魔法が尊ばれる国アーベル王国の五大魔導爵家に生まれたエリザベートは、その魔力の多さから王太子の婚約者に選ばれる。横暴で自分勝手な王太子フランツに冷遇されながらも、憧れの天才魔術師ジュール・ポワティエに近づきたいと日々魔法の訓練を重ねること
がエリザベートの楽しみだった。
しかしエリザベートの人生は、ある一人の少女の登場によって大きく変わっていく。
「私が世界を滅ぼす邪悪な魔女だなんて、冗談じゃないわ!こんな国、今すぐ出て行ってやる!!」
王太子フランツから魔女の疑いをかけられて投獄されそうになったエリザベートは、神出鬼没の魔術師ジュール・ポワティエの足跡を辿る旅に出ることを決意。そんなエリザベートには、西暦2000年代初頭の日本から聖女として召喚された前世の記憶があった。
「僕の気持ちを知っているくせに……悪い女だね、君は」
「……僕は、思ったより君のことが気に入ったみたいだ。もう一度キスしたいんだけど……いい?」
自由気ままな一人旅になるはずが、同じく王太子に命を狙われて一緒に旅をする年下の第二王子、そして何故か行く先々で出会う謎多き魔術師ジュールからも迫られて、エリザベートの旅は前途多難……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 19:32:42
67890文字
会話率:57%
シェリル・ソワイエは、貴族であるにもかかわらず魔法の使えないできそこないである。
どこの魔法学校からも入学を断られ、社交界でも笑いものにされてしまう。
そんなシェリルは、貴族の罵詈から逃れるように、唯一の取り柄である薬草の知識を使って、庶民
向けの薬屋を開いていた。
安くて効きがいいと庶民に人気となった薬屋だったが、ある日マントに身を包んだひとりの客が店に訪れる。その人物はなんと、貴族の間で「天才魔術師」として有名なディートリヒ・レスターだった。
しかもどうやら彼には、誰にも言えない秘密があるようでーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 07:00:00
104317文字
会話率:39%
シェリルは、貴族であるにもかかわらず、魔法が使えない落ちこぼれ令嬢である。
「貴族であれば魔法が使えるのは当然」という中で、シェリルは何故か魔法を使うことが出来なかった。どこの魔法学校からも入学を断られ、社交界でも笑いものにされてしまう。
そんなシェリルは、貴族の罵詈から逃れるように唯一の取り柄である薬草の知識を使って庶民向けの薬屋を開いていた。
安くて効きがいいと庶民に人気となった薬屋だったが、ある日仕立てのいい貴族服を身にまとったお客様が店に訪れる。
その人物はなんと、貴族の間で「天才魔術師」として有名なディートリヒ・レスター侯爵だった。しかしどうやら彼には、誰にも言えない秘密があるようでーーーー?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 22:23:26
8344文字
会話率:34%
目が覚めると、一切の記憶がありませんでした。
どうやら私は『稀代の聖女』で、かなりの力があったものの、今は追放されて封じられているそうです。ですが、そんなことはどうでもよく……。
「……私の旦那さま、格好良すぎるのでは……!?」
記憶を
失くす前の私は、最強聖女の力を悪用し、残虐なことをして来た様子。
天才魔術師である夫のオズヴァルトさまは、『私を唯一殺せる』お目付け役として、仕方なく結婚して下さったんだとか。
「オズヴァルトさまのお役に立てたら、私とデートして下さいますか?」
「ふん。本当に出来るものならば、手を繋いでデートでもなんでもしてやる。――分かったから離れろ、抱きつくな!!」
聖女としての神力は使えなくなり、周りは私を憎む人ばかり。何より、新婚である愛しの旦那さまには嫌われていますが……。
(悪妻上等。――記憶を失くしてしまったことは、隠し通すといたしましょう)
自分の悪行の償いとして、少しでも旦那さまのお役に立ちたいと思います。
……でも、封じられたはずの神力が、なぜか使えてしまう気がするのですが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 10:59:38
302118文字
会話率:47%
東西に分かれて繰り広げられた魔術大戦。
西側に勝利をもたらした天才魔術師アルフレートは、老衰による死を目前にし、東側の概念である輪廻転生に着目。
進化した未来の魔術を学ぶ為、見事転生を果たす。
