魔王ネスター・ロニカ・イストリアは平和をこよなく愛していた。
強大な力で魔族を統率するも圧政はしかず。人類との衝突もなく世界の均衡は維持されていた。
そんなある日、突如として偽物の魔王軍が現れ人類の領地を荒らし始める。
平和を乱す第三勢力の
出現にネスターは激昂した。
「我が名を騙って悪事を働くとは風評被害もはなはだしい!直々に罰を下してやるわ!」
偽魔王軍を倒すべく、ネスターは部下たちと共に旅に出る。
※1日1話のペースで更新を予定しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 20:47:36
43879文字
会話率:39%
貴族令嬢ミリア、吸血鬼ハンターのジェスター、吸血鬼のリチャード、三人の三角関係が出来上がるまでの話。
しつこくジェスターにベタ惚れだったミリアは婚約式当夜に彼に手酷く振られてしまう。
吸血鬼に両親を連れ去られた彼女の傷心に追い打ちでしかなか
った。
傷付いたその夜、彼女は吸血鬼の少年リチャードを助け、彼を屋敷に連れ帰る。少年だと思っていたリチャードはしかし姿を青年にも変えられて年齢不詳だった。
吸血鬼ハンターの周囲の人間は吸血鬼から狙われる事が多い。故にミリアを想う者として彼女を吸血鬼の危険から遠ざけようとこっ酷く振ったジェスターは、彼女の傍に吸血鬼がいる事も、その吸血鬼がイケメンな事も容認できなかった。
傍に置くなと彼女を説得に出向くようになる。しかしミリアの方はリチャードの理想に共感し、人間と吸血鬼との共存を願っていた。しかも失恋した事でジェスターへの感情は凍り、冷めた態度を取るようになっていた。意見の対立だって平気でする。
一方のリチャードはミリアを理想への同志と考え、そして彼もまたミリアを想っていた。
ミリアとジェスターの主張は平行線のまま、恋も揺れ動くまま、三人がミリアの両親救出に向かう朝までを書いたお話。
11話までが振られて凍るまでで、それ以降が後日の話です。
全体的にほのぼのはしてませんが、よろしくお願いします。m(__)m
AlphaPolis様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 16:00:00
94397文字
会話率:33%
戦術眼・戦略策定能力・政策立案能力・個人的武力等すべてにおいて優れた才能をもつルカ・エラトリウスは、長年人類を苦しめ続けている魔族を殲滅するため、ある作戦を実行していた。
戦端が開かれ、勝利は目前に見えたと思ったそのとき、味方の裏切りに
より、ルカは戦死してしまう。
裏切ったのは親友マーカス・ルネリオラ。ルカの才能に日ごろから嫉妬していたマーカスは、ルカが次々に成功を収めていくことに我慢がならず、裏切りを決行したのだ。
戦死したはずのルカはしかし、生き返りの契約により、願いをかなえてもらう。それは、「魔物に転生する」というものだった。
ダークエルフ・ルルとして目覚めたルカ。
魔王軍の派遣魔として活躍し、最高幹部のひとりとなるが、西方に起こった異変を感じ取る。
全魔物にとっての災厄、勇者の旅立ちのカウントダウンが始まったのだ。
果たしてルルはこの危機に立ち向かうことができるのか!?
