成人して間もないとある女は華やかな青いドレスに身を包み、結婚式を挙げていた。
傍らにいる新郎は老紳士……世間の目から見れば政略結婚の為に老人の元へと嫁がされた可哀そうな貴族令嬢だと見えることだろう。
だが、申し訳なさげに肩をすぼめる老
紳士――。
「すまない――。」
その言葉に女は「分かっています……」と。
女は不幸から脱出する為、神への大罪を犯すことも覚悟して今ここに居ます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 21:02:10
3210文字
会話率:43%
一枚のフォトから作者が視えた物語、3つ。
畑の中で途方に暮れる少女が見た気球
政略結婚を前にし、令嬢が眺めたフォトの気球
使命を担い旅する男が、頂から見下ろす気球
作中のフォトは、
天理妙我様からお借りしております。
最終更新:2021-06-16 08:07:13
3002文字
会話率:15%
婚約者である王太子が浮気をしている。その情報を掴んだ公爵令嬢は卒業パーティーでの断罪の前に一計を案じ先に仕掛けることにする。
そして王太子が婚約破棄をして断罪をしようとしたその時に・・・・
最終更新:2021-06-11 00:00:00
3923文字
会話率:62%
侯爵令嬢のローズ・ウィリアムズは傾国の美女である。
それは公然の事実だ。
艶やかな美貌に絶妙なプロポーション。巧みな話術を武器に男遊びを繰り返す。
彼女と一夜を共に出来た男は、周りからの評価がぐんと上がる。
けれどそんな彼女の本性は、実
は奥手で恋の一つもしたことがない、夢見る少女だった。
変な男を寄せ付けないための強い女の擬態はいつしか一人歩きして、大抵の男はビビッて近付かない。
ついには処女のまま、第一王子との婚姻を結ぶこととなった。
噂で聞く王子は、穏やかで紳士的で誠実。
浮気・不倫が当たり前の貴族社会では稀有な存在だ。
一途な恋に憧れるローズは、そんな彼との結婚話に胸を躍らせていた。
けれど迎えた初夜。
王子は紳士的とはかけ離れた態度で、ローズの意向など無視して酷い言葉を浴びせかけたのだった。
※実際の貴族社会に則した世界観ではありませんのでご注意ください。
あくまでも架空の王政・架空の貴族社会です。
※アルファポリス様にて「肉食系草食令嬢と草食系肉食王子が結婚した結果」というタイトルで連載していたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 21:20:42
40853文字
会話率:28%
王国で唯一の聖女・セリカ。ある日政略結婚の王子から一方的に『隣国の聖女の方が可愛いし、実力もある』と告げられ、セリカを捨てて彼女を婚約者にすると宣告される。うんざりしていたセリカは命令を甘受し、聖女の任を解かれて実家に戻ることに。
とこ
ろが隣国の王子は『うちの聖女より君の方がよほど強い』とセリカを口説き始め、実家ごと隣国に招聘したいと言う。しかも王子は婚約も持ちかけてきて――
実家と、何よりも可愛い妹のために了承し、幸せをつかむセリカ。
一方、セリカの規格外な強さのおかげでかろうじて保っていた王国は、大きく崩壊しようとしていた。
//完結まで予約投稿済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 20:03:16
135139文字
会話率:41%
王女のグラツィアは、政略結婚の相手から一方的に婚約破棄を宣言され、失意のうちに学園を去った。しかも相手の王子は、グラツィアを殺人の容疑で拘束するという。濡れ衣を着せられ、絶望していた彼女の前に現れたのは、王子の摂政を務める美貌の宰相だった。
彼はグラツィアの濡れ衣を晴らし、王子の廃嫡を画策する一方で、密かに身分違いのグラツィアを手に入れようと目論んでいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-16 20:00:00
122518文字
会話率:37%
公爵令息シーズクリフと辺境伯令嬢カルラは幼い頃からの婚約者同士だ。3つ歳下のシーズクリフが16歳になるのを待って2人は結婚するはずだった。
