宮廷錬金術師として働く少女セイ・ファート。
彼女は最年少で宮廷入りした期待の新人。
世界最高の錬金術師を師匠に持ち、若くして最高峰の技術と知識を持った彼女の将来は、明るいはずだった。
しかし5年経った現在、彼女は激務に追われ、上司からい
びられ、残業の日々を送っていた。
そんなある日、王都をモンスターの群れが襲う。
セイは自分の隠し工房に逃げ込むが、なかなかモンスターは去って行かない。
食糧も尽きようとしていたので、セイは薬で仮死状態となる。
そして次に目覚めると、セイは500年後の未来に転生していた。王都はすでに滅んでおり、自分を知るものは誰もいない状態。
「これでもう残業とはおさらばよ! あたしは自由に旅をする!」
自由を手に入れたセイはのんびりと、未来の世界を観光することになる。
だが彼女は知らない。この世界ではポーション技術が衰退していることを。自分の作る下級ポーションですら、超希少であることを。
セイは旅をしていくうちに、【聖女様】として噂になっていくのだが、彼女は全く気づかないのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 09:16:19
319411文字
会話率:45%
社交界で成功を収め、聖母と呼ばれる伯爵夫人ライラ。
その名声に、今まで冷遇してきた夫が関係を改善しようと擦り寄り始める。
しかし、その夫は知らない。
……遥か昔に、ライラは離縁の準備を始めていたことに。
最終更新:2024-10-08 18:00:00
49153文字
会話率:30%
由緒ある子爵家の跡取りにも関わらず、持った才能が召喚士という底辺スキルだった、ライバート。
そんなライバートを家族は穀潰しと呼び、どれだけ努力をしようが認めることなかった。
そんな中、ライバートは妹を救ったにも関わらず家族の怒りを買い
、家から追い出されることになる。
しかし、それこそが転機だった。
追い出された先でギルド職員に拾われたライバートは少しづつ知っていくことになる。
自分の努力は決して無駄ではなく、世間に認められるにたるものだったことを。
これは認められない環境から解放されたことで、前を向いて歩き出す少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 12:00:00
73229文字
会話率:30%
裏切り者、とまるで覚えもない理由で婚約者に婚約破棄された伯爵令嬢、サラリア・マーセルラフト。
だが、実際に浮気をしていたのは婚約者の方だった。
そのことを知ったサラリアは、ある決心を胸に抱く。
婚約破棄された自分は、これから貴族社
会の笑い者となるだろうが、だとしても絶対に下を向かない。
いつか婚約者を見返してやると。
……しかし、サラリアは知らない。
実は自分が、想定外の高貴な人間に目をつけられていて、見返す時は意外と早く来ることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-22 17:00:00
54233文字
会話率:22%
伯爵家の一人娘フランチェスカは婚約者であるこの国の第一王子リュドから冷たく扱われていた。
彼は婚約者であるフランチェスカとは別の少女に惚れ込み、周囲にはばかることなく常に隣に侍らしていた。
長い間、我慢を続けていたフランチェスカであったが、
夜会にて婚約破棄を告げられるという話を耳にし、彼女は決意することにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 17:03:56
20199文字
会話率:35%
錬金術協会で働くルスト。錬金術の基礎研究を専門としていたが、役人上がりの錬金術協会の協会長は基礎研究の重要性を理解せず、研究予算は削られる一方。
ルストは他の課の錬金術師達が錬成で使う、基礎素材の準備を雑用として押し付けられる日々だった
。
そんなある日、ついに来期の予算はゼロ、基礎研究課は解体すると協会長から告知されてしまう。
たまたま同じ日に学生時代の女友達から、辺境での領地開発を手伝わないか誘われたルストは、このまま協会にいても未来はないと、退職を決意する。
