主人公、多比人 爽楽(たびひと そら)は新しくリリースされたゲーム「原神」の世界に入ってしまった。
最初は困惑した彼だが、そこでは数年前に死んでしまった妹に非常に似た人物がいた。だが、彼女は急に現れた謎の神にすぐに連れ去られてしまった。そ
こで彼はもう一度彼女と会うためにこの世界を奔走する。
しかし、ガイドもおらず、元素力も扱うこともできないため、そう簡単には上手くはいかないようで・・・
超ハードモードのテイワット冒険譚!原神をプレイしたことのある方は是非読んでください!
※完全なる2次創作です。原作を知っている方のほうが楽しめると思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 13:39:50
2470文字
会話率:20%
今世間を騒がしている大人気フルダイブVR MMO、その名もFantasy World Online 略してFWO。様々な種族、職業、スキルによってとてつもない数の組み合わせが存在し、オンリーワンになれる異世界系VR MMOだ。そしてそのリリ
ース当日、主人公吉田シズ、もといレイヴンがその世界に降り立った。後に沼と言われるランダム選択で得た種族は人族からは魔族として嫌悪され、同族のエルフから穢らわしいとされる今は亡き幻のダークエルフ。職業は…軽業師?紙装甲高機動のロマン職業、軽業師は敵を求めて今日も跳ぶ!
(設定などはまあまあ適当です。あしからず)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 18:00:00
91316文字
会話率:35%
邪神が世界中に混沌をもたらしている世界。
リヒトは魔力の総量が極端に少ないうえにスキル・魔法が一切使えないことから学園で落ちこぼれ扱いされていた。
しかし、幼馴染と家族が殺されたことがきっかけとなり、リヒトは二十年もの想像を絶する努
力によって人類最強となる。
その過程で混沌の元凶が邪神であることを知ったリヒトはついに神殺しを成し遂げた。
こうして世界を救ったかと思われたが、リヒトが殺したのは邪神ではなく邪神の配下の神でしかなかったことが判明する。
邪神は圧倒的な実力差でリヒトの仲間たちを一掃。
リヒトのことも殺しにかかるが、リヒトはとっさに【守護神】を発動して落ちこぼれだった学園時代に回帰することに成功した。
「今度こそ幸せな未来をつかみ取る」
リヒトは自身を不当に虐げようとしてくる人たちを一週目で得た知識と技術で返り討ちにし、圧倒的な速度で成長していく。
やがてリヒトの実力を認める人たちが現れ、リヒトは再び英雄への道を歩み始める。
家族や幼馴染の死。
人族と魔族の無意味な戦争。
邪神のせいで世界中にばらまかれ続ける厄災。
一週目では力不足で失ってしまったものを守りながら、今度こそすべての元凶である邪神を討ち倒す──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 19:30:37
151206文字
会話率:32%
事故でショボ死した主人公──星宮なぎさは神によって異世界に転移させられる。
そこは、Sランク以上の魔物が当たり前のように闊歩する世界最凶の魔境だった。
「せっかく手に入れた第二の人生、楽しみつくさねぇともったいねぇだろ!」
神様の
力によって【創造】スキルと最強フィジカルを手に入れたなぎさは、自由気ままなスローライフを始める。
露天風呂付きの家を建てたり、倒した魔物でおいしい料理を作ったり、美人な悪霊を仲間にしたり、ペットを飼ってみたり。
やりたいことをやって好き勝手に生きていく。
なぜか人類未踏破ダンジョンを攻略しちゃったり、ペットが神獣と幻獣だったり、邪竜から目をつけられたりするけど、細かいことは気にしない。
人類最強の主人公がただひたすら好き放題生きていたら伝説になってしまった、そんなほのぼのギャグコメディ。
カクヨム様とアルファポリス様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 17:31:42
