遺伝子操作で生まれた子供達。彼らには所謂、念動力などの力があった。実験体の多くは力を使うたび脳が損傷し、死んでいった。しかし、その力を自在に使いこなせるアルテミス、タカシ、リクトの3人の子供が生き残った。彼らは、人間達との共存など始めから諦
め、早々に人間に見切りをつけていた。そして、人間達は自分で滅ぶ道を突き進んでいた。
地球合衆国と火星連邦は一応の休戦状態だが、地球合衆国大統領は、火星殲滅を目論んでいた。そんな時テロリストが地球に核テロを実行した。火星に罪を擦り付け、火星への核攻撃に踏み切る合衆国。
人類の支配を目論むアルテミス達。太陽系の大富豪ハッデンの協力を得て、地球合衆国への攻撃を始める。ハッデンと彼が作り出した自意識を持つコンピュータ、オリオンによって合衆国、火星よりも進んだ科学技術を手に入れたアルテミス。彼らの戦艦テティスの前に合衆国軍数千隻の艦隊もガラクタのように破壊されてゆく。
合衆国を乗取ったアルテミスは、合衆国の政治形態はそのままに、大統領よりも上位の支配者として君臨した。
手を触れずに脳を破壊する事も出来る彼女は、官僚達から怖れられる必要も、尊敬される必要もない。
逆らう者を躊躇なく殺し、没収した超富裕層の財産を人類へ配分、言論の自由の保証を宣言した。彼女を認めない人々の中にも、固定してしまった格差、単なる金銭回収装置と化した政府への不満から、アルテミスを讃える者も出始める。
しかし、木星には合衆国軍艦隊が生き残っていた。
ハッデンとオリオンが作り上げたロボット、ヘレナに地球を任せ、木星に向かうアルテミス。木星の合衆国軍は、新しい強力な兵器を完成させていたがテティスの前に木星艦隊も撃破されてしまう。小惑星帯にいる地球を核攻撃したテロリストを捉え、地球の司法に委ねるアルテミス。こうして彼女の太陽系支配は完了した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 12:33:26
43495文字
会話率:4%
【小説投稿サイト・アルファポリス先行公開中・第3回ライト文芸大賞コンテスト参加中】
神の領域と言われた遺伝子操作技術を手に入れてしまった主人公は難病に苦しむ愛する子供たちを救うべく、遺伝子治療を行った。
そして、成功したことで世界に公表をす
る。
すべての病に苦しむ人を助けたくて。
『神の領域』として禁じられた技術、『遺伝子書換』『遺伝子改造』その技術を使えば全ての病を克服することが出来る。
しかし、それを阻む勢力がいた・・・・・・。
近未来、必ずやってくるであろう遺伝子治療の世界。
助からなかった病が助かるようになる。
その時あなたは、その治療法を『神の領域』と言いますか?
あなたの大切な家族、恋人が助かる時に『倫理』と言う言葉を使って否定しますか?
これは『神の領域』に踏み込んだ世界の近未来物語です。
きっとあなたも、選択の時が来る。少しだけ本気で考えてみませんか?
人間が今の人間であり続ける理由は、どこにあります?
科学が進めばもうすぐ、いや、現在進行形で目前まで来ている遺伝子改造技術、使わない理由はなんですか?
♦♦♦
特定の病名は避けさせていただきます。
決して難しい話ではないと思います。
また、時節を入れた物語ですが、フィクションです。
病名・国名・人名、すべて架空の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 12:00:00
54070文字
会話率:32%
発端はアジアの某超大国のもった遺伝子操作技術だった。
倫理や道徳心のない悪魔のような技術だったが、その技術に惹かれた各国は潜入捜査官、スパイ、潜入工作員、様々な汚い手でその技術を得ようとした。
その結果、とあるバイオテクノロジー系の多国
籍企業にその技術が漏れ、危険な動物が誕生してしまう。
その生物のあまりの破壊力と強さに人類は押し負け、ついに核戦争を引き起こしてしまったのだった。
そうして歳月は流れ、そんな生物兵器ーー通称MTA対人類の壮絶なる戦いが起こるのだった。
そして、人類がわずかな光を集めて作った希望のかけらそれがウニ型のMTAノナだった。
こうして始まるウニVSインド人の近未来SFバトルストーリー!