実はルストは世界でも最高峰の錬金術の使い手。その錬成した基礎素材は、他では手に入らない最高ランクの物だった。その高品質の素材は錬金術協会で作られる、あらゆる物に欠かせなくなっていて。当然、ルストの退職した後の錬金術協会はすぐに大混乱になってしまう。
ルストはそんな協会からの解放感を胸に、辺境で生き生きと活躍する事となる。
・2020/10/22 日間一位
・2020/10/27 週間一位
・2020/11/17 月間三位
・皆様の応援のおかげで書籍化決まりました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 12:36:01
591029文字
会話率:28%
「お前とはもうやっていけない。婚約を破棄しよう」
私の婚約者は、あっさりと私を捨てて王女殿下と結ばれる道を選んだ。
ありもしない噂を信じ込んで、私を悪女だと勘違いして突き放した。
でもいいの。それがあなたの選んだ道なら、見る目がなかった
私のせい。
私が国一番の天才魔導技師でも貴女は王女殿下を望んだのだから。
だからせめて、私と復縁を望むような真似はしないでくださいね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 19:03:23
28201文字
会話率:31%
「武家貴族の息子が、戦闘ではなく料理の『ギフト』をもらっただと!? このゴミめ!」
十五歳を迎えると、【異界の神々】から特殊能力『ギフト』をもらえる世界。
そこで主人公は戦いに使えないギフトをもらい、家から追い出されてしまった。
彼が捨てら
れた場所は『悪徳都市ベリアル』。犯罪者たちが集まる悪の都だ。
そこで謎のギフト『異世界料理人』を使い、未知の調味料を召喚したり店にいるときだけ無敵になったり見たこともない料理を売りさばいているうちに、犯罪者たちや魔物に慕われるようになっていって……?
(怖い奴らがいっぱい来るよぉぉぉお……!)
主人公・ルシアの明日は、どっちだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 16:25:37
42465文字
会話率:42%
戦術眼・戦略策定能力・政策立案能力・個人的武力等すべてにおいて優れた才能をもつルカ・エラトリウスは、長年人類を苦しめ続けている魔族を殲滅するため、ある作戦を実行していた。
戦端が開かれ、勝利は目前に見えたと思ったそのとき、味方の裏切りに
より、ルカは戦死してしまう。
裏切ったのは親友マーカス・ルネリオラ。ルカの才能に日ごろから嫉妬していたマーカスは、ルカが次々に成功を収めていくことに我慢がならず、裏切りを決行したのだ。
戦死したはずのルカはしかし、生き返りの契約により、願いをかなえてもらう。それは、「魔物に転生する」というものだった。
ダークエルフ・ルルとして目覚めたルカ。
魔王軍の派遣魔として活躍し、最高幹部のひとりとなるが、西方に起こった異変を感じ取る。
全魔物にとっての災厄、勇者の旅立ちのカウントダウンが始まったのだ。
果たしてルルはこの危機に立ち向かうことができるのか!?
※カクヨム様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 16:15:59
51839文字
会話率:44%
現代社会日本にとある男がいた。その男は優秀ではあったものの向上心がなく、刺激を求めていた。
そんな時、人生最初にして最大の刺激が訪れる。眠り暴走トラックという名の刺激が。
男は意識を取り戻したと同時に違和感も感じた。それから数週間、男は情報
収集に徹した結果わかったことは自分がとある貴族の長男アルテュール・エデル・フォン・ヴァンティエール=スレクトゥとして生を受けたことだった。異世界転生である。
何一つ不自由のない日々。そんな生活の中でアルテュールは気づく。
「あれ?俺の家族優秀すぎじゃね、、、(汗) このまま前世みたいに怠けてたら最悪追放されるんじゃね、、、?」 と、
最前線でいまだに無双するチートなじーちゃん、元宮廷魔導士第1席のばーちゃん、「槍聖」の二つ名を持つとーちゃん、才色兼備元王女のかーちゃん
時は戦国、とまではいかないけどかなり戦争が起きている時代の超大陸テラに存在する国、アルトアイゼン王国。その最前線、ヴァンティエール辺境伯領に生まれたアルテュールは前世にしなっかった努力を今世でできるのか!?今ここに本格的な異世界転生戦記小説爆誕っ!!!
