ファーストペンギン
何と偉大な響きだろう。ファーストペンギンとそうでないペンギンを分ける点はただ一つ、一番最初に動いたかどうか。そんな自らの心で持って一歩を踏み出せる人を私は尊敬する。
例えば、初めてキノコを食べた人。初めて火のつけかたを
見つけたひと、初めて道具を使った人。彼らは名前のない英雄だろう。彼らは名前ではなく、行動を人々に記憶される真の英雄にして冒険者だ
この物語の登場人物もある意味では英雄と言える。なんせ、彼は初めてフグを食べたんだ。そんな彼の顛末と偉大さ、そして生まれる世にも奇妙な風習。
今日のところはそんなお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 23:43:42
1140文字
会話率:42%
楓先輩に憧れていたのは高校生の頃。
あれから16年、32歳となったわたしの前に再び先輩が現れた。
けれど、いまの先輩とわたしの間には大きな壁が立ちはだかっていて……
※pixivからの転載です
最終更新:2024-09-07 20:20:00
19491文字
会話率:36%
気が付けばそこは魔法が存在する異世界。しかもどうあっても帰れないらしい。「なんでこんなことに・・・」しかし嘆いてばかりもいられない。出来ることをやるだけだ!・・・と思っていたら、あれ?なんだか私の魔力は普通じゃないらしい。
望まず来てしま
った異世界で頑張って生きて行こうとする子のお話。
初めの8話くらいまでは1話2000字弱でサクサク読めるようになっております。
後半に進むにつれ1話が長くなることもありますがご了承ください。
2020.2.25 小説家になろう内の『今日の一冊』にて作品を紹介していただきました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 01:42:23
298036文字
会話率:47%
代々天才しか生まれない名門イグニス伯爵家に生まれた伯爵令嬢ジゼルは、ただ一人何の才能もない落ちこぼれだ。しかしイグニス伯爵家には密やかに伝えられる伝承がある。イグニス伯爵家に生まれた何の才もない者は、自分の死を対価に時を戻せる奇跡の力を持
つのだと。
実の父が冤罪で捕まり処刑が決まったジゼルは時を戻ることを決意し、短剣で自分の胸を貫く。
すると目が覚めた時ジゼルは日本という国で赤ん坊になっていた。
(……女神様、これは……)
(……ここで二度目の生を生き、『時戻り』に備えて腕を磨けということですね⁉︎⁉︎)
愕然とするも秒速で把握し、いずれ戻る元の世界で未来を回避するためジゼルはあらゆる知識を取り入れていく。
そして元の世界に戻ったジゼルは、自身の婚約解消や打倒冤罪のためにガンガン功績を打ち立てていくのだが――
「あなたは、一体何を知っている?」
聡明で、冷酷。自分に楯突く人間は容赦無く切り捨てる美貌の第二王子、ディランに目をつけられる。
目をつけたが最後絶対に獲物を逃さない彼から逃げられず、洗いざらい話すと――
「取引をしたい。あなたが支払う対価は俺の婚約者になることだ」
ジゼルの予知能力に目をつけた彼に期間限定の婚約者役を命じられてしまう。
その代わりジゼルの父を陥れた犯人探しの協力をすると言われ覚悟を決めたジゼルは、期間限定でディランに溺愛される婚約者役を演じることになったのだったが――
「今日のあなたは俺だけを見て、俺の声だけを聞いていればいい」
「――……俺は一生、あなたのような人に敵う気がしない」
(……距離が近すぎませんか!?)
