自分の生活に不平不満ばかり言っていたヤモリが神様に出会い、他の生き物に生まれ変わらせてもらうことができました。これで幸せな生活を送れると大喜びしたヤモリでしたが。。。
キーワード:
最終更新:2024-07-24 20:10:57
3663文字
会話率:58%
俺は東京下町の母一人子一人の家庭で育った。小さい頃から下痢気味の虚弱体質で、小中学校時代に話し相手は一人もいなかった。母子家庭で貧乏で虚弱体質、そして影が薄いことを、不思議と寂しいとも悲しいとも思ったことはない。俺は相当無気力で鈍感な子供
だった。
小学校5年生の時、校舎の裏で悪ガキ4人に取り囲まれて殴られているうちに腹の調子がおかしくなり脱糞した。そこで俺に付いたあだ名が「クソオ」だ。中学を卒業するまで俺は女子を含めたみんなから「クソオ」と呼ばれ続けたが、そのことだって気に病む程のものではなかった。俺には人並なプライドもなかった。
高校に入学するとすぐに母親が車にはねられて死んだので、俺は高校を退学した。すると担任が日本料理屋を紹介してくれて、そこで働き出した。俺は案外料理人に向いていたようで、店の同僚とそれなりにうまくやっていき、そこで社会人としての知識や振る舞いを身に付けて、15年が経った。このまま順調にいけば、俺は結婚して小料理屋を持って、妻と子供と一緒に、ささやかではあっても幸せな生活を送ることができたはずだ。
そんな俺が満員電車の中で腹を壊して脱糞し、その車両に乗り合わせていた人々は悪臭でパニックに陥った。この現場の模様はSNSで流された。このことがきっかけで、俺は料理屋を辞め、10年間住んでいた「カスミアパート」の四畳半一間の部屋に引き籠ることになった。
引き籠って10年が経った頃、いきなり大家のミドリさんが俺にアパートからの退去を通告してきた。俺が1年間家賃を滞納していたせいである。それでも退去するまでに2ヶ月の余裕が与えられた。
俺はホームレスになることを決意し、彼らが住む簡易テントを下見することにした。そこで親切にしてくれたサンちゃんが、若者のホームレス狩りにあってあっけなく殺された。次の夜、テントの中に寝ていた俺もそいつらに襲撃された。
俺は彼らへの復讐を計画したが、復讐する前にかれらはあっさりと警察に捕まってしまった。そこで俺は計画を無差別大量殺人に切り替えることにして、そのための準備を着々と進めた。ところが、この計画に末期がん患者のミドリさんが乗って来て、計画は大きく変更されることになった。「FBT」とミドリさんが名付けたおぞましいテロを、ハローウィンの日に渋谷のスクランブル交差点のど真ん中で、二人で実行することになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 00:00:00
91244文字
会話率:39%
八歳のある日、侍女のミスに憤慨していたところで、激しい頭痛に見舞われたリデライン・フロスト。気を失ってしまうほどの頭痛で、彼女は自身が前世で読んでいた小説の世界に転生していることに気づく。
リデラインは小説の悪役令嬢であり、婚約者である
王太子の心を奪った主人公を害そうとしてあっさり失敗、最終的には死んでしまうキャラクターだ。つまりこのままいくと、待っているのはまたもや若くしての死――。
しかし、八歳の時点ではまだ王太子に会ったことはなく、婚約もしていない。
しかも、義兄ローレンスは、前世で推しだったキャラクターである。
権力、財力、魔法、美貌、すべてを持っていて、しかも推しから溺愛されている義妹。この幸せな生活を自ら手放すなんて、愚行も愚行だ。
(悪役令嬢になんかならない。せっかく健康な体を手に入れたうえに魔法まで使えるんだから、また死ぬのなんて絶対嫌。私は平穏な生活のために生きる……!)
前世の記憶を思い出したリデライン・フロスト八歳は、こうして新たな人生の明るい未来を切り拓くと決意したのだった。
※R15、残酷描写は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 21:00:00
300508文字
会話率:45%
伯爵家の令嬢、アンジェ・エルフィールは突如として魔法学園から姿を消した。
この世界が前世でプレイ出来なかった乙女ゲームの世界であり、自身が悲劇的な末路を迎える悪役だと勘づいた為である。
金が無い事を嘆き、想定外のトラブルに憤慨し、斧を振り回
し、あらゆる場で疾走しながら、彼女は進む。
目指すは、破滅などない心踊る幸せな生活だ!
