シェイルディアの騎士の娘メルセナは、美貌の父が大好きなエルフの少女。拾われっ子の彼女は、父が自分を娘と選んでくれたことを人生最大の幸福だと思っていた。どんな困難が訪れても、その事実が自分の道しるべになるのだと、ずっとずっと信じていた。
※
別視点の物語と同時連載です。2章9話は8/23~毎日0時更新となります。
※Pixivでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 00:00:00
204845文字
会話率:55%
1つのおとぎ話が伝わる国の話。
奪われた彼等は絶望し、哀しみ、そして立ち上がった。
最終更新:2025-01-04 22:01:05
21810文字
会話率:44%
リビティウム皇国のオーランシュ辺境伯にはシルティアーナ姫という、それはそれは……醜く性格の悪いお姫様がいました。
『リビティウム皇国のブタクサ姫』と嘲笑される彼女は、ある日、正妻のお妃様に疎まれ魔物が棲む闇の森で殺されてしまいます。
通りが
かった魔女に助けられた彼女ですが、蘇生の際に前世の地球で男子高校生だった記憶を取り戻し、そのまま魔女の弟子として森で暮らすことになりました。
「なんか貴族とかドロドロしていて面倒臭そうだし、このまま庶民として暮らすわ」とあっさりドロップアウトを決意。ついでに一念発起して魔女修行の合間にダイエットも敢行。そのままひっそり暮らすはずが、いろいろやり過ぎた結果「あれ? 密かに雑草として暮らす人生計画はどこ?」という自業自得な状況へと陥るのでした。
基本ほのぼのファンタジーです。登場人物はおとぎ話でお馴染みの王子だの魔女だの悪いお妃様だのですが、主人公がたくまし過ぎて一筋縄で行きません。
※舞台は前作(吸血姫)と同じ大陸で、時代が100年以上下がっています。【書籍化】新紀元社様から1~12巻発売中。【コミック】潮里潤先生の漫画版が、2020年7月15日発売です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 11:46:17
1814071文字
会話率:43%
テレーズは毎晩、夫の不思議な寝言を聞いている。なろうラジオ大賞6 参加作品です。
最終更新:2024-12-31 12:03:59
993文字
会話率:56%
両親によって奴隷商に売られた11歳の少女。
その店、他の奴隷達が待ち受ける未来に絶望する中、少女だけは笑みを浮かべていた。
同房のお姉さんが聞かせてくれたおとぎ話、そこに登場する王子様のような人が自分を助けてくれると信じていたから。
やが
て売りに出された少女の前に現れたのは、王子様とは程遠いイカツい風貌の男。
そうして奴隷としての人生がスタートし、待ち受けていたのは剣の素振りを強いられる過酷な日々だった。
なぜ男はこんなことをさせるのか。
少女は辛い思いをしながら苦痛に耐え抜き――やがて語られたその理由にある決意する。
※本作は他小説投稿サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 19:05:45
10018文字
会話率:24%
ようこそお越しくださいました、お客様。願い叶う教会へ。このお話は騎士団の特攻隊長と奴隷のエルフが主人公。感動の再会までを描いたおとぎ話でございます。どうぞ、ごゆっくり。主人公たちの名前にも注視しながらお楽しみくださいませ。
最終更新:2024-12-26 12:42:58
6743文字
会話率:50%
宝石の姫って、ロマンチックですか?
おとぎ話の中ではロマンチックで、自分以外の宝石の姫もまた麗しい物語だったのに、自分に向けられた現実はそうじゃない。
宝石の姫であるせいで家に引きこもり、姿を隠していたポリー。自力での恋愛は無理だと親の持っ
てきた縁談を受けることにしたのだが、引きこもりの姫をあえて結婚の相手に選ぶような人間には、それなりの事情があった。
鼻水姫ポリーの婚約にまつわる物語。
全8話予定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 00:26:29
26830文字
会話率:30%
2023年11月30日に亡くなったポーグスのフロントマンでボーカル、シェイン・マグワアン。その死からちょうど1年になり、またクリスマスシーズンということもあり、夢破れたアイルランド系移民夫婦を歌った最高のクリスマス・ソング「フェアリーテール
・オブ・ニューヨーク(Fairytale of New York、邦題:ニューヨークの夢、1987年)」や、シェインとの最高のデュエットを聴かせてくれたカースティ・マッコールについて、あれやこれやとりとめのない雑文をものしています。シェイン・マグワアンへの1年越しの追悼文です。
※noteにも重複投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 23:31:04
3903文字
会話率:0%
「神話とは何だと思います?
伝統として受け継がれてきた単なるおとぎ話でしょうか?
貴重な道徳的教訓を教える英雄譚なのか?
