例えるなら、「文化祭で行われる素人茶番劇を、何となくステージ下から暇つぶしに観覧しているような世界観」で暮らす魔族さんたちのニッチな話です。
なので異世界らしからぬネタが時々ぶっこまれますが、そこは気にしないでください。
気にしたら負
けです。
異世界ファンタジーの世界観をベースにしていますが、『異世界転生(転移)する話』、『無双しまくる話』、『説明文みたいなやたら長いタイトル系の話』などと言った流行りのものには、どれも当てはまりません。
そっち系の期待は一切しないでください。
この物語は素人が個人の趣味で書いているものです。
展開や構成、キャラの細かい設定などあまり深く考えず、その場のアドリブを積み重ね、つなぎ合わせて書いています。
そのため創作論的な書評は一切無用です。
以上、よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 08:34:57
354109文字
会話率:42%
おれと佐藤香奈と小山田ゆかりは、いつも三人で過ごしていた。
だが、そんな仲良し三人組という関係もいつしか崩れる。そう、例えばこの文化祭でーー。
最終更新:2024-09-15 01:29:47
8001文字
会話率:28%
陸上自衛隊第一空挺団所属の石動 勤は、休暇中の北海道でエゾ鹿猟を楽しんでいた。
ところが狩猟中に手負いのヒグマに襲われ、撃退するも強烈な前足での攻撃を受けて気を失い、沢へ転落してしまう。
眼が覚めて気が付くと、そこは見知らぬ森で、エルフや世
界樹がある「剣とちょびっと魔法」の世界だった。
スナイパーでガンマニアの石動は、この世界に銃が存在しない事を知り、ショックを受ける。
世界樹の化身から「渡り人」としての目的を尋ねられた石動は、自分の欲望の赴くままに「鉄砲鍛冶でもして銃を造る!」と宣言してしまう。
とは言え、銃を使うことはプロでも造るのは全くの素人である石動は、「渡り人」のスキルや周りの人たちに助けられつつ、試行錯誤し苦労しながら鉄砲鍛冶の道を歩んでいくことになる。
本人は自覚せずとも新兵器である銃の影響は大きく、それにより石動の運命も変わっていくのだった・・・・・・。
*ガンマニアのおっさんが自分が読みたいと思う小説を書いてみました。
色々と読みずらい点もあるでしょうが、広い心で楽しんでいただけると嬉しいです。
また、本職の自衛官やハンターの方にはご不満な点もあると思いますが、御寛恕願います。
ガチのマニアの方には物足りない点もあると思いますが、一般の方が読んで退屈しないよう、マニアックな部分は出来るだけ軽い描写で済ませている事をご理解ください。例えばライフルのサイトインなど細かく書くと普通の人は読み飛ばすと思いましたので・・・・・・。
それでも読みにくいのは筆者の力量のせいです。
火薬や雷管など化学物質の描写もわざと暈したり、必要な成分を書かなかったりしています。
筆者の知識不足もありますが、自己規制のためとご理解願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 00:00:00
363423文字
会話率:27%
——助けたくれて“ありがとう”…じゃあ、“殺すね”?——
旅商人である【カイル】は樹海窟で1人の少女—否、狡猾かつ残虐非道で恐ろしい生き物『魔族』と遭遇した。魔族とは人類の敵——最高峰の化け物である。たかが商人がどうすることもできない…刹
那で殺されるのなんか目に見えている。だが…『ゴフッ——』突然少女は血を吐き出した。彼女(魔族)はどうも瀕死にあるようだ。カイルの存在はまだ気取られていない——ならこの隙に…この時カイルはただ逃げればよかった…よかったのだが……
『どうしてこんなことしちゃったんだァア僕はぁああ!!??』
気付けば少女を助けてしまっていた。
自身の荷馬車に少女を乗せ——オマケに商品である貴重な薬草まで使ってしまって——
人類の宿敵である魔族を助けてしまう程の【トチ狂った“お人好し”】——コレが旅商人カイルだった。例え魔族だったとしても、傷を負った少女を森に置き去りになんてできなかった。
そして、彼女は今…宿屋の一室に設えたベットに寝かせて安静にさせている。『これからどうしよう』カイルは思案しつつ、その寝息を立てる少女を捉えたが…すぐさま現実を逃避するように視線を外した。次の瞬間——突然の浮遊感——
『ねぇ…人間、ここはどこ? 納得いく答えをくれれば楽に“殺して”あげる』
気づくと、カイルは首を掴めれ小さな少女に壁に押し付けの状態にさせられていた。幼気な少女は狂気に満ちた言葉を当然のように吐き捨て——その表情は冷たく無表情——まさに残虐非道——彼女は『魔族』だった。
『そう……助けたくれて“ありがとう”……じゃあ、“殺すね”?』
後に、カイルに突きつけられた言葉がコレであり——この時、カイルは死を覚悟した。
だけど……
まさか——この子と旅路を共にすると……誰が思うのだろうか……?
