「ラスト・シャーマン」の登場人物、出雲国王覇夜斗(はやと)が邪馬台国の皇子月読(つくよみ)と出会うまでの青年期を描く。
前王の落し胤として雪深い国に生まれ、王になるため出雲国へ無理矢理連れて来られた彼の苦悩と、王として自覚するまでの物語。
こちらは「ラスト・シャーマン」のスピンオフです。
ご理解を深めていただくためには、本編を先にお読みいただくことをおすすめいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-31 19:54:13
109660文字
会話率:29%
王となった男鹿と、彼の妃になった壹与との狗奴国での生活の様子です。
一年以上前に書いていましたが、男鹿のイメージが崩れそうでお蔵入りにしていた作品です。
※こちらは「ラスト・シャーマン」の番外編です。
本伝をお読みいただいてからの方が、内
容をご理解いただけやすいかと思います。
外伝「花蓮〜ファーレン〜」を先に読まれるか、後に読まれるかはお任せいたしますが、いずれかによって印象が変わるかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-02 13:26:05
3832文字
会話率:26%
「きっといつか、そなたを皇后にする」
幼くして魏の三代皇帝となった曹芳(そうほう)は、共に学び、遊びながら育ってきた花蓮(ファーレン)をこよなく愛している。
しかし、皇太后に反対され、皇后になることが叶わなかった花蓮は、曹芳の妾となっ
た。
五年後、皇后が病で亡くなり、再び彼女を皇后にしたいと望む曹芳に、皇太后は残酷な手をくだす。
曹芳の留守中、花蓮の身を買い上げ、異国から来た男に妾として与えたのだ。
※タイトルの後ろに「※挿絵」と書かれたお話には、挿絵が入っております。文字だけでお楽しみいただきたい方は、挿絵非表示に設定してください。
※こちらは、「ラスト・シャーマン」の外伝となっております。
ご理解を深めていただくためには、本編を先に読まれることをお勧めします。
※ブクログのパブーにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-15 19:00:00
162878文字
会話率:30%
クレア・イエローは、国の養護施設で育てられた。
同時期に生まれた戦災孤児の5万分の1でしかなかったから、大人たちは行政がパンクしかかるほどの児童を「管理対象」として扱いはしても「慈しみ」を与える余裕がなかった。
結果、番号で呼ばれたほうがし
っくりくるような10年の果てに義務教育が終わると、すぐに軍の学校に放り込まれた。
この時期、国費で後期中等教育を受けられるのは軍関連しか残っていなかった。
長期にわたる戦後不況で失業率は過去最悪を更新し続け、福祉予算は破綻しかかっていた。
成績は優等だったが生活費と学費をチャラにする条件は軍への任官だけで、ここでも選択肢などなかった。
そして彼女の結婚である。
人生にある種、諦観していた彼女は軍による結婚の斡旋という強制にすら無感動になっていた。
ただ、結果的にシャーマン空軍大尉の、このすこしすねたところのある娘の気を引くにあたって自分の弟をダシにするという作戦は図に当たったといえる。
なにせ猫すら飼ったことのない娘が初めて接する「幼い生き物」である。
眺めているだけで飽きない。
こちらの一挙一投足にまで反応する。
かと思えばこちらの予想もしない行動を取る。
声がかわいい。
だっこするとあたたかい。
しかも自分になつき、甘え、信頼しきっているのである。
婚約者の弟は会えば必ず「生まれて初めて」を娘に経験させた。
それは彼女の人生の薄っぺらなことの裏返し。
それでも彼女は楽しいし幸せだと思っていた。
人のために笑い、怒り、甘えさせ、泣き、可愛がり、嫉妬さえした。
問題があったとすれば、それが世界でただ一人、10才にもならない少年にだけ、向けられていたことか。
ただ彼は楽観していた。
自分の弟といるときはあれだけ優しく笑える女性なのである。
自分の弟に嫉妬しても仕方がない。
ならば時間をかけてその笑顔を自分に向けさせればいい。
なんとも頼もしいポジティブシンキングの持ち主であったが残念なことに彼は結婚直前に事故で他界している。
彼が自分の葬儀で婚約者が泣かなかったことをどう思っていたか。
確かめる術はない。
かくして。
どこか心のこわれた娘と。
すぐ心がこわれてもおかしくない年頃の男の子が残された。
