引きこもりだった柴引子守(しばひきこもり)は、
異世界琉球から来たという美少女のナビーに勧誘されて
人の魂を落とすマジムン(魔物)を退治することになる。
シーサーになれる琉球犬の白虎と
ドSヒーラーの金城琉美(きんじょうるみ)を仲間に加え
人知れず沖縄を救っていく先で、諸悪の根源である伝説の武将、
源為朝(みなもとのためとも)を異世界琉球に倒しに行く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 04:05:49
517327文字
会話率:47%
どこかの星の原住民と彼らに文明をもたらした来訪者との会話。
最終更新:2024-09-05 02:43:49
2678文字
会話率:28%
それは遥か昔の伝承。遠い時代の記憶。
たった一人の少女の放った何気ない一言。
「神様の中で一番エライのは誰?」
当時、神の上に神はなく、神の下に神はなかった。
故に、神々は平等であり、神々は対等であった。
しかしながら、神
々は自尊心が強かった。
その強い自尊心が原因で、神々の争いは始まった。
争いは永遠とも思えるほど長い間続いた。
だがある日、終わりが見えなかった神々の争いに終止符を打つモノが現れた。
それはどこからともなく来訪した。
それは自らを冥府の王と名乗った。
それは圧倒的な力で全ての神々を喰らった。
そして、八百万の神々は地上から姿を消した。
それから幾千万の昼と夜が通り過ぎ、物語の舞台は現在へ至る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 05:35:22
27970文字
会話率:20%
それは遥か昔の伝承。遠い時代の記憶。
たった一人の少女の放った何気ない一言。
「神様の中で一番エライのは誰?」
当時、神の上に神はなく、神の下に神はなかった。
故に、神々は平等であり、神々は対等であった。
しかしながら、神
々は自尊心が強かった。
その強い自尊心が原因で、神々の争いは始まった。
争いは永遠とも思えるほど長い間続いた。
だがある日、終わりが見えなかった神々の争いに終止符を打つモノが現れた。
それはどこからともなく来訪した。
それは自らを冥府の王と名乗った。
それは圧倒的な力で全ての神々を喰らった。
そして、八百万の神々は地上から姿を消した。
それから幾千万の昼と夜が通り過ぎ、物語の舞台は現在へ至る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 07:39:42
5497文字
会話率:19%
神への信仰が強い家庭で生まれた神近勇気は日ごろから神への信仰というものに対して辟易していた。
9歳の誕生日、神に対しての信仰を祝う行事の儀式として執り行われた誕生日に嫌な気持ちを抱きながらいつもの誕生日と思っていたら、両親から初めての誕生日
プレゼントをもらう。
両親が奇妙な行動や言葉が何を意味するのかその時はすぐ察しがつかなかったが、数分後にはその意味が理解してしまう。
それは妙な怪物の来訪者という形で。
その怪物はどこから入ったのか父の身体を乗っ取り、母を殺した。
神近勇気もまた殺されそうになったところへ、父の同僚で会った武蔵元康の助けによって勇気は一命をとりとめ、新たな人生を得ることとなる。
数年後、勇気はあの時助けてくれた父の同僚の養子となり、その実の娘である武蔵雪菜と共に現実世界に蔓延る怪物退治をする生活を送りながら密かに復讐心をたぎらせ、両親を殺した存在を探す人生を始めていた。
悲劇から始まる復讐にかられた少年の怪物退治の現代ファンタジーここに開幕です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 16:29:36
117291文字
会話率:49%
宇宙をさまようホシナシビトの船で孤独をこじらせていたリヒトは、その船への来訪者に希望を抱く。何か新しいものを求めて来訪者とともに船を出たリヒトは外の世界で何を思い、何を得るのか――
ざっくりいうと、リヒト君が宇宙で戦闘機に乗って戦う話です
。
段落がおかしいのはWordからコピペしたからです
読んでくださった人へ
ぜひ一言でも感想を下さると非常に励みになります。よろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-24 21:50:50
107821文字
会話率:28%
異世界来訪物語です。
1話あたりの文章量がかなり多めとなっておりますが、お楽しみいただければ幸いです。
(某所で投稿している小説の加筆修正は諦めました。)
最終更新:2024-08-23 17:00:00
2108110文字
会話率:28%
かなりベタな異世界来訪物語です。
1話あたりの文章量がかなり多めとなっておりますが、お楽しみいただければ幸いです。
(某所で投稿している小説を加筆修正して投稿しております。)
最終更新:2023-05-07 22:29:55
615621文字
会話率:32%
高校1年生の中山紗奈は、春休み中、長期の出張で家を空ける両親に代わって、一人でお留守番していた。
そんな折、玄関のインターホンを押して来訪したのは、魔王討伐したばかりの勇者パーティーだった。それぞれの思惑が絡み合う!自己主張が強い人達に流さ
れつつ、しっかりマイホームを守ることが出来るのか!?自分の身すら危ういぞ!負けるな紗奈!!頑張れ紗奈!!