だが、そこに戦勝国の帝国皇女からシーズクリフを婚約者にと望まれる。抵抗するシーズクリフだが、そん
な中カルラが死亡したとの報せが届く。
悲しみの中、帝国に渡るシーズクリフと死んだはずのカルラ。
名前や立場が変わりながらも2人が結ばれるまでの物語。
※視点が各話で変わります。
※脇役にBL要素あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 16:12:08
117365文字
会話率:29%
自由を尊ぶカタルニア王国には、いわゆる ” 王族の政略結婚制度 “ が存在しない。
王族は自らが伴侶を決め、王立高等学園の卒業式に、将来の側近と併せて発表するのだ。
自分が見初めた相手を選べるとあって、他国の王族からも非常に羨ましがられる
この制度だが、たった一人だけ、この制度を疎ましく思っている者がいた。
カタルニア王国 第一王子、シリル・カタルニアである。
なぜならば、彼の周りには、” 我こそは王妃に “ と、目をギラつかせた令嬢達が溢れかえっていたからだ。
※コメディ寄りのハッピーエンド(笑)です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 20:11:40
7977文字
会話率:22%
歴戦の騎士隊長マックスは任務中に片目を失ったことで騎士を辞め、政略結婚することになった。それは王家の威光の届かぬ南部の辺境の貴族。騎士団の南部介入への足がかりとなる結婚で、失敗は許されない。しかしであった令嬢は美しくも、どこかおかしい。果た
してその正体やいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 16:24:38
18534文字
会話率:61%
侯爵であり、王国の宰相でもあるエインズ家の令嬢モニカは、自分の両親が政略結婚したために不幸になったと知ったため、親の決めた婚約は絶対に破棄すると心に決めていた。
そんなとき、取り巻きの一人であるアルフォートから、婚約破棄をする良い方法があ
ると持ちかけられた。
「貴族学院の卒業パーティーで皆の目の前で婚約破棄を宣言すればいい。皆に知られればさすがの侯爵だって破棄を取り消そうとは思わないはずさ」
その言葉に乗ってパーティーで婚約破棄をしようとしたのだが。
・・・彼はパーティーを欠席した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 21:09:06
11098文字
会話率:49%
元悪役令嬢はある日唐突に気づいてしまった。あれっ?私って何も悪くなくない?と。そっちがそんな態度なら、こっちも好きにさせてもらいますわ。というか、もう関わってこないでください!
最終更新:2021-05-05 18:56:24
17009文字
会話率:42%
困窮する伯爵家の令嬢、ルドベキアの元に破格の条件の婚姻話が舞い込んだ。お相手のランドルフは名門伯爵家の跡取り息子で、権力・地位・名誉・金・容姿・周囲からの愛、全てを兼ね備える男だったが……7年前から全く意識のない状態で眠るように過ごしていた
。
実家に援助があるならとルドベキアは覚悟の上で結婚式を挙げたのだが、翌朝ランドルフの目覚めてしまう。二人は波乱の新婚生活をスタートさせるが、うまくいくのか!? という超ハピエン・ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 15:23:34
117906文字
会話率:24%
私は公爵家令嬢のエリザベート。弟と妹がおりますわ。嫡男の弟には隣国の姫君。妹には侯爵子息。私には皇太子様の婚約者がおります。勿論、政略結婚です。でもこればかりは仕方が有りません。貴族としての義務ですから。ですから私は私なりに、婚約者様の良い
所を見つけようと努力をして参りました。尊敬し寄り添える様にと努力を重ねたのです。でも無理!ムリ!絶対に嫌!あからさまな変態加減。更には引きこもりの妹から明かされる真実?もう開いた口が塞がらない。
ヒロインに隠しキャラ?妹も私も悪役令嬢?ならばそちらから婚約破棄して下さい。私だけなら国外追放喜んで!なのに何故か執着されている。
ヒロイン!死ぬ気で攻略しろ!
