可憐で完璧令嬢のシャルロットはある日、婚約を解消される。
どうやら婚約者リーンハルトはシャルロットの姉、サリナを好きになってしまったようだ。
『何を考えているのかわからない』
そう別れを告げられてもしかし、シャルロットはすぐに立ち直る。
『私を選ばなかったことを後悔すればいいのよ』
これは自己肯定感高めの令嬢が、失恋してもクヨクヨせずにさっさと前へ進む話です。
*最後は意味深な感じで終わります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 16:08:49
8029文字
会話率:25%
剣を手に傭兵として活動するラグナは、魔物討伐の際に自分が転生者であることを思い出す。
そして自分のいる世界が前世において、一年でサービス終了したアプリゲーム『ワールドエンド・アルカディア』の世界であること。さらに十日後に世界を滅ぼそうと
する存在が現れ、それに対抗するゲームの主人公や頼もしい仲間達がいないという事実を知る。
唯一存在を確認できるのは、ラグナがいるロイハルト王国の王女様――王家に受け継がれた装備を身にまとい、魔物と戦うゲームのヒロインだけ。
絶望的な状況の中、ラグナはゲームの出来事を思い出し、世界を滅する敵に対し抵抗を開始する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 22:16:39
126184文字
会話率:43%
ハルトが誕生日に買ってもらったAI学習ロボットは、持ち主の好みをどんどん学習してくれる高性能なものだった。だから、学校で大人気になっていた「駆動戦記メタボルテージ」の必殺技や決め台詞を次々と覚えさせてきた。今では、ハルトの声を聞き分けてメタ
ボルテージの戦闘シーンを自在に演じてくれる。だが、このロボットには秘密があった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 23:55:20
2520文字
会話率:47%
大陸に覇を唱えたオルティア帝国の初代皇帝レオンハルト。
獅子心皇帝と呼ばれた彼の傍らには常に黒髪の乙女が寄り添っていたと言う。
これは時詠みの魔女と呼ばれた黒髪の乙女ラティーナと、まだ一国の王に過ぎなかった若かりしレオンハルトの出会いの物語
。
カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 19:05:01
4093文字
会話率:47%
デーニッツ王国の王太子リオネルは魅了の魔法にかけられ、婚約者カナリアを断罪し処刑した。
デーニッツ王国はジンメル王国に攻め込まれ滅ぼされ、リオネルも亡くなってしまう。
天に上る前に神様と出会い、魅了が解けたリオネルは神様のお情けで転生するこ
とになった。
そして転生した先はクマ獣人の国、アウラー王国の王子。どこから見ても立派なもふもふの黒いクマだった。
リオネルはリオンハルトとして仲間達と魔獣退治をしながら婚約者のカナリアを探す。
しかし、仲間のツェツィーの姉、アマーリアがカナリアかもしれないと気になっている。
さて、カナリアは見つかるのか?
アマーリアはカナリアなのか?
緩い世界の緩いお話です。
独自の異世界の話です。
戦いの場面で少し残虐な描写や血の描写があります。苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 14:13:47
32131文字
会話率:37%
救いの神子であるレティシアは王太子妃のシャロンに偽の救いの神子で、国を滅ぼそうとしている。そしてシャロンを殺そうとしたと身に覚えのない罪を着せられ、婚約者のジークハルトに殺された。神を赦さない、シャロンを赦さないと強く思いながら息絶えたはず
なのに、気がつくと生まれたばかりの頃に時間が戻っていた。もう救いの神子になどならない。1日も早くジークハルトと婚約解消し領地に引っ込みのんびり暮らそうと企むがジークハルトの態度が1度目の人生とは違うことに違和感を感じている。レティシアの2度目の人生はどうなるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 17:46:41
85360文字
会話率:33%
第四王女ながら母の暮らす領地で自由奔放に生きてきたイレーネ。
馬好きが高じて軍馬を育成する厩舎に入り浸るイレーネの先行きを心配した両親は、デビュタントと共に隣国アルタスの辺境伯と婚約させることにする。
もちろん彼女は大反対! 淑女教
育を抜け出し向かった厩舎で出会ったのは、偶然にも軍馬を見にきたアルタスの辺境伯ラインハルトだった。
王女の身分を隠して平民として接するイレーネに、ラインハルトもアルタスの騎士として誘う。
「調教の為にアルタスに来ないか? ここの馬が慣れるまででいいんだ」
慣れ親しんだ馬の為、まだ見ぬ婚約者の様子を見る為、イレーネは大きくうなずく。
「祖父と母に頼んでみる。でもダメだっていわれたら、こっそりついていくね!」
見習い調教師として隣国にいくじゃじゃ馬イレーネの手綱を面白そうに握るラインハルトの恋物語、始まります!