この作品で、クスって笑ってもらえるだけで作者喜ぶぞ!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 13:23:05
24588文字
会話率:26%
ネオ・シャンハイへ避難することについての4地域の意思統一を受け、わたしたちは国際連邦への働きかけを開始する。
9月下旬、アーウィン部長たちとビデオ会議で打ち合わせをした。連邦側は、インパクト予測地点の解析に関わった、上級幹部4人とスタッフ
2人のエンジニア6人のチームに、新たに加わったミシェル・イーという法務のエキスパート。
彼女が比較検討した結果を受け、ネオ・シャンハイへの避難を実現するための手続きとして、自経団と上海真元銀行を、そのまま持ち込む形で避難することを内容とする協定を、4地域と国際連邦との間で締結する、という方法で進めることにした。
周光立と高儷が、アーウィン部長とミシェル・イーと協力して、国際連邦への協定締結の申入書を作成した。一方、わたしはダイチと、ネオ・ティエンジンというもう一つのレフュージへ、マリンビークルのアルトで向かった。協定締結が不首尾の場合に発動する「プランB」のための、システムへの事前工作だ。
10月に入り、申入書が国際連邦の内閣にあたる統治委員会に上程され、調査団を派遣することが決まった。メンバーは、アーウィン部長とミシェル・イーを含む5名。スペースプレインに乗船し、月からネオ・シャンハイ経由、上海へ来訪した。調査団は、実質4日間の調査期間を、視察、上海と武漢の自経団幹部と上海真元銀行幹部からの聴取、住民代表との面談などに費やした。最終日には、最高実力者の周光来と面談し、懇親会が行われた。
調査団の月帰着後、ただちに調査報告書が連邦統治委員会に提出され、協定案の正式審議を行うことが決まった。次回開催の委員会で、AOR代表と調査団への聴聞会、マザーAIへの諮問を同時に行い、同日中に委員会としての結論を出すこととなった。
強硬に抵抗することが予想されるマザーAI。その対策を、アーウィン部長が中心になって行った。委員会前日、アーウィン部長から高儷とわたしに、「つらい話を聞かせなければならなくなるかもしれない」とお話があった……
※事情があって削除した長編を、少し再構成して、再び連載の形で公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 20:10:00
75706文字
会話率:12%
地の果ての
誰もが知らぬその場所に
幸せ与える石がある
ここは星を砕く場所
ここは星を拾う場所
〈さいせきじょう〉の星の石
星の石
求めるものには淡く光り
求める幸せ与え得る
相手が繋がり願うなら
相手が共にと願うなら
互いにとっての絆石
星の石を求め〈さいせきじょう〉を訪れるものと、それを迎える管理人。
来訪者の絆をめぐるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 08:00:00
4444文字
会話率:27%
地の果ての
誰もが知らぬその場所に
幸せ与える石がある
ここは星を砕く場所
ここは星を拾う場所
〈さいせきじょう〉の星の石
星の石
求めるものには淡く光り
求める幸せ与え得る
相手が繋がり願うなら
相手が共にと願うなら
互いにとっての絆石
星の石を求め〈さいせきじょう〉を訪れるものと、それを迎える管理人。
来訪者の絆をめぐるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 08:00:00
4382文字
会話率:29%
地の果ての
誰もが知らぬその場所に
幸せ与える石がある
ここは星を砕く場所
ここは星を拾う場所
〈さいせきじょう〉の星の石
星の石
求めるものには淡く光り
求める幸せ与え得る
相手が繋がり願うなら
相手が共にと願うなら
互いにとっての絆石
星の石を求め〈さいせきじょう〉を訪れるものと、それを迎える管理人。
来訪者の絆をめぐるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 08:00:00
4744文字
会話率:33%
3つの月を持つ 赤い砂漠の惑星
過酷な砂漠の環境の中で
天から舞い降りた
天空人達(宇宙人)の来訪を受け 救われるが・・しかし
手を血に染めて 闇に墜ちる事になる 救い主だったはずの者?
