恵民署、それは庶民達のための医療機関。
そこで産まれた少女、自尊心の高い蝴蝶は、病人への食事を提供する仕事に誇りを持って働いていた。
ある日突然、花精と名乗る眉目秀麗の青年が恵民署の主となり、珍妙な治療を開始する───。
時代は
今よりずっと昔、架空の王国を舞台とした医療系っぽいファンタジー。
!物語に登場する食事療法、治療はあくまで物語の上でのものです!
カクヨム様にて、同名で作品を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-20 08:37:12
36377文字
会話率:33%
「凛は、本当に優しいよな」
「誰にでも優しいわけじゃないよ?」
「病人には優しいっていうわけね」
「…」
平凡な主人公の源彰人と幼馴染で美少女の藤原凜。凜の想いを、彰人の鈍感力と凜の照れ隠しが邪魔をする。これは、彰人と凜がすれ違いながらも
、徐々に近づいていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-02 23:58:59
12624文字
会話率:69%
ハッピーエンドの恋物語は好きだけれど、実際はうまくいかない恋ばかりなように思います。
ではそんな叶わなかった恋に意味がないかというと、それはどうだろうかと。
形に残らないような、多くの人が忘れたような話を作れたらなと思っています。
かなり不定期に、短い話を投稿する形になるかなと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-06 14:44:33
7138文字
会話率:50%
それは、得体の知れない、なにか。
何処からともなくやってきて、
人を選び、人に寄生する。
宿主の体内で数を増やし、溢れんばかりになったとき、
器を壊さぬように繭となる。
その繭は、梨の果実を模すという。
実物と異なるのは、その大きさ。
まるで、膝を抱えた人一人を
すっぽり覆ってしまえそうな程の大きさ。
そして、放つ匂い。
ある種の虫媒花が放つ、選択的かつ、特異的な、
対象にとってのみ甘美なる芳香。
魅入られた者は、明らかに異様なそれに対する
警戒心を失うという。
代わりに植え付けられるは好奇心。
食してみたい、という欲望であるという。
そしてそれは、偶然必然を問わず、
繭を破られることによって、次へと移行する。
暴食者としての正体を顕し、
無数の黒点が群れ立つかのように、舞うという。
そして、事を為した後、
それは拡散するように、薄れ、
何処へと消えてゆくのだという。
誰が言ったか。そんな、話があると云う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-31 16:53:42
5438文字
会話率:9%
屋上から飛び降りようとしていたとある病人。そこに死神が現れる。その目的とは?
この作品は「たっつー」という名前でnoteにも掲載しています。ぜひそちらも覗いてください。
最終更新:2020-07-09 04:22:04
1437文字
会話率:0%
天賦の才を持ちながらも生まれつき虚弱体質の剣士、宗次郎。彼は自由に剣を振るうための身体を欲し、どんな病も治すと言われる伝説の泉を求めて大陸へと足を踏み入れた。これは、そんな病弱剣士と志を同じくした怪我人病人達の、どんどん大げさになっていく冒
険のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 03:33:26
32102文字
会話率:33%
地軸が転倒した大災害から半世紀。
災害後生まれの「ぼく」は、病人を救うために山の上に住む仙人から薬をもらってくるようにと言いつかり、お使いをすることになった。
……仙人なんて、実在するの? このひっくり返った地球に?
