貴族たちばかりの学園に特待生として、通うことになったニコラはある日、母から魔法の花瓶を被らされた。この花瓶は恋をすることで、割れてしまうようだ。
――平穏な生活をしていたかったら、恋をしては駄目よ?
まるで前世の『鉢かづき姫』ようだ
が、ニコラが花瓶を被っている理由は違う。
悪役令嬢として、ヒロインに対し悪行ばかりを行なっていた母とニコラの顔は瓜二つだからだ。
ニコラは花瓶が割れる日なんて来ないと思っていた。
ヒロインの子息、カーティスが自分が被っている花瓶に興味を持つまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 06:10:00
7892文字
会話率:44%
この世界に住む者達は、基本的に五系統あると言われている何れかの系統能力を得る事が出来る。
その能力を得る方法とは、能力を与えてくれると言われている卵に自らの血液を付着させて孵化させるだけなのだが、能力自体は五系統のどの能力が与えられる
かと言う謎は一切解明されていない。
得られる能力の強さの上限については孵化させる卵の外観によって決まると言われており、所謂上限レベルと呼ばれているものだが、外観が綺麗な卵程その上限レベルは高く設定されており、能力を得た者は上限レベルに達するまで必死で修練を行うのが一般的だ。
そんな世界で、ヨルダン帝国と呼ばれている国家に存在するチャリト学園に通っているジニアスと言う名の青年がいる。
この学園は表向き公平を謳っており、平民であろうが王侯貴族であろうが学園内にいれば同じ一生徒であるはずなのだが、それはやはり建前であり相応な差別が発生している。
にも拘らずこの学園が人気であるのには理由があり、学園卒業時には一般的に高レベルと言われている能力の卵を卒業の証として全員に与えてくれるからに他ならない。
ジニアスとしては、相当な金額が必要になるこの学園に母が善意で通わせてくれている事から、同じクラスの貴族や豪商の子息連中からの嫌がらせを受けつつもその内なる力のおかげで軽く受け流して学園生活をしていたのだが、とある日、貴族の娘であるスミナを巻き込んだ騒動が起きてしまう。
スミナは平民のジニアスに対しても分け隔てなく接してくれる素晴らしい男爵令嬢なのだが、逆にその態度が高位貴族の子息連中には気に入らなかったらしく、最終的にはスミナとジニアス両名がクラスで浮いてしまう。
しかしジニアスには隠された秘密があり、卵による能力を得ていない時点でも高位貴族の子息だけではなく、高位貴族を直接相手にできる程の力を持っていた。
その力を使ってスミナを守り、家族を守り、不遜な相手に鉄槌を食らわせ、大きく成長していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 08:56:35
291495文字
会話率:33%
公爵令嬢ナディア・ボーフォートは聖女を虐める悪女と噂されていた。ところがある日、どうやらナディアの悪評は教会が広めている冤罪だ、という話が主流になっていると伯爵令嬢ジュディー・コベントリーは気づいた。
「そろそろ気づいたか?」そう話しかけ
てきたのはバート・レノックス。公爵子息にして皇太子の側近候補として知られる切れ者の男だった。童顔だけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 21:30:00
20048文字
会話率:79%
王国どころか人類の限界領域に領地を持つスタンリー家の末娘のエレノーラ・スタンリーは、魔法学院に通うために王都に来てから散々だった。初めてのお茶会では寄せ親の娘から絶縁宣言され事実上社交界から弾き出され、入学してからは上位貴族なのに下位貴族の