関連作品複数 及び 他サイトにもありです
関連作品 水の塔のエアリス
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 23:06:38
8817文字
会話率:82%
※ピクシブなどにも重複 漫画もあります
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=45647984
その他http://www.pixiv.net/m
ember_illust.php?illust_id=42498402&
SF 砂漠の大地の惑星
大昔に 天空人と呼ばれる宇宙人の来訪があった惑星
磁気嵐のために 交流は途絶え 今は荒れ果て わずかな天空人(宇宙人)の
残した水源や 機械で 人々は水のわずかな恵みを受け取る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-24 20:30:49
724文字
会話率:64%
コードネーム「ホーク」 本名 柳 鷹志が、繰り広げる戦闘は、瞬殺と呼ぶに相応しい殺人マシーン。しかし、ある作戦の失敗から異世界?へと、来訪。そこは、暖かい人たちが暮らす楽園だった。でも、楽園でも、争いは、存在して…。いつしか彼は、人としての
心が戻り…この人を護ると、決意するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 12:39:44
233273文字
会話率:15%
「アイク様……私をお助け頂けないでしょうか?」
ブラック企業務めの佐藤 優斗はフォーチュン・ラバーというギャルゲーでデブ・ゲスい・弱いと嫌われ者の悪役公爵――アイク・ハンバルクに転生してしまった。
『メスは黙っておっぱい捧げればいいん
だよぉ……!』
そんな最低な捨て台詞と共にアイクはどのヒロインの攻略ルートでも勇者パーティに倒されてしまう。そんな未来は嫌すぎる……!
しかもアイクにはルナ・オルハインという婚約者がいた。このルナこそがフォーチュン・ラバーで世界を滅亡の一歩手前まで陥れている存在――そして主人公の勇者に倒されてしまうラスボスである。
ルナの末路はあまりにもひどい。ルナが世界を滅ぼすという予言のせいで両親を始め、あらゆる王国内の国民から迫害を受け、挙句の果てに全人類の敵として勇者パーティに倒されてしまう。
そしてルナの横で幸せそうな主人公の勇者と攻略ヒロインが笑顔で映る。つまり踏み台になっているということ。
そのルナが婚約者として目の前にいる。
だけど勘違いしないでほしい。
ルナこそが俺史上最高の推し。見た目ドストライクの美少女なのだ。
ルナを幸せにするチャンスがあるならば、絶対にルナを幸せにするしかない。
ということで俺は、
1、手始めにこの世界で最強の隠し武器『龍星の杖』を手に入れ、
2、舐めたことを言った原作主人公の勇者をぶっ飛ばす。
だけどモブの人生から脱却するもそれだけじゃ足りない。
俺はいつか来る危機に備えて魔法の特訓を始めるが、
『アイク。残念だけど私に教えられることはないわ――私より強い人に何を教えればいいのよ!!』
と指南役から匙を投げられる始末……。
それでも努力をした結果お父様から、
「そろそろハンバルク公爵家をお前に任せようかと思う」
「はっ! ありがたき幸せ!!」
公爵家の当主に任命されることになる。
「アイク様……お慕いしております♡」
そうして俺は本来訪れるはずのバッドエンドの未来を変えて、ルナとの幸せな結婚生活を手に入れることになる。あぁ、さようならモブ人生。
しかし原作主人公の勇者は俺にぶっ飛ばされたことで俺とルナに逆恨みをし、
俺達を貶めいれようと躍起になるのだが……勇者はことごとく失敗し、悪の手に染まっていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 12:44:22
104606文字
会話率:45%
長い神界での修業を終えたロイは、元の世界に戻る。そこではまた危機に直面していた。また来訪者が来たのだ。さて、どうするロイ。
ーーーー
副題の『もはや題名は無意味だ』は当初の呪い屋本舗の出番が少ないからです。登場人物がそのままでどんどん話が進
むうちに内容が変化してしまいました。そのうち題名を変えたほうが良いかな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 06:31:59
69842文字
会話率:42%
大手会社の社員の主人公
仕事に励み会社にエリート
異世界に行くことで、ありとあらゆる国に影響
サスペンスあんどアクション!!
