20〷年、“ヒーロー”と呼ばれる者が現れ、
ヒーローは日々悪者を成敗し、社会に大きく貢献していた。
しかしそんなある日、突如として日本を大きく震撼させる事件が起きる。
「偽善者(ヒーロー)共は俺が殲滅しないとなぁ……!」
夜空を見上げ
、そう叫ぶ一人の少年――砿絲瀬。
彼はにやりと口角を上げながら目の前にいるヒーローを睨み付ける。
この少年は『偽善者殺しの絲瀬』と呼ばれる指名手配者であり、そしてヒーロー業界からとても恐懼され危惧されている存在だ。
ぼさぼさの黒髪と、どす黒い狂気に染まった赤い双眸で目の前のヒーローを睨め付けると、絲瀬は再びにやりと笑う。
「術式展開――【偽装】殺戮の雨」
そう唱えた瞬間、目の前にいたヒーローは姿を消していた。
正確に言えば、ただの肉塊と化していた。
「これで365人目だ……!!」
絲瀬は嬉々とした感情を声に馳せる。しかし背後から気配を感じ、そして絲瀬は後ろを振り向いた。
そこにいたのは普通の女子高生だった――。
「は?」
思わず疑問符を口にする絲瀬。
しかし絲瀬が驚いたのは“女子高生”という点ではない。
彼女のあまりにも暗い虚ろな瞳だった。
少女の異様なその瞳に意識を奪われ、絲瀬はその場に立ち尽くしていた。
「――て」
不意に、少女が口を開いた。
「――助けて」
少女は俺に――指名手配犯の俺にそう言ったのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 00:07:19
8088文字
会話率:54%
モテない男が異世界転生!
だけどなんか普通の異世界転生と違くない!?
神様が肉塊と触手が合体した見た目だし、転生させられる理由がめっちゃ不純だし、しかも一ヶ月以内にエッチしないと死ぬ縛りまで追加されて、これでいいのか異世界転生!?
いいんだ
よ! これが異世界転生だ!!
目指せハーレム、目指せ純愛!
百万回異世界転生してでも絶対に成し遂げてみせる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 20:50:57
39275文字
会話率:45%
死ねばみんな同じなんです。
最終更新:2021-08-19 12:04:46
309文字
会話率:0%
天使や悪魔、魔女、そして生命を奪う「異形の者」
そんな多種多様な種族が存在するとある星で、平々凡々な人間(しかも女)として生まれた主人公の「ノア」(16歳)はどんな願いも叶えられるという「願い星」を見つける。
「願い星」をノアが見つけてし
まったせいで、なぜか代わりに大切な親友が連れ去られてしまい……!?
1話に繋がった時、物語は狂い出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 10:17:25
4269文字
会話率:38%
舞台は高校、3人の男の子と1人の女の子が起こす、人間の闇溢れる物語。メンタルが強い方だけお読みください
最終更新:2021-07-23 23:02:57
40489文字
会話率:44%
肉の塊が生きている話
最終更新:2021-04-17 13:38:43
1763文字
会話率:0%
同級生が旅行に出かけるとの事でとあるペットを預かる事になった。
のだが、何か凄い禍々しいファンタジックな籠渡されたんですが
これ、なんですか?
