「僕は――勇者になんてなりたくなかった」
ヘタレで泣き虫で夢見がちな僕は、放課後の屋上で人を待っていた。告白するつもりだった。相手は高嶺の花で、対して僕は何にも取り柄がなく、それどころかいじめを受けている。
嫌なことが多すぎた。だから今日で
最後だ。
告白して、この世界にさよならを告げる。
そのつもりだったのに、自殺は失敗、告白も失敗、気づけば異世界に召喚されてしまう。
これはヘタレで泣き虫で夢見がちで、それでいて少し勇者な僕の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-04 08:44:25
997文字
会話率:7%
「勇者だって、逃げてもいいじゃない」
魔王を封印した後、なんやかんやあって姿をくらました召喚勇者の風太郎は、人生で初めて飲んだ酒の魅力にどっぷりはまり、それはもう自堕落な生活を送っていたそうな。
辛い現実から逃げるがごとく、毎夜毎夜酒びたり
。
逃げちゃだめだ、逃げちゃだめ、逃げれば逃げ癖がつくのだと人は言うかもしれない。
だがな、そんな説教をしてくるやつはな、この小説を読まなくていい!
困難があっても最後まで諦めなかった英雄の物語が読みたいなら、今すぐ立ち去ってくれ。
この物語の主人公は、そんな英雄ではない。
どうしようもなく愚かで、間違いだらけで、善から悪にすぐ流されて、醜くて、弱くて、繊細な人間だ。
きっと、貴方は幻滅する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 22:26:51
4746文字
会話率:16%
大商人とは言えないが程々に規模のある商家の息子カルア。
店の手伝いとして近隣の村々を行商し、立ち寄った先で気に入ったガラクタ(骨董品)を集めては物思いにふける日々を過ごす。
そんな決まりきった日々の作業をこなしている中、ひょんなことから王宮
へと呼び出される。
行商をしていたはずなのに御前試合に出場し、はたまた死者として扱われ、果てには王宮から追われる羽目に。
鍵となるものは一つのペンダント。
いにしえというほど古くはない時を超えてもたらされた過去の産物。
たくさんの想いが奏でる複雑な旋律は、彼に何を与え何を奪うのか。
―――――――――――
世界の始まり
そこには光と闇しかなかった
光と闇は混じりあい様々なものを生み出した
時間、生命、物質
生命の中で知恵ある者は
光を「神」とし
闇を「魔」とした
そしてこの二つを総じて「人」と呼称した
また己らを神と魔の間の人種と位置づけ
「人間」と呼ぶようにした
神は人間を導き与え
魔は人間に従い奪う
魔は人間の行いをその身の内で感じ
導きに相い応えるかを審らかに判じ
心適わずとき神が与えしものを徴す
神の紋をその身に宿し者
大いなる闇の加護のもと
太陽と大地の化身を従え
命を育くむ溟海とならん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-23 18:06:03
159672文字
会話率:48%
何かから逃げたいことなんて誰にでもある。
逃げたいあまり、どこか遠くに行きたくなる。誰も知っている人がいないところへ
逃げることが悪い事なのではない。
大事なのは、誰かが、逃げてもいいんだよ、と伝えてあげること。
これは、その気持ちを届
けるお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 22:32:04
9269文字
会話率:48%
高校に入学して入った部活。3年間やり続ける! そう思って入ったのに楽しいことよりも辛いことが多い日々。
気づくと部活内に居場所がどこにもなかった。苦しいな。そんな思いが積もっていく。
だから、部活、やめました。
逃げてもいいよっていうお話
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-23 19:07:04
5498文字
会話率:19%
世の中クッソつまんねぇと思ってる。
正直、このまま大人になってあくせく働いてつまんねぇ女と結婚してウルセーガキを育てて…なんて未来がチラホラ現実になりそうな現状に反吐がでる。
そんな考えの厨ニ病が捨てきれない高校生タケルが、女神様のミスで
死亡。
ごねて異世界転移と言うか異世界にいままでのままの姿と、チート能力、レベルMAXな状態で転生。
だけど、現実はそう甘くなく転生早々勇者と歓迎された王には影でコッソリ無能扱いされ、近づいてきた令嬢にも馬鹿にされ裏切られ罵られる。
農村に逃げてもその能力ゆえに引かれ最悪な異世界ライフが待っていた。
あぁ…世の中クッソつまんねぇな。
※ご注意ください。主人公の性格が終始最悪です。
特に女性に対しての考えがもはやキチガイレベルです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-13 14:03:05
10598文字
会話率:19%
オレたちは襲われた。
ヤツは得体の知れない男だ。
一人、二人、三人。森の中で次々と人が殺されていく。
無敵の力を手に入れたオレも、逃げる事しかできなくて。
だがいくら逃げても、逃げても、ヤツはどこまでも追ってくる。
……
そう。どこまでも、追ってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-13 00:17:38
17610文字
会話率:38%
sf短編。地球から逃げても、自分の脳にはたしかに地球がある。
最終更新:2018-07-08 10:07:44
470文字
会話率:25%
死にたがり屋の美女・来栖赤音は、死にたいと思った。しかし今は、死にたくないーー…殺されたくないーー…!