最終更新:2024-08-10 23:40:25
24507文字
会話率:24%
―――ヴォートゥミラ大陸には数々の逸話が残され、それらは時として話題の種になり、人々を愉しませている。
霊に救われたと語る修道女。
島国の常世から来訪した、夜盗の守り神を信奉する奇妙な盗賊。
同じく常世の異邦人で武を極めんとする、武闘家の武
勇伝。
どれもこれも信じがたい物語ばかりだが、この際真偽など、どうでもいいだろう。
―――我は異世界にて囁かれた、無名の冒険者や村人の記録を紡ぐのみ。
真実は書き記した奇譚に触れた、君たちが見つけだしてくれたまえ。
以下、作者(?がらくた)からの注意書き
拙作「異世界のジョン・ドウ 〜オールド・ハリー卿にかけて」の舞台となる、ヴォートゥミラ大陸の世界観を深堀りした短編ファンタジー。
この小説はFC2ブログ、小説家になろう、ハーメルンに投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 22:00:23
49255文字
会話率:34%
聖剣は世界に災厄が訪れる時に目覚め、勇者の来訪を待っている。
最終更新:2024-08-09 17:11:06
22882文字
会話率:56%
ある日突然として平穏は崩され、“大切なモノ”全てをたった一人の“観光客(スパイ)”の存在によって喪失した少女。
大切な仲間。
大切な人。
大切な居場所。
全てを奪われた少女が喪失感に蝕まれていた時に、路地裏にて不思議で怪しい感じ
のキャラバンの商人と出会った。
【未来を変えたいならば、“ソレ”を使ってみるといいぜ?】
【取り返したいならば、取り返すための覚悟を魅せろ!なーに、俺達も陰ながらも手伝ってやるって!】
大切な居場所。
大切な仲間。
大切な人。
全てを取り返すために一人の少女は全てを棄てて、“観光客(スパイ)”が潜り込んだ事で起きた“10年前”の様々な事変を変えるために“過去”へとキャラバンの人達と共に渡航する。
【初めまして、皆さん。“ボク”は、未来からやって来た“来訪者”です】
【目的は、国を……いいえ、皆さんを救うため全てを棄てて此処へと来ました】
決して、それは楽な道ではない。
決して、それは何も残らない。
それでも、少女は“未来を取り返す”ために戦いへと身を投じる。
それが、たとえ………
【残酷な結果】が自分に降りかかろうとも。
見ていない“先”へと、進むためならば全てを受け入れよう。
※暴力・残酷な表現あり。
※軽めな性的表現あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 12:00:05
117917文字
会話率:54%
【ファンタジー系ヒューマンドラマ】
半年前に父ラモント男爵が亡くなってから、私はなぜだかふさぎ込みがちだった。正直なことを言うと、こうして鬱々としているのは、自分でも驚きだったのだけれど。だって、仕事人間の父に特別かわいがられた記憶もなかっ
たし。
でもそんな鬱屈とした気持でいても、私は父があちこちに遺した事業を整理しなくちゃならない。私は忙しくしていた。
そんなとき、突然、異母弟を名乗る者が訪ねて来た。
私はその少年の身の上話に半信半疑で問いかける。
「あなたが父の子どもだって、何か証明できるものを見せてもらえないかしら?」
しかし、彼は言うのだ、「証拠になりそうな物は何もありません」と……。
じゃあ、何? あなたは何の証拠もなしに、自分はラモント男爵の子だって言いに来訪したの? いくら何でもそれはないでしょう!