クラスに入れられ、居場所がない。魔法を練習してはエレノーラに何か問題があるらしく、他の生徒の様にうまくできない。それでも剣の授業で公爵子息、侯爵子息、第1王子と剣を交える事でささやかな信頼関係を築いていく。そして月日が流れ、第1王子襲撃事件に巻き込まれ...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 22:55:00
266048文字
会話率:22%
伯爵令嬢であるクレアはファヴァール伯爵家の唯一の生き残り、その伯爵令嬢には公爵子息のアルバートが婚約者として充てがわれた。
クレアはそれが気に入らず、アルバートから婚約破棄をしてもらおうと、悪女を演じることを決める。
そして国王陛下
主催の夜会をボイコットすること三回目。
その翌日に婚約者であるアルバートが訪ねてきた。「仮病を使うとは如何なものなのですかね?」三度目のボイコットとなると流石にバレていた。
そこから始まる。クレアとアルバートの攻防の話。
「これはとても危険な状況だと、今気が付きました。婚約関係を続けていると私は……」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 20:00:00
22309文字
会話率:35%
暗殺者の一家に生まれたサーシャは、国王陛下から褒美として爵位を賜った。男爵令嬢として屋敷を与えられたサーシャは、奴隷市場に向かい一人の少年を買い取る。彼女はその少年が隣国の公爵家の誘拐された子息だと気がついたからだ。暗殺者として生きてきて、
感情表現が豊かではない令嬢は、少しずつ恋する気持ちに気がついていく物語です。
長めの短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 07:26:48
16663文字
会話率:43%
婚約者の不貞現場を見てしまったアンジェリカ・ディ・ウォーレンは、ショックのあまり記憶喪失になってしまう。
心の傷は深く、家族以外の異性の顔が黒く塗り潰され、触られるのも無理になったアンジェリカ。
婚約を破棄して療養生活を送る中、ある一人の
年上子息と出会い──?
「こんにちはアンジェリカ・ディ・ウォーレン嬢」
「どこかで……お会いしたことはありますか? 私、貴方のことを知っている気がします」
傷つき、記憶喪失になった令嬢が、新しい恋を知るまでの話。
※アルファポリスにも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 06:00:00
273693文字
会話率:41%
毒で殺されたロタリスタ国の公爵令嬢リーネ・フローリアは、10年後のロタリスタ国で公爵令嬢リーネット・アステリア(16歳)として目を覚ます。
そして、リーネット・アステリアとして出会った隣国ヴィスタ国の公爵子息であるアルト・レクシアにこう告
げられる。
「君は、【リーネ・フローリア】だろう?」
そして、彼はさらに続ける。
「君を殺したのは、俺なんだ・・・ねぇ、俺と結婚しない?」
「ねぇ、俺に君への贖罪《しょくざい》をさせてよ。リーネ・・・いや、今はリーネット嬢かな」
「俺と結婚してくれたら、必ず君を幸せにすることを誓うよ」
「君は何も考えず私に愛されていればいい」
彼は一体何を知っていて、どうして私に近づくのか。
甘い溺愛をする謎の多すぎるアルト・レクシア。
彼もまた誰かの生まれ変わりなのか。
彼は本当に、リーネ・フローリアを殺したのか。
謎の多い公爵子息の溺愛の中で、公爵令嬢は彼の謎を解き明かしていく。
【登場人物】
リーネ・フローリア・・・フローリア公爵家長女。= リーネット・アステリア・・・アステリア公爵家長女。16歳。
アルト・レクシア・・・ヴィスタ国レクシア公爵家長男。18歳。
レーヴィン・エイデル・・・ロタリスタ国第一王子。
フローラ・ヴィアローズ・・・ヴィアローズ男爵家の一人娘。レーヴィン殿下の他にも沢山の貴族子息を虜にしている。
リリ・フローリア・・・フローリア伯爵家(公爵家)次女。