それは、悪夢。逃げても逃げても、逃げ切れない悪夢。
地元のように見えて地元ではないそこには、死体が動き回っていた。喰らおうとする死体から
、助けてくれたのは異形な姿の男。しかし、彼女が死にたがり屋だと知るや否や「勝手に死ね」と冷たく告げて置き去りにした。食い殺されたくないと生き延びようとするがーー……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 11:44:14
45198文字
会話率:33%
終わりの見える恋なら、始めなかったでしょうか?
“私”がいくら逃げても、アナタは追い掛けて来る。
何度突き放しても、“私”を求めて離すことは決してなかった。
ねえ…もしもこの恋が、始めから終わることを知っていたなら…“私”はアナタを泣か
せずに済みましたか…?
【過去に自サイト(既に閉鎖)で掲載していた作品を大幅にリメイクして投稿させていただいております】
【R15設定で、人によっては不快・もしくは抵抗ある描写があるので、ご注意下さい】
※投稿後でも、通告なく一部小説編集してたりします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-25 21:20:48
535文字
会話率:22%
その日を何度繰り返しただろうか。
必ず最後は一二時に死神の少年に殺されて朝に戻る。
それの繰り返しだ。
一度目はコンビニで立ち読みした帰りに巨大な鎌で切り裂かれた。
二度目の時は混乱していた。
殺されたはずなのに、時間が巻き
戻っていることが信じられなかった。
悪い夢か幻覚を見たのだと思い込もうとしていた。
――だが違った。
そして結局、一度目と同じようにして殺されたのだ。
それからは同じことの繰り返しだ。
どこに逃げても死神は追ってきた。
家族や友人に助けを求めても、回避できない。
それどころか、犠牲者を増やすだけだった。
一日中部屋に閉じこもっても無駄だった。
必ず死神は現れる。
――部屋の中にも。夜の街にも。遠くの山にも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-17 22:56:03
586文字
会話率:0%
バイトからの帰り道、巨大台風の中に浮かぶ碧い光をみたしまったために輪廻に巻き込まれてしまった主人公。
逃げても逃げても因果は追いかけてくる。
「絶世の美人と出会えたって、こんな人生割に合わない!!!」
最終更新:2017-11-25 17:00:25
12343文字
会話率:12%
目が覚めたら、俺は暗闇の中で立っていた。足を踏み出しても、進んでいるのか分からない。自分が何処を向いているのかさえ、分からなくなりそうだ。
そこに突然襲ってくる、おぞましい「恐怖」という物体。逃げても逃げても、離れることはできない。そ
して足がもつれ転んだとき、頭がふっと軽くなる感覚がして……。
――思い出した。
今の状況である訳を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-19 01:18:31
3033文字
会話率:30%
夜、少年は逃げていた。逃げても逃げても追われていた。彼は勇者パーティの一員、暗殺者《アサシン》
無実の罪を着せられ追われているのであった。自分の無実を証明するために、今捕まる訳にはいかないのであった。
最終更新:2017-09-14 21:36:56
6902文字
会話率:48%
一人のニート少年。ただありきたりな人生を送っていた彼の何気ないフラグ…
「もう飽きたんだよ…あのありきたりな人生。」
「きっと逃げても怒らねーよ。俺らの世界の神様、傍観主義だからさ」
運命に抗うため『ありきたり』じゃなくなった、『二人』で『
一人』の主人公が物語を紡ぐ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-29 00:27:59
6664文字
会話率:47%
恋したあなたの好きな人は私の親友だった。親友の好きな人はあなた。私はただのお邪魔虫。…だったら逃げても良いでしょう?