しかし、山賊に襲われ父を失い、魔法を使用
する為記憶を代償にして、せっかく転生したのに記憶を失ってしまう。
それから十五年。
記憶を失いつつも天才的頭脳のまま成長した彼は、記憶を失っても、本能のままに魔術を探究すべく、魔術学校に通いたい夢をみるようになる。
少年は未来の世界で魔術を学び、再び最強へと至れるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 21:15:37
171745文字
会話率:43%
若き天才魔術師ラウル・バートランドは、グラント王国の平和を守るため、最強の勇者を召喚する重要な任務に就いていた。しかし、ステータスの振り分けにミスを犯し、予期せぬ結果として「やる気ゼロ」の最強勇者を誕生させてしまう。この勇者は、非凡な能力
を持ちながらも、任務に対する意欲が全くない。ラウルは、このやる気のない勇者になんとか仕事をさせようと試みるが、そこには数々の困難が待ち受けていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 17:49:42
31053文字
会話率:42%
かつて天才魔術師として名を馳せた、ラヴィニア。しかしその評判はある事件によって失墜した。地位も名誉も家族も恋人も失い、追放されて王都を去って五年。田舎の村で養い子であるツバサと共に穏やかに暮らしていたラヴィニアの元に、そのかつての恋人・ギル
が迎えにやって来た。聖女である、ツバサのことを。
戦場に連れて行かれようとしている愛娘を守る為、複雑な思いを抱えつつもラヴィニアは母として王城へと交渉に向かう!すれ違った所為で拗れている恋人達の縺れた恋情を紐解く、ハッピーエンドラブストーリーです!よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 07:00:00
175297文字
会話率:42%
ことなかれ主義な女主人公と、美形だけど自由奔放な稀代の天才魔術師、天才なのにかなり生意気な年下魔術師の美少年。先の大戦により魔術大陸の勢力図は変わった。神秘の時代は終わり人の生み出した魔術と技術が支配する異世界に渡った加菜子は天才魔術師ヴィ
ンセントに拾われるも、彼を師と仰ぐ一番弟子のフランとは犬猿の仲だった。
第1章、魔女の村。3人は魔術機構からの要請により、廃寺の集団自殺事件を調査しに魔女の村へ行くことなってーー
第1章魔女の村、116,000文字完結済み。予約投稿にて毎日更新。
全7章中、第1章をカクヨムにてカクヨムwebコンテストに応募します。
なろうさんでも投稿を開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 22:40:32
116977文字
会話率:41%
“戦華エマ・フォスター”
戦場でその少女の名を知らぬ者はいない。僅か十二歳での初陣で撃墜数は過去最多。十三歳で最年少小隊長に選ばれ、
十五歳で一個隊の隊長ににまで駆け上がった、まさに武の天才。
その天才は今まさにーーーーーーーーー学園の廊下
で一人の魔術師に口説かれていた。
何なんだ何なんだ何なんだっ!!何が目的で言い寄ってくるんだあの魔術師はっ!!!
私は狼狽えない!こんな奴に!こんな腹の底が見えない得体の知れない奴に・・・・やっやめろっ!笑いかけるなぁっ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 23:54:28
26090文字
会話率:56%
黎明シリーズ番外編。
アカデミーが誇る天才魔術師、シラン先生による魔術講座、開講!
魔術初心者向けに優しく講義してくれます。
不定期更新予定。
最終更新:2023-12-29 00:00:05
3104文字
会話率:0%
天才魔術師エマ・ヴェロニカ。彼女は絶対攻略不可能と言われたダンジョンに仲間たちとともに挑むも失敗し、とても短い18年の生涯に幕を閉じようとしていた。
「私まだ、テオドールに気持ち伝えてないのに!」
冒険者パーティのリーダーだった、テオド
ール・スターボルトへの淡い恋心を残し、命が尽きる瞬間を迎えようとしていたその時、彼女はなんと、ゼノビア王国の第7王女として転生を果たしていた。
新しい両親となった王と妃は、彼女にティアと名づけた。
0歳からのやり直しとなったティアだったが、運がいいことに転生前の記憶や天才魔術師としての能力はそのまま引き継いで転生できたようなので、ちょっかい出してくる奴らを返り討ちにしていきながら、すくすくと育っていった。