2010年に同人誌と
して発行した『殺人ビーンズへの反撃』に収録されていた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 00:00:00
8083文字
会話率:52%
第四次戦争。それは100年も続いた第三次戦争の後、やっと安定した暮らしをおくれるようになった矢先に起きた大戦争。といっても第三次戦争と違いこれは1年もせずに終結した。圧勝とも言える戦争をした日本皇国はこの世界の実権を名実ともに握ったのであっ
た。その50年後に事件は起きた。この国の寿命年齢が200歳を越えたのだ。本来ならめでたいことだかこの事に焦ったのはこの世界の管理人自称神様。自称神様はこの国に神罰を下すことを決定。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー~ーーーーーー~~ーー
この国では病がない、いや、医療の発達により、病なんてかすり傷のようなものとなったのだ。ただそんな彼らを襲ったのは「奇病」と言われるようになった病気であったこの病気にかかるかどうか7歳でわかる。その年にこの病は発病する。あるものは泣いたら水晶が出る。あるものは笑うことしかできなくなった。あるものは心臓に花が咲いた。そう彼らは病人だ。この国の医療をもってしても彼らを治すことはできない。いや治す前に自分たちが死んでしまう。「奇病」にかかったものは周囲に病を蔓延させる。そしてこの病は様々な病気だ。コレナ、黒死病、赤痢菌、インフルエンザに肺炎等々。そして「奇病」によってかかった病は治すことはできない、今のところは…いやきっと一生無理であろう。彼らは病人だ。ただこの国にとってはただの殺処分の対象でしかなくなった。ただ彼らを殺すことは出来ない、なぜなら彼らが殺すことで約100万の人間が死ぬのだから。だから彼らを殺すことは出来ないのだ。だから国は彼らをある隔離病棟ですむようにいった。彼らは嬉々にその事を承諾した。彼らにとってここは地獄でしかないのだ。
そう隔離病棟があるのは人がいない何10年も前に人がいなくなったという離島である。そして彼らは廃病院にすむこの美しき離島の住人となったのである。
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駄作です。不定期更新です。無断転載禁止。
自称神様はあまり出てきません。
筆者は誹謗中傷する意思は全くありません。
筆者は誰かを差別する為にこの物語はかかれておりません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-09 00:16:11
5584文字
会話率:27%
最高の国家、日本共和国では国家貢献法により素晴らしい人生が約束されています。
貧困はありません。
長期の病人もほとんどいません。
健康で文化的な中程度の生活を保障されていてみんな中流以上の生活をしています。
とても楽しいです。
このような世
の中にしてくださった渡辺書記長万歳。
それの維持、推進を助ける日本共和国衛兵隊にも感謝を致しましょう。
日本共和国初級学校公民教科書より一部抜粋
この様な『すばらしいくに』で生きる少年と女性教育士官とのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 17:00:00
101505文字
会話率:29%
《Echo World》
ジャンルはMMOアクションミステリー
なんて事ないインディーズゲームの筈のそのソフトは、病弱少年“風見琢磨”の人生を命をかけた謎解きと戦いの渦中へと踏み込ませた。
ゲームと現実、二つの世界で戦っていく少年はいつ
しかある言葉を心で理解していく。
「守ると決めたその時に、持ってるそいつが聖剣だ」
少年は、少年の聖剣と共に二つの世界を生きていく。...たとえその先に、どんな絶望が待っていたとしても。
⬛︎⬜︎⬛︎
VRMMOの現実侵食型小説です。病弱中学生兼ナチュラルボーンキラー(矯正済み)がゲームと現実に現れてくる脅威に対して戦います。
現実に出てくるのはプロローグの05からなので、それまで読んでくれるととってもとってもありがたいです。ハイ。
尚、カクヨムさん、ハーメルンさんに同時投稿しています。
なろうさんでの投稿は初めてなのでマナー違反などがあるかも知れません。その時はキッチリしっかり指摘してくれるととてもありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 19:11:35
132208文字
会話率:55%
幸せな家庭からある日突然夫が居なくなり娘と2人になる。2人で乗り越えたと思えた日々は楽しく長く。
しかしその娘も離れて居なくなる。猫に助けられる日々それから3年後に居なくなった娘が病人となった!
そして病院に通うよう、闘病する娘と病人を抱え
て心が病んでいく母親。互いに仲良くしたいのに深まっていく溝を埋める努力する2人は親子間のどこかである問題です。空回りする2人の3年の空白の時間は次回に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-08 14:34:10
4242文字
会話率:23%
地球最後の秘境。その広大な熱帯の密林が伐採され開拓され、先進国の企業や農業の場に置き換わっていく中、未知の古代文明が発見される。色々な南米文明と似ているが、まったく異なった発見だった。
高度な文明。独特の風習と信仰。生神なるモノを奉じる。生
神は自らの血肉を病人に与え癒したという。しかし、未知の古代文明。つけられた名称『石のシェルター』の中には、数えきれない程の死蝋体が横たわっていた。そして、調査発掘チームを襲う、謎の症状。遺跡近くにある集落に伝わる言い伝えそのものだった。その文明が生まれる遥昔、隕石が落ちた土地。雨の少ない時に疫病が流行るという。
他の地域より高めの放射線量。未知の感染症が発見される。その感染症は、この文明を滅ぼしたモノだった。遺跡より出土した死蝋体から、その感染症の薬を造る事に成功し、アウトブレイクは収束する。全ては古代人が答えを持っていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-28 11:00:00
37477文字
会話率:40%
あらすじ
此処は鎖軀山市(さくやまし)
大きな総合病院を中心とした
医療観光で成り立つ小規模な近郊都市
ヒトのみならず異界の住人もすくなからずいるようで
そんな、都市の中核 鎖軀山総合病院に午前2時に黒い救急車が入ってくる
しかし
、搬入される病人は無く影のようなヒトが数人居るのみ
私、佐奇森 紗理 (さきもり さり)が夏休み中重度の原因不明の貧血で倒れ
母、佐奇森 美梨 (さきもり みり)
が経営する鎖軀山総合病院にそのまま入院してしまった
入院中に体験する怪異・異形・化生(バケモノ)達との邂逅。
病院内に感染する恐怖と怪異
暗躍する異界の住人達の思惑は?