しかし、彼女は知らない。
転生者は自分だけではないことを。
NORA様、小説家になろう様で投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 12:38:06
13406文字
会話率:23%
時は戦乱の時代。人々は属性という名の「能力」を駆使して、七つの国が日々領土を巡り争っていた。そんな平和とも言えない時代、火野氷雅は貧しいながらも家族と幸せな生活を送っていた。
そんなある日の夜、村は突然の敵襲を受け、炎を放たれ全焼。氷
雅は家族を失ってしまう。
「あいつを必ず討つ!」
敵大将の手がかりは能力の種類といつの間にか持っていたペンダントのみ。火野氷雅は家族を皆殺しにした憎き敵を探し、討つため、剣士になることを決意する。
これは無力な少年が織りなす、一つの下克上物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 22:39:49
96896文字
会話率:49%
俺の名前は、星王子(ほしおうじ)。
ってのは、異世界(むこう)での名。
今の名前は、今井亮介。
俺は、この町に引っ越してきた。
のどかで静かで素敵な場所だと思っていたのだけれど……。
迷惑な隣人によって、幸せな生活が崩壊していきそうだった
。
そんな俺は、隣人一家を異世界に送る事に決めた。
長編にしたかったけど、書けなかったので、なくなく短編になりました。
膨らませられなかったです(T-T)
カクヨム、エブリスタでも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 09:44:51
10741文字
会話率:53%
「わたしは結婚して平穏で幸せな生活を送りたいので、学業を頑張ります!」
舞台は王立ラミ王国貴族学園。
ミリセントは己のささやかな幸せを掴み取るため学業に邁進するべく意気込んで学園の門を潜りましたが、ことある毎にトラブルに遭遇
してしまい、なかなか思い通りに事が運びません。
しかし彼女はそれでも挫けず頑張るのでした。全ては平穏で幸せな生活を送る為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 18:28:17
711126文字
会話率:32%
斉藤武雄は、人付き合いが悪く内向的な男。人並みに幸せな生活を望む彼の人生は、二十三歳の誕生日を機に大きく狂い始める。
叶わない片想いに苦しみ、人生に絶望した武雄は、自分の思いに決着を着ける為、ある計画を思いつく。
最終更新:2024-06-19 01:21:20
8578文字
会話率:28%
「何が勇者だ。何が正義だ。……そんなクソくだらないもののために父さんは悪役に仕立てられて、殺されて……!そんな事でもしなきゃいけない世界なら、勝手に滅んじまえばいいんだ……!」
森の奥に住む魔王、アークに命を救われた兄妹。
彼らは魔王
を父と慕い、幸せな生活を送っていた。ところがある時世界を異変が襲う。あらゆる生き物が突然怪物化してしまう“ヴァリアント”という現象が起きるようになったのだ。
人々はそれを、魔王アークの仕業ではと疑うようになる。そして、この世界を救うべく女神が異世界から勇者たちを呼び寄せ、魔王アークを討伐するべく差し向けたのだ。
何故世界は狂ったのか。何故愛する人は殺されなければいけなかったのか。
敬愛する“父”を殺された変装の天才である兄ジルと、あらゆる薬物をマスターした妹のルチルは、生き残った仲間たちとともに復讐を誓う!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 19:00:00
181419文字
会話率:39%
現代日本から異世界に転生したら、魔王(の娘)でした。
みんなにチヤホヤされるお姫様ライフをおくるアリステルだったが、いずれ来る“破滅”を無視できなかった。
破滅の名は──『勇者』
この幸せな生活を守るため、アリステルは『勇者』を倒すことを
決意する。
だけど、何もお城に引きこもって『勇者』がやってくるのをのんびり待っている必要なんてない。
むしろ、こっちからうってでればいい!