「せっかく生まれ変わったんだから、大好きな本でも読みふけりながら、素敵な男性と結婚して、幸せな王女とかやってみたかったのに……」
などと考えていても、周りがそうはさせてくれないので、しょうがなく相手を続けていくこととなり……。
これは、王女でありながらも再び魔女としてその名を馳せていく、転生したとある天才魔術師のお話。
※別サイトでも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 20:00:00
102612文字
会話率:37%
魔術大国であるオスマンサスで生まれた主人公・柊颯斗は、物心ついた時から町外れの小さな孤児院にいた。
そんな颯斗に転機が訪れる。五歳の誕生日の前夜。
いつものように一人寂しく窓の外を眺めていた颯斗は、三十代半ばくらいの、眼鏡をかけた男性が歩
いているのを見た。この辺りで知らない人を見ることはめずらしいので、興味をそそられじっと見つめていると、ふいにその人が颯斗の方を向いた。
颯斗は驚いて窓際から逃げ出しそうになったが、
「まあ、待て坊や、少し見ておいで」
その言葉には魔法のような力があり、自然と足を止めてそちらを向くことができた。
その様子ににっこりと笑った彼は、自然な仕草で腕を前に出し、その周辺のあらゆるものを凍らせてみせた。
「これは、《氷》という魔術だ。君は【まだ】魔術は使えないだろう。魔術は限られた人にしか使えない。使えるようになったら、魔術学校においで。待っているよ」
あの人の言葉に励まされて、魔術を使えるようになりたいと、強く願い続けることができたのかもしれない。
その結果、今、僕は…
ずっと、もし魔術が使えるようになったら魔術学校に、今はもう顔も覚えていないあの人を探しに行こうと決めていた。そして、あのときには伝えることのできなかった、感謝を伝えよう。
その後は…
なるべく静かに学校生活を送れたらそれでいいかな。
これは、一人の孤独だった少年の波乱の人生の一幕を描いた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 19:38:20
2171文字
会話率:14%
飛び級で魔術学校を卒業した私、シルと友人のリナ。どちらも世間でいうところの天才魔術師らしいが卒業後は実家にこもって魔術研究。なんで実家に戻ったかって?だって組織で働くと人間関係や世間のしがらみなど面倒くさいことが多いじゃない。だからのんびり
まったりと田舎で生活することを選んだの。え?両親ともに王都の魔術研究所に赴任?あれ?リナの両親も?仕方がないから親戚にお世話になることになった私達。これは私と友人が自由気ままにのんびりと生活するお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 18:13:05
19858文字
会話率:60%
広大な領土グリーュセルの令嬢セイラは
他国の侵略で全ての財産を失う。
やがて賞金稼ぎとなったセイラは
王子と噂されるカイラスと
自称天才魔術師のレインと共に世界を旅する。
カイラスとレインの間で心揺れるセイラ
しかしセイラに
は全てを奪った王国転覆の
野心があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 08:16:53
24522文字
会話率:44%
天才魔術師・レティシア・ノーズフィーリアはある日、国の王太子に「一緒に学院に通って、俺を守ってね」と護衛任務を命じられる。生粋の引きこもりであり事なかれ主義のレティシアだが、王命には逆らえず渋々王子と共に学生生活を送る羽目に。ただの護衛任務
のはずが、いつの間にか国家の一大事へとつながる事件へと巻き込まれてしまい----「私は平凡な日々を送りたいんだけど!?」
これは、非凡な才能に恵まれながらも平凡に暮らしたい少女が、平凡とはかけ離れた日常から何とか逃れようとして、失敗する物語である。
「どうしてこうなった」「あきらめた方がいいと思うよ」「くっ…!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 22:23:08
75164文字
会話率:46%
冒険者稼業に精を出す魔術師の少年カイは、ある日ギルドの依頼で潜った洞窟で、可愛らしい吸血鬼の少女に出会う。家に帰してあげようとするも、少女はそれを拒否。話を聞くと、彼女は生まれつき持った特異体質のせいで一族を追われ、一人逃げてきたという。半
ば強引に保護させられる事となり、二人は同棲することに!?