そして、この都市の本当の姿を垣間みた紗理は?
夏休み中に経験した恐ろしく、残酷な七つの奇譚(エピソード)
登場人物
佐奇森 紗理 (さきもり さり) 女性 主人公 15歳
主人公 大金持ちのお嬢様
佐奇森 尊 (さきもり たける) 男性 主人公の弟 14歳
大金持ちの御坊ちゃま
佐奇森 美梨 (さきもり みり) 女性 主人公の母親 33歳 旧姓 (室橋;むろはし)
鎖軀山総合病院の院長兼経営者で、医療観光都市:鎖軀山市の実質的な市長
佐奇森 咲人 (さきもり さきと) 主人公の 父親 故人 享年 35歳
佐奇森 美梨 (さきもり みり)の夫 工学博士
室橋 義邦 (むろはし よしくに) 佐奇森 美梨 (さきもり みり)の弟 30歳
紗理と尊の叔父
高山 零士 (たかやま れいじ) 若手のインターンの医師 25歳
義邦の部下
石山さん 女性
佐奇森家のお使いさん (家政婦ではない)
小鳥遊 璃依奈 (かたなし りいな) 14歳
???
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-27 06:32:00
125360文字
会話率:32%
病院の病室とは、長期にあたって治療に励む患者が居る中、意外と入れ替わりが多い。
たまに訪れると、数日で同じベッドの病人が変わっている。
……何てこともある。
しかし、本当に違う患者だっただろうか?
それとも、実際には……。
今回の話は、そんな入れ替わりが多い病院に入院した男の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 20:32:47
3076文字
会話率:34%
いつだって病人やケガ人で混雑している病院の待合室。
苦しくても痛くても我慢して、呼ばれるまでじっと待つより他にない。
最終更新:2019-07-17 20:00:00
2382文字
会話率:15%
これは七つの病院での、七つのお見舞いにまつわるお話。
あるいは小さな開業医で、あるいは大学病院で、入院する患者たちを尋ねる、お見舞いのお客。
それは歓迎すべきことに違いありません。
しかし、ごくごく稀に、そこにはとても良くないモノが含ま
れているそうです。
これは七つの、救いのないお話です。
病人という弱った者を、病院という慣れない場所で、病室という閉ざされた場所を尋ねる良くないモノ。
健全な精神と、恐れぬ心があれば、奇妙なモノを退けることも可能でしょう。
でも、それらを失っている時に、襲われたなら――。
※注
お見舞いにまつわる7つの短編です。
怖い話と言うより、世にも奇妙な感じの話が多いです。
長さもまちまち、形態も三人称だったり一人称だったりします。それでもよろしければ、しばしお付き合いください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-16 19:36:46
10173文字
会話率:28%
雲が空を覆うように、空から塔が生えている。
雨や雪が降るように、塔から音が降ってくる。
それが、今の世界の在り方だ。
ソラト病が流行り出した頃に突如現れたらしい空の塔は、今は当たり前の風景となって空に鎮座している。
ソラト病は人類を破滅の
危機に追いやった病の名前だ。
数百年前に突如流行し、今なお人々を苦しめ続けている不治の病。
ソラト病にかかると、数日して体の一部から美しい鉱石が生え、徐々に体つきが変わってくる。
爪は鋭く禍々しく伸び、皮膚は固くなり、邪悪な色を帯び始める。
顔はオオカミのようになり、髪はがたてがみのように長く伸びる。
やがて病人は人の姿を無くし、病の最終段階に至った者を人間と区別するため、人はそれを『ソラト』と名付けた。
これは、ソラト病に侵された少女と、その兄の物語。
妹を救うため、兄は何ができたのだろうか。
(脚本:玄武聡一郎/謎:山白一人 の合作です。完結まで予約投稿済みです。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 13:00:00
16822文字
会話率:31%
絵本の中の人魚姫。
身体が半分魚になる奇病を持った主人公の女の子は、奇病専門の病院に。
そこに住む他の病人と仲良くしながら生活していると、ある日突然に一人が消えた。
怖くはないけど楽しい世界でもない。病人達の過去を知って主人公は何を思う?