勿論、やられたら倍返ししますけど。
(異世界転生者が登場しますが、主人公は異世界での転生者では有りません)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 18:00:00
213608文字
会話率:50%
このお話は『賢者の愚行 ~見た目は17歳、中身は12歳の悪役令嬢~+番外編2本』に出てくる三人のお姫様の側から、お姫様の一人称で書いたお話です。
色々、セリフとか微妙な展開が変わりましたが、あらすじだけは、変わって無いはずです。多分。
『見
た目は17歳、中身は12歳の悪役令嬢』のみ異世界転移・悪役令嬢物で、後の二本は転生・転移の無い異世界物です。
【あらすじ】
~見た目は17歳、中身は12歳の悪役令嬢~
気が付いたら、乙女ゲームの世界にいた。
始まりは乙女ゲーム定番の悪役令嬢斬罪シーンから。
私は確か、このままでは成人まで生きられないと、手術台に上がったはず。なのに、なんで。
王宮の奥にいる賢者さまなら、何とかしてくれると思ったのに……。
泣き虫な主人公の成長物語です。(1話700~2000くらい)
~クリス王子殿下の縁談~ もう一人の賢者 ロザリー姫の恋
舞台は、ハーボルト王国
アルンティル王国から小さなお姫さまがやって来た。
クリス殿下のお嫁さんになる為に……。
賢者の器のクリスにとって最後の現世。
何やら軍事大国の陰謀ただよう、この縁談。
お互いの立場に戸惑いながらも、二人が歩み寄っていくお話……。
(ロザリーは、『アルンティル王国の王妃になった姫君の物語』のフレデリックの2歳上の姉君です)
~ピクトリアンからの姫君~
舞台は、本編、悪役令嬢から13年後の、ハーボルト王国。
賢者の因縁深いピクトリアン王国から縁談話が舞い込んだ。
どの国も喉から手が出るほど、欲しがられる純血種の姫君。
「うちにだけは、この縁談。来ないと思っていたんだよね」
そう、クリスは言う。
どんな思惑があって、姫を寄越したのか、そしてこの姫の正体とは……。
読んで下さっている方には、感謝しかありません。
※お話は、カクヨム・ノベルデイズ・ノベルアップにも上げています。
それ以外の所では、上げていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-13 14:00:00
174872文字
会話率:33%
※11/4~6 (20時更新)にかけて番外編を追加します。
『次の転生先に、乙女ゲームの世界なんてどうですか?』
105年の人生に幕を閉じ、輪廻転生の輪の中に戻って行くのだと信じていたあの日。
私は白い空間で、光の球体からそう言われてた
。
『聖女として天寿を全うしてくれるだけで良いのです。のんびりできますよ』
なんて、悪徳業者が言うようなセリフにうっかり騙されてこの世界に降り立ってしまいました。
ルーブルシア王国の悪役令嬢マーガレット・レヴァイン公爵令嬢として……。
降り立った日(前世を思い出した日)が断罪イベントの真っ最中なんて誰が思うでしょうか?
しかも、大国アイストルスト王国の女王陛下に粗相をした聖女と言われているエミリーの身代わりに、国外追放にされてしまった。もう、どうすれば良いの。
瘴気渦巻く森に捨てられる運命に付き合うと言ったのは、元近衛騎士のダグラス・ゲートスケル伯爵。
しかし彼は、前世で政略結婚をした元夫だった。
愚かな私は政略結婚でも、夫から少しくらい愛情をもらえると信じていた。
だけど夫は本妻の私と子どもを数人作った後、責任は果たしたとばかりに妾を作って家の事は私に全て任せっきりになってしまう。
はっきり言って、二度と近寄りたくない相手だった。
そう思って離れようとしているのにダグラスは付いてくる。
前世の贖罪とばかりに私の世話をしてくれていた。
ダメダメ、ほだされては。また同じことを繰り返すつもり?
エミリー排除のざまぁ有(ラスト近く)、愛なんてもう信じないと思っているのにモテ期が来たり。
王室の陰謀に巻き込まれそうになったりの『のんびり』とは程遠い波乱万丈の人生になる予定です。
毎日20時更新。1話700文字~2000文字弱。
本編71話+番外編1話
よろしくお願いいたします。
『うちの駄文の世界観 異世界・ゲーム物(改訂版)』
https://syosetu.com/userblogmanage/view/blogkey/2603887/
※誤字・言葉の間違いを教えてくださいましてありがとうございます。
いつも助かっております。(他サイトも全て修正しました)
これからも、よろしくお願いいたします。
9/4に修正してくださった方、ありがとうございました。
面倒くさい修正に何時間も使って頂いて。
感謝しかありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 14:00:00
121697文字
会話率:35%
とある公爵家の若い公爵夫人、シャルロットが毒の入ったのお茶を飲んで倒れた。
1週間寝たきりのシャルロットが目を覚ましたとき、幼い可愛い男の子がいた。
「…お母様?よかった…誰か!お母様が!!!!」
「…あなた誰?」
16歳で
政略結婚によって公爵家に嫁いだ、元伯爵令嬢のシャルロット。