真の「幸せ」を見つけたい、と望む少女。だが、カイの生きる目的はそんなモノとは真逆のものだった。二人は共に時間を過ごすにつれ、徐々にその答えをつかんでいく――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 00:09:48
170832文字
会話率:41%
アリアはユーロスギニカ騎士・魔術師学院の騎士科二年生、ユーロスギニカ王国の王女でもある。彼女は一族の中でも特異な体質を持っていた。わずか少しの栄養からでも莫大な量の魔力と身体強化エネルギーを引き出す事ができた。父である国王や兄のヘリオス王
子はアリアが屈強な騎士になる事を望んでいたが、アリアは年頃の為かムキムキになりたくないと言いそれを拒否。毎日ほとんど食事をせずに有酸素運動で余る栄養を燃やしていた。ある日いつも通り庭園外周を走っていると倒れている黒ローブの男子生徒を発見。助けようと抱き上げると魔力を吸い取られてしまった。魔力を吸い取るドレインは高等魔術であり、アリアにドレインを使用する事は国王が禁止していたのだが······折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 08:12:44
26700文字
会話率:50%
レオポルド・アルバーン…王都シャングリラの魔術師団長を務める美形の天才魔術師でありながら、孤独な生い立ちの彼と、その使い魔の白猫の日々の生活と冒険。『魔術師の杖~錬金術師ネリア、師団長になる~』と、舞台設定、登場人物は重なっています。ただ
しネリアは出て来ません。こちらだけ読んでも大丈夫なように書いています。のんびりと不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 08:12:48
37036文字
会話率:47%
伯爵令嬢カデリーナは、“大賢者”の称号を持つ若き天才魔術師ネッドと結婚する。
ネッドは魔法の才能があることはもちろん、カデリーナを深く愛し、とても優しい夫だった。
しかし、そんな彼にも困った点があった。
愛するカデリーナのためならば、すぐ
に天変地異クラスの大魔法を使ってしまうのだ。
カデリーナはそんな夫に戸惑いつつも、楽しい夫婦生活を続けていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 16:35:33
7157文字
会話率:49%
伯爵令嬢のクレイネ・フォードは生まれついて病弱で、楽しみといえば寝室から見える外の景色と、恋人である魔術師エルガルドの訪問ぐらいであった。
だが、自分の存在がエルガルドにとって重荷になっていると感じてもいる彼女は、一枚だけ葉の残る木を見なが
らこう口ずさむ。
「あの木の葉が落ちた時、私の命も終わるでしょう」
これを聞いたエルガルドは、木の葉を絶対に落とさせてなるものかと誓うのだった。むろん、彼女にバレないように……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 16:37:54
6184文字
会話率:47%
15年前、とある天才魔術師が『伝達魔法』に革命を齎した。匿名で誰もが交流できる不思議な空間を作り上げたのだ。それは発明した魔術師の名前を取り、シルヴァ式・マジカル・システム、通称SMSとして多くの人に愛された。
そんなSMSを愛する者の一
人、イグニベルタ王国第三王子フランコは仲の良いフォロワーである『リリー』を心配している。彼または彼女はとっても多忙で寝食すら疎かにして働いているのだ。
どうにかリリーの力になれないものか。頭を悩ませるフランコは他国に貴人として招かれ夜会に参加していた。そこで、急に婚約破棄が起こって……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 21:17:29
15572文字
会話率:67%
全てから見捨てられ、瀕死の重傷を負って死にかけていた少年レクスは、通りすがりの少女リーゼリア・アーヴィンと出会う。
彼女は”二十年に一人の天才”と言われる魔術の天才少女だった。
彼女の力により、レクスは一命を取り留める。
そんなリーゼの提
案により、レクスはアーヴィン伯爵家でリーゼの護衛としてお世話になることになった。
天才魔術少女のリーゼと、魔術の素養がありながらも凡才であるレクス。
才能の差はあれど、二人は奇跡的に仲良く成長していく。
だが、レクスには秘密があった。
それは――レクスはリーゼを超える魔術の天才だったのだ。
持って生まれた天賦の才。それは、どうしようもなく他人との差を生む。望もうと望むまいと。
もし、リーゼを超える魔術の天才だと知れてしまえば、今までリーゼを次代の魔術師として期待してきた周りの人間からの恨みや嫉妬を買ってしまうだろう。
そして何より。何より重要なのは、命の恩人であるリーゼを貶めかねないということだ。
それだけは、絶対にしてはいけない。
同じ家、同じ時代に二人の天才は必要ない。
そこでレクスは誓う。
自分自身が評価される必要はない。命の恩人であるリーゼが、魔術の天才としてその道を歩んでいけるのなら、それで良い。
この力を使い、表舞台ではなく——裏からリーゼ守る。それが恩返しであり、俺の役目だと。
こうして、レクスによるリーゼの護衛としての陰の人生が始まった。
天才という主人公はリーゼに譲り、自分はモブとして生きる。
リーゼたちの前ではそこそこの剣術の才能がある、魔術は平凡なリーゼ専属の護衛。
魔術学院では落ちこぼれやリーゼの金魚の糞などとなじられても、それでもレクスは無能を演じ続ける。
しかし裏では、リーゼを忌み嫌う貴族や、魔眼やその才能を狙う魔術師や悪人などから、その圧倒的魔術の力を使い陰から密かに守り続ける。
こっそりと冒険者として資金集めをしたり、リーゼを狙いそうな悪の組織をこっそり壊滅させたりと、レクスは自分のためではなく、リーゼのために裏でその力を存分に発揮する。
これは、レクス自身の魔術の才能をひたかくしながら、それでもその力を使いリーゼを陰から守る、天才を捨てた最強の魔術師の暗躍物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 20:48:25
58038文字
会話率:43%