最終更新:2021-03-16 17:09:13
12144文字
会話率:41%
「アゲル・ジックリート君、悪いんだけど、君にはパーティを抜けてもらいたいんだ」
――手から無限に唐揚げを出せるスキル《暴虐なる肉塊(カラアゲマスター)》を持つ少年、アゲル・ジックリートは、所属するギルドのギルドマスターであり、親友だったマ
ルティンにそう言われ、パーティどころかギルドを追放されたっぽいことになってしまう。
「俺は無能じゃねぇ、必ず成り上がってざまぁしてやるぜ!」――決意とともにやってきた難易度SSS級ダンジョン《ゴッサム》で、彼は王国一のソロ冒険者として名声を馳せる美少女、シャーロット・ツンツンと出会う。
「唐揚げって何?」不思議そうに尋ねるシャーロットはアゲルの唐揚げの味に惚れ込み、二人はダンジョン内に唐揚げ専門飲食ギルド《アゲアゲダンジョンA》を結成する。
ある日、アゲルを追放したっぽいことになったマルティンが、アゲルの唐揚げの味を懐かしんで《アゲアゲダンジョンA》にやってきて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 12:00:00
12138文字
会話率:34%
就活出来ない、夢も無い、現実逃避でアルバイトに命を燃やす冴えない大学生が、突如転がり込んできた凄いキモい(語彙力喪失)な肉塊ちゃんと血肉にまみれた愛を叫ぶ話。【連載版】
カクヨムと同時掲載しています。
最終更新:2020-11-05 21:26:34
3573文字
会話率:31%
大学生活に理由もなく夢を見たものの今は昔、青年は無気力にバイトとサークル通いを繰り返すだけの日々を過ごしていた。
そんなある日、アルバイトから帰宅すると──喋る肉塊が鎮座しているではないか。
世は正にBoy meets meat!
青年は
肉塊ちゃんに食べられず生き残れるか
肉塊ちゃんは人間に戻る事が出来るのか
そもそも誰かにバレずに生活が出来るのか
異色の現代ラブコメ、今此処に開幕。
※ハーメルンとマルチ投稿している読み切り版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 12:08:49
6692文字
会話率:34%
冒険者として夢を持ちダンジョンに挑んだ私。
しかし、私は志半ばにしてその旅を終える事となった。
死の間際に見たのは捕食者の暗い瞳。
満足も後悔する事も無く人生を終える。
そう、終えるはずだった。
最終更新:2020-10-19 20:00:00
52159文字
会話率:34%
現代。とある、変わってるけど心優しく強い高校生の少女がリアルサバイバルゲームをする話。突然クラスメイト全員が「おかしく」なってしまった。醜悪な肉塊と化したクラスメイト全員にお得意のサバイバルゲームで得た知識を使って学校から脱出しようと試みる
。すると謎の少年、天才幼稚園児に出会う。運動能力と知識という幼い頃に努力して手に入れた力と、天才幼稚園児の協力で学校から脱出した。だが、おかしいのはクラスメイトだけでなかった。゛この世界、いや地球自体゛がおかしかった。街の人は皆、臓器と骨、血液を撒き散らし生前の姿とは似ても似つかない姿で全滅していた。絶望して気が狂いそうになる少女だが、その天才幼稚園児と心を通わせ、信頼する仲間として行動するのだが......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 18:53:03
44977文字
会話率:54%
大阪の街中に貼られた、5年後の万博のPRポスター。
紅い肉塊に青い目が生えているという、醜悪極まるそのシンボルマークは、何かの冗談かと、物笑いの種になっていた。
──しかし、いつしか私は、気づいてしまったのだ。
果たして、国や
大阪府や大企業等が絡んでいる、国際的なイベントにおいて、このような(いろいろな意味で)不条理な図案なぞ、本当に採用されるであろうか?
ひょっとして、
そう、ひょっとして、
あくまでもシンボルマーク自体は、万博にふさわしい正当なものであるというのに、私の視覚が──つまりは、脳みそにおける認識が、狂っているだけではないだろうか。
──それに気づいた瞬間、私の世界は一変した。
そう、美しい少女は醜い化物に、醜い化物は美しい少女に、反転してしまったのである。
果たして、狂っているのは、私自身か?