ローリエ・フローリア・・・フローリア伯爵家(公爵家)夫人。リーネ・フローリアの母親。
[この作品は他サイトにも掲載しています(野いちご・ベリーズカフェ・アルファポリス)]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 21:17:16
20264文字
会話率:45%
公爵令嬢のエーリカは、8歳のころから侯爵子息のカスパールと婚約している。
友人の令嬢たちとのお茶会で、エーリカはカスパールの愛が重いのではないかと聞かされて――
###
思いつくままに書いたので、特に事件もなく淡々と進みます。
誰も傷つか
ないし、ざまあも何もありません。ただヒーローがヒロインを好きすぎる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 22:19:30
7718文字
会話率:32%
前世の記憶のお陰で、十五歳にしてチート軍人であるラゼ。ある日、上司である鬼畜宰相閣下に呼び出されたと思ったら、単独長期任務を言い渡される。どんな過酷な任務かと身構えれば……
「やはり、これは君が適任だ。ラゼ・オーファン中佐。君には、今春から
セントリオール皇立魔法学園に通ってもらう」「…………ハイ?」
どうやら、殿下を始めとするお偉い様のご子息ご子女の「見守り役」に抜擢されたらしい。貴族サマが集まる学園に入学することに。
キラッキラな学園生活に戸惑いながらも、将来虐められないように生活を送ろうとしていたところ、どうやらこの世界には彼女の知らない秘密が隠されているようで。
「オイオイオイオイオイオーイ! 乙女ゲームなんて聞いてないよ?!!!!」
護衛役として金の卵たちに傷など付ければ、自分の首がサヨウナラなのに、自分は悪役令嬢で破滅フラグが立っているのだと言うお嬢様が現れて?!
彼女の破滅は、己の破滅——。
ラゼは今日も学園生活を(命がけで)見守っています。
◆書籍化が決まりました! ご評価、ご感想、誤字報告など、本当にありがとうございます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 21:29:35
477732文字
会話率:36%
かつて英雄と呼ばれた魔導師マテマは、700年後前世の記憶を持ったまま生まれ変わった。
変わり者の伯爵令嬢に転生した彼女だが、前世とは全く異なり、魔力は持っていないし、精霊は見えなくなったし、見た目は平凡。このまま平穏な日々を送るかと思われた
が、ある日突然、婚約者の存在を知る。
どうやら彼は彼女の前世と同じ〈精霊の愛子〉で、彼を困らせるようなことをすれば天災がふりかかるらしい。
前世の記憶を持っている以外平凡な彼女と、ハイスペックな公爵子息の結婚はどうやら一筋縄ではいかないようです———
(※最後、修正をしました。はじめの投稿から話が変わりますので、ご了承ください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-02 13:40:12
50943文字
会話率:36%
貴族の令嬢し子息が通う魔法学園。
全寮制のこの学園で、私ことジョセフィーヌのルームメイトは悪役令嬢のフランシスカだった。
最終更新:2024-12-28 00:27:00
1000文字
会話率:60%
貴族の子息や令嬢が集う全寮制の学園。
ジョセフィーヌのルームメイトは、悪役令嬢のフランシスカだった。
最終更新:2024-12-23 20:12:09
999文字
会話率:60%
「お義姉様はレイン様に相応しくありません!」
義妹に婚約者である公爵子息との婚約破棄を迫られた侯爵令嬢ソフィア・エスティバン。普通なら戸惑い反論するところだが、ソフィアは簡単に了承し、なんなら家を出て平民になる気満々であった。
その大きな
理由である貴族令嬢人気NO.1の婚約者は、実はかなりの変態なうえに曲者であった───!