シャルロットは一目惚れであったが、夫のハロルドは結婚前からシャルロットには冷たい。
そんな関係の二人が、シャルロットが毒によって記憶をなくしたことにより少しずつ変わっていく。
──────────────────────
アルファポリス様でも同時掲載しています。
宜しくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 18:00:00
22292文字
会話率:52%
エマニュエルとマグダレーナは政略結婚だ。
そこに燃えるような恋はない。
けれどお互いにお互いを認め合い、受け入れ、築き上げてきた信頼と親愛は確かにそこにある。
幼いころからの付き合いでお互いの人となりは十分に理解していたし、至らぬところは互
いに補い合い成長していこうと固く誓っていた。
けれど二週間前のお茶会を切っ掛けにエマニュエルは変わってしまい、それに引きずられるようにマグダレーナの中の気持ちにも変化があった。
この変化に気づきじっくりと考える暇もなく、エマニュエルたちの留学のための準備は進む。
お互いの変化は果たしてどのような結果をもたらすのか、それは彼らのこれからの一年次第。
泣いても笑っても、一年後には二人の人生が決まってしまう。
どうかそれが悪いものではありませんようにと祈りを胸に、マグダレーナは住み慣れた故郷の屋敷を出るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 11:00:34
32550文字
会話率:19%
魔力と貴族の血を重んじる国、ローレイン王国。
この国の第一王子の婚約者 バチェット公爵令嬢ローズマリーは、その婚約者は聖女と親密な関係であることを黙認していた。
所詮政略結婚、二人の間には愛などなく相手が聖女ならば婚約者のすげ替えも辞さない
考えを持っていたが、当の本人たちは何やら怪しい動きをしている。
けれど彼らの行動に頭を抱えるローズマリーには心強い味方がいる。
彼が一つ激励の声をかけてくれるだけで、彼女の心の憂いは晴れていくのだ。
例えこの恋にも満たない淡い感情が許されざるものだとしても、今のローズマリーにとっては陰鬱な日々を生きていく支えなのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 12:00:00
21256文字
会話率:24%
キール王国皇太子からの突然の縁談、理不尽な婚約破棄をされた後、家族と共に処刑されたロコ。処刑される最後の瞬間まで復讐を諦めなかった彼女の魂は、幽霊となってこの世に留まり、王国の人間たちに復讐を決行する…
最終更新:2021-03-28 18:26:20
5081文字
会話率:42%
侯爵令嬢であるアンナ・エルトレスト・シルヴィアには幼い頃から互いの親同士によって決められていた婚約相手がいる。婚約者の名前はアルフレド・リオン・アレスキー。このリオン王国の第一王子である。政略結婚なのでしょうがないが婚約者であるリオン王子は
私に冷たい。なので結婚ご冷めた夫婦生活を想像していたのだが……あれ?私すごい愛されてる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 16:09:29
1779文字
会話率:40%
とある国のとある子爵家の兄と妹が婚約を白紙にされた。
その結果二人はそれぞれの道を歩むことになる。
そして、婚約を破棄したそれぞれのもと婚約者たちもまた……。
ざまぁみたいなスカッとする展開ではないですが、どこにでもあるような話です。
最終更新:2021-03-06 08:54:08
19103文字
会話率:20%
とある国に住む子爵令嬢が後妻として公爵家に嫁ぐ。
その前日にあたる学園の卒業式では第一王子が婚約破棄を宣言し、令嬢は人生で一度となる華やかな場に立つことになってしまった。
山もなく谷もない。
とある貴族令嬢の何でもない半生のお話。そのうち
彼女の子供たちの話の方を書きたいので、これはプロローグと世界観設定に位置しますかね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 11:31:59
14126文字
会話率:24%
婚約者に逃げられた過去を持つ辺境伯令嬢のリシューは「政略結婚」で中央貴族の元へ嫁入りすることに。トラウマを抱えているリシューは旦那様となるブレット卿に決して言えない秘密を抱えていてーー……。
最終更新:2021-02-22 17:12:17
70356文字
会話率:36%
リエヴォード王国に住む3人の令嬢、アスター侯爵家のダイアナとキャサリンの姉妹、そしてブランドン伯爵家のステファニー。幼なじみの3人であったが、ダイアナが第二王子ギルバートの婚約者に選ばれる。「王子との婚約なんて政略結婚。恋愛なんて関係ない」
そう思う3人だが、はたして幸せになれるのだろうか? 本編は完結しました。後日談や補足を、番外編で付け足していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 21:13:45
77029文字
会話率:39%