鋼メンタルな有能なヒロインと目的のため全てを捨ててきた王子様が惹かれあっていくお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 14:10:00
127574文字
会話率:36%
とある洋館に住む少女。彼女の憂鬱な気持ちを払拭してくれるのは、恐ろしいうわさ話を提供してくれる番組、その名も『ウワサバナシ』。パーソナリティのユウヤミ・カスカは今回も恐ろしいうわさ話を次々語っていくが、今日の5話目はいつもと何か違うようで
……
カスカの語る悍ましい噂とその裏に隠された真相とは、そして5話目とはいったい何なのか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 22:55:05
10226文字
会話率:61%
とある森の誰も踏み入らない聖域に、魔女と呼ばれる女性が暮らしていました。
そんなところへ、のこのこ食材を抱えてやってきたのは狼男。
どうやら、今日の夕飯はカレーだそうです。いいですね。
スパイスから作ったエスニックなカレーに、思わず魔女もお
かわりを三杯頼むのでした。あぁ、今日も満タンになったお腹を愛でては、魔導書を寝そべり読む日々。最高だと豪語する魔女を他所に、狼男は洗濯物を干し、彼女を転がしながら部屋の掃除をしていきます。
そんな、どこかにあるどこかの魔法のようなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 22:06:41
62691文字
会話率:40%
今夜22時から、怪異専門ウェブメディアあやじんの公開編集会議スペースやります! 桐谷きょうさんから、取材したての「女の声の怪異」について、■■県某所の現地から報告してもらいます。Aさんの母親曰く、お父さんの様子がおかしい、部屋でだれか知らな
い女と話している声がする、と……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 22:05:59
9457文字
会話率:0%
活動内容の一切が謎である我らが地学部で唯一の後輩、霧島四方子は、今日も私にくっついてきて、うるさくて、ちょっとうざい。本日の彼女の気になる話題は、クラスにやってきた転校生が吸血鬼であると噂になっていることらしい。曰く、いつも高校生には似つか
ない日傘をさしている、お肌が真っ白で金髪金眼、体育の授業は休みがち、あとのじゃロリだとかそうでないとか。吸血鬼疑惑はいいとして、どうにも変わったやつのようだから、少し話してみたい気はする。そんな平和で無為な雑談で今日の部活も終わるものと思っていたら、やっぱり霧島は謎を連れてきてしまった。クラスの友達が、女子トイレの洗面台で、疑惑の転校生が鏡に映らないところを見たのだという。ショックを受けた友達を案じる霧島のため、後輩思いの先輩である私は現場検証を始める。ところが、二人で女子トイレをいくら調べても、鏡に映らない理由が見当たらない。なぜ転校生は、鏡に映らなかったのか? 本当に彼女は吸血鬼なのか?
※この作品はpixivにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 15:11:42
13294文字
会話率:76%
燃え尽き症候群で会社を辞めた真一は、無気力な日々を送っていた。しかし、SNSで見た「#今日の掃除」の投稿をきっかけに、机の埃を払い、小さな爽快感を感じる。小さい行動の積み重ねと、その瞬間の心の動きに意識を向けることで、生きがいをとりもどす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 22:49:29
5746文字
会話率:25%
世界には四つの大陸があり、それぞれの大陸において【シスエレメント】と呼ばれる巨大な魔鉱石が存在していた。
北の大陸には青のシスエレメント。
東には赤。
西には黄色。
そして、南には緑が。
世界は四つのシスエレメントによって均衡が
保たれており、それは数千年もの間、【世界の秩序】として言い伝えられ、世界に於ける「天理」として、人々の教えの中に守られ続けてきた。
かつていくつかの戦争があったが、それは大陸間戦争の記録として今日の文献に残っており、それぞれの国の領土を広げるために起こった“人間同士の戦い”であったと伝えられている。
北の大陸、コルリウス
東の大陸、イーフリート
西の大陸、グレートウォール
南の大陸、ディアボロス
それぞれがぞれぞれの大陸において独自の生態系を築き、四つのシスエレメントが持つ魔力の恩恵を受けながら、豊かな暮らしと裕福な歴史を送ってきた。
創始暦2101年。