美貌の変態ハイスペック令息×婚約破棄賛成派筆頭の毒舌令嬢による執着と重すぎる愛の物語(?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 00:04:22
8058文字
会話率:32%
私、ロマーナ・カリタス伯爵令嬢は、婚約者のワーナー・グラント公爵子息から、「太ったから」という理由で、いきなり婚約破棄されました。
自慢のドレスを私に着させるために、「痩せろ。ダイエットしろ」と婚約者が強要するのを、「お菓子を食べること
が好きなので、やめられない」と答えた結果、婚約破棄を宣言されたのです。
ところが、婚約破棄された私以上に憤慨したのが、婚約者の家に仕えるパティシエのオーワリィでした。
おかしな方言丸出しで、「お嬢様にスイーツを食べていただくことが生き甲斐になっているから、お嬢様が婚約破棄されて、この家でスイーツを食べてくれなくなるのなら、自分も一緒に公爵家から出ていって、お嬢様のお側で仕えます!」と宣言。
実際に、オーワリィは自転車を漕いで私の屋敷にやって来ると、そのまま住み込んでお菓子を作り、わが家のお抱えパティシエになりました。
そして、数々のスイーツを、私、ロマーナ伯爵令嬢と手を携えて開発していって、お店を繁盛させ、ついには国王夫妻から王宮に招かれることにーー!?
※好きな道を進んで、成功する物語です。
※ざまぁ系のストーリーでもあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 12:10:00
10884文字
会話率:23%
私、ガーネット子爵令嬢は、婚約者のフレッド伯爵子息の口利きで、騎士団の後方支援職に就職した。
ところが、出勤初日から「歓迎会」と称した宴会となり、私は、婚約者の上司ダイモス騎士団長から〈魔法の触手〉によってセクハラされてしまった。
それでも
、婚約者からは「気に入られた証拠だから我慢しろ」と言われるばかり。
そこへ、ダサい風貌の〈新人クン〉が遅れて登場し、騎士団長に水をぶっかけて、セクハラを押し留めてくれた。
そして、魔法剣士である騎士団長と対峙して、決闘をすることに!
私の好みは明るいイケてる男でしたが、今では断然、ダサくて無愛想な〈新人クン〉です!
※痛快ざまぁ系です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 14:10:00
15619文字
会話率:20%
卒業式直後の舞踏会において、私、チチェローネ・サットヴァ公爵令嬢は、婚約者のオネスト・ランブルト王太子によって、いきなり婚約破棄を宣言されてしまった。
しかも、平民あがりのリリアーナ嬢に対して、私が主導して嫌がらせをし、暴漢を雇って襲い、毒
殺を試みたなどの「告発」を、学友の令嬢方や馴染みの侍女、実の弟、宰相や騎士団長の子息たちからされてしまったのだ。
さらには、執事や教師、修道女からも、私がカンニングした、生徒会の募金を着服した、動物を虐殺し、黒ミサによる悪魔崇拝を行なったなど、まったく身に覚えのない嫌疑をかけられ、私は投獄されてしまった。
婚約者や家族、友人、顔馴染みの者たちから、よってたかって私は濡れ衣を着せられたのだ。
しかも、両親も国王夫妻も、王太子の主張ばかりを鵜呑みにして、私に死刑判決を下す始末。
冗談じゃない。許すものか!
こうなったら大悪魔を召喚して、すべてをひっくり返し、国ごと滅ぼしてやる!