本作は肥前文俊先生主催「第十八回書き出し祭り」に参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 13:11:34
51496文字
会話率:60%
公爵令嬢リアは十歳のときに、転生していることを知る。
今は二度目の人生だ。
十六歳の舞踏会、皇太子ジークハルトから、婚約破棄を突き付けられる。
記憶を得たリアは前世同様、世界を旅する決意をする。
前世の仲間と、冒険の日々を送ろう!
婚約
破棄された後、すぐ帝都を出られるように、リアは旅の支度をし、舞踏会に向かった。
だが、その夜、前世と異なる出来事が起きて──!?
悪役令嬢、溺愛物語。
☆本編完結しました。ありがとうございました。番外編等、追加予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 07:46:48
146941文字
会話率:36%
幼馴染にこっぴどく振られた男、川崎ハルトは振られた後の帰り道、トラックに撥ねられて死んでしまう。そして彼が転生したのは神の子供だった。成長し、父に代わって神になったハルト。ある日いつも通り仕事をしていると、転移者が自分の世界に訪れようとして
いて、その転移者というのが...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 10:08:34
1939文字
会話率:6%
100度目の転生を迎えた男ライク・ハルトは一度だけ地球に転生したことがあった。彼は地球で愛した人のことを想い続け、冒険をしながら、地球へ行くための手がかりを探していた。
最終更新:2024-08-02 17:32:27
9906文字
会話率:32%
帝国暦147年
勇者の孫、レオンハルト・ノットガイルはパーティーの資金を娼館通いのために横領し、追放の憂き目に会ってしまう!
一方その頃、伯爵令嬢ヴィオランテ・ヴァイオレント・ヴィオレットは恋敵の“聖女”アンナへの嫌がらせ__もとい政治
的行為が原因で王子からの婚約破棄からの帝都追放を言い渡されてしまう!
転んでも只では起きぬと、二人は各々チートアイテムを盗み出す。
一つはこの世の全ての淫魔を従え、おのが煩悩を力へ変える「大淫魔の剣」。
一つはこの世の理を破壊せしめる禁術が記された「禁術目録」。
居場所を終われ逃げ出した二人はひょんなことから出会い、思う。
「「コイツ、使えるのでは…?」」
クズと悪女が出会う時、至高の逆襲劇(ヴェンデッタ)が始まる…のかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 22:30:37
106802文字
会話率:55%
書籍化決定!〘固定〙
出版社は一二三書房様!〘固定〙
書籍1~4巻、漫画1巻発売中!!
書籍5巻 発売決定!!
──***──
西条 遥人はある日、異世界の邪神によって強引に転生させられ、その魂に呪いをかけられた。
転生先は剣と魔
法の世界。
この世界では戦闘職のレベルを上げることで強くなれるが、ハルトは呪いのせいでレベルを上げることが出来ない。ハルトは絶望する。
だが邪神の勘違いにより、ハルトは無尽蔵の魔力を手に入れていた。
これはステータスが〘固定〙される呪いをかけられた賢者が、呪いの効果で逆に最強へと至る物語。
※カクヨムにも投稿中
※本編完結済み!
(現在はアフターストーリーを更新中)
【書籍】
1巻 2019年08月28日~ 発売中
2巻 2019年12月28日~ 発売中
3巻 2020年06月27日~ 発売中
4巻 2020年11月25日~ 発売中 ← new!!
【コミック】
1巻 2020年07月15日~ 発売開始!