それとも、世界そのものなのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-27 14:31:33
12821文字
会話率:51%
いつもと同じホームにいたブヨブヨとした"ソイツ"
私にしか見えないそいつとは何なのか
最終更新:2020-07-09 19:51:44
351文字
会話率:0%
とある肉塊の辿る道。
最終更新:2020-06-16 09:55:58
1245文字
会話率:0%
背負った大きな籠をいつもより陽気に揺らして、テララは今朝もせっせと小山へ拾集に来ていた。
人っ子一人、草花さえない広大な荒野を、村から毎朝生活に必要な食糧やら小間物やらを拾いに来るのが少女の日課だ。
荒野に佇む一本の巨大な聖なる樹「母
大樹」。
雲を突き抜け、青い空一面に伸ばした枝下に積もる恵みの小山から必要なものを拝借し生活に充てる。それは少女が生まれるよりもずっと前から変わらず続いている何の変哲もない村の常識だった。その……はずだった。
籠を一杯にして姉を喜ばせてあげよう。そう意気込んで肉片の山に立ち寄り、今晩のご馳走を求め肉山の奥へ手を伸ばしたそのときだった。
――ナニカニ、ツカマレタ。
その瞬間、今まで経験したことのない凄まじい激痛が少女を襲う。軋む腕にたちまち視界が歪む。
肉塊の奥底。日の光も当たらぬ暗く湿った影の中。銀に揺らめく瞳が少女に喰らい付くように睨んでいた。
ソレとの出会いが不運にもテララを、その世界に息づく者たちを、この世界の虚像を暴く修羅の道へと誘ってゆくこととなる。
これは、"ヒトのカタチ"を苦しく、切なく、暴力的に描く物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 19:00:00
244537文字
会話率:45%
目に映るもの そのまま
最終更新:2020-06-02 19:31:03
220文字
会話率:0%
人生最大のイベント、恋を終えた私。
あれから数百万秒経過した今。
平凡で無個性な高校時代を振り返る。
ここに、私の罪を記していこうと思う。
決して誰にも見せることはないし、私自身、それを望まない。
勿論、五体を失って尚私の隣にいる彼も、そ
の例に漏れない。
1つだけ確かなこと。
それは、意思を有した唯一無二の肉塊をあれほど独占したいと願う感情はもう二度と訪れることはない、ということだ。
これは、私の恋の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-11 20:00:00
2188文字
会話率:23%
記憶を失ったミイラの青年と謎の褐色金髪少女による終末世界の旅の始まり。
それと、崩壊し、混ざり合った異世界を旅するアンデッドとミュータントのお話し。
古代、異世界、スチーム、未来、中世と次元を越えた多次元世界同士の異世界大戦は核兵器と
魔法兵器の衝突による全面超兵器戦へと拡大し、やがて全ての文明に、核兵器の死の灰と魔法兵器の呪いを降らせて滅亡させた。
これは異なる多次元世界が滅びて崩壊した後の文明と人種が混ざり合った時代のアンデッドとミュータントの物語りである。
【カクヨム、マグネットにも投稿中】
簡単に説明しますと、フォールアウトとか、メタルマックスに色んな要素を取り入れたアンデッドの物語りって訳です、そして崩壊した世界を旅するアンデッドとミュータントのお話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 19:50:41
205358文字
会話率:60%
何でも屋を営む何田毛さん、莫大な資金を駆使し多くの依頼を解決しています。そんな何田毛さんに水作烏という男が依頼を持ちかけます。彼は自分は肉塊になりたいので手助け願いたいと言っています。彼はなぜ肉塊になりたいのか、何田毛さんは呆れながらもその
依頼を受けることになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-30 12:31:12
4488文字
会話率:54%
今回も生き残った。ただし何故生き残ったのかはわからない。
そして、あの幻聴がなんで聞こえるのかもわからない。
でもそろそろ覚えてきた。
あの声を真に受けて下手な行動に出ると、死ぬ。
あの声に怯えて、勘繰って飛び出していたら今頃はも
う肉塊だ。
エルトンは深くため息を一つ。そして、また明日もダンジョンの染みに花を植える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 04:40:44
2814文字
会話率:22%