これは……
1人の なんの変哲もない ただの旅商人の若い青年が……
己の どこまでも善人気質で 飛んだお人よしな性格が 偶然的に——
残虐非道で狡猾 どこまでも快楽殺戮主義の『魔族』である“筈”の娘と出会い……そんな彼女と 何故か旅をするお噺。
そこには 数多の偶然が重なり合う。
互いの『打算』がありきな行く末に——
やがてそれは……
2人にとって大きな奇跡を紡ぐのだった……
◇基本情報◇
・この作品は完全オリジナルです。
・カクヨムにも掲載有りです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 23:23:25
93890文字
会話率:56%
高校2年生の"夜川 平"(よるかわ おさむ)は、ある日異世界に召喚された。
彼らを召喚した"ハント王国"に、魔王から世界を救う英雄として扱われる平(おさむ)とそのクラスメートだが、平は生き物を殺
すことができなかった。例え敵だとしても、"殺し"だけはしたいと思えなかったのだ。
(人が誰かを殺さなければならないのは、自分に相手を殺さなくとも良いだけの圧倒的な力がないからだ。"殺さないためには、自分がその必要がないくらいに強くなれば良い。")
いつの間にか彼は異世界最強へと上り詰める。
※タイトルは調整中です。〜の後がたまに変わると思いますが、許してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 18:01:57
334114文字
会話率:41%
現代日本でミリオタかつ歴史オタクの高校生、矢澤健太が龍王丸(3)に転生する。生まれ変わった龍王丸は無事に領地を守れるのか?
龍王丸とは今川氏真の幼名です。
ミリオタ設定を入れることによってものの開発を早める目的があります。あとは作者が単純
にミリオタで、ミリタリーは知っているし、調べるのが好きだからです。歴史も大好きですが。そのため、こんな話を書いています。もう途中からおかしいことになっていますし、明らかに発展スピードがおかしいかも知れませんが、そこは、まあ特別だということで、よろしくお願いします。
史実と異なることがありますが、それは作者が想定しているところに向かわせるため、強引ですが許してください。後適当に家臣とかも作ったりするし、想像上の人物もいます。重臣は大体実在の人物ですし、たまに漢字が間違っていますが、彦五郎の家臣は大体架空の人物です。全部実在はきついので。ただし、なるべく史実に従うようにしています。途中から、物語は勝手な方向に行き始めて、もう史実は関係なくなりますが。内政改革とかもしていますし。あまり有名ではない武将を見つけるのはキツくて、全て史実は不可能です。誰が架空キャラかは書きませんが、まあ大体わかると思います。後は独自の解釈や、実際にはあり得ない年齢にしている可能性もあります。戦国武将の娘って名前や生年月日が不明なので、勝手に合わせているのです。後ついでに名前も。まあ色々変わっています。
結構実在の武将は出てきています。例えば織田信長とか、斎藤道三とか、六角義賢とかです。
カクヨムにも書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 12:07:16
171210文字
会話率:82%
全生命が完璧な姿へと進化を遂げた【完全体地球(ネオコスモス)現象】の発展を最後に、衰退し続けていた。使い古された新作、二番煎じの発明、行き過ぎた世界平和。
ゲームで例えるなら一気に進み過ぎたせいでやる事が無くなってしまった状態......い
わゆるマンネリ化、だ。
このまま緩やかに絶滅を待つ生命達に転機が訪れた。
【生命の大進化(ネオユニバース)】という以前起きた革命、【完全体地球現象】よりも大規模で滅茶苦茶な革命。その概要は生命達の遺伝子を再構築し、全くの別物へと進化させるというもの。
誰も体験した事の無い新作、世界初の発明、新たに構築された国際関係。【生命の大進化】のおかげで生命は新たなる発展を遂げた。
だが、【生命の大進化】は生命にとっていい事ばかりでは無かった。
黒星(バットスター)という自身の生命活動を維持するために地球のエネルギーを10リットル消費する。このままいけば地球は5年後に崩壊する。黒星を殺すためには謎の特異物質(オーパーツ)という7つの世界主要都市に点在する物質を用いて一時的に黒星の生命活動を停止し、100年前の地球で世紀の大発明家と呼ばれていたコールド博士が開発した【対黒星絶命砲(スターバスター)】を使わないといけない。
コールド博士は既に実体が無く、自力で謎の特異物質を集める事が出来なかった。そこで出てくるのが人生補助人工知能ビーナと行動を共にする少女、レイ。