112799文字
会話率:48%
「貴様のような落ちこぼれの無能は必要ない」
神からスキルを授かる『祝福の儀』。ハイリッヒ侯爵家の長男であるクロムが授かったのは、【キメラ作成】のスキルただ一つだけだった。
弟がエキストラスキルの【剣聖】を授かったことで、無能の烙印を捺
されたクロムは追放される。
失意の中、偶然立ち寄った村では盗賊に襲われてしまう。
しかし、それをきっかけにクロムは知ることとなった。
外れスキルだと思っていた【キメラ作成】に、規格外の力が秘められていることを。
もう一度強くなると決意したクロムは、【キメラ作成】を使って仲間を生み出していく……のだが。
狼っ娘にドラゴン少女、悪魔メイド、未来兵器少女。出来上がったのはなぜかみんな美少女で──。
これは、落ちこぼれの無能だと蔑まれて追放されたクロムが、頼れる仲間と共に誰もが認める英雄にまで登り詰めるお話。
この作品はカクヨム様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 21:09:18
249225文字
会話率:40%
婚約者であるカイン・アーマルド侯爵令息に、精神的・肉体的に苦痛を受けながら生きてきたリリーフィア・ドルファン伯爵家令嬢の、3年間を使った仕返しの物語
短編「私の10年を返していただきます」の、リリーフィア目線のお話です。
短編の方を読んで
いただいた方が、より楽しく読めると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 19:23:56
28320文字
会話率:39%
婚約者であるカイン・アーマルド侯爵令息に、精神的・肉体的に苦痛を受けながら生きてきたリリーフィア・ドルファン伯爵家令嬢の、3年間を使った仕返しの物語
最終更新:2024-09-29 21:02:58
9882文字
会話率:28%
アレックスが市長として治めるファントムウッズの街は、かつての英雄・魔鉱機士トールの死をきっかけに治安が急速に悪化していた。そんな中、街を牛耳ろうと目論むギャングのリーダー、ケニー・ゴールドバーグは、市長であるアレックスを誘拐し、街全体を揺る
がす陰謀を計画する。
【はじまり】
アレックスはリリーと共に街へ買い物をしていたさなか、ケニー率いるギャングに襲われ、囚われの身となる。メディエットはアレックスを守れなかった自分を責めつつも、彼を救出するため単独でギャングのアジトを突入することを決意する。
前作:『ジョーカー・ザ・ネクロマンス ―死者の蠢く街と、双翼の機士―』は
こちら→https://ncode.syosetu.com/n6754ij/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 01:38:42
46739文字
会話率:27%
町娘のリリーは過去に戻っていることに気が付いた。
過去に戻る前、流行病で大切な人が何人も亡くなった。今度は阻止するために旅する薬師ギイに弟子入りする。
最終更新:2024-11-02 18:00:00
37061文字
会話率:27%
巷で流行りの婚約破棄。
令嬢リリーも例外ではなかった。家柄、剣と共に生きる彼女は「女性らしさ」に欠けるという理由から、婚約破棄を突き付けられる。
彼女の手は研鑽の証でもある、肉刺や擦り傷がある。それを隠すため、いつもレースの手袋をしている。
別にそれを恥じたこともなければ、婚約破棄を悲しむほど脆弱ではない。
「行き遅れた令嬢」こればかりはどうしようもない、と諦めていた。
しかし、そこへ辺境伯から婚約の申し出が――。その辺境伯には娘がいた。
「分かりましたわ!これは契約結婚!この小さなお姫様を私にお守りするようにと仰せですのね」少しばかり天然、快活令嬢の継母ライフ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 19:41:53
5281文字
会話率:34%
ブラック・スミス シリーズ第二弾!