それとも、世界の真実を隠す信じがたい物語なのか?
どれも一定の妥当性はあるかもしれない...すべてをまとめて考慮した場
合でも。
しかし、私に言わせれば、それは単なる物語に過ぎない......
そう、それは物語としてしか存在し得ない、決して崇めることのできない......
それでは、私の物語をお話ししよう。まだ五歳にも満たない子供だった私が、世界の未知なる片隅で迷子となり、消えゆく記憶の中で、もう一度だけ家の温かなぬくもりを感じたいと願った物語を。
それはシンプルな願いだったが、世界の残酷さや、そんな小さくて脆い存在に待ち受ける数多の試練を何も知らないもの。
では、この試練、あるいは自然の要素が消え、道徳の境界線が溶ける神話はどこから始めましょうか?
星が照らす夜ではなく、冥界そのものに通じているかのような深い炎の穴が照らす夜?
あるいは、かつて屹立する波で轟音を立てていた激しい海が、その表面を不気味に炎が舞うにつれて飼いならされ、その騒動が静まったとき?
死そのものが意味を失った日、いや、逆境の掌の中で踊った日はどうだろう?
いっそのこと、空が砕け散り......一人の魔王が恥をかかされた、その最初から始めよう」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 12:10:00
100143文字
会話率:36%
美声の妖精・ローレライの正体をたしかめるために、ぼくとローマンは、妖精の伝説がのこる岩場に向かう。
最終更新:2024-12-12 17:53:37
4653文字
会話率:42%
むかしむかし、あるとことに、朝に晩に友の旅の安全を祈る薬師がいた。
最終更新:2024-03-10 09:52:31
2343文字
会話率:25%
ぼくが五歳のとき、エルネスタという妹ができた。彼女は孤児院からもらわれてきた、ほぼ同い年の子だったが、不思議なことろがあった。
最終更新:2024-02-12 14:29:42
3380文字
会話率:45%
人魚のメルは人間たちへの生贄に捧げられた。その代わりに、人間たちは漁を控えるという約束で。
メルは公爵家へと売られ、病弱な息子・テイルのそばで暮らすことになる。不老不死になるために自分を食べよるつもりなのだと思っていたメルだが、テイルはいっ
こうに食べようとしない。
二人は少しずつ距離を縮めていくが、ある日人間が約束を破ってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 15:06:59
8334文字
会話率:43%
彩りにあふれるこの国の色は、王家によって統べられていた。王家の者は一人に一色、司る色を与えられるのだ。
けれど突然、魔女が現れ王族をさらい、国から色を奪っていってしまった。
ただ一人残されたのは、忌まれている黒色を司る第七王女のノワ。
そん
なノワの前に現れたのは、噂に名高い隣国の第一王子クラル。二人は王族と色を取り戻しに、ともに魔女の元へ向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 00:43:03
8284文字
会話率:38%
魔王クラネスは夢の中でしか恋人に逢うことが出来ない
だけど目が覚めると彼女の名前が思い出せない
……良い意味での大人向け童話として書きました
最終更新:2024-11-28 04:14:16
1656文字
会話率:13%
三日連続の投稿で、アイデアの枯渇に悩む筆者
しかし作品はそんなこと関係ない幸せなラブストーリー
架空の日本を舞台に意地悪な女子と文系男子が
ハッピーエンドを迎えるショートストーリー
最終更新:2024-11-26 14:02:53
1460文字
会話率:65%
背が低く小太りで、顔に傷を負った娘ウルリヒ
彼女が営む食堂の二階には、目の不自由なピアニスト
マスケット銃が剣の時代に終わりを告げる
ロマンチックで小ネタが潜んだおとぎ話
最終更新:2024-11-25 16:29:13
3067文字
会話率:36%
戸川ハツセは陰謀論マニアの母親から頭にアルミホイルを被せられ、脱げない呪いにかかっていた。「アルミホイルかづき姫」と揶揄われ、虐げられ、ついに身を投げた時、助けられた。お屋敷で働く事になったが、そこの若旦那様になぜか気に入られ、婚約の約束も
果たすが……。不思議に甘いシンデレラストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 20:10:20
2037文字
会話率:55%
月にいるかぐや姫がどうしても暇になり、翁の家にまた遊びに行ったが、そこはいろいろと変わっていた⁉
桃太郎・竹取物語・赤ずきんなどの様々な童話が混じったファンタジーの世界でどんな騒動が待ち受けているか想像がつかない!