〈聖なる怒り〉によって、稀代の悪役令嬢となったチチェローネ嬢による、滅国に至る復讐劇が、今、始まる!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 14:10:00
173007文字
会話率:20%
薬師見習の子爵令嬢ルシール・ラムルは、夜会で別の女性と踊る婚約者を諦めの目でみていた。
「君はもっと怒ってもいいと思うんだがな」
公爵家子息にして、ハプセント銀行の頭取、エドワルド・ハプセントはルシールに告げる。
ルシールは子爵家の後
妻の娘で、貴族の血をひいていない。
そのこともあって、ルシール・ラムルは、婚約者を金で買ったと噂され、婚約者の伯爵家子息フィリップ・ダイナーからぞんざいに扱われている。
「フィリップさま、あそこにいらっしゃるのは、薬の香りのするお嬢さんではありませんの?」
「ふん。相変わらずかわいげのない女だ。金の力で、今度はハプセントさまに取り入ろうとしているのか?」
婚約者と、その連れに、嘲りを受けるルシール。
あたかもルシールが望んだかのように。
しかし。現実は、ラムル家の資産を狙ったダイナー家から打診された結婚だ。
子爵家であるラムル家は伯爵家からの正式な申し込みでは、断りようがない。婚約破棄には多額の違約金が必要となる。
嫌われていて、慕ってもいないのに、大金を払わねば解消できぬいびつな関係。
ルシールの父は娘のため、一攫千金を得ようと、海を越えてバンディ帝国に商談に出かけたのだが、その帰りの船が嵐にあったという連絡を、ルシールと兄は、ハプセント銀行の頭取、エドワルド・ハプセントからうける。
ハプセント銀行によれば、父が出航に当たってかき集めた五千万ゴールドを三か月後には返済せねばならない。
年間の収入よりもはるかに多い金額を三か月で用意など、かんたんにできるわけもない。とてもではないが、望まぬ結婚などする余裕はないと考えたルシールは、婚姻にまつわる書類をみせ、エドワルドに相談をする。
※この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。©秋月忍(2021/8/27)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 20:00:00
64786文字
会話率:41%
ベネトナシュ伯爵家の養女、レイラは、養父母が事故死したのち、伯爵におさまったオラル・ベネトナシュに疎まれ、使用人からも蔑まれ、過酷な労働をさせられていた。
感情を失いつつあったレイラは、高熱の日に、街に出かけた帰り道、ゼナンと名乗る男に出会
う。
ゼナンは、カペイラ侯爵家の子息で、レイラの幼馴染だった。
侯爵家で手厚い治療を受け、徐々に回復していくレイラ。必要以上に甘やかされながらも、伯爵家に戻る日に怯えているレイラに、ゼナンは婚姻を結ぶことを提案する……
この作品は『サマーシンデレラ企画』企画参加作品です。
※基本は感情をなくしかけるほど虐げられた令嬢が、幼馴染にドロドロに甘やかされる話です。
©秋月忍(2013/8/17)
毎日20時更新予定(目標)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 20:00:56
28348文字
会話率:36%
婚約者様。あなたにそっくりなその子は誰ですか?(怒)
【魔法とタイムトラベルとちっさい子が頑張る話】
婚約したばかりの公爵子息が、彼とそっくりな子を連れて我が家にやってきて、この子は「俺たちの子だ」と言った。とりあえず平手打ちしたけど、なに
やら子供にはとんでもない事情があるようで?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 18:48:36
9325文字
会話率:28%
結婚して二年目の朝。
寡黙な夫が実は私が好きなわけじゃなかったと呆然としたその日、私は事故で命を失った……という前世の記憶を思い出した、アメリア・プロウライト伯爵令嬢(金髪美少女18歳)。
初めての夜会でいきなり銀髪の美形に腕を掴まれ……
よく見れば、夫!?顔が違うのになぜか夫だと確信できる。いやいや、あなた、私のこと好きじゃなかったですよね?今世は関わらないでいきましょう!ね!
そんな前世無表情で寡黙な夫が、今世はグイグイ来て、微笑み膝に乗せ愛をささやく。ちょっ、夫よ、どうした!?
あまりのキャラ変に、私対応できませんからっ!?