(⚠︎︎こちらは、連載予定作品の先読みとして執筆されたものであり、後々内容が変更される可能性があります)
1970年代後半、妖精伝説が広く国民に信じられ、信仰が根付いているエルヴェシア共和国。その湾
岸都市ブランポリスに設置された『スミシー探偵社妖精課』の探偵社員たちは、主要顧客の"蹄鉄会"の会員から大口の依頼を請け負った。観光都市クラダにあるホテル『ヴィッラ・エリジウム』の予約を社員たちで埋め、他の客が泊まれなくして欲しい、と。この不可解な依頼の背景を調査することになった探偵のジェムと相棒のリリーは、突如として起こるホテルでの奇妙な現象に巻き込まれていく。
ちょっぴりハードボイルドな、ローファンタジーミステリー。
⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰
※残酷描写はPG12指定程度を想定しています。LGBT+タグは、要素がある程度の認識でいていただければ良いかと思います。
※ミステリーですが、探偵小説だからとこのタグを選択したので、どちらかというとファンタジー色濃い目です。ご注意を。
☆キャラクター原案・イラスト:がっくす3
X(旧Twitter):@gax3_original折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 05:00:00
36896文字
会話率:57%
葵花神功――中国の武侠功夫の世界では、葵花神功は最強でありながら最も恐ろしい武功とされている。この武功は男性キャラクターだけが修練できるんだ…だって、自宮《じきゅう》しなきゃいけないから。
紫苑は、うっかり間違えて新しくリリースされた
VRMMORPG【武侠奇縁】を買っちゃったんだ。これは中国武侠の世界観を持つゲームなんだけど、始めてすぐに何度も他のプレイヤーに殺されちゃってさ。悔しくて仕方なかった僕は、偶然最強武功とされる葵花神功を手に入れて、復讐のために修練を始めたんだ。
ただのゲームだし、自宮するって言ってもそこまで深刻じゃないと思ってたんだけど…でも、すぐに現実でも僕に影響が出てきてね。もともとちょっと中性的な顔立ちだった僕が、どんどん女の子みたいになっていくんだ…!
前回と同様、すべてchatgpt翻訳です。
*
PS:今回は中国の武侠風のストーリーに挑戦してみたんだ。中国武侠風のVRMMORPGの小説って、僕の印象ではあまり見かけたことがないから、日本でどれだけ受け入れられるかは分かりません。、ちょっとやってみたくなったんだよね。一応、試しに10話分を投稿してみる予定で。その後の反応次第で、続きを書くかどうか決めようと思ってるんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 07:00:00
25734文字
会話率:37%
髪はパンクなボブスタイル。ピアスをバリバリに開け、無表情に光のない目。
そんな学園中から恐れられているクラスの女子、嵐山と仲良くなって欲しいと担任から頼まれた優木夜空。
担任の女教師もクラスの委員長も上手くいかなかったらしく、次に白羽の
矢が立ったのが夜空、ということらしい。
「憧れの先生の頼みではある……でも、嵐山さん、めっちゃ怖い……」
勇気を出して話をしてみるも冷たくあしらわれて失敗してしまう。けれどその中で、夜空は彼女の鞄のグッズが目に入る。
家に帰って調べれば、それがヴィジュアル系バント? とやらのグッズらしく、バンドなので曲もリリースしているとか。
夜空はその楽曲を試しに聞いてみれば、体を衝撃が突き抜けた。
「すごい……この音楽、めっちゃカッコいいじゃん!!」
依頼の話はどこかへ吹き飛び、純粋に嵐山の好きな音楽にドはまりしていく夜空。
音楽の話を真剣にしていると、少しずつ彼女からの態度も柔らかいものになってきて……?
※この作品はカクヨムでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 18:31:32
241105文字
会話率:34%