最終更新:2024-11-24 02:12:43
277文字
会話率:23%
ウテルは足が不自由だったが、細工師として生計をたてる傍ら、笛を作ってはそれを吹き、村人たちの心の慰めとなっていた。
「私」はそんなウテルから『お告げの鳥』の話を聞いていた。
夏至の次の満月の夜にあらわれて、美しい声で歌うのだったが、
それは一生に一度しか聴けないものだった。
しかも、その声は信じるものにしか聞こえない。そして、その歌の意味を知ることは、普通の人には出来ないのだと……。
ある日「私」は村人たちに『お告げの鳥』について聴き回ったところ、父親にひどく叱られる。が、祖母は大人たちが鳥の歌のことを聴かれて戸惑った理由と、ウテルの生い立ちの秘密を明かしてくれる。
ウテルは、精霊に祝福されたこどもであった。
そのことを確かめにいった日を最後に、ウテルは姿を消してしまう。
「私」はその年、『お告げの鳥』の歌を聴き、ウテルの真実を悟るのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 19:43:35
7819文字
会話率:16%
⚠️⚠️必読!!⚠️⚠️
話が進むにつれ異世界転生要素、恋愛要素、主要キャラの死亡、激しめの戦闘描写、ファンタジー要素、戦争拷問等残酷描写等がほのめかされて行くと思いますが予めご了承ください。
この作品は史実ファンタジーであ
り現実世界とは異なる内容も多くあります。
ネットリテラシーをもってこの小説の内容、言葉遣い等が正しい情報かどうかは自分自身でお確かめ下さい。
魔法と色彩豊かな絵の具と勾玉が特産品『彩の国』で穏やかな暮らしを送っていた。とある1家の末っ子澄夏は、ある日突然『夢とお花のおとぎ話集』という絵本の中に閉じ込められてしまう。
そんな澄夏が暇しないように澄夏の家族は日記を送ることにした…。
魔法や童話、音楽に植物、魔物、エルフや妖精さんたちに王子様やお姫様…ファンタジーの王道を詰め込んだ世界で紡がれる日々にぜひ癒されてください✨
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 12:20:25
1582文字
会話率:0%
神楽学園に入学した伯川露音は春も真っ只中、ある事実に打ちひしがれていた。
それは、単純な学力の差。自分と同じくして受験を突破した同級生たちと、そもそも地力が違うこと。
追いていかれるような授業、結果のでない試験の点数、そのどれもが彼を追い詰
めかけていた。
そしてやってきた合宿という名の勉強地獄。
成績を基準にグループが組まれたこの合宿を、学年首席の月夜望心と共に過ごすことになったことで、彼の世界は一変する。
良いようにも、悪いようにも。
これは、絶対に起こり得ない願いのはなし。
叶わない、ありえない、そんな、おとぎ話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 23:42:50
49132文字
会話率:23%
若きグレーゼ侯爵ベレンガリオが半年間の遠征から帰ると、愛するグレーゼ侯爵夫人ジョヴァンナがまるまると太って出迎え、あまりの出来事にベレンガリオは「お前とは離婚する」と言い放ちました。
しかし、ジョヴァンナが太ったのはあくまでベレンガリオへ向
けられた『呪い』を代わりに受けた影響であり、決して不摂生ではない……と弁解しようとしますが、ベレンガリオは呪いを信じていません。それもそのはず、おとぎ話に出てくるような魔法や呪いは、とっくの昔に失われてしまっているからです。
仕方なく、ジョヴァンナは痩せようとしますが——。
愛している妻がいつの間にか二倍の体重になる程太ったための離婚の危機、グレーゼ侯爵家はどうなってしまうのか。
※この作品は他小説投稿サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 17:00:00
52023文字
会話率:44%
恋をしたら人生薔薇色。
そんなのおとぎ話の世界でしか存在はしない。実際は出会って別れて、また出会って...ぞの繰り返しにしか過ぎないんだから。
恋をして夢見てもいつかは別れる時が来て辛い思いをする。それぐらいなら恋なんてしなくていい。人生に
おいて恋が全てだなんて誰が唱えたのよ。
運命がどうのとか知らないけど、私はそんなスピリチュアルみたいな話絶対に信じないんだから!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 07:36:42
2469文字
会話率:57%
おとぎ話のような世界で、フワコとサラミは双子のお姫様だった。姉妹という間柄でありながら愛し合っていた二人は、その事が露見すると城中の者から非難を浴び、戦火の中見捨てられ命を落とした。
現代日本に転生したさら美はフワコに護られるばかりだっ
た臆病で愚かな自分を責め、フワコへの愛を誓ったまま大学生になっていた。
入学式でフワコと念願の再会を果たすも彼女に前世の記憶は無く、挙句男性の恋人がいるという。
前世でお付きをしてくれていた妖精と共に、かつての恋人であるふわ子との「友達」という関係が幕を開けるが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 06:20:00
34569文字
会話率:21%