あなたはウニ派か、インド派か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 19:06:27
65487文字
会話率:40%
未来。遺伝子操作によって人間の生活は大きく変わった。というお話です。
この作品はわたしのブログ(https://ameblo.jp/zanjitsu)にも掲載しています。
最終更新:2020-05-20 15:38:38
328文字
会話率:10%
人口が管理され、人間は「生産」されるようになった未来。ヒトは二種類存在する。
人間とシュプリオン。
労働力として生産されるシュプリオンとは、遺伝子操作によって自我を奪われ、働かされ、廃棄される、パッケージ化された新しいヒトだった。
労
働階級であるジョルジュ、ロバート、ダクタリの三人は同じ住居を共有する同居人。ある日、シュプリオンを人形の玩具と言って憚らないダクタリが家に持ち帰ったのは持ち主不明の少女体のシュプリオンだった。
まだ動くものを廃棄するのは勿体無い。そんな消極的理由で少女を一時的に家に置いた三人だったが、その少女は間違いなくシュプリオンであるにも関わらずまるで自我があるかのように振る舞い、三人を驚かせる。
少女の行動に戸惑う三人は、けれどまるでその先を予想できなかった。
少女との出会いが、三人の生きる「世界」を揺るがしていく。
学生時代に書いた短編を分割して投稿します。完結済み、短め。
某SF短編賞にあっさり落ちたので供養。
カクヨムとの並行掲載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-07 06:59:25
16866文字
会話率:19%
古くから時代の陰で暗躍してきた【魔術師】の組織に所属しているユツキは、組織の命令により遺伝子操作を受けた優秀な高校生達を始末するため、ある私立高校に編入する。
けれど、メインターゲットである長井 ミコトと関わっているうちに、組織の命令に疑問
を覚えて始め、彼女を守るために組織を裏切ることを決意する。
これは、遺伝子操作を受け、唯一の二種の魔術を扱える魔術師であるユツキによる反逆と成長の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-04 23:00:00
95069文字
会話率:50%
このお話は地球と似てるけど文明が進んでいる惑星で14歳の少女が家族を救う為にとあるテーマパークで奮闘する話にする予定です。
主人公の成長具合によっては作者も想像がつかない展開になるかも。
そのテーマパークは未完成な遺伝子操作技術で太古の恐竜
の遺伝子と補うように補填した機械が融合した機械龍がメインのテーマパークです。
主人公は14歳
赤髪のショートのボーイッシュ、元気な感じの女の子です。口が悪い。
弟は金髪天パのメガネっ子で12歳
父は茶髪天パのメガネ太っちょ 35歳
母はストロベリーブロンド 美人 36歳折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 12:00:00
1501文字
会話率:42%
「私」は大学に勤める物理学者で熱核融合の研究をしている。ある日交際相手のアンナから妊娠の報告を受ける。「私」は妊娠の知らせに喜ぶ反面、以前から付き合っている東花に対する不義に罪の意識を抱いていた。「私」は罪悪感を抱きながら、ロサンゼルスにあ
るアンナの実家へ挨拶に向かった。飛行機の中で「私」は未来を生きる「私の孫」から使わされたと言う女性に出会う。彼女は「孫」が作り出した装置によって、未来の情報を埋め込まれた受精卵の状態で過去に転送され、この時代で育ち今に至ったという。そして「私」に「孫」からの手紙を託した。「孫」からの手紙にはこれから人類が辿るカタストロフィックな未来と、彼自身が犯した罪、そして未来を変えるための願いが書き記してあった。