※カクヨム様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 16:15:59
51839文字
会話率:44%
サイト・エバハルトはラングルフォート学園の寄宿舎生。独立独歩を自負していた。
そんなエバハルト少年の前に現れた異世界転移者のT。
Tの造る異世界菓子に魅了され、異世界知識に感服するエバハルトはしかし、頭が警告を発し、心がブレーキをかけ、Tに
歩み寄ることができない。
赤いイルカの呪い。消えた妹。タンスの中の星空。
Tの関わる事象のすべてが、少年を精神の際に追い詰める……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 09:00:00
204928文字
会話率:41%
時は2000年。を遥かに過ぎて3000年。高度な文明はしかし限界を迎え、人類は頭脳よりも異能を優先した。
元々世間一般で『魔法』と呼ばれる御伽噺はしかし、古今東西、人類が文明を持ち始めた時から存在していた。
魔法使い達が番頭し始めた時は各国
で戦争が起きていた時だった。混乱に乗じてサラッと戦争を納め、人々の認識にスっと溶け込むことに成功した。
……っていう時代のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 22:08:32
616文字
会話率:37%
辺境の山中にある、静かな村。
天涯孤独の少年ウルは、自分が、村を守護するマガツ神の生贄に差し出される運命にあることを知る。
表向きは「いい子」を演じつつ、ひそかに逃走の準備をしていたところ、ウルは森の中で瀕死の老人と出会う。
誰が
知ろう、その老人こそ、かつて数多くのマガツ神を退治した英雄――《剣聖》ミツルギだった。
ミツルギもまた、死を迎える運命に抗おうとしていた。
おのれの魂を別の肉体に移し変える『秘術』を用いて。
もはや選り好みしていられる時間はない。ミツルギは、出会ったばかりのウルの肉体を奪おうと考える。
ミツルギの『秘術』は最初、成功したかに見えた。
ウルの肉体に魂となって入り込んだミツルギはしかし、ほどなくして肉体の支配権をウルに取り戻されてしまう。
結果、ウルは自分に宿った魂の記憶をもとに、《剣聖》が全盛期に振るっていた剣術を手中にすることとなる。
生贄として尽きるはずだった命運に、ウルは《剣聖》の超人的な剣技で抗おうとするが、そんな彼の前に、マガツ神、そして《剣聖》を追ってきたミツルギの実の息子ソーヤ、その妹クレハなど、様々なものが立ちはだかる。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-06-09 09:34:27
258453文字
会話率:23%
◇剣も魔法も半端な腕前しか持たない、いわゆる「落ちこぼれ」の冒険者、トーヤ。
仕方なしに組んだパーティでなじられ、芽の出ない日々を送りながらも、夢に向かって邁進していた彼はある日、危険なモンスターから逃げ延びるための囮として、パーティから
見殺しにされて放逐されてしまう。
当てもなく逃げまどい、どうにか命を拾いはしたが、迷い込んだのは森の最奥。途方に暮れてしまった彼はしかし、そこで自らの運命を変える「出会い」を果たすこととなる――。
これは、数奇な運命に導かれて巡り合った少年たちの、奇跡の絆が織りなす物語。
◇2018/11/05…タイトル名を「落ちこぼれの冒険者だけど、地上最強の生き物と共に最強を目指すことになりました。」から変更しました。内容に変更はありませんので、ご理解とご容赦をお願いします。
※まとめブログ「読み速」様にて晒し待ちです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 12:23:32
151000文字
会話率:44%
まだ寒い3月のある日。高校2年の内藤伊織は、ベランダにうずくまっていた黒猫を部屋の中に招き入れる。しかし、朝起きてみると、黒猫はおらず、片思いの相手である山本真穂が隣に寝ていた。驚く伊織の前で目を覚ました彼女はしかし、伊織の知る彼女ではなか
った。
一体、本当の真穂はどこに行ってしまったのか。
不思議な一族とともに、現代と戦国時代を駆け巡る、歴史ファンタジーラブコメ。
※この作品はカクヨムにも掲載していますが、こちらで少し更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 20:00:00
132865文字
会話率:58%
悪役令嬢の妹ベネットは、怒っていた。某メ〇スのように激怒していた。大好きな姉が王子に婚約破棄され、公衆の面前でののしられ、屈辱を味わったからである。王子、許せん! ベネットは勢いで一国をも亡ぼしかねない「血と闇と呪いの復讐計画書(ちょうど
中二病のお年頃なので)」を書くのだが、それに対するまわりの反応は……。
全編はすでに書き終わっており、2022年本日(4月30日)中にすべて投稿される予定です。
また、本作はダンデライオン公爵領シリーズ、『悪役令嬢のわたしが婚約破棄されるのはしかたないことだと思うので、べつに復讐したりしませんが、どうやら向こうがかってに破滅してしまったようです』の姉妹編です。どちらから読み始めてもわかるように書いたつもりですが、合わせて読んでいただければ二倍楽しいかも。よろしくお願いします!