自分が天才じゃなかろうかと思っていたのに、実は前世の記憶の恩恵だったと気付いた自尊心粉々にされている伯爵令嬢(妻)と、無表情で寡黙なはずなのに、キャラ変・溺愛づくしの公爵子息(夫)のお話。
※ムーンの同名作品の改稿版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 20:08:15
51651文字
会話率:23%
伯爵令嬢のエレナには、生まれたときから婚約者がいる。
家格も同じ伯爵家の子息、幼馴染みのデューイだ。
父親同士が勝手に決めた婚約だったが、エレナは物心ついたときからデューイのことが好きだった。
しかし素直になれず、会えばいつもケンカば
かりしてしまう。
そんな中、聖夜祭までにふたりの関係に改善の兆しが見えなければ、婚約が解消になるかもしれないと知ってしまって──。
-ケンカばかりの伯爵令嬢と幼馴染みの婚約者が素直になるまでのお話-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 14:11:47
37191文字
会話率:30%
レザーク王国の子爵令嬢、フィリス・コッドには、前々世と前世の記憶がある。
六百年前、前々世のフィリスは、レザーク王国の第一王女だったが、義妹の第二王女に陥れられ、無実の罪で稀代の悪女として処刑された。その後、王国は混乱を極め、隙をついた敵国
に侵略されかけるが、かろうじて退け、国は存続する。
三百年前、前世のフィリスは、悪女としての前世の記憶をもったまま生まれ、やがて奇跡の力をもつ聖女になる。求められるまま民のために献身し続けた結果、命を削られ、亡くなる。その後、疫病が王国を襲い、死者の数は民の四割にものぼったという。
その三百年後、フィリスは、三度目の生を受ける。
今世でのフィリスは、レザーク王国の片田舎に領地をもつ貧乏貴族、コッド子爵家の娘だった。
そして、やはり今世も、前々世の悪女の記憶と前世の聖女の記憶をもっていた。
物心ついたフィリスは、過去、自分が亡くなったあと王国を襲った悲劇を知り、心を痛める。
そして、自分の死が引き金になって、王国が三度目の悲劇に襲われることのないよう願った。
だからこそ、今世は穏やかに暮らしたい──。
フィリスは固く心に誓った。
しかし、ある日突然、なぜか由緒ある公爵家の子息、セドリックから、初対面でプロポーズされて──。
悪女と聖女のふたつの記憶をもつ子爵令嬢は、なぜか公爵子息に執着され、今世ではしあわせな花嫁になるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 12:09:50
67555文字
会話率:19%
エルミナは伯爵令嬢だが、小さい頃に母親が出て行ってから自分が悪い子だったから母親が出て行ったと思い、母親のいた頃の記憶を無意識に消した。だから、又従兄妹のルークと遊んだことは覚えていない。
その後、父が再婚するが義母と義妹は苛烈な性格で心を
病みそうになる。そんな時に精霊のシヴァと出会い、シヴァが小さい頃から自分を守ってくれていたことに気が付いた。
父親に公爵子息のルークとの婚約が決まったと言われた日、自分が転生者だと気が付く。だが前世での記憶は結婚式で殺されるものだった。結婚に忌避感のあるエルミナは、公爵家からの迎えで一度は公爵邸に行くが、ルークに会う前に公爵邸から逃げて新しい人生を切り開こうとする。
※全体に優しいラブストーリーですが、義妹ジェナだけはかなりサイコな性格になってしまいました。最初は少し残酷な場面もあります。主人公はPTSD気味なのでお気を付けください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 07:14:54
66652文字
会話率:29%
クローデット・アルトー公爵令嬢は、お菓子が大好きで、他の令嬢達のように宝石やドレスに興味はない。
5歳の第一王子の婚約者選定のお茶会に参加した時も目的は王子ではなく、お菓子だった。そんな彼女は肌荒れや体型から人々に醜いと思われていた。
お
茶会後に、第一王子の婚約者が侯爵令嬢が決まり、クローデットは幼馴染のエルネスト・ジュリオ公爵子息との婚約が決まる。
その後、クローデットは体調を崩して寝込み、目覚めた時には前世の記憶を思い出し、前世でハマった乙女ゲームの世界の悪役令嬢に転生している事に気づく。
でも、クローデットは第一王子の婚約者ではない。
すでにゲームの設定とは違う状況である。それならゲームの事は気にしなくても大丈夫……?