Web版 2019年11月17日~ 連載中
(掲載先はpixivコミック、ニコニコ漫画など)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 08:31:12
1105801文字
会話率:35%
この世界では階級と言うものが存在する。
主にDからSに振り分けられる中で、最低階級のD級を持っている学生、ハルト・ヴェルグは学園で無能と罵られ、毎日いじめられている一人ぼっちの生徒である。
だが、ハルトはとある理由によってわざとD級を
演じているだけで実はD級じゃない。
なぜそのような事をしているか、それは全てお金の為である。
ハルトはその強さから付き人と言うお仕事を学生と兼任してお金を稼いでいるが、それとは別に学園の試験にはお金が貰えると言う変わったシステムがある。
それは階級が低い生徒ほど、格上に勝利すればその分お金が上乗せされると言うものだ。
入学から一年は階級の振れ幅が大きく、良く上下する為、学園では二年生になった暁に階級が確定するようになっている。
ハルトはお金稼ぎの為に、階級が確定する二年までひたすらD級を演じていた。
二年になって少し経ち、階級が確定したハルトの本当のお金稼ぎがここに。
本当は知能、魔法共にS級クラスのハルトが付き人としてお金を稼ぎ、そして試験でもお金を稼ぐ。
これは、学園では冴えない学生を演じたハルトの下剋上、そして付き人として表と裏で依頼実行する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 14:30:00
242033文字
会話率:39%
屋敷に1人で暮らしていたハルトの元に、
いきなりやってきた宇宙人のミュータン。
ミュータンは、大好きなハルトの体を調べるのが好き。
だが、いつも失敗している。
そんな2人のコメディ小説です。
最終更新:2024-07-27 08:02:40
1747文字
会話率:61%
国一番の貴族、ハーフェルト公爵夫人エミーリア。彼女は、かなり美人なのに灰色の髪と灰色の目で幼少から母に疎まれていたため、自分の容姿に自信がない。
そして、素直で人を疑わない性格のため、彼女を溺愛している元第二王子で、王太子補佐である夫のリ
ーンハルトはいつも気が気でない。
エミーリアは義家族の国王一家との仲も良好で、さらに隣国の大陸最大の版図を誇る帝国にもコネを持っている。
そんな二人が仲良く暮らしつつ、すぐ近くの領地であるエルベの街の住人の悩み相談などにのりつつ、転がり込んで来た問題をコネと権力を使って解決していく話になる予定です。
この話は、『色褪せ令嬢は似合わない婚約を破棄したい。』の続編になりますが、そちらを読んでいなくても問題なく読んでいただけます。
長くなりそうなので、一章毎に書けたら投稿していきます。
11/3 第二章まで書けたので、最初三話、残りは一日一話ずつ投稿していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 20:41:28
290261文字
会話率:42%
魔王国アヴィリオンの王アルトゥールは、勤勉で生真面目、かつ苦労性である。
十五歳で即位して十五年、膨大な魔力と魔法技術をすべて国政に費やしている。
――「王とは民の下僕である」
それが、彼の信条だ。
浮遊城ファルケンシュタイン「
下僕の間」にて、使い魔の水龍タイザーマーリアとともに日々陳情処理に忙殺されている。
ある日、大事件の一報が届く。
ヴァラス帝国の王、エドムントが殺害されたというのだ。凶器は妖魔ミレーヌケティが封じられている伝説の妖剣〈誰彼(たそがれ)〉。
最有力容疑者は、王の庶子、王子レオンハルト。
何故なら、〈誰彼〉を抜刀できるのは、妖剣に認められたあるじ、レオンハルトただひとりであるからだ。
レオンハルトは無実を主張しているが、その容疑は決定的で、すでに拘束・投獄され、七日後には火あぶりの刑に処せられるという。
アヴィリオンは鎖国中であり、ヴァラスとは国交がない。本来ならアルトゥールが介入する筋合いはない。
しかし妖魔ミレーヌケティに片思いをしているアルトゥールとしては無関心ではいられなかった。かつ、この件に関わらなければならないある事情があった。
人々の独白を聴くことが可能な遠隔魔法〈夜の虹〉を駆使し、アルトゥールは事件関係者への事情聴取を開始する。
王子レオンハルト。妖魔ミレーヌケティ。王妃ロスヴィーダ。世継ぎの王子マティアス。そして、マティアスが偶然繋げてしまった異界に通じる扉から迷い込んだ少年、ミヤサカ・ナオキ。
それぞれの証言から、事件当日に至るまでの経緯と状況、事件後の行動、各人の事情や感情、複雑な人間関係と愛憎が明らかになっていく……のだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 20:38:19
112386文字
会話率:29%
