてしまったフレイアは、若くして人生の目標を失ってしまう。
しかも親子の縁を切られ、身寄りのなくなったフレイアは聖女となり、世界を統べる神のオーディンと婚約。
つつましく暮らしていたのだが、ある日、庭で死にかけになっている仔犬を見つける。
聖女の癒しの力を使えば助けられるが、癒しの力は獣に使ってはならない決まりになっていた。
しかしフレイアはその禁忌を破り、仔犬に癒しの力を使ってしまう。
助けた仔犬ととささやかながらも、幸せな日々を送るフレイア。
しかし仔犬に癒やしを使ったことがバレてしまい、フレイアは仔犬ともども処罰されることとなってしまう。
「自らの手で、その犬を殺すのです。そうすれば、あなたの罪は赦されるでしょう」
仕える神のオーディンからそう命じられ、フレイアは成長した犬に聖剣を振りかざす。
しかしフレイアの剣は、犬を繋ぐ鎖を断ち切っていた。
「逃げて! 誰の手も届かない、遠くまで! そして、わたしのぶんまで生きて!」
「や~だね」
なんとフレイアが育てた犬は、邪獣と呼ばれる『フェンリル』だった。
人の姿をなしたフェンリルは、フレイアを抱いて逃げ出す。
仔犬の頃から育ててきたフェンリルは、フレイアを溺愛。
またフレイアもフェンリルと出会ったことで、この世界がメシマズであることを知る。
フレイアはフェンリルに愛されつつ、美味しいごはんを知らしめるための『フード馬車』を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 23:07:39
25344文字
会話率:32%
西暦25XX年、人類は正体不明の巨大生物『怪獣』の脅威に晒されていた。
人類はその脅威に立ち向かうべく、人型兵器『アルバトロス』を開発。
適性ある年若い少女達を、パイロットとして戦場に送り出す。
高速機動、敵の攻撃による激しい振
動や、時に長時間の任務を強いられる彼女達は、
顔を赤らめながら、腰の排尿タンクを満たしていく。
そんな中、どんな任務でも排尿タンクをつけず、だが決してパイロットスーツを濡らしたことのない、一人の女性がいた。
これは、そんな『鋼の膀胱』を持つエースパイロット、ブリジット・フラウディーナを襲う、悲劇の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 10:11:46
14148文字
会話率:27%
王家主催の場で失態を犯したレイチェル。
彼女を見初めたのは、妃なんて誰でもいいと考えていたフェリックス王子だった。
流されるままのレイチェルと用意周到なフェリックス王子の物語。
キーワード:
最終更新:2022-02-26 15:23:33
7605文字
会話率:61%
1991年6月5日、その日はイギリスダービーの当日である。競馬場の近くにある小さな喫茶店では、ひとりの青年が人生に踏み迷い、途方に暮れていた……。彼はギャンブルでかさんだ借金を返済しようと、職場で窃盗を働き、それが上司に見つかったために解
雇は目前である。そして、その失態を知った妻からは離縁を叩きつけられていた。まさに人生の崖っぷちにある彼の前に、かつての恩師が現れる。このアシェッド教授は、精神に破綻をきたし自殺まで仄めかす青年を、独特の語り口で救おうとする。これまでにも、多くの苦労人の人生をその手腕で救ってきたと伝説的に語られるこの老教授は、ダービーのお祭り騒ぎの最中にあって、苦悩する青年を見事に立ち直らせることはできるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 10:43:39
33223文字
会話率:67%
獣人系乙女ゲームの悪役令嬢に転生した主人公、王子と婚約すれば婚約破棄のあとに破滅が待っている。破滅を回避しようとしていたが、自分の失態で王子に気に入られて、婚約者になってしまった。ヒロイン、婚約破棄を気にしながらも、優しい王子が気になってい
く。
アルファポリスで書いていたものの手直しです。
本編は完結しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 20:05:44
111323文字
会話率:48%
人気配信者として活動をしていた桐生院ガイヤ。
とある神の失態により、心臓発作で亡くなり、異世界への転生の機会を得る。
※異世界を堪能しながらのバトルが少しあります。
最終更新:2021-12-27 22:57:40
1198文字
会話率:24%
新米巫女、七穂(ななほ)は失態を冒した。
封印された百鬼夜行絵巻から、全ての妖怪を解き放ってしまったのだ。
新米巫女だけあって、レベルは1。
自分の失敗は、自分で解決せよと、七穂に全ての妖怪の、再封印を完了するまで返ってくるな
と、神社から追い出された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 02:56:53
340文字
会話率:0%
「妖精が飛べなくて泣いている」
「跳べない私に価値なんてない」
春川美嘉はとあるバレエの国際コンクールの出演者。だけどその大舞台で美嘉は大失態を演じてしまう。呆然として階段から落ちた彼女を受け止めたのは―――異世界の騎士・ロイクだった。
ロイクは美嘉を際限なく甘やかす。
でも美嘉の世界はバレエだけ。
自分に価値を見出だせなくなった美嘉を救うのは、「ただ傍にいて欲しい」というロイクの、優しくて、甘くて、そして情熱的な想いだった。
2020.12.23.