ふたりとも残されたとは思っていなかったけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-19 20:00:00
58684文字
会話率:39%
1992年、ある2つの論文が発表された。
1つ目は、「八百万の神の存在証明」
世界の宗教観を揺るがす大発見!かと思いきや、一般人には可視できないので、人々は今まで通りの生活を送っている。
2つ目は、「先天性四大性質の発見」
それぞれをわかり
やすく火・地・風・水と名付けられた四大性質のうち、いずれか1つを生まれ持っているというものである。
これにより、人間の向き不向きが判断され、性質によって、就職や結婚を決めるようになっていく。
シャーマンの家系に生まれ、八百万の神を目視し、彼らと対話できる大三輪愛存(おおみわ・あそん)は、「性質に運命を決められる人生」を疑問視し、性質に運命を左右されたくないと自分の夢を追い続ける人たちの夢を、「神のコネ」を使って叶えようと奮闘する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-04 03:04:21
2582文字
会話率:36%
普通に生きていた男が交通事故で死んで異世界に転生した、ただし大地の神のゴブリンシャーマンとして。
この世界のゴブリンは闇の神を奉じているので、大地の神の加護があるとバレると他のゴブリン達に殺され、ゴブリンは人間の敵なので人間に出会ったら殺さ
れる。
こんなハードモードの鬼生で生き延びる事が出来るのか?
※主人公はゴブリンシャーマンなので普通のゴブリンより能力は高いが、そこまでとんでもないチートはありません。
ヒロインもゴブリンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-21 21:19:06
49559文字
会話率:37%
太平洋戦争開戦と同時にコタバルに強襲上陸した日本陸軍の戦車隊の中に 第九七陸軍戦車小隊隊長の彼ら搭乗員達は、1941年のマレー作戦、ビルマ作戦の元で行動を開始した。
時が進むにつれ貧弱な火砲に連合軍の太刀打ちできず苦しめられる日本陸軍に
、戦車兵の些細澪はあらゆる手段を使い敵を撃破していく姿から次第に"虎の子戦車隊"と呼ばれるようになる。
そして途轍もない新鋭戦車の配備に、インパール作戦の決行と共に九七戦車小隊は猛獣の如く敵地を打破していった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-13 11:38:11
30079文字
会話率:24%
文部科学省・研究開発局・環境エネルギー七係。
通称『テンペスト』に所属する時雨リョウは、
東京湾沖、浦賀水道に浮かぶ巨大な人工島(メガフロート)
ウラノスの管理棟から発信された救難信号に応じるため、
現地での調査、救助活動の任を命
じられた。
人工島ウラノスは13年前に発生した爆発事故と、
それが引き起こした災厄<闇色の光>によって、
未だ政府に隔離区画として指定されたままになっている。
そして奇しくもその島は、リョウにとって因縁の地でもあった。
隊員を引き連れ、ウラノスに到着したリョウは、
封鎖された管理棟への侵入を試みるものの、
正体不明の敵性存在<imagenary>と、
区画内の激しい領域汚染によって、その活動を阻まれてしまう。
探索続を継続するため、情報収集を続けたリョウ達は、
ウラノスの居住区画内で、シャーマンを自称する少女、サラと出会った。
汚染領域<mosaic>を渡り歩くサラの協力を得た隊員たちは、
<imagenary>の妨害を受けつつも、管理棟の最上階を目指す。
無人のはずの施設から送られてきた救難信号の送り手は、
果たして何者なのか。
そして最上階でリョウ達が見たモノは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-04 18:52:03
17639文字
会話率:51%
ナイフフェチの特殊な高校生、一宮 士人(いちみや しびと)は友人の主催するとあるゲームに参加するべく休みを利用して田舎の山に来ていた。だが、持ち前の迷子体質で遭難してしまうのだった。このままでは凍死しかねないので必死に一晩明かせるところ