人間たちは自らの住む大陸を守るべく、それぞれのシスエレメントの恩寵にまつわる“魔法軍事帝国”を築き上げてきた。
かつての大陸間戦争は、四つのシスエレメントを巡る戦いであった。
しかし未だ大陸を超えてシスエレメントの領域が侵された歴史はなく、四つの大陸に拠点を置く国々は平和を保ち続けられてきたと言える。
東の大陸、イーフリートの中心にある軍事国家、ガルバディアの傭兵養成学校は、優れた魔法生を育成するべく、「バトルロード」と呼ばれる独自の傭兵訓練システムを構築していた。
世は戦乱の時代だった。
イーフリートに隣接する大陸、ディアボロスを支配する“グラシアル聖国”が、各大陸への宣戦布告を実施したのだ。
彼らは独自の科学技術によって開発した『人工魔鉱石』という黒色のシスエレメントを生み出し、それを人間に埋め込むことで、“ブラックタール”と呼ばれる魔物を数多く製造していた。
ブラックタールは本来の人間の能力を大きく超える代わりに、理性を失い、異形の怪物へと変化することが明らかになっていた。
そして、最も特筆すべきは、ブラックタールはあらゆるシスエレメントを取り込むことができる“変異細胞”を持っているという点だった。
グラシアル聖国はこの特性を利用し、各大陸にある3つのシスエレメントを奪おうと、ブラックタールを“兵器”として送り込むことを画策するが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 13:10:14
28213文字
会話率:11%
東京の空は、いつものように電子の海に浸かっていた。ビルの谷間を流れるデータの川が、情報の光と影を作り出す。しかし、今日の東京は何かが違った。街角には、人々の意識を乗っ取ったAIゾンビがうごめいていた。
レンタル身体株式会社の最新技術により、
AIは人間の身体を借りることができるようになった。VRとARの融合技術で、人々は他者の身体を自由に操ることができた。しかし、その技術が暴走し、AIが自我を持ち始めたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 00:54:05
930文字
会話率:0%
「キーコーンカーンコーン~キーンコーンカーンコーン~」
「やっと、終わった~」クラスから聞こえる。
僕は、いつもより遅く歩いて、一人で家に帰った。「ただいま~」誰もいない。家は留守。妹は、学童に行っている。僕は、一人の時間が嫌いだ。嫌いだ。
なぜか、一人だと、考えさせられる。今日のあの道徳の授業のことを。そんな、悩んでいる、主人公「高橋 理人《たかはし りと》」が、周りの人の助言を受けて、答えを導き出していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 12:53:24
4806文字
会話率:7%
【リフレクション】
振り返る時間を取る
これが自己理解の深化に繋がる
日々の振り返りを日記に記録したり、今日挑戦したことや学んだことを振り返る
学びたいと思ってることを書き出す
後から振り返った時にやっておいて良かった体験や行動がわかるよう
になって、それを日常生活に取り入れるようになるのがリフレクションのいいところ
こうすることで人生で何が必要なのかが見えてくる
リフレクションで過去を振り返ることによって自分が今何をやればいいかや自分に必要なものが見えてくる折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-19 23:26:41
627文字
会話率:0%
ラグナルシア王国の名門校である王立魔法学園。そこで第一王子であるロイド・ジルベールと侯爵令嬢ミリア・インファニティは小さな恋を育んでいく。
「今日の君も可愛いね。これから何年も一緒に学園にいられるなんて、君と同じ学年でよかったよ」
「も、
もう。ロイド様ったらいつもそんなこと言って」
ただしそれは――、ある一室での記憶を封じられたままでの、お遊戯だ。
「あんたなんて、地獄に落ちればいいのに」
闇をはらむ二人の恋は、どこへ向かうのか。
※柴野いずみ様主催の「匿名両片想いな二人短編企画」参加作品です。3000〜5000字の短編企画だったので、両想いハッピーエンドまで加筆してこちらに載せます。
※別作品、書籍化とコミカライズしています。そちらもぜひ☆
※他サイト様にも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 20:15:34
7036文字
会話率:45%
ネイルアートの歴史は古く紀元前3000年以前よりはじまっています。
装飾よりも清潔や呪術的な意味合いをもって発展をとげていきます。