自分の初めての小説ですので至らない点が多々あると思いますが温かい目で見てくださると幸いです。
今後の質の向上のためにも、誤字脱字、文章や内容へのご指摘があるととてつもなくありがたいです。
悪口が多すぎたりあまりにも辛らつだと泣いてしまうかもしれないのでほどほどにお願いしますw
できる限り(ここ重要!)コンスタントに投稿していきたいと思っていますので是非ともよろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 18:00:00
279831文字
会話率:34%
現実世界で「世界一IQの高い人間」と謳われる、驚異的サヴァン症候群の一人である成瀬冷は、凄まじい記憶的才能から知り得た様々な知識や、そのIQに付随する恵まれた考察力や運動神経を駆使し、突然送り込まれたまるで死にゲーの様な難易度の異世界を
生き抜いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 19:46:04
4148文字
会話率:25%
リドルは薬作り以外、なんの取柄もない少年だった。
彼はある日、パーティーを追放されてしまう。途方に暮れるリドルだったが、偶然にも傷だらけの魔族を発見した。
怪我人に人間も魔族も関係ない。
そう言って少年は、魔族の青年――ギルガドの
傷を癒した。
だが少年は知らない。
ギルガドの正体が、世界最強と呼ばれた魔王だということを。
これは一人の少年と魔族による、心温まる物語(予定)。
※ノベリズムさんにも投稿してみました。そちらでも応援いただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 13:39:26
4833文字
会話率:40%
成績優秀でスポーツ万能。可愛い彼女と美人の妹、それにたくさんの友人のいる人気者。そんな誰もが羨む非の打ち所のない男子高校生が行方不明になった。
ちょっと斜に構えた高校生の神谷和弥は、失踪した生徒と幼い頃からの友人で、そして彼に強い劣等
感を感じていた。
和弥にとっては行方不明になった旧友のことなんて探したくもなかった。けれど、孤独なクラスメイトの美少女、通称「氷姫」が頼み事にやってくる。彼女の親友のために、いなくなった男子生徒のことを一緒に探してほしい、と氷姫は言う。「お願い。神谷しか頼れる人がいないの!」と。
和弥は自分を頼ってきた彼女のために、人探しを始める。
けれど、氷姫は嘘をついていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 23:23:07
39628文字
会話率:57%
侯爵家令嬢フェテシア・ミフェルはある日のパーティーで王子であるディル=レルモンドから婚約破棄を受ける。
それを受けてから対応する令嬢のお話
初の悪役令嬢物
主人公有能系・さまぁ?物
最終更新:2018-12-22 12:00:00
14767文字
会話率:49%
黒宮奏真は、北海道に住んでいる競馬が好きな普通の高校生。そして、競馬繋がりで友人である高橋将太は、両親が牧場経営者。しかし、とんでもない経営難。このままでは学費がやばいと奏真に相談を持ちかけると、奏真はこう言った。
「じゃあ、俺が観てやるよ
」
「お前が観てどうなんの?」
「さあ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 01:19:19
4676文字
会話率:53%
3017年、正体不明の生命体、通称「使徒」が世界を襲った。
人間と、その文明のみを襲い、ただひたすらに殺戮を繰り返す使徒。彼らには従来の兵器は通用せず、世界人口は20億人にまで減少。人類は突如滅亡の危機に陥る。
世界が混乱に包まれる最
中、東アジア地区の旧日本領が使徒に効果が見られる兵器の開発に成功する。剣や弓といった原始的な武器の形状しかとれないそれは、神を殺す武器、「神器」と名付けられた。神器は瞬く間に世界中に広まり、人間と使徒との戦争が始まることとなる。
それから10年。人類と使徒との激しい戦いは未だに続いていた。国際連合軍による抵抗むなしく、無限に湧き続ける使徒によって人類は徐々にその生活圏を縮小していた。
東京エリアでの就活に失敗した藤本士郎は、高額な給料に惹かれ、国際連合軍日本支部対使徒戦闘部隊、通称「神器隊」に入隊する。ところが、彼の神器は「理論上必ず敵に勝つことが出来る」性能、形状へと変化する、後に「形態変幻」と呼ばれることとなる無二の力を有していた。
書き貯めはしないため不定期投稿です。「読み応えのあるネット小説」をテーマに、完結に向けて全力で走っていきますので、暖かく見守っていただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-29 23:46:55
6685文字
会話率:42%