を探していたところ、神社を発見。しかし、その神社は普通の神社ではなかった。巫女は吸血鬼、その上祀られているのはネトゲ好きの駄女神⁉︎ しかも巫女に侵入者と勘違いされて襲われてしまう。我流のナイフ戦闘術で戦う士人だったが、魔法と身体のスペック差そして地の利で敗北し、血を吸われてしまう。その後なんとか誤解は解けたものの血を吸われたことにより眷属となってしまった士人。人間として生きられなくなった士人は神様と巫女の勧めに従って神社の〝仕事〟を手伝いながら住み込みで働くことに。こうして三人(?)の奇妙な生活が始まったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-19 20:15:21
18051文字
会話率:55%
近未来にしか思えない過去の記憶を宿す青い石。
「お前さえ産まれなければ」。母による虐待。
閉じ込められた世界から這い上がり、やっと美しい世界で生きようとした時、
その世界は地球の変動により滅び行く運命だった。
残されたわずかな時間で、自分
ができること、生きること。
必死に求めた少年の記憶。
このまま進めば、今の我々も同じ運命を歩むだろう。
この青い石の記憶は今の世界に向けられた警告と祈り。
※個人サイトに同文掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-09 22:00:00
192993文字
会話率:43%
中期旧石器時代、アフリカの奥地に突然変異種の双子の女子が誕生した、彼女らは成長につれその超能力は部族の土俗的なシャーマンらを怖れさせ為に故郷から追放された。
彼女らは逃げる様に北を目指した、途中クロマニヨン人らと交配し移動部族を成して60年
が過ぎようとしたとき、アラビア半島を目前に年老いた二人の母は相次いでこの世を去った。
そんな或る日、子供と孫等48人はクロマニヨン人の父を残しその姿を忽然と消したのだ。
だが子供と孫等は姿を消したのではなかった、アリの脳ではヒトは知覚出来ないと同様、現生人類の脳レベルでは彼らを知覚することも叶わないほど彼らは超人類に変貌していたのだ。
それから14万3千年…再び彼らの末裔は逃げ水の裏に朧にもその陰を垣間見せたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-14 12:08:55
155102文字
会話率:19%
昔々あるところに村を、人を思うシャーマンがいた。
神託を行い災害や獣から全てを守るシャーマンは全てから愛された。
しかしながら人の欲は無に消し去る事は出来ず、いつしか自らの欲に姿を変える。
力を持つシャーマンは自己欲を満たすべく神の力を求め
、そして戦争が始まる。
神の力という人知を超えた能力に屈した人類は絶対的な支配者を祀る事で自分の命を守り、自己欲を守るシャーマンは他の邪魔なシャーマンと殺しあう。
世界という世界が崩壊し『|激動の歴史(ラグナロク)』は過去に埋れた。
時代は進み現代では解明されないオカルトとして神の力が世界を震撼させる。
人の欲は歴史に関係なく世界に影響を与える。
絶対的な支配者は今もどこかで世界を動かしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-31 21:40:40
67762文字
会話率:42%
呪術師の弟子、クトウ――
消えた師匠を追って、自らの修行を完成させるため、彼は旅に出る。
訪れた町、皆壌は様々な思惑が交差して、クトウを思いもよらない冒険へと誘っていくのだった。
最終更新:2014-05-02 17:29:36
214396文字
会話率:34%
信仰心や言葉がテーマです。
登場人物紹介はストーリーの下に載せます。
ストーリー:現代社会に託宣を承った主人公吉水篤と、それに関わる人物達の物語です。
吉水篤
高校生の主人公。
茅野響子
主人公とは別の学級の女の子。
吉水直緒
主人公の姉で大学生。
吉水操
主人公の母。
吉水篤彦
主人公の父。
高宮真史
主人公の友人。
武藤浩二
主人公に自殺を予知された少年。
今岡淳吉
主人公を執拗に追い続けるフリージャーナリスト。
宮本修
新人の絵本作家、資本主義を毛嫌いしている。
今泉良照
ネット上でTERUの名義で、主人公と話す。
狭山恭
ネット上でKYOの名義で、主人公を庇う。
人物はこれ以上増えていくと思いますが、その都度追記していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-20 03:48:13
23748文字
会話率:23%
主人公 春日夜 直人(♂)は前向きな性格だけが取り柄の有名私立高校生。 ところが高校3年の春、父親の事業失敗が元で それまでの家政婦付き豪邸での裕福な生活から一転 テレビもネットも携帯すら無い清貧生活へ! 学校も都内の公立高校に転校!!