※改稿完了しました。そのため栞機能が前後することがございます。
※他サイトでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 07:00:00
167848文字
会話率:31%
ぴかぴかになった黒板で二学期が始まったけれど、ぼくは失態つづき。だけど、そんな裏には黒板の秘密があって――。
*サイト「即興小説トレーニング」で書いたのを調えたものです。
最終更新:2021-10-26 22:38:35
1972文字
会話率:37%
悪徳王子エルリックに雇われて、無謀なダンジョン攻略に付き合っていた医術士見習いのアルル。
でも、ダンジョンの31階層の主である火竜にやられて攻略隊は全滅寸前。ダンジョンから逃げ帰ることにした王子と王宮魔術師のセレーナに見捨てられ、ダンジョン
内に置き去りにされる攻略隊。
攻略隊はなんとか火竜を撃退するも、アルルを残して全滅。
アイテムなし。
戦闘力なし。
仲間なし。
おまけに、生き残っていることを知られたら、自分の惨めな失態を隠したい悪徳王子から命まで狙われる危険性あり。
そんな最悪の状況から始まるダンジョン生活。
アルルはいつの間にか獲得していた自分の能力、《炎熱耐性(手)》と《毒耐性(手)》を駆使して生き残り、新たな能力も獲得して、女騎士さん、魔物の子供、王女(聖女?)なんかと出会って仲間にしながら、ダンジョンの攻略記録の更新を目指す。
電撃を受けたら《電撃耐性(手)》、魔法を食らえば《魔法耐性(手)》、というアルルの手のわけのわからない能力が、やがて最強の能力になっていく?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 20:47:52
247904文字
会話率:36%
天涯孤独の陽菜乃は交通事故で死亡し異世界にアデリーネとして生まれ変わる。
彼女は領主でシェファルツ王国の宰相の娘エルメンガルド、通称エルゥ付きのメイドとして魔法師の彼女の修行に付添う。
エルゥはそこで出会った剣聖ダユーに才能を見込まれ剣聖候
補として冬の間だけ剣術修行をしていた。
隣国アルトワ・ルカスは聖女を中心に色付き聖女と謂われる鬱金、茜、露草、常盤、すみれの聖女が国政を司る国だった。
ダユーの生まれ故郷でもあるアルトワ・ルカスで聖女達を警護する警護隊士達の選抜会が行われることになり、審査員として招待されたダユーにエルゥは弟子として随行するこになる。
そこで当事者には秘密のお見合いがセッティングされていることをアデリーネは知らされる。
お相手は聖女の一人息子オディロンであった。
聖女の補佐として白磁、白百合、烏羽、濡羽の白黒二対の聖女がいるが、特に白磁は聖女を崇拝するあまりに行き過ぎる行為があった。
オディロンもその被害者で、母の聖女と不仲で家を出て地方で教師をしながら魔法生物を研究していた彼を、白磁は無理矢理聖都に連れ帰る。隙を見て逃げ出した彼は子供の頃から付き合いのある鬱金の聖女の下に逃げ込む。
心ならずも白磁は鬱金にオディロンをお見合いの席に出席させるように頼まねばならなかった。
お見合いであることを知らずに出会った二人は順調に交際を進めている様に見えた。
そうした中でアデリーネは自分の記録者としての使命を自覚する。
聖女はこの機会に不仲な息子との仲を改善しようとするが、オディロンは自分が男色家で結婚も聖女の血を残すことは出来ないと告白すると聖女の怒りが爆発、彼を幽閉する様に白磁に命じる。
それを知った鬱金は聖女を問い詰め場所を探り出す。
彼が幽閉されたのは絶海の孤島、凶悪犯しか収監されないケルク・ジュール監獄だった。そこは刑期5000年の宣告を受けたシードル・タラセンコの為に作られた監獄だった。
聖女の失態を隠す為、エルゥが極秘裏に救出を依頼され、首尾よくオディロンを救出、恋人のパトリスと共に逃がす。
そして白磁によって解放されたシードル・タラセンコと対決し倒すことに成功する。その間記録者として髪飾りに封じられたアデリーネは卒倒しながらも全て見聞きすることになった。
無事に帰ったアデリーネは後の顛末を知り、自身の記録者としての使命を再確認する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 16:02:39
80593文字
会話率:47%
いつも避けてきたのに。
油断から生じた失態により、いつもの電車は地獄列車と化する。
聞こえるのは大嫌いな彼の鼻息。
動き出しそうな隣の人。
お願いしますーー私を彼から守って!
これは、移動手段でしかなかった電車内で起こった
……地獄の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 19:21:50
3893文字
会話率:6%