王子レオンハルト・王女アリスティアの双子とその下に生まれた王子ジークハルトの3人の兄弟が暮らすルードべキア王国は歴代の天才的な才能を持った王によってもたらされた国だった。
父王の病が見つかり、後継者問題が本格的に騒がれ出したとき、容姿にも天
賦の才を持った兄姉を差し置いて、平凡と称されるジークハルトを時期国王にとの父の言葉が上がった。
自身のないジークを天才の双子の兄姉が時に過保護に支えられて、ジークは王へとなるため、才能至上主義への「下剋上」を宣言する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 16:57:04
18752文字
会話率:54%
姉の身代わりで生贄として捧げられた妹、アリスティア王女。
表向きは政略結婚という名目であったけれど、実のところ人類域の象徴である小国からこの世界を統べる帝国への捧げ物として選ばれた「生贄」であったのだ。
実際、最初の人生では怒りに狂った厄災
獣帝レオンハルトによって殺され。
そしてなぜか過去に戻っていた。
せっかく巻き戻った時間、この命。
今度こそは生きながらえてみせると決意するもやっぱり最後は死ぬ運命に。
そしてまた巻き戻るアリスティアの時間。
三度目人生を迎え、アリスティアは悟る。
どうしてこんなループが起きるのか、その原因を解き明かさなければ結局何をしても同じなのでは? と。
少しずつ変わる時間。
変わる出来事。
そしてなぜか一週間前倒しになった婚姻。
自分を愛しているというレオンハルト。
そんな中で思い出す幼い頃のレオンとの出会い。
あれは運命? いや、違う。
三度目ではじめての出来事だったのだから。
これは、今度こそなんとしても破滅を回避して幸せになろうと頑張るアリスティアと、悲劇の獣帝レオンハルトとのもふもふ恋愛ファンタジーデス!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 09:49:36
32163文字
会話率:16%
「君はまだ幼い、私は君を大事にしたいのだ」
あなたがそうおっしゃったから。
わたくしは今までお飾りの妻でがまんしてきたのに。
あなたがそうおっしゃったから。
好きでもない商会のお仕事を頑張ってこなしてきたのに。
全部全部、嘘だっ
たというの?
そしたらわたくしはこれからどうすればいいっていうの?
子供の頃から将来の伴侶として約束された二人。
貴族らしく、外あたりが良く温厚に見えるように育ったラインハルト。
貞淑な令嬢、夫を支えるべき存在になるようにと育てられたアリーシア。
二人は両家に祝福され結婚したはず、だった。
しかし。
結婚したのはラインハルトが18になった歳、アリーシアはまだ14歳だった。
だから、彼のその言葉を疑いもせず信じたアリーシア。
それがまさか、三年後にこんなことになるなんて。
三年間白い結婚を継続した夫婦は子を残す意思が無いものと認められ、政略的な両家のしがらみや契約を破棄し離縁できる。
それがこの国の貴族の婚姻の決まりだった。
元は親同士の契約に逆らって離縁しやり直すための決まり事。
もちろん、そんな肉体的繋がりなど無くても婚姻を継続する夫婦は存在する。
いや、貴族であれば政略結婚が当たり前、愛はなくても結婚生活は続いていく。
貴族の結婚なんて所詮そんなもの。
家同士のつながりさえあれば問題ないのであれば、そこに愛なんてものがなくってもしょうがないのかも、知れない。
けれど。
まさかそんなラインハルトから離婚を言い出されるとは思ってもいなかったアリーシア。
自分は傾いた家を立て直すまでのかりそめの妻だったのか。
家業が上手くいくようになったらもう用無しなのか。
だまされていたのかと傷心のまま実家に戻る彼女を待っていたのは、まさかのラインハルトと妹マリアーナの婚約披露。
悲しみのまま心が虚になったまま領地に逃げ引き篭もるアリーシアだったが……
夫と妹に、いや、家族全てから裏切られたお飾り妻のアリーシア。
彼女が心の平穏を取り戻し幸せになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 06:05:52
81043文字
会話率:29%
どうして今更溺愛してくるんですか!?
メイドのエーリカは笑顔が魅力的な天真爛漫な少女だった。ある日奉公先の伯爵家で勧められた縁談、フォンブラウン侯爵家の嫡男ジークハルトとの婚姻を迫られる。
しかし、
「これは契約婚だ。私が君を愛すること
はない」
そう云い放つジークハルト。
断れば仕事もクビになり路頭に迷う。
実家に払われた支度金も返さなければならなくなる。
泣く泣く頷いて婚姻を結んだものの、元々不本意であったのにこんな事を言われるなんて。
このままじゃダメ。
なんとかして契約婚を解消したいと画策するエーリカ。
しかしなかなかうまくいかず、
それよりも、最近ジークハルトさまの態度も変わってきて?
え? 君を愛することはないだなんて仰ったのに、なんでわたくし溺愛されちゃってるんですか?