手紙の内容は以下のようなものだった。「孫」は約四十年後の2060年に生まれた。その頃世界は三つの連邦のパワーバランスによって成り立っていた。「孫」はその中の一つ、日本と北米を含む太平洋連邦に生まれ、父と母と妹と四人で幸せな日々を送っていた。父は次世代型人工知能の研究者で、財政破綻寸前の日本を人工知能の力で再建し巨万の富を築いた企業の社長でもあった。母は国際政治の研究者で、連邦間のパワーバランスの上にある不安定な平和を危惧し世界政府の樹立を目指す活動家でもあった。「孫」の幸せは、この母と妹の突然の死により崩れ去る。母は連邦間の陰謀を知り、妹とともに拷問の末、殺される。「孫」とその父は真実を知って世を憎み、非倫理的な研究に手を染め始める。父は特異点を超えた人工知能の開発に従事し、完成させながらも精神錯乱に陥り失踪する。「孫」は母が目指した理想を知ろうと努めるが、憎しみに負け、母の理想を受け継ぐことを諦める。そして欲深い人の本質を改変するため、父の開発した人工知能の叡智を利用し、遺伝子操作された異人を生み出した。しかし異人の研究は失敗し、「孫」は全てに絶望する。そんな中、「孫」とその父により生み出された技術によって、遠くない未来に世界が終わる事を知る。それは動かしようのない未来だった。「孫」は自身の罪と、それが生み出した結果を過去に伝え、希望を過去へと繋げる道を選ぶ。しかしそれらを過去に伝えるためには、転送する小さな命と同じ構造をもつ人を代償にせねばならなかった。「孫」は豊かさと力と善良な精神が受け継がれる世界を信じてその命を捧げた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 13:22:40
21778文字
会話率:58%
22世紀初頭、人類は遺伝子操作で病気にならない体になった。風邪も引かないし、死に至るような病にもかからない。その代わりにいままで見たことも聞いたこともないような奇病がごく稀に発症することがあったんだ。それは映画やコミックにでてくるヒーローの
ような超人的能力みたいな症状だったりもしたけれど、代償があったり、人生が変わってしまったりしなかったりといろいろだ。
紹介が遅れたね。僕はコブロフスキー。そんな奇病の研究をしている医者だ。みんなは僕のことをDr.コブと呼ぶ。
この話は僕のもとに訪れた人々のカルテとその人々の人生の一部を記録しまとめたものだ。
素人でもわかりやすいようになるべく難しい言葉はなしにしてるから気軽に読んで楽しんでほしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-27 12:00:33
8397文字
会話率:71%
2023年日本人を中心とした地球環境保護組織earth vaccine project通称(evp)による地球のワクチンと呼ばれる環境保護施設を発表するというevpによる発表が世間を騒がせていた。
ところがそれは、地球の害である人間を滅ぼ
すという恐ろしい計画であった。木やきのこなどの植物を遺伝子操作し、人間にだけ毒であるohp毒と呼ばれる人の体についただけで体を溶かしてしまうという毒を含ませた植物を完成させた。もちろんその毒は、新たな種にも遺伝により含まれている。その計画は、それを利用し人を滅ぼそうとしていた。さらにその植物は、人を養分にして育つため土がない都会でもどんどん芽を生やしそれらの植物で滅ぼすというものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 14:52:11
14426文字
会話率:55%
都市は惰性で生き続けている。
その主が変わっても自分達は変わることなく。
自動化された都市は動きつづける。
ある日、僕は真実を知った。
最終更新:2019-12-07 21:40:32
2470文字
会話率:8%
21世紀末、9月4日。
人間‐ホモ・サピエンス‐は進化した。
生物工学による遺伝子操作・移植による進化
新人類・優れた人間‐オプティマス・サピエンス‐
サイボーグ工学による有機的機関と非有機的機関を組み合わせたことによる進化
新人類・新
しい人間‐ノウム・サピエンス‐
非有機的生命工学によって生み出された進化
電子生命体‐℟uNa‐ルナ
これは罪なのかもしれない。
人間‐サピエンス‐は生態系の頂点ではなくなってしまった。
自分たちの生み出した進化の先、非有機的生命工学によって生み出された電子生命体‐℟uNa‐ルナにより管理され、増え過ぎない様に駆除・駆逐される様になった。
自由は奪われ、最低限の栄養で生かされた。様々な実験体になったり、エネルギーを生み出す為の動力、歯車の一部となった。人間が他の生物にしてきた事と同じ様に。その順番が自分達にも廻ってきたのだ。
何の為に生きているんだろう?