ネオニウムという不思議な力を使って、世界主要都市にある7つの謎の特異物質を集めるレイとビーナの冒険が今、始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 21:17:43
24854文字
会話率:57%
例えるならプチッ。
伸ばした糸を切るように。
張り詰めた紙に穴を開けるように。
ぷつんと大きな音が一つ、己の中で鳴った気がした。
幼い頃から未来の皇后となることを約束されたパトリシアは、日々未来の夫である皇太子のためにと暮らしていた。
しかしある日、彼は一人の奴隷の娘を見初めてーー。
度重なる忠告も聞き届けてくれず辟易していた時、彼のある言葉がパトリシアの中のなにかを変えた。
やりたいことをやりたいように。
大切なのは自分自身なのだと気づいた女性が、さまざまな出会いと経験を経て国の宰相、そして皇后となる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 20:53:50
412228文字
会話率:41%
「それでも私はあなたの役に立ちたい」
例え人間じゃなくなろうとも、この命尽き果てようとも
あなたのためなら何も怖くない
最終更新:2024-09-13 12:30:00
26352文字
会話率:32%
「世界は呪うか、祝福するしかない場所なのよ」
と、その人は言った。
――古い洋館、たった二人の住人、観葉植物であふれた部屋、外界から遮断されたような生活。
藤谷志仄は、その洋館に住む女主人だった。正体不明の、本物の魔女だとしてもおかし
くないような女性。
わたしはひょんなことから、彼女と親しくするようになる。でもそれは、危険も冒険もない、いたって平穏なものだった。いつもコーヒーとお菓子がつくような、静かな会合でしか。
それでも、志仄さんが謎の人物であることに変わりはなかった。
例えばその左手には、ひどい火傷の痕が残されていた。彼女は自分で、自分に火をつけたのだ。自由を手に入れるために、世界と戦うために、自分を生きるために――彼女にはそうするだけの、理由と必要があったから。
一方のわたしはといえば、あくまで凡庸で、中途半端で、幼稚な人生を生きていた。そこには耳をつんざく雷鳴も、猛り狂う炎も、不吉で残酷な運命なんてものもない。あるのはただ、柔らかくて、窮屈で、愛情にあふれた、箱みたいなものでしか。
光と緑の部屋で、わたしと志仄さんが過ごした時間――たわいのないおしゃべり、いくつかの出来事、奇妙な頼まれ事。
やがてそれは、いたって不可解な終焉を迎える。そこには何のヒントもなければ、ほのめかしさえ存在しない。
そして数年後、わたしは偶然の邂逅をはたすことになる。それが何を意味するのか、正確なところはわからないにせよ。
結局のところ、わたしと志仄さんのあいだにあったのは、フィクションとリアルの奇妙な交錯だった。彼女が本当は何者だったのかは、今でもわからない。
それでも志仄さんは……そのフィクションは、わたしにとって〝リアル〟だった。
(21/10/18~21/11/10)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 00:00:00
49078文字
会話率:34%
ぼくには幽霊が見える。
でも、そういうものは、こちらから手を出さないかぎりは安全だし、怖いことだってない。それはただそこにいるだけで、それ以上じゃない。
ただし、そういうわけにはいかないときもある。
例えばそれは、家の冷蔵庫に生首が
あったりなんかするときだ。
そう、ぼくの家の冷蔵庫には、生首が収まっている。どうしてなのかは、わからない。ぼく以外には誰も、それを見ることもできない。
何かの呪いだ、と友達は言う。でもそんな呪いを受ける覚えはないし、どうすれば呪いが解けるのかもわからない。
もしもこのままだと、ぼくはどうなってしまうんだろう。
「――死んじゃうんじゃないかな?」
というのが、友達の意見だった。
タイムリミットは、一週間。
ぼくは何とかして、この事態を解決できるんだろうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 00:00:00
22334文字
会話率:31%
私立那由多学園高等学校、それは日本で最も優秀な学生達が集うとされている高校である。優秀と言うのは、勉強に限った話ではない。例え小学生レベルの問題が解けなかったとしても、運動の才能が卓越していれば、スポーツ推薦で入学することが出来る。そうい
ったような推薦が、この学校には無数に存在している。それによって、日本中から優れた学生を集めている。この学校の生徒は那由多生と呼ばれ、『那由多生は精強たれ』と言う校訓を掲げている。