そうしてアリステルは圧倒的な魔法の力をひっさげて人間界へと乗り込む。
ところが出会った『勇者』たちは想像していたのとはなんだか少し違っていた。
おまけにアリステルに色んな意味で興味津々。
はたしてアリステルは『勇者』を倒すことができるのか。
これは魔王(の娘)による『打倒!勇者』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 16:40:52
345476文字
会話率:41%
フーゲンベルク大陸で、長く大陸の大半を治めていたバッハシュタイン王国で、最後の古龍への生贄となった第三王女のヴェンデルガルト。しかしそれ以降古龍が亡くなり王国は滅びバルシュミーデ皇国の治世になり二百年後。封印されていたヴェンデルガルトが目覚
めると、魔法は滅びた世で「治癒魔法」を使えるのは彼女だけ。南の国の戦を収めるのに協力し、バルシュミーデ皇国の反乱を未遂に解決した彼女は、彼女を愛する五人の薔薇騎士、眠り続けている南の国バーチュ王国の王子、東の国のレーヴェニヒ王国の王達に溺愛されて幸せな生活を送る。
(このお話は、『【本編完結】五人のイケメン薔薇騎士団団長に溺愛されて200年の眠りから覚めた聖女王女は困惑するばかりです!』の続編の攻略対象相手との溺愛ルートの短編集です)
この作品は、アルファポリスにも掲載しています。
表紙背景画像:かなめ様(pixiv)
人物紹介背景:ヨシュケイ様
人物イラスト:カリカリ様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 18:30:00
47402文字
会話率:48%
魔法が飛び交い魔物が蔓延る異世界に転生した少女リリ。
そんな異世界では人々が一際怖れる異質な存在、「瘴魔」が跋扈していた。
大好きな家族とともに程々に幸せな生活を送りたい。リリのそんなささやかな願いは、転生時に神が勘違いして授けた「天恵」
によって打ち砕かれる。
リリが授かった天恵は「ウジャトの目」。全てを見通す叡智と癒し・修復・再生の力を持つ神の目と言われる能力である。
え? 私そんな力ないですけど? ただ、人の感情が色付きの靄で見えるだけですけど?
しかし、過去千年の間に現れた「ウジャトの目」を持つ者は、いずれも人知を超えた功績を残しており、リリの天恵を知った貴族や王家は、こぞって彼女を自分のものにしようと動き始め、やがて実力行使に乗り出す。
身の危険を感じたリリは、かつての父の仲間と共に国から逃げ出そうと画策する。
これは、神から仕事を押し付けられた少女が、大陸最強の「瘴魔祓い士」として成長していく物語である。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 12:10:00
760942文字
会話率:59%
前世はクソみたいな人生を歩んでいた。
だから今回こそは夢を叶えて、幸せな生活を満喫したいと思い頑張って計画を練っていく
最終更新:2024-05-22 21:07:59
239文字
会話率:0%
物理学者 湊崎 雅也は次元の狭間に存在する物質の解析を行う研究を行っていた。
そんな彼はその物質に含まれる重大な発見によって若くして大学の准教授に着任し、研究に没頭しながら、中学時代からの幼馴染である愛妻 詩帆と幸せな生活を営んでいた。
…
…彼女が不治の病に侵されるまでは。
そして稀代の天才学者は人生に悲観して、病床の妻とともに自身の研究室で不可解な自殺をとげた、とされている。
だが死んだはずの彼は掟破りの手段を用いて別世界で生き永らえていた。
ところが降り立った世界は大多数に知られぬままに滅亡の危機を迎えていて……
こうして現代の天才物理学者は愛する妻を再び守るため、世界を救う。
しかし、そんなときでも研究や考察にそれてしまう、根っからの研究バカが繰り広げる異世界魔法研究ファンタジー
基本は奇数日の21時投稿です。
小説投稿サイト「カクヨム」様にも投稿させていただいています。
更新情報はTwitterにも上げてます。
アカウント名 香宮 浩幸@小説家になろう
@kurais_kamiya 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 21:00:00
1113070文字
会話率:77%
マンション十二階のベランダから月を眺めていた千歳樹(ちとせ いつき)は、誤って飛び降りてしまい、気付いたら不思議な空間に飛ばされていた。そこはメル・アルテミスという女神が管理する空間で、メルは樹に異世界への転移とチート能力を提案する。しかし