フィッツジェラルド伯爵の提案で開催された珍発明祭り。その中心となるのは、天才少年テオの二つの発明品、自動洗濯機と自動調理人形だった。
祭りの開幕と共に、テオの自動洗濯機が披露される。水や風の精霊たちの協力を得た画期的な発明に、観客たちは驚
きの声を上げる。しかし、実演中に精霊たちが悪戯を始め、大量の泡が噴き出すトラブルが発生。テオは冷静に対応し、見事に事態を収束させた。
一方、自動調理人形の展示では更なる驚きが待っていた。人形が突如、テオの指示にない料理を作り始めたのだ。それは、テオの前世の記憶にある日本の懐石料理だった。予想外の展開に戸惑うテオとリリーだったが、観客たちは未知の料理に大喜び。「懐石料理」は瞬く間に評判となった。
祭りは大成功を収めたが、テオの心には複雑な思いが渦巻いていた。自分の秘密である前世の記憶を使って発明することへの葛藤、そして発明がもたらす社会への影響への不安。
祭り後の反省会では、テオの発明による社会変化の懸念も示された。洗濯女や料理人たちの仕事が奪われるのではないかという心配だ。テオは自分の発明が誰かを不幸にするかもしれないことに心を痛める。
しかし、国王やフィッツジェラルド伯爵、そしてリリーの励ましを受け、テオは新たな決意を固める。自分の才能を正しく使い、この世界をより良いものにしていくこと。そして、さらなる驚くべき発明への挑戦。
テオの胸には、秘密を抱えたまま未来を切り開く覚悟が芽生えていた。珍発明祭りは幕を閉じたが、テオの新たな冒険はまだ始まったばかりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 22:13:11
17863文字
会話率:49%
第2章は、12歳のテオが宮廷での新生活を始めるところから始まる。彼は国王から魔法の杖を軽くする装置の制作を依頼され、試行錯誤の末に完成させるが、予想外の結果を招く。同様に、リリー王女のために作った礼儀作法学習補助装置も思わぬ騒動を引き起こす
。
一方、テオの10歳の弟アースは、土魔法の才能に目覚め、村で特訓に励む。失敗を重ねながらも、植物を育てる独特の能力を発見し、新たな可能性を見出す。
リリーは、テオの発明品を使って宮廷生活を乗り切ろうとするが、失敗して叱責を受ける。しかし、この経験から伝統と革新のバランスの重要性を学ぶ。また、他国の王女たちとの秘密の文通を通じて、世界の様々な問題に目覚め始める。
テオの珍発明は宮廷内で評判となり、貴族たちから次々と奇抜な依頼が寄せられる。当初は戸惑うテオだが、リリーの助言により、真に役立つ発明を目指すようになる。
街への外出では、テオの発明品が市民の生活を改善している様子を目の当たりにし、発明家としての責任を実感する。
物語の終盤、宮廷の変わり者フィッツジェラルド伯爵が珍発明祭りを提案。国王の承認を得て、準備が始まる。テオとリリーは子供ながらも、この企画に協力することになる。
第2章を通じて、テオは単なる珍発明家から、人々の生活を良くすることを目指す発明家へと成長していく。リリーとの友情も深まり、二人の協力が宮廷と街の架け橋となっていく様子が描かれる。
まだ鉄道は登場していないものの、テオの発明への情熱と才能は、将来的に異世界に鉄道をもたらす可能性を感じさせる。珍発明祭りの開催が決まり、次なる大きな冒険の幕開けを予感させて第2章は幕を閉じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 10:01:14
24497文字
会話率:39%
# 第1章 あらすじ
中世ヨーロッパ風の異世界、とある王国の城下町に住む12歳の少年テオは、実は現代日本から転生した発明家の卵だった。ある日、彼の発明品が評判を呼び、王城から呼び出しを受ける。
緊張しながら王城を訪れたテオは、14歳のリ
リー王女と出会う。好奇心旺盛なリリーは、テオの発明品に興味を示し、城の外に連れ出してほしいと頼む。テオは迷いながらも、その願いを聞き入れることにする。
テオは静音装置付きの滑車など、城を抜け出すための道具を発明。リリーの侍女エマも加わり、3人で秘密の外出計画を立てる。