※以前書いた『契約婚のお飾り妻』の改題改稿加筆版になります。アルファポリス様で連載完結したものの転載になります。
※ノベルアッププラス様でも連載中。
※エブリスタ様にも掲載予定デス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 05:57:02
41094文字
会話率:25%
「お前との婚約を破棄する」
女学校を卒業し、18歳の誕生日を迎えたドロシーは、結婚報告をするはずだった誕生日パーティーで婚約破棄されてしまう。
しかも婚約者が皆の前で紹介した恋人は、女学校でドロシーをいじめていた少女である。
どう
していいか分からなくなったドロシーの前に現れたのは、平民上がりの魔法騎士・ベルンハルト。
「では、俺と結婚してくれませんか」
「え? あ、えーっと……はい!」
とりあえず頷いたドロシーだったが、その後、この結婚は白い結婚だと告げられてしまう。
「俺は貴女に相応しくない。だから、これは白い結婚です」
「え?」
「貴女が、真に相応しい相手に出会えたら、離婚しましょう」
「……え?」
訳が分からないままベルンハルトの領地へと向かったドロシーは、せめて彼の役に立ちたくて、小さな領地を発展させようとする。
しかし一緒に過ごすうちに、ドロシーはどんどんベルンハルトに惹かれていって……!?
(白い結婚なんて、今すぐやめたいんだけど! なんでこんなに手を出してくれないの!?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 08:01:52
78955文字
会話率:47%
"スピリスト"
ある者は火を。ある者は水を。
精霊石という不思議な鉱石を手に入れ、魔力を操る異能力者たちの総称である。
常人とはかけ離れた戦闘能力と身体能力を持つ彼らの力。その代償はその能力をもって人を守り、また人が
忌み嫌う精霊たちと戦うことだ。
しかしその強大な魔力は精霊たちが持つ霊力とよく似ていると言われており、彼らもまた人に忌避される存在だった。
新米スピリストである十三歳の少年ケイは、幼なじみのナオとハルトの二人と一緒に各地を旅していた。
政府から命令を受けては各地に赴き、さまざまな人や精霊たちと出会い時に戦う日々。
人でありながら精霊に似た力を『自ら』望んだ彼らには、それぞれに叶えたい『願い』があって――。
精霊と人。
同じようで違うふたつの存在が、やがて大きな戦いへと世界を導いていく。
知らず知らずのうちに戦いへと巻き込まれていく少年少女たちが、過酷な運命に立ち向かっていく冒険ファンタジーです。
☆キャラクター紹介、各章表紙絵解説、季節イラストなどは創作サイト「七色蝶」にてご覧いただけます。
「SPIRIST」の世界をより深くお楽しみいただけますので、興味があればこちらへどうぞ↓
https://rainbowpapillon.jimdofree.com
☆基本的に一章でひとつのエピソードが完結しますが、全体通してひとつのお話を構成しています。
☆時々イラストが出てきますが、特記が無ければ自作です。兼業絵描き。絵はmeenaという名前で活動しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 20:00:00
638347文字
会話率:40%
田中 遥斗 (タナカハルト) 17歳。
とある高校2年生だ。
俺はいつもクラスの陽キャ共に虐げられる生活を送っていた。「購買の限定パン買ってこい」だの、「出世払いで返すから金貸せ」だの、もう沢山だッ!
――しかしある日、小休憩の時間にいき
なり赤い魔法陣のようなものがクラスを襲った。
クラス中がパニックになる中、俺だけは目を輝かせていた。
遂に来たッ!異世界転移!これでこんなカス生活とはおさらばだぁぁぁぁあッ!!
――目が覚め、顔を上げるとそこは中世ヨーロッパのような王宮の中であった。
奥には王様が王座に座り、左右には家臣が仕える。
―乳房の大きい女性が口を開いた。
「あなた達は、我々が召喚しました。この世界は魔王の作り出す魔物でピンチなのです」
そして突然、”スキル水晶”なるものに手を触れさせられる。陽キャ共は強力なスキルを手に入れ、ガッツポーズをする。
⋯次はいよいよ俺だ⋯ッ!
そして空間に映し出される、ステータスとスキル。そのスキルは――”造形”。土属性の物の形を変えるスキルだ。
「お、お前、”造形”とか⋯粘土こねるだけじゃねーか!www」
クラス中で笑いが巻き起こり、俺は赤面。
王様たちも、ため息をついている。
⋯⋯ねぇ、俺の最強異世界生活はどこ行ったの??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 05:00:00
28118文字
会話率:36%
【ディストピア・暗黒小説】 パラレルワールド近未来、資本主義社会の崩落。この国の平均寿命は五十歳足らずになっていた。子供の頃に生き別れた母親を探す主人公ハルト。彼の前に現れるマザーレスチルドレン。未来を託す子供たちを守れるか…ハルト。ディス
トピア小説、群像劇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 16:06:15
39553文字
会話率:53%