悪役令嬢が気付かない内にバッドエンドを回避していたお話しです。
※少し設定が緩いところがあるかもしれません。
※アルファポリス、カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 19:00:00
31872文字
会話率:41%
豊かな土地だが何もない……そんな穀倉地帯を治める
辺境伯家の次男である主人公ディートヴェルデ。
皇立学院の卒業パーティーで皇太子が公爵令嬢セレスティナに婚約破棄を叩きつけるという事件を目撃してしまう。てっきり他人事かと静観していたら件
の公爵令嬢が近づいてきて——。
「わたくしを辺境伯領に連れて行って」!?
さらには皇太子が「セレスティナは辺境伯家に輿入れせよ」なんて命じたからさあ大変!!
仕方なくセレスティナを連れて帰るディートヴェルデだったが、意外にも相性が良いことに気付く。
勝ち気で才能あふれる公爵令嬢とのんびり屋でサポート上手な辺境伯子息。
そんな二人が送る辺境伯領スローライフ。
——————
https://privatter.net/p/9195214
こちらの世界観をもとにした作品となります。
また、カクヨムでも並行投稿いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 18:00:00
165484文字
会話率:29%
「私、王子様と結婚する!」
この台詞が少女の言葉であるならば、とても微笑ましかろう。しかし残念なことに、この言葉を吐いたのはキャロル・ニューベリーの姉、メアリ・ニューベリー。
年は二十歳である。
王子様との結婚を夢見て婚約もしない姉・メ
アリに遠慮して、未だフリーのキャロル。
ある日、国王陛下から公爵家で合同主催のパーティーに出席するように手紙が届く。
「これは王子様と公爵家ご子息の花嫁探しに違いないわ!」と色めき立つメアリ。
だとしても我が家にチャンスはほぼない。だってうちは男爵家ですよ?!
それなのに辺境伯に婚約を申し込まれた?!
私が?!
※短編『男爵令嬢は姉にさっさと結婚してほしい。』の続編連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 19:10:00
309749文字
会話率:34%
「私、王子様と結婚する!」
この台詞が少女の言葉であるならば、とても微笑ましかろう。しかし残念なことに、この言葉を吐いたのはキャロル・ニューベリーの姉、メアリ・ニューベリー。
年は二十歳である。
王子様との結婚を夢見て婚約もしない姉・メ
アリに遠慮して、未だフリーのキャロル。
ある日、国王陛下から公爵家で合同主催のパーティーに出席するように手紙が届く。
「これは王子様と公爵家ご子息の花嫁探しに違いないわ!」と色めき立つメアリ。
だとしても我が家にチャンスはほぼない。だってうちは男爵家ですよ?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 19:06:04
6434文字
会話率:26%
ユリアスは、両親に特に母に甘やかされて育った。
常識知らずのお坊ちゃまだ。
そんなユリアスが学園に入り、公爵令嬢リティリアーナや、宰相子息ディード、騎士団長子息レクトスと仲良くなり、常識を教えられていく。
だが、ユリアスはそんな中、毒殺され
そうになり、自分の罪深さを認識するのであった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-24 13:25:18
7046文字
会話率:33%
ルディアは牢に入れられていた。
魅了の魔術を使って、このカルド王国のレッドル王太子殿下や、騎士団長子息、宰相子息を魅了していた罪、
レッドル王太子と共謀し、自分の異母姉、プリメリア・カレドリス公爵令嬢を婚約破棄した上、やってもいない罪で、断
罪しようとした罪。
ルディアは義姉プリメリアに嫉妬をしていた。生まれた時から恵まれていた義姉を。そして、皆に愛されたかった……そんなルディアの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 21:04:28
8303文字
会話率:28%
ディック王太子、マーク騎士団長子息、ハロルド宰相子息は、一人の男爵令嬢と共に卒業パーティの会場へ入ろうとして、呼び止められる。それぞれの婚約者の令嬢達だ。話があると言うので、皆で庭へ行けば、王太子の婚約者であるエラウディアがバイオリンを弾き
始める。男爵令嬢アリアは魅了を使っているというのだ。それを破り、真の愛を取り戻すために今、令嬢達の戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 22:41:09
4884文字
会話率:43%