ついに決行の日、3人は テオの発明品を駆使して城を抜け出すことに成功。リリーは初めて見る街の姿に感動し、テオの発明品が街の子供たちに使われている様子も目にする。
しかし、時間が経つのを忘れてしまい、慌てて城に戻ろうとした3人は、思わぬ事態に直面する。城壁を登っている最中、国王と王妃に見つかってしまったのだ。
厳しい叱責を受ける中、テオは自分の発明品について説明する機会を得る。国王はテオの才能に興味を示し、驚くべきことに宮廷に招くことを提案する。
一方で、国王と王妃も若い頃に同じような冒険をしたことがあると明かし、3人を驚かせる。ただし、二度とこのような危険な行動はしないよう固く約束させた。
こうして、テオは思わぬ形で才能を認められ、宮廷での新生活が始まることになる。その夜、テオは興奮で眠れず、頭の中で次々と新しいアイデアが浮かんでは消えていく。
窓から差し込む月明かりの中、テオは大きな車輪と長い線路を持つ、まだ見ぬ乗り物のスケッチを描き始めた。彼の瞳には、未来への期待と冒険心が輝いていた。
テオ、リリー、エマの3人の冒険は、まだ始まったばかり。彼らの前には、想像もつかない大きな挑戦が待ち受けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 16:22:57
11650文字
会話率:40%
長きに渡り戦争が続く二つの国。
身分社会の王政国家・ペルフェクト王国。
国民の代表たる議員によって成り立つ議会制の国・シュタルクヘルト共和国。
ペルフェクト王国軍の少将・オルキデア・アシャ・ラナンキュラスは、上官の命令で、自軍が破壊した
敵国・シュタルクヘルト共和国の軍事施設と軍事医療施設跡にいた。
目的は、この地で捕虜となっていた自軍の兵士を解放する事だった。
けれども、捕虜となっていた自軍の兵士は、既に移送されており、残っていたのは医療施設で治療を受けていたシュタルクヘルト共和国軍の兵士と関係者ーーの死体だった。
そんな中、オルキデアは唯一の生存者を見つける。
菫色の瞳と藤色の髪を持った女性だったが、襲撃時の怪我とショックから記憶を失っていた。
そんな女性に、「アリーシャ」と名付けて、捕虜としたオルキデアだったが、とある事件に巻き込まれたのを機に、アリーシャに興味を持つ。
けれども、アリーシャは敵国の娘、オルキデアの好きには出来ない。
それならせめて、アリーシャを国に帰そうとするが、頑なに帰りたがらず、とうとう部屋に引きこもってしまったのだった。
どうにかしてアリーシャを説得出来ないかと悩んでいたオルキデアの元に、ある日突然、疎遠になっている母親が、縁組の話を持ってやって来たのだった。
「なあ、俺の妻と恋人、どっちがいい?」
縁組を回避する為に、オルキデアが提案したのは、この国でのアリーシャの生活と引き換えの「契約結婚」。
縁組の話と同時期に、ようやく記憶を取り戻したアリーシャには、頑なに国に帰りたくない理由があるようでーー。
一方、シュタルクヘルト共和国では、襲撃の際、その場に居合わせていた、とある女性が行方不明となっていた。
その女性の名前は、アリサ・リリーベル・シュタルクヘルト。
今は廃止されたシュタルクヘルト共和国の王族の血を引く女性であったーー。
縁組回避から始まる契約結婚、そしてーー真実の愛。
これは、「愛」を知る物語。
※他サイトにも掲載しています。
※こちらは年齢指定版を書き直したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 22:10:00
491631文字
会話率:38%
自分の価値に気付いていないマーガレットは、この国きっての資産家、ブランドン辺境伯と結婚することになった。
社交的な妹リリーと比べられた人生で、初めて自分が必要とされた出来事だ。
ブランドン辺境伯の元へ、幸せの絶頂を噛みしめながら、
初めて夫に対面するマーガレット。
「マーガレットだって! 俺が結婚を申し込んだのは、リリーだ」
「この結婚はただの間違いだからな。離婚可能な時期となる半年後までの手違いの夫婦だ」
待っていたのは、妹リリーへ結婚を申し込んだはずのブランドン辺境伯。