しかも父親は事業立て直しの為に共同経営者と共に南米へ飛び、 残された直人は共同経営者の娘と二人きり都内のワンルームアパートでの共同生活を強いられる!!! 更にこの娘、朝比奈直子(♀)が霊視能力を持つ超絶美少女だったから事態はもはや予測不能!!!! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-06 10:47:16
94130文字
会話率:41%
「――君の身体には、狼がいる」
平凡な高校生の工藤圭吾の前に現れたのは、自称シャーマンの女子高生、榎本栗加。
栗加は霊を自らに纏わせ、悪霊を狩る仕事をしていて、それにはどうしても圭吾の助けが必要だという。
不本意ながらも彼女の仕事
に手を貸す圭吾だが――!?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2013-01-17 16:02:09
1381文字
会話率:10%
中学に入るころから自殺未遂を繰り返すようになった早川美耶。彼女の中には古代のシャーマンが転生しているという。
魏志倭人伝に描かれた暗黒史、神道の神と土着神の対立、そして複雑な家族構造。
妹の身を心配した兄が助けを求めたのは古代史の暗部を熟知
する少年だった。美耶を破滅に導こうとしているのは何なのか? 兄と少年は少女を救うことができるのか?
神仏に関するトリビアを散りばめた、一種の冒険譚になっています。区分は歴史ですが、呪いや生贄などしか出てこない微妙な内容になっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-21 01:13:34
231598文字
会話率:35%
前作「野いちご」を秋子および志木家サイドから書いたものです。
志木家に巣食う魂魄とシャーマン体質を受け継ぐ司と、それらに翻弄される神器、秋子の物語
最終更新:2012-07-12 15:20:13
69589文字
会話率:42%
ゴブリンシャーマンに召喚されたら、ダークエルフだったの後日談…、だったはずがなぜかまだ続いています…。
基本は1人称です。設定は自分でも謎です。
練習作です、生暖かい目で見てください。
3章が終了しました。4章から宇宙編になります。
4
章の投稿ペースは落ちることになりそうです…。
宇宙編は今までと設定が違いすぎるので書きづらいのです。
※)いきなり最初からチートです。チート主人公が苦手な場合はご注意ください。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-26 19:31:04
12768文字
会話率:38%
ゴブリンシャーマンに召喚されてしまった。それもRTS(リアルタイムストラテジー)のキャラだった。なぜかダークエルフになってしまった主人公。
基本は1人称です。設定は自分でも謎です。
練習作です、生暖かい目で見てください。
それと、キーワ
ードにロボット、未来とあるのは間違いではありません。
2章が終了しました。3章からロボット、未来の世界になります。
※)主人公はやがてチートになっていきます。チート主人公が苦手な場合はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-23 01:23:06
115507文字
会話率:32%
少女は、まだ見習いの殺し屋だった。
メイドや執事に囲まれて暮らし、女子校に通う、人殺しだった。
少女は自らの家の宿命と戦い、自らの絶望と戦った。
新たな仲間とともに戦場に向かい、そして、敗北した。
少女は泣き、求め、眠った。
自らの覚醒を欲
し、狂乱の時を迎えた。
少女は、鬼斬りと呼ばれていた。
絶望も痛みも、すべてが少女の一部だった。
――――――――――
「ニセキと申します」というブログにて縦書きpdfで公開しているオリジナルの作品の第三部です。同じ内容のものの重複投稿となります。第一部・第二部同様、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-04 01:34:06
151925文字
会話率:53%
いきなり召喚されて、女神の躯に憑依してしまった女子高生、星埜雫。
中世ヨーロッパの動乱に巻き込まれ、次々にチートな相手に命を狙われてしまうのに、神気を使いこなす事が全然できない!
もう、どうしたらいいの? 教えて! 女神さま。
この世界とは
何処か違う、パラレルな歴史ロマン・ファンタジー。
※逆ハー展開は、本編から。プロローグは特に、シリアス、残虐度高めです。苦手な方は回避してください。(旧題『シ・ン・イ・キ』)
御礼! 25,000アクセス超え!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-16 10:00:00
42728文字
会話率:27%
悪魔と契約によって手に入れた力が神を喰らうことで
異常に膨れ上がった。
そんな彼が生き残るため下した決断は、異世界で生きること。
作者の自己満足小説ここに光臨。
最終更新:2010-04-12 18:08:17
7873文字
会話率:33%