そんな事を考えても意味はない。そんなもの最初からありはしないのだから。
???『ウギャギャギャッ』
目の前が発光し、大きな音がした。目を開けると管理機械兵が火を噴いて倒れていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-15 17:19:04
6960文字
会話率:48%
これはもしもの未来。
20XX年。人間に能力が目覚め、知能が発達し、そして技術が発展した。
遺伝子操作技術により人類よりも長く生きられる存在、獣人を生み出し瞬く間に増えていき、今では全世界に広がっていった。しかし、人間と獣人との領域争いで戦
争が勃発してしまった。その戦争で遺伝子操作技術を悪用して生み出された存在、悪魔獣[デ・ビースト]が現れた。終戦後はその存在のせいで平和とは言いがたく地域によっては大きな災害がもたらされた。
この物語の主人公であるリクと仲間たちは力なきものを助けるべく日々現れる悪魔獣を討伐するお話。
この作品はPixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 20:37:18
4868文字
会話率:53%
3045年地球は緑に帰った。
先の戦争により汚染された星に生きる為に人類は科学を捨てた。
遺伝子操作により生まれた怪物、通称モンスターが蔓延る星で生き抜かんとする人々の出会いと死の物語。
最終更新:2019-10-03 18:58:08
2030文字
会話率:12%
ある国で、卵細胞への遺伝子操作……デザイナーベイビーの誕生が合法化された。
様々な思惑が飛び交う中、しかし人々は、自らの踏み固めた道が人類をより良きものにすると信じていた。愛する子に明るい未来を、人と地球に明るい未来をもたらすのだと。
善き人々が作り上げた先にあったものは――――
0時より投稿し、その後一時間毎に更新。
全十六話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 15:00:00
23911文字
会話率:11%
“血族”第三弾。裕福な家庭で才色兼備と言われて育ったブラッドは“直感能力”という第六感に長けた特種能力を持っていた。彼は父マドックが遺した手紙に記された警告をその能力によって開封前から察するが、警告された少年レッドに遭遇してしまう。彼は全く
同じ姿形で“三感同時始動能力”(見る・判断する・動く)を同時にできる特種能力を持っており、それには隠れた理由があった。双子の彼らを表と裏の世界に分けた人物がいたのだ。やがてマドック殺害の真相も浮かび上がる。憎悪、殺意、復讐が渦巻くこの歪な争いは呪われた血族の証しなのか?――そして最後に残るのは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 15:43:58
64875文字
会話率:44%
闘病中の妻を車椅子に乗せて近所の花火大会へ行ったはいいが、巻き込まれた大惨事。
*この短編は遥彼方さまご主催の「夏祭りと君」企画参加作品です。
最終更新:2019-07-22 09:49:45
4583文字
会話率:25%
HSS(Homo-sapiens Sonic Sprint)は倫理的解放を受けた5kmの短距離走である。
機械化、遺伝子操作、生体移植、薬物強化等のあらゆるドーピングが許され、ルールは体長が2.5mを超えないこと、四肢を有すること、地面を駆
けること等の人間的性質を備えた人間的手段に依っていることに限られる。
優勝者に与えられる景品はDNA提供者百万人の命。
僕の幼馴染みはそのDNA提供者に選ばれてしまった。だから、僕たちが勝たなければ彼女は新人類に食われることになる。
僕は走って欲しいと彼に言い、彼は卑屈に笑いながら立ち上がった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-02 22:49:33
11604文字
会話率:25%
遺伝子操作で生まれた巨大猫、猫さんの復讐なのでしょうか。
最終更新:2019-06-08 20:14:37
5052文字
会話率:25%
あらすじ
2058年。地球に変革が起こった。
事の始まりは、日本のとある病院。その病院で、黒髪黒眼である両親から、赤髪白眼の子供が生まれた。
遺伝子操作もしていない筈なのにだ。そしてなによりも、その子供は––全身が炎に包まれて産
まれてきたのだ。
それを見て慌てた病院の医師と両親だったが、その炎は熱くなかった。燃えている筈なのに、火傷しなかったのだ。
異変は、そこで起こった。突然その子供からとてつもなく熱を持たない大きな火柱が立ち上り、世界に向かって散っていった。
――そうして、"異能力"は人に植え付けられた。
それから42年が経ち2100年。この世に生きる人々は皆、異能力を保持していた。
そこで、悲劇は起こった。産まれたのだ。産まれてしまったのだ。能力を保持していない少女が。
それから15年が経った。能力を保持していない少女は生きていた。
日常的に親に虐待され、学校に行けば虐められながらも、生きていた。
ついに限界に達してしまった少女は––両親を、殺した。
そうして少女は、"異能力"に目覚めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-08 18:00:00
12627文字
会話率:26%