こんな事になったのは、妹リリーの我儘のせい。
この結婚は、マーガレットに内緒のまま、リリーから押し付けられたものだった。
辺境伯が求めていた妻は、当主不在の時に、気難しい個性を持った従者達をまとめて屋敷を仕切れる気概。
「マーガレットが、気難しい叔父上と交流があるのは驚きだな」
到底マーガレットには出来ないと思っていたが、屋敷にいる偏屈な人物達がマーガレットにどんどん従順になっていく。
「薬を作るって、マーガレットが!」
リリーの特技だと思っていた、薬草を煎じた薬作り。実はマーガレットの特技だと知った辺境伯。
マーガレットに恋心を寄せ始め、離婚を取り消したい。
なのに、鈍感な妻は夫から逃げ続ける。
夫からの必死のアプローチも空しく、妻には想いが伝わらない。
「俺との離婚祝いか、お前たちの結婚祝いか知らないが、マーガレットへの最初で最後の贈り物だな」
夫が隊長を務める兵士の1人へ、妻が想いを寄せていると信じ込み、身を引く夫。
離婚の期限が迫ったその時、妹リリーがマーガレットと辺境伯の前に現れた。
我儘なリリーは自分に届いている悪条件の縁談話を押し付け、離婚予定の姉に代わって、辺境伯の妻の座を手に入れようとする。
夫はリリーを追い返すが、それでも2人が両思いであることに気付いていない手違いの夫婦。
その気持ちは、些細な事をきっかけに通じ合う。
正式な夫婦になった2人が王都の社交界で見聞きしたものは、自分の価値に気付いていない、マーガレットの本当の評価だ。
効果抜群の薬を作るのに鈍感すぎる妻と、口が悪いのに紳士的な夫の、すれ違いラブコメディー。
一途に妻を想う俺様口調の必死な片想いは、何をして、何を言えば成就するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 09:32:49
120114文字
会話率:26%
20年間続いたメナスフィート公国とゼル帝国の戦争は、大陸一の大国カナン王国の仲介による和平交渉により終結した、両国が戦争で得た物は大きな傷だけであった
戦争終結から一年
両国は退役した兵士や仕事にあぶれた傭兵たち、戦争孤児や未亡人で
溢れており、戦争の傷が癒えないなかで立ち上がった物たちが居た
その中の一人、リリーナ・メナスフィート第三王女は身分を捨て、商会を立ち上げた
リリーナ商会は身分や年齢、性別や国籍、過去の遍歴に関わらずあらゆる人材を登用し、運用していきつつ
新しい運送方法や直営小売店の開業、人材派遣や独自製品の開発製造に着手
戦後たった3年で大陸中にリリーナ商会の名を轟かせた
そしてかつて戦争をしたゼル帝国国境の領地、ルーデル領の町カインズで商会長リリーナは大規模な行商を引き連れてやってきた
敵国だったゼル帝国の領地を訪れたリリーナだが、商会の評判やゼル帝国人でも雇用するリリーナの剛胆さが功を奏して住民たちはリリーナ商会を歓迎した
もっとも近くてもっとも”遠い”隣国の商会遠征は成功した
そしてリリーナが公国の商会本部へ帰還する時に事件が起こる
リリーナ達は町の外から500人を越える大規模な盗賊団に包囲されてしまう
カインズの町の兵を外に出すと町内の防衛が疎かになり町自体が危険
しかしリリーナ商会のキャラバンだけでは袋叩きに合ってしまう
そこで窮地にたたされたリリーナは、傭兵を町で雇い
盗賊団の包囲網を強行突破する作戦を立てる
雇い入れたのは30名ほどの小さな傭兵団『タブラの矢』
団長のシーン・タブラは気の抜けた性格の18歳の青年であった
不安を感じるリリーナ達にシーンはこう言った
『要は抜ければいいんですよね?』
※コメディ寄りにしたいです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 22:08:11
26357文字
会話率:53%
稀有な富豪になりあがったタッカー家の長男ライアンの結婚はいろいろな問題があった。
先ずライアンは、まだ弱冠22歳。生まれた時から決められていたから相手の顔すら知らない。
そして、おそらく妻を愛さない。
というよくある話を、第三者であ
る俺が語ります。
振り回されるのは夫でも妻でもなく、おそらく俺!!!