https://ncode.syosetu.com/n4053hp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 11:22:01
16340文字
会話率:36%
公爵令嬢モニカは、たくさんの人々が集まった広間で、婚約者である王子から婚約破棄を宣言された。王子はその場で次々と捏造された彼女の「罪状」を読み上げていく。どうやら、その背後には異世界からやって来た少女の策謀があるらしい。モニカはここでかれ
らに復讐してやることもできたのだが――あえてそうはしなかった。なぜなら、彼女は誇り高い悪役令嬢なのだから。しかし、王子たちは自分たちでかってに破滅していったようで? 悪役令嬢の美しいあり方を問い直す、ざまぁネタの新境地!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 06:01:27
6700文字
会話率:32%
アリスとボブは、清潔な服を着たことがないほど貧しかった。
二人はしかし、この世のものとは思えない、美しい容貌と容姿を備えていた。
キーワード:
最終更新:2022-04-25 22:31:05
1727文字
会話率:0%
私、滝川春奈は癒しの聖女として世界の危機を救うために異世界に召喚された。しかしよく調べたら私は癒しの聖女ではなくこの世界に数多くいる平凡なヒーラーで、そのことがバレるや否や私は王宮から追い出されてしまう。
冒険者登録して冒険者パーティーにヒ
ーラーとしてついていくことで生計を立てていくことにした私はしかし、ダンジョン攻略中に仲間が自分以外全員死んでしまった。そこに現れたのは王宮で見知った騎士団長カイル。私は彼に助けを求めるが、意地の悪い彼は奴隷紋を刻んで自分の奴隷になれば助けると言い出した。
なくなく了承し彼の奴隷になった私は王宮で彼から雑務を任されているうちに頼られるようになっていく。
これは私が彼に仕えながらのんびり異世界ライフを謳歌する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 19:57:13
578文字
会話率:31%
《ギアーズヘッド》。ファンタジー系VRMMORPGが次々と乱立する2050年代後半にリリースされたロボットアクションオープンワールドタイトルは、顧客のニーズに沿ったタイトルを提供するゲーム業界において一際異色の存在感を放っていた。
──ヴァ
ージナム粒子の力場で浮かぶ浮遊島と、それを囲む蒼穹を戦場として人型飛翔兵器〈GHギアーズヘッド〉を駆り、廃機との終わり無き戦火に身を投じる──
3周年記念に同時接続数が5万人を超え、活気に満ち溢れた《ギアーズヘッド》はしかし、唐突に、15万人の消失を伴って呆気なく終焉を迎えた。
一度は引退し、しかし現実となった戦場で再びGHを駆ることとなったアカシは、同じく放逐されたプレイヤー達と共に浮遊大陸の謎、戦火、そして廃機に挑むこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 18:13:41
23247文字
会話率:35%
───ドオン!