即ち、この私立那由多学園高等学校は、己の得意分野で戦うエゴイストが集う学校だ。そんなエゴイストしか居ない学校で、頂点を目指す者達の物語が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 22:00:00
2542文字
会話率:31%
ファーストペンギン
何と偉大な響きだろう。ファーストペンギンとそうでないペンギンを分ける点はただ一つ、一番最初に動いたかどうか。そんな自らの心で持って一歩を踏み出せる人を私は尊敬する。
例えば、初めてキノコを食べた人。初めて火のつけかたを
見つけたひと、初めて道具を使った人。彼らは名前のない英雄だろう。彼らは名前ではなく、行動を人々に記憶される真の英雄にして冒険者だ
この物語の登場人物もある意味では英雄と言える。なんせ、彼は初めてフグを食べたんだ。そんな彼の顛末と偉大さ、そして生まれる世にも奇妙な風習。
今日のところはそんなお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 23:43:42
1140文字
会話率:42%
これはとある男の人生を描いた物語。
僕、マークスは異世界に生まれ変わった・・・死というトラウマを刻まれて。二度目の生を受けたものの、再び死ぬのがあまりにも怖い。
だが異世界には魔法など、前の世界には無いものが沢山あった。
もしかしたら不老不死になれるのではないか?
そう希望を抱き、例えどんな手を使ってでも、不老不死を目指すことを決心する。
例えどんな手を使ってでも。
*個人的にR15であると判断した話にはタイトルにR15があります。
基本一話は2000〜4000字が目安。
エルフ編は3000〜8000字が目安。
少しでも良い作品になるよう、章によって書き方を変えています。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 07:19:09
311507文字
会話率:23%
※第1章 鬼ごっこ編 完結
※第2章 学生大戦編 完結
奇怪な能力を持つ同級生たち。
僕はそんな彼らの力を“特質”と呼んでいる。
僕らの母校である吉波高校には何故かそういう生徒が一定数、存在していた。
そんな異質な能力を持つ学生た
ちが送る非日常な物語。
そして………
今、僕らは神の力を手に入れて暴走している友人を止めなければならない羽目に…。
「一体、どうやって止めるのよ…」
神という壮大で漠然とした力を持った敵に焦る彼女。それに対して僕は冷静だ。
『こっちには特質と言う異能力を持った仲間がたくさんいる』
「た、例えば…?」
僕は両手の指を折りながら、仲間の能力を軽く紹介していく。
『オナラで空を飛び、臭いで敵を気絶させる者。よだれを自在に生成し操ることができる者。巨大なブロッコリーを量産し、場を制す者………他にもたくさんいる』
「……………」
強大で奇天烈な能力のオンパレードに彼女は目を細める。
『疑う気持ちはわかるが、どれも本当だ。これから、みんなを集めよう』
僕の言葉を聞いて彼女は大きく首を横に振った。
「いや、疑ってるんじゃなくて…! 無理よ…。ブロッコリーが神に勝てるわけないわ…」
______________________
中学校のとき、友達が身内がそのまま登場する学園物ファンタジーみたいな話を休み時間とかにしていて、身内同士ではかなり面白かったので内容を覚えてるうちにここに書いていこうと思います。
学園物で変な能力バトル系(まともな能力もある)でギャグもありみたいな内容です。
身内が登場すると言いましたが、ここでは本名ではなく、架空の名前を使います。
2020/9/12折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 21:52:16
1127804文字
会話率:22%
一人で過ごす時間を ー自由ー と呼び、それをこよなく愛する会社員健之。ある日彼は不慮の事故で命をおとす。人の死後は一位から六位の順位に分けられ、上位の人間は二度目の世界へ、下位の人間は天国へ行って労働を。そういう辛い事実と共にその順位が最
下位であることを告げられる健之。自身を覆う闇に負けていた。事故死がなかったとしても、その後自身の闇に反撃する場面はなかっただろう、という最下位選出理由を知らされるが健之は反論ができない。
だが最下位の人間は無条件で天国へ行くわけではなかった、「最下位の回廊」と呼ばれる敗者復活戦へ進み、二度目の世界へ辿り着くものもいるという。しかしそこは安全に進める場所ではなく、番人と呼ばれる存在に遭遇すれば殺傷されることもある。それでも ーまるで刑務所ー と自身で例えた天国行を回避するため、彼は最下位の回廊を進むことを決意する。