(再掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 16:56:51
20504文字
会話率:32%
その昔、戦乱の最中命を落としたリリーロッテという女がいた。彼女は複数人の男の仲間がいた。
時しばらくして現在、リリーロッテだった女はトリシアという名の少女に転生した。彼女の周りには女に転生したかつての仲間達がトリシアを取り合っている。
それを眺める俺……というわけである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 16:13:27
236958文字
会話率:51%
これは、AI技術が大きく進歩した、ちょっと未来のお話。
フルダイブ型VRMMORPG『アンリアル』。政府と大手ゲーム会社が結託して作り上げたそのゲームは、強固な信頼のもと、ゲーム内のお金を現実に還元することができるシステムが用いられて
いた。ゲームで稼いだお金が、現実でも使える。楽しみながら稼げる。それは、暇を持て余した人々にとって、ひどく魅力的な文言だった。こうしてアンリアルは、リリースから1年で国内ユーザー数3,000万人を突破。AIと共に、人々の生活の一部になろうとしていた。
そんなアンリアルにおいて、主人公のコミュ障ゲーマー小鳥遊 好(たかなし こう)は、「サポートAIガチャ」なるもので最高レアリティの白銀ロリ妖精『フィー』を引き当てる。まるで、2度にわたる両親の死を乗り越えろと、そう誰かに言われるように。
無口で気難しい(でも、あざと可愛い)サポート妖精AIフィーを相棒に、主人公は情報を売ることで高校生の義姉を支える日々を送るようになる。しかし、どこまでもゲームを愛し、義姉を愛する主人公にも「受験勉強」という現実の関門が待っていた。
自分たちの生活のために青春を犠牲にしてバイトに明け暮れている義姉、小鳥遊 唄(たかなし うたう)の負担を減らすためにも、主人公は断腸の思いでアンリアルへのログインを自ら禁じることにする。
「絶対に、学費の安い、国公立!」
全ては、そう。最愛の義姉のために。そして、アンリアルでお金を稼ぐことが出来るようにするために。
この物語は、そんな主人公が受験勉強を終えたところから始まる。
半年ぶりにアンリアルにログインした主人公は、サポート妖精フィーを連れて適当にダンジョン(現行の最高難易度)に挑み、肩慣らしをすることに。しかし、その最中、マヌケな悲鳴を聞く。トラブルの原因にもなりかねないため無視をしようとした主人公だったが、悲鳴の中には、ゲーマーであれば誰もが聞き逃せない単語が混じっていて――。
太った黒猫『にゃむさん』によって結ばれる「ゲーム」と「現実」、2つの世界。果たしてコミュ障ゲーマーの主人公は、いかにして陰キャオタク少女とパーティを組むことになるのか。青春、恋愛そっちのけでゲーム攻略に興じる主人公たちの姿を描きます!
※本作は小説サイト「小説家になろう」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 13:24:46
451871文字
会話率:41%
魔法学校ロマネストで留学生として学校生活を送るリリーは鳥のような美しい純白の翼を持つ有翼種(ゆうよくしゅ)。
同じく有翼種で竜のような翼を持つ恋人のヴィントと仲睦まじく、学校生活も順風満帆。
しかし生徒会長が何かとついて周り、ついに学友は
「ロマネストって重婚可能なんだよ」などと言い始める。
そんなつもりは毛頭なく、お互い他人を挟む余念がないのに──
周囲の空気感と生徒会長の猛攻を掻い潜り、二人は愛を貫けるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 22:00:00
31817文字
会話率:36%
両親の死をきっかけに故郷ティースを離れ、300光年先にある惑星エライユにやってきたリリーは一癖も二癖もあるメイドたちと一緒に住み込みで王城に働く事になる。
無茶振りする王、おっとりこなすメイドたち、容姿端麗な騎士は唯一まともそうだけど…?
天使みたいな翼と悪魔みたいな翼の子が恋してたら萌えじゃない?を起点に書いてます。
異文化コミュニケーションに四苦八苦する新人メイドと時々粗雑が隠しきれない真面目騎士のじっくり進むタイプの恋愛です。
序盤は恋愛面での進みが悪いです。
ふたりとも背中に翼がある異種族でハッピーエンドを目指しています。
作中に中々出てこない設定ですが元々地球だった惑星が舞台の話なのでそれっぽいものがバンバン出ます。
過激な表現は控えますが、流血、死、性描写が入るので苦手な方はお控えください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 20:00:00
132068文字
会話率:38%
西遊記のように旅をする、4人の物語。みぃあげ村には生贄の儀式がある。しかし、調べると、それは40年前からという比較的新しいものだった。香香は、好奇心に狩られる。翡翠のついた扇子、消える生贄、セピア色の恋。謎が解けても、罪人はリリース。
最終更新:2024-10-05 13:25:43
39770文字
会話率:47%
ハスティーナ帝国の名門アステシア家には、才能に恵まれた姉ルルーと、優美さを備えた妹リリーという美しい姉妹がいた。姉は飛び抜けた才覚を持ちながらも、貴族社会の制約に縛られ、自由を求めて葛藤していた。一方で、妹は常に姉と比べられ、自分の無力さに
苦しむ日々。やがて、ルルーはある決断を下す。それは妹の未来を守るため、自らの運命を切り開くためのものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 23:13:15
8999文字
会話率:29%