逃げた先は夜の街。エンジョイ高校ライフを満喫中…のはずがどうしてこんなことに。
勘違い暴走の鈍感女子高生と、彼女を落とそう
と躍起になる人たちのドタバタ恋愛日記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-26 22:27:36
88989文字
会話率:39%
ひょんなことからバスケ部の皆守(みなかみ)先輩とお近づきになってしまった中川(なかがわ)紫穂(しほ)。関わりたくなかった。めんどくさい。逃げても引いても追いかけてくる皆守先輩。
紫穂の運命やいかに! 無気力ローテンション女子の巻き込まれ恋愛
物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-19 23:20:38
20333文字
会話率:56%
私は二年の延期を経て発売された超大作乙女ゲーム『救済の旅路』をプレイしていた。
開始してわずか7クリックで死んでしまう魔女に同情しているうちに意識がぼんやりして、気がついたら私が魔女に!?
何がなんだか分からないうちに兵士がやってきて私を斬
り殺して――
と思ったのに生きている。
あれ? さっき死んだよね私?
これって今どきはやりのタイムループとか死に戻りってやつ?
なんとか逃げても兵士たちはずっと追いかけてくるけど、モブとは思えない美青年に出会っちゃうし、ヒロインの攻略対象の四天とか呼ばれてる無敵のイケメンたちも出てきた!?
そんな波乱に満ちた異世界生活を過ごしているうちに、私は国を滅ぼす陰謀に巻き込まれていることに気が付いて――――
※分かり辛い部分や誤字などを時折改稿しています。
※感想、評価、ブックマークありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-21 01:39:32
84529文字
会話率:41%
静かな冷たい一室で目覚めたレイ
「ここは、どこ?」
メインキャラ
記憶を失った少女
レイチェル・ガードナー
バカな殺人鬼
アイザック
・フォスター
レイの主治医を名乗る男
ダニー
墓を日々作っている
エディ
断罪人と名乗る女看守
キャシー
神父だと名乗る謎の多き男
グレイ
サブキャラ
レイの前に生贄となった少女
リファ
レイの前に生贄となった女性
セラ
レイの飼い犬
ザックの父、母
レイの父、母
ここはどこ?
なんでこんなところに?
お父さんと、お母さんは?
とあるビルの最下層、B7で目を覚ましたレイは、出口を見つけるために、エレベーターで地上を目指す
そんなレイの前に立ち塞がるのは、色々な個性と感性を持ち合わせた殺人鬼たち
次々に襲いくる失われた記憶が、少女をゼツボウの中に突き落とす
逃げても、逃げても、逃げても、逃げても
逃げられない
このビルは、少女に幾度の試練をなげかける
「ねぇ、あのね。お願いがあるの」
「私を、、✖️✖️✖️」
少女、レイチェル・ガードナーは、全てを受け入れ無事に地上へと出る事ができるのか
物語の真実を知りたいのなら、おいで?
この深く愚かなる者達が繰りなす哀れな本に
あなたが、レイとなって読んでみるがいい
世界は、いつも不公平
わすれないで
世界は、いつも人を殺している
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これは、フリーホラーゲーム
殺戮の天使を自分なりにアレンジして小説にしたものです。
ゲームや、漫画と内容が異なる部分があります。
大丈夫な方だけご覧ください
また、中傷はご遠慮ください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-17 23:20:19
1274文字
会話率:20%
逃げても溺れるだけなら、せめて見えないふりをして
最終更新:2016-03-08 10:27:13
214文字
会話率:0%