一人で過ごす時間を、ー孤独ーと呼び、これを恐れ続けた真愛。社会人となった彼女は明るい性格の女を装い、暗い学生時代を隠そうと努力していた。だが思うように孤独から逃れることができない。うまくいっているかのように思えた関係もすぐに終わり、初めてできた友人や恋人にも同時に裏切られてしまう。その事で自害してしまう真愛は、死後最下位の回廊を進むことになる。最初から高難易度の扉をあけてしまう真愛だったが、「番人」が同乗する危険なバスの車内で健之と出会う。そして二人はパートナーとして、回廊を共に進むことに。
外見では味方か敵か、見分けることのできない番人に翻弄されながら、様々な形で仕掛けられた罠を回避していく二人。命がけの選択を次々と迫られていく中で、次第に信頼関係を築いていく。互いに自身か持ち合わせないものばかりを持つパートナーと冒険をすることで、少しずつ変化していく健之と真愛。
やがて自分の生き方が間違えだらけであったことに真愛が気がついた時、健之は人生で初めて自身を覆う闇に反撃を仕掛けるのだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 20:02:40
171328文字
会話率:40%
機械に命が宿る、馬鹿げた話。手乗り人形の小さな携帯端末であるシパルという機械は、飼い主である占七という素敵な少年の手に渡るはずの日、神灘皐という悪い魔女の策略によって攫われてしまいました。
初期段階ゆえ、データの無いシパルは大慌て。無垢
な人形は魔女の使い魔によって痛ぶられ、ついには泣き喚き、魔女の奴隷となったのです。
奴隷の仕事は二つ。魔女の代わりに重労働な仕事をすることと、魔女達のお世話をすることです。奴隷は機械ゆえに疲れを知らず、しかし大好きで愛しい元の飼い主の所へ行けない悲しみだけは蓄積され、その苦痛に苛まれる姿は魔女にとって最高の楽しみでした。
しかし、奴隷は決意しました。この悲しみを振り切って、奴隷となった身でも占七様と仲良くなろうと。例え醜くとも、私のお慕いする占七様ならば、きっと受け入れてくれると。
これはこれは、面白くありませんよね。しかもナンセンスなのです。だって、占七君には絶対に近付いてはならない秘密があるのですから……。
終と始シリーズ【2】折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-08 08:16:05
9205文字
会話率:45%
反則の魔女キールはかつて圧倒的な魔力によって数多の戦場で王国を勝利に導いてきた。
キールの固有魔法である「反則魔法」は、どのような魔術でも一度だけ使うことができるというもの。
例えば、「見ただけで人間を殺す魔法」や「全ての攻撃を防ぐ防御魔法
」など。しかし、同じような内容の魔法は以後使えなくなる。
その固有魔法を買われ、王国の「国将」として軍の指揮を執っていた。国将は国の中でも実力のある一握りの者にしか与えられない称号で、独断で軍を動かすことができる。
しかし、その魔法を知った国王は、キールに国将として軍を率いるのではなく、魔法学校の教師として国に尽くすことを命令する。
国王は、キールの「反則魔法」の中の未使用魔法「死者を蘇らせる魔法」に目をつけ、自分や王子達のためにその魔法を使うことをキールに命じた。
その魔法を迂闊に戦場で使わせないために、キールを戦線から外したのだ。
戦線から外されたキールは、魔法学校の教師として生きていくが、戦場にいた頃と比べて、どこか満ち足りない日々を送っていた。
そんなある日、国王の息子がキールの担当するクラスに入学してくる。しかし、横柄な態度をとりキールの怒りに触れ、病院送りにされてしまう。
そして、それを知って怒った国王がキールを罪人として処刑するために、他の国将達を招集した。
命を狙われたが逃げずに、国将との闘いを望むキール。
国将全員から命を狙われたら、いくら反則の魔女といえど殺されてしまう。
キールを救うため、魔法学校の同僚であるリアンはキールとともに国を去るため、一緒に逃げることを提案するが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 20:00:00
177014文字
会話率:35%
宗教上に置いて、盲目的なまでに信仰を向ける者を狂信者と呼ぶ。
だが、狂信を向けるものならば、何者ものでも構わない。其れが例え、珈琲だとしても。
そして狂う程の信仰を宿した者は、果たして正常な信者と言えるのだろうか。
注意事項1
起承転結は
ありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
銀貨三十枚って、今のレートだとどれぐらいなのでしょう? でも絶対、千円では無いですよね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 18:38:27
1011文字
会話率:25%
色素に例えると無色透明。
音もなく侵食し、気が付いたら懐に入っている。
無垢であるが故に何も知らず、故に悪性に気が付かねば、厄災を振り撒く。
だから、えぇ、気をつけなくては。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
愚かと思い、見下すべからず。
牙を向いたらきっと最悪。
そうなら無いようにしなくてはいけないんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 18:11:47
918文字
会話率:13%
ソシャゲの推しキャラを重ねる時、喜怒哀楽が伴わなくなった。
それが例え最高レアだとしても、『何で早く来ないんだよ!!』と思う事が無くなった。
熱意も焦燥も愛情も、きっとない。
果たして其れは推しているというのだろうか?
注意事項1
起承
転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
『何? アンタ100万で良いの? ほれ』
推しているはずなのに、このドライさ。
この愛情のない推し活って、推し活と言えるのか。という。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 20:55:32
924文字
会話率:15%
「あなたに我が槍を捧げましょう!」
朗らかな声で宣言した騎士は、馬上槍試合にて道化のごとく転がり落ちた。
収穫祭における馬上槍試合は祭りの華。そこで淑女へと告げられた言葉は時に大きな意味を持つ。
例えば、婚約を白紙に戻してしまうほどの。
そして、槍を捧げられ、しかし目の前でその敗北を見た淑女は……微笑む。
「来年、もう一度槍を捧げてくださいませんか?」と。
願われた騎士は、奮起する。次の収穫祭には、必ず勝利を捧げようと。
しかしそこへと、婚約を白紙に戻された貴族令息の横槍が入り……。
中世騎士道物語風異世界恋愛、結末はもちろんハッピーエンドでございます!
そして、道化の騎士、という言葉に覚えがある方は、是非お読みいただければ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 07:13:50
15987文字
会話率:22%
「恋とはどんなものだろうか」と王太子であるリチャードは口にした。
王家と公爵家の間で決められた婚約者であるアンナマリーに対して。
王族の責務はわかっていても、若いリチャードには恋愛というものに対する漠然とした憧れがなくもなかった。
そんな失
礼と言ってもいい彼の問いに対して、アンナマリーは言う。
「それならば交流会を開いてみてはどうですか」と。
様々な身分の者と交流し、その中で例えば運命の出会いだとかがあるものか試してみては、と。
出会い意外の意義もあるからとリチャードは学園の入学式後に交流会を開くのだが、その結果は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 05:47:30
5791文字
会話率:37%
“稀代の天才”と持て囃される魔術師さまの窮地を救ったことで、気に入られてしまった主人公グレイス。
本人は大して気にしていないものの、魔術師さまの言動は常軌を逸していて……?
例えば、子供のようにベッタリ後を付いてきたり……
異性との距離
感やボディタッチについて、制限してきたり……
名前で呼んでほしい、と懇願してきたり……
とにかく、グレイスを独り占めしたくて堪らない様子。
さすがのグレイスも、仕事や生活に支障をきたすような要求は断ろうとするが……
「僕のこと、嫌い……?」
「そいつらの方がいいの……?」
「僕は君が居ないと、もう生きていけないのに……」
と、泣き縋られて結局承諾してしまう。
まだ魔術師さまを窮地に追いやったあの事件から日も浅く、かなり情緒不安定だったため。
「────私が魔術師さまをお支えしなければ」
と、グレイスはかなり気負っていた。
────これはメンタルよわよわなエリート魔術師さまを、主人公がひたすらヨシヨシするお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 19:24:54
177397文字
会話率:31%