、そんなことはお構いなしで、メルに一目惚れした樹はしつこくメルに話しかけ、そんな樹に嫌気が差したメルは、チートの代わりに魔王を倒したなら『何でも』お願い事を叶えると約束した。メルとの結婚を望む樹は、異世界へ転移し、魔王討伐への日々が始まる……のだが、異世界生活の展開はおふざけが過ぎてる様で……。コメディ・ギャグがメインで、たまにダークな異世界小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 19:22:35
123802文字
会話率:57%
幸せな生活が待っているはずだった。気がつくと軋んでいる世界。このままでは私まで壊れてしまう。
それなら、私は自分で這い上がる。
最終更新:2024-04-01 19:00:00
1202文字
会話率:2%
大名家の姫である桔梗(ききょう)は、幼い頃に虐められて泣いていた自分を慰めてくれた義村に恋をする。桔梗の長年の想いは成就し、十年後に彼の妻となることができた。愛し愛される幸せな生活も束の間、義村は戦の褒賞として側室を与えられることになる。ど
うしても側室の存在を受け入れることのできない桔梗は、やがて体調を崩しがちになる。
戦国時代が舞台ですが、ざっくり設定です。
フィクションです。切ない描写が続きますが、ハッピーエンドです。
※ムーンライトノベルズ様にR18版を掲載しております。アルファポリス様でも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 12:11:18
17542文字
会話率:31%
妾の娘である私は家では酷い扱いを受けていた。
殴られたら蹴られたり、無視をされたり。
でもそんな日々にも終わりが来た。
第一王子の婚約者になったのだ。これからは王妃として幸せな生活を!と、思った矢先に婚約破棄をされた。
そしたら今度は、冷酷
非道な公爵と有名なノア様の婚約者になってしまった。噂を信じて辛い生活を覚悟してたけど、あれ?意外と優しい?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 08:15:56
7866文字
会話率:21%
───私は名前も居場所も全てを奪われ失い、そして死んだはず……なのに!?
公爵令嬢のドロレスは、両親から愛され幸せな生活を送っていた。
そんなドロレスのたった一つの不満は婚約者の王子様。
王家と家の約束で生まれた時から婚約が決定してい
たその王子、アレクサンドルは、
人前にも現れない、ドロレスと会わない、何もしてくれない名ばかり婚約者となっていた。
そんなある日、両親が事故で帰らぬ人となり、
父の弟、叔父一家が公爵家にやって来た事でドロレスの生活は一変し、
最期は殺されてしまう。
───しかし、死んだはずのドロレスが目を覚ますと、何故か殺される前の過去に戻っていた。
(残された時間は少ないけれど、今度は殺されたりなんかしない!)
過去に戻ったドロレスは、
両親が親しみを込めて呼んでくれていた愛称“ローラ”を名乗り、
未来を変えて今度は殺されたりしないよう生きていく事を決意する。
そして、そんなドロレス改め“ローラ”を助けてくれたのは、名ばかり婚約者だった王子アレクサンドル……!?
✿アルファポリス様にて投稿・完結済✿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 11:10:00
108893文字
会話率:43%
片田舎の小さな村で暮らす勇者に憧れていた少年であったメルセス・ゼインには、かつて絶世の美女の幼馴染が居た。
母親を早くに亡くし、剣術の道場の師範をしていた父親と2人暮らしだった彼女をメルセスの両親がよく気にかけていたので2人は自然と仲良くな
り、幼いながらも将来を約束するまでにまでの仲になった。
しかし、そんな幸せな生活は、村から聖痕を持つ勇者が顕れた事で一変した。
村は大騒ぎでその勇者を祝福するムードになったが、自らが勇者に成れなかったメルセスは落ち込みふさぎ込んだ。
何時もならそういう時に慰めてくれる優しい幼馴染であったが、その時だけは違った。
彼女はあろう事かメセルスを見捨てて勇者の下へ走ってしまった。
愛し信頼していた幼馴染に裏切られ心に大きな傷を負ったメルセスは残りの人生を惨めな気持ちで過ごす。
―はずだった
勇者一行が旅立ってから3年の月日がたったある日、幼馴染はメルセスの家を訪ねて来た。
勇者の首を携えて
これは裏切られたはずの主人公と裏切ったはずのヒロインの願いをかなえるための旅の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 01:46:12
56163文字
会話率:69%