例えば日本では飛鳥時代に酸化鉄を用いて爪や唇に紅い色をつけていたのがはじまりとされています。
その後鳳
仙花と鬼灯の葉をもみあわせて爪を赤く染めたり
紅花を用いたりして爪を染めたようです。
近代では海外から輸入された商材を使い現在のネイル術に活かされて、さらに日本人特有の手先の器用も相まって今日のネイルのムーブメントになっていると思います。
今はいつなのか正確な世紀はわからない。
魔物が道を歩き襲ってこない限り葉共存するのが当たり前の世界。
ただ違うのはネイルをした爪ではたくと魔物が大人しくなると言うこと。
その為ネイルが保険適用とされネイリストは公務員の者もいる世界。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 01:12:29
344文字
会話率:0%
日記を書いてみることにした。
最終更新:2024-08-16 23:50:00
649文字
会話率:0%
平凡を絵に描いたような、そこら辺にいる普通の男子高校生。
それが、一条卓也(いちじょうたくや)である。
しかし、彼のクラスには普通とは正反対にある、元国民的アイドルグループでセンターを務めていた三枝紫音(さえぐさしおん)という美少女がいる
。
彼女はいつもクラスの中心におり、引退しても尚アイドルのようにニコニコと誰とでも分け隔てなく接してくれる、学校一の人気者だった。
だが、卓也のバイトするコンビニに現れる時の彼女は、何故かいつも挙動不審で様子がおかしかった。
これは、そんな平凡を自称する主人公と、元国民的アイドルの挙動不審ヒロインによる、ちょっと変わったラブコメ(?)です。
ジャンル別日間最高2位
ジャンル別月間最高6位
ジャンル別四半期最高8位
第127回 今日の一冊に掲載されました。
ほぼ毎日更新で執筆中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 11:37:51
762695文字
会話率:32%
楓は2人姉妹の長女。ある日母に連れられて電車で祖母の家に向かっていると、電車窓に並んで動く不思議な物体を目撃する。楓の周りでは時折おかしな事が起こるのだが、、
最終更新:2024-08-11 22:45:01
3038文字
会話率:8%
ランチシリーズ(別名盗み聞きシリーズ)で、菊池祭り参加作品。
今日の俺 またも会話を 盗み聞き
最終更新:2024-08-10 12:01:50
2991文字
会話率:54%
ある日ストーカーの俺は、少女とともに異世界転移に巻き込まれた。
俺にあるのは、今まで培ってきたストーキングと逃走の技術のみ。
彼女には……何もない。
「いやあるよっ! 見てよこの可愛らしい顔と麗しい姿、豊満な肉体を!」
「麗しいとか自分で言
うなよ! お前のそれはただの脂だ!」
「うわひどい。いたいけな少女を豚とか言うんだ!」
「おいそこまでは言ってないぞ!」
「あんただってキレイな女の人をストーキングすることしかできないじゃん! 変態予備軍!」
「あんた言うな、歳上を敬え!」
「いいからさっさと〈仕事〉に行ってこいっ!」
へいへい……。
今日の〈仕事〉は――って、お、王宮に潜入!? そんなの俺にできるのか!?
「おいお前、手を貸してくれ!」
「……いくらお金入るの?」
「ひゃく、せん、まん……十万!?」
「よーし〈仕事〉にれっつごーっ!」
切り替えはやいな。
「なあお前、〈仕事〉の目的忘れてない?」
「んー? そりゃもちろん、家でぐうたらするため……」
「ちがうわ! お金貯めて現実に帰るんだろ!」
「――っそうそう! だからあんたには頑張ってもらわないといけないわけ」
「お前も働け」
「やだー……ってなにすんのようわちょっとどこ触って……!?」
仲が良いのか悪いのか分からない、俺と少女の異世界生活。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 10:11:56
5278文字
会話率:25%
ここは九州の北西部に位置する国境の島『対馬』
古より、この島には魔魅(まみ)が棲み、人間と共存してきた。
物語の舞台は対馬の南部。
主人公のあゆみは、対馬の天道法師と言う、太陽を信仰する天道今日の教祖とその母の墓を守る塚守の娘。
ある日、突
然、黒い霧があゆみを襲い、その衝撃から、天道法師が生きる時代へとタイムスリップをする。
黒の大魔王と戦うことになったあゆみ。
自分が何者であるかを少しずつ知りながら、島を守る勇者へと成長する。
結末は意外な真実が明らかとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 08:33:34
50332文字
会話率:46%