「きっとこれが最後になる。皆んなは私が守るから」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-06 00:15:39
7546文字
会話率:41%
ゆかりさんはわたしの一番の友達で、古風な家に住まう幽霊です。
生まれつき重度の病人だった彼女が幽霊として再びわたしの前に現れてから早三年。この奇妙な関係にも慣れてきました。
当然学校に通うこともできず、日長一日ひとり寂しく広くて古い家の縁
側に腰掛け、雲など眺めるゆかりさん。
そんな姿を思い浮かべる時、わたしはとても切なくなります。放っておくことはできません。
だからわたしは、可能な限りの時間を使ってゆかりさんと遊ぶことにしました。少しでもいい、彼女の心労が和らいでくれることを願って。
ゆかりさんのためにわたしはいつもお話を持っていきます。それは日常のちょっとしたこと。
奇妙だったり、
不思議だったり、
不気味だったり、
良く分からなかったりする。そんなお話を。
*「アルファポリス」にも投稿しています。https://www.alphapolis.co.jp/novel/454485125/546216463
Copyright(C)2019-ユエ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 09:00:00
122832文字
会話率:28%
現実定数とも呼ばれる『R値』は20世紀の中頃、第二次世界戦争の終わりごろに、とある”島”で発見された。R値が1以上であるのがいわゆる“普通の世界”であり、“そこ”には現実定数1未満の『異常な世界』が広がっていた。そう、R値〈0.9998〉
の“そこ”は人とは異なるヒト、NPCが運営する『学園世界アビス』であったのだ。
――突如この|現実《リアル》に|夢《ファンタジー》が本物になる世界が現れた結果、列強各国が無制限の富と永遠の命を求めて殺到した。そして、分かったアビスでは”人は老いない”という事実が更なる|熱狂《投資》を呼んだ。結果として引き起こされたのは、後に”悪夢の底が溶け落ちた”と言われるようになる悲惨な戦争だった。その小さな島を死体で埋め尽くして分かったことは、『夢は現実に持ち出せない』という悲しい”|現実《リアル》”だった。無限の金貨も、あらゆる病を癒す霊薬も、現実に持ち出せばガラクタに成り果てる。……すでに悪夢の世界に足を踏み入れ寿命を克服した仙人すらも、帰れば不老の身体が一秒先も知れない病人へと堕してしまう。
もはや帰る術もなく、そこに人々は取り残された。けれど、老いないとはいえ永遠を嘆く必要はない。なぜなら、悪夢の具現『ナイトメア』が現れて人々を刈り始めたからだ。極限の恐怖の内に、人々は悍ましく凄惨な死を迎える。そして、恐怖のうちに君臨する7大勢力――元ナチス、[ラストバタリオン]。元十字軍、[ロイヤルパラディン]。元アメリカ、[米軍]。元日本731部隊、[黙示の獣]。元西インド会社[機関]。元黄金の夜明け団、[ゴールデン・ドゥーン]。元ソ連、[人類統制局]。彼らは|現実《リアル》に|夢《ファンタジー》を持ち出し世界を支配することを諦めてはいない。アビスを征し、世界をこの手に……現実とは異なる時間の中、千年も続く妄執が悪夢の世界を血に染め上げた。
そして、時代は21世紀へ。学園に入学した日本人、自称”|神薙《かんなぎ》|霊王《れお》”は学園の一室、保健室で目覚めた。10年の記憶を失って。そして自らを兄と呼ぶ、記憶にないかわいらしい女の子メアの登場。全ての元凶、『メフィストフェレスの悪魔』と呼ばれた彼のおぞましくも異常な学園生活が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 20:12:49
59315文字
会話率:49%