作者初のヒューマンドラマジャンルです。
設定ゆるいです。どうぞお手柔らかによろしくお願いいたします。
お気軽に読みに来ていただけたらありがたいです!!
他サイト様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 04:10:00
7172文字
会話率:21%
荒川沿いの小さな町に「蓬莱珈琲店」という喫茶店がある。十八歳の猪瀬亜矢は大学入学とともに、この店でアルバイトを始めた。この店の一番奥にあるテーブル席にはよく忘れ物があり、その忘れ物をめぐって様々な不思議が起こる。
ある日、亜矢が一人で店
番をしていると、男の客がやってきて、邪険な態度で亜矢をいじめた挙句、奥の席に忘れ物をしていく。それは美しい白金の指輪だった。
数日後の深夜に、またしても亜矢が一人で店番をしながらこの指輪をいじっていると、若く美しい女の一人客が現れる。女は亜矢が手にしている指輪に強い興味を示す。亜矢は思いついて、女の左手の薬指に指輪をはめてやる。女は幸福そうな様子で、これは持ち主が大事にしていたものに違いない、必ず返してやってくれという。亜矢は生返事で、この女の頼みを受け入れる。すると、女は消え失せてしまう。
蓬莱珈琲店のオーナーは亜矢から一連の事件を聞かされると、亜矢に必ず指輪の持ち主を見つけ出すようにと厳命する。亜矢は、先輩バイトの兎月圭と一緒に、指輪の作者をたどって、やっとのことで持ち主の男を探し出す。
持ち主の男は、亜矢から若い女の客の来訪を聞かされて、その女は死んでいると言う。驚く亜矢に、男は指輪を蓬莱珈琲店に置いていった経緯を語る。
彼は貧しく、だれからも愛されずに生きてきた男で、長く荒んだ生活をしていた。しかし、ある女性と出会って愛を知り、彼女とともに人生を歩む決意をした。指輪は、その愛のあかしとして彼が作らせたものだった。しかし、指輪を渡して祝いをするはずだった日に彼女は事故でトラックに顔を引きつぶされ、無残な死を遂げた。男は彼女の記憶から逃れるために、指輪を手放そうとして、蓬莱珈琲店にそれを置いてきた。
亜矢はことの成り行きを知って、深く悲しむ。同時に彼女は、店を訪れた女の印象を思い出し、彼女は男の愛を知って幸福だったに違いないと確信し、それを男に告げる。亜矢は男の手に指輪を返し、それを強く握らせる。男は一度捨てた指輪を再び受け入れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 09:07:01
22506文字
会話率:43%
魔法の無い世界へ生まれ変わった元魔術師のコトミは、一般市民として目立つことはせず、のんびりスローライフを満喫しようと企んでいたが、友人が危険に晒された際に魔法を使ってしまい、その存在がバレてしまう。
幸い誰にも言い触らされることもなく
、今まで通り友達として接してもらえることになったが、何かしら危険なことへ首を突っ込んでは力業(魔法)で解決するようになってきた。
その後、新たな転生者や魔法少女、魔眼持ちが現れキナ臭い隣国とのいざこざに巻き込まれていく。時間と共に関係が悪化する隣国、関係改善に取り組む苦労を余所に戦争がついに勃発する。少女二人が前線に立つという異例な状況の中、力不足を悔やむコトミに異世界からの来訪者が現れ事態が急変する。
「戦争を終わらせることは出来る。だけど、のんびりとした生活、スローライフが……」
大切な友人と大好きな街、守らなければならないものができた。できてしまった。悩むコトミはついに決断する。ドライになりきれない魔術師、今日も大切な人たちのために力を使う。
「最後は絶対、絶対にスローライフを送ってやるんだからっ!」
異世界からの転生者、スローライフを目指し今日も戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 07:00:00
828776文字
会話率:35%