爆発が起き、炎が吹き上がる。
さっきまでここは学園の卒業パーティーの会場だったはずなのに。
公爵令嬢レイラ・クランプトンは混乱していた。
震えて掠れる声で呟いた。
「なぜ、王子様方が、聖女様が、私を巡って魔王と戦っているのか
しら……」
転生した先は前世で読んだラノベの世界。
そしてやっぱりというべきか、悪役令嬢な私。
原作ラノベは参考にならず、迎えてしまった卒業パーティーに、お決まりの"断罪&婚約破棄"をされるのならば"ざまぁ"の準備はございましてよと意気込んでいたレイラはしかし、何故か王子に聖女に魔王、果ては隣国の王族や暗殺者までもが参戦した命懸けのバトルの景品にされていた。
「レイラは我が嫁とする」
「あの人を好きにしていいのは私だけよ!」
「君たち、レイラは僕の婚約者だよ」
当てにならない前世知識に、理解不能の急展開。
悪役令嬢レイラ・クランプトンは混乱のままに状況を見守るしかないのだった。
----
思いつきの設定で書いています。ごゆるりとお読みいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 14:08:44
20272文字
会話率:25%
何の変哲もない会社員、鵺澤虎市(ぬいざわとらいち)はある日勢い退職した帰り道に異世界召喚に巻き込まれてしまう。
だがそれは本来の召喚対象らと同時に転移したのではなく、移動現象の端にひっかかって釣り上げられただけの完全な事故だった。
召
喚者や召喚対象らと面通しどころか認識さえされずに異世界に放り出された虎市はしかし、キャラクター作成フェイズが正常に終了されなかった結果か「いつでも誰に対しても能力値をリセットし再作成する」能力……即ちリビルド能力──というか不具合──を得ていた。
虎市はリビルドで得た様々な能力を変幻自在に駆使し現地で出会ったパーティを不当追放された冒険者やアカBANされた猫女神、出奔悪役令嬢などをリビルドで助けながら、謎のダンジョン現象の真相究明を気持ち目指しつつだらっと異世界活動をしていく。
※他サイト様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 16:21:57
69191文字
会話率:40%
ソアラ・リースリーの婚約破棄事件──。第2王子リリオンの公共の場での公開処刑に等しいやりとりはしかし、リースリー嬢の反撃にあいリリオンは全てを失った。しかし!とどめの瞬間に野蛮で下卑たる男ドウォームが割って入る。ドウォームは剣をチラつかせリ
ースリーを牽制しつつ、リリオンの真実の愛を向けたルシータ嬢に筆舌しがたい獣性で襲いかかり……。
ドウォームは傭兵隊長としてリリオンに忠誠し、リリオンはそんな騎士にはなれないドウォームを好いていた。リースリーは男である。名誉を一夜で失った王子の部屋で酒が開かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 18:35:24
4411文字
会話率:45%
とある廃拠点の中で盗賊と戦う二人、ソワレとリアム。
魔法使いとその弟子である彼らは、しかし師匠であるソワレには魔法が使えない。
そして弟子であるリアムはと言えば、膨大な魔力を操る一人前の魔法使いでありながら、昔から自信がなく臆病な性格のまま
。
そんな二人はしかし、互いを認め合い、戦う時はいつも一緒で……
「カクヨム」で掲載している作品です。
https://kakuyomu.jp/works/16816700429181272249折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 00:00:00
18753文字
会話率:26%
旅路の道連れは、悪魔か?それとも天使か?
どちらに身を、心を委ねれば。
楽園へと、たどり着くことができるのか?
最終更新:2022-01-10 00:00:00
396文字
会話率:0%
「国王にも、皇帝にだって成りたくない。だって、僕は......!!」
ベルキア王国の第三王子ヴィルヘルム(14)は、一言で言うなら『腕白小僧』だ。国王と帝国の元皇女の血を引くハイブリッドの彼の平穏はしかし、ある日終わりを告げる。王太子確定と
噂されていた兄王子が、とある下位貴族のご令嬢との不義理を暴かれ失脚したのだ。そんな訳で、王太子がヴィルヘルムで内定してしまったのである。
大好きだった第二王子との思い出を胸に、戸惑いながらもヴィルヘルムは前に進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-06 21:11:03
10553文字
会話率:47%
今日も、三途の川の渡し守エフのもとに、生者とも死者ともつかぬ悲しきワンダラーがやって来た。古橋和義(ふるはしかずよし)。47歳。ロスジェネ世代の元サラリーマン。新型コロナの影響で勤めていた会社が倒産し、現在無職。自らのアイデンティティを失っ
た就職氷河期世代を生きたサラリーマンの叫び。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 15:58:39
3739文字
会話率:34%
経営危機に陥っている会社は、重い腰を上げて労働生産性の改善に取り組むことになる。CTO(最高技術責任者)はしかし、「生産性を上げるためには沢山働けばよい」と無茶苦茶なことを言い始める。釈然としない他の経営陣を尻目に、CTOは最初の実行プラン
を開始した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 12:58:38
10024文字
会話率:66%