エイマール王国の国王″クリストフ″は無事、息子の戴冠式を終え、四十年ほどの国政というステージから降りることになる。
王子……次期国王は聡明で、また国も安泰だと国民も大層喜んでいた。もちろんクリストフもそう確信していた。
――だが、クリ
ストフにはもう一つの顔があった。彼は日本からこの世界に転生してきた者だったのだ。
「俺の四十年……今から取り戻せるか……?」
転生先は王家で何一つ不自由なく暮らせたものの、魔王は討伐された後で、王家の帝王学は厳しく、遊んでいる暇などなく、転生したのにその醍醐味を何一つ味わうことなくおっさんになってしまったのだ!
これはそんな彼が国王を退位した後、世界を適当にぶらつく冒険譚である。
※エイプリールフール用の一話完結物語です! 続かないのでご注意を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 23:09:15
4381文字
会話率:67%
レストランに遊園地、水族館……毎日いつも尽くしてばかりな昔馴染みの女友達に前々から不審感を抱いた女子高生は、彼女の跡を密かに付けてみた。そこで彼女が見たものは、親友における信じ難いもう一つの顔だった。他人に攻撃的な上に盗撮や行動把握まで、更
には神を崇めるかのような崇拝の儀式をする。愛しい彼女のためなら命をも差し出す親友の姿は今まで見た事もない一面。過去の小さな歪から、やがてそんな崇拝型のヤンレズとなっていた彼女のアプローチは日に日に過激になっていき、セクハラめいたボディタッチやキス、恋人妄想は当たり前に。更に子供は三人欲しいと照れる親友は彼女の脳裏に痛い程に刻まれた。壊れていた親友とどう向き合うのか。高校生の少女が背負うにはあまりにも過酷で残酷で、コメディチックな運命が始まった。
pixivからの転載です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-05 13:51:59
9653文字
会話率:42%
フォンデリアス伯爵家のメイド、ククリアナは有能だが時々ドジな面を見せる黒髪の美女。
そして彼女はフォンデリアス伯爵家の令嬢ファルメアを敬愛して止まない。
だがそれは表の顔。
もう一つの顔は魔女。犯罪者や化物を狩る者で、かつて「漆黒の魔女」と
呼ばれ、恐れられた存在。
その手に握られているのは杖でもホウキでもなく、魔槍・ガロウル。
彼女が斬るのは国か、世界か、終末の化物か。
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不定期連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-29 17:22:49
8560文字
会話率:49%
ガイリア王国首都ハルマイラ。
その城下町に店を構える武器防具修理工場『ダイサリィ・アームズ&アーマー』の、見目麗しい代表取締役兼工房長マイス・L・ダイサリィは、お客様の笑顔と安全と、何より愛する自分の店を守る為、笑顔と愛嬌で、日々の営業に勤
しんでいる。
――だが、たまには、招かれざる客(クレーマー)も現れる。そんな時には、彼女のもう一つの顔が表に出るのだ――。
これは、うら若く美しく、たまに鬼と化す、一人の美人工房長、そして、そんな彼女に振り回され、翻弄され続ける哀れな社員の若者の奮闘記――かも?
2019年9月7日、コメディ部門日間ランキング8位にランクインしました!
*2019年5月8日、ツギクルに外部サイト小説登録致しました。
*2019年6月6日より、ノベルアップ+でも連載を開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-19 22:18:10
319724文字
会話率:50%
地方の政令指定都市、「折波市」に住む青年、千鶴カイにはもう一つの顔があった。
昼はサラリーマン
夜はトラブルシューターとして、街に溶け込んでいた。
そんな中で街に流れる、都市伝説──白い部屋。
最終更新:2019-09-08 16:32:58
2282文字
会話率:50%
彼はその能力をPossessionと名付けた。一見、どこにでも要る普通のサラリーマンの我妻晃弘には、もう一つの顔がある。彼は、会社を抜け出して、このPossessionを活用した仕事以上に熱を入れている自分の趣味の世界に夢中だ。異能の力、P
ossessionとは何か?晃弘のもう一つの顔とはどんな顔なのか? マンションの一室から、その物語は静かに進行を続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 23:31:22
9050文字
会話率:0%
四つ星蓮は23歳にして都内一等地に3つ星レストランを構えるオーナーシェフ。
しかし彼にはもう一つの顔があった。
それは殺し屋。
四つ星は一流レストランのオーナーシェフ兼殺し屋労働組合に所属する殺し屋でもあった。
料理の腕もさることながら殺し
の腕も超一流。
そんな四つ星が殺しのミスをした。
仕事のミス=死
これは四つ星蓮が死ぬまでの物語。
青春殺し屋ちょい萌ラブ(?)コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-02 22:37:11
40451文字
会話率:23%
絵見神社の巫女、与野前いろは。
彼女はたった一人で絵見神社を切り盛りしている巫女であると同時に、もう一つの顔を持つ。
それは探偵だ。
ずば抜けた観察眼で本質を見抜き、
切れ味鋭い推理力で隙のないロジックを組み立てて、
巧みな話術で真実を引き
出し、事件を解決する。
与野前いろはは、そんな名探偵――などではなく、
ずば抜けた観察眼を閉じて神に祈り、
切れ味鋭い推理力を放棄して神に祈り、
巧みな話術で祝詞を上げる神に祈る。
神に祈る一念だけで多くの事件を解決してきた名探偵。
人々は彼女をこう呼んだ。
――『祈祷探偵』与野前いろは、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-06 20:03:55
46242文字
会話率:40%
そこにいるお前は誰だ!!!
僕には、もう一つの顔がある!
普段の僕の顔は、穏やかで優しい青年。
誰にでも優しく、親切でとても話しやすいと人からは言われる。
【僕の表向きの顔。】
最終更新:2019-03-13 03:00:00
2601文字
会話率:38%
かつて、超能力と謳われ、ごくわずかしか持っていなかった人ならざる力は、ほとんどの人間が持つ事が出来るようになった。
極東では、巨大な人工島が造られ、能力者の強化の本拠とした。
その一画、能力者が最も多い区画は、能力者の存在の大きさと、
能力を持たないものからの畏怖の意を込めて、『魔人街』と呼ばれた。
その魔人街で高校生として暮らす霧ケ峰 紫苑には、もう一つの顔を持っていた。
『コード・ゼロ』。
この島で暗躍する、対能力者のための、『能力者を超える能力者』で構成された独立特殊部隊。
正直出来ればそんなに働きたくない紫苑だったが、事はそう上手くいかない。
能力者の最大の脅威である『狂魔化』と『悪魔』の出現。
更には他勢力との衝突も激化していく。
これは魔人街で起こる、霧ヶ峰 紫苑の波乱の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 20:44:21
78810文字
会話率:51%
この学校には未だかつて、誰も見た事がない少女が存在していると言う。
そんな噂話が学校中に流れ始めたのは、佐野山信吾が転入してから、二ヶ月ぐらい経ったある日のことだった。
信吾の意中の相手でもある西条深雪の発端から、そして友人でもある有栖川の
提案の元、そんな噂の少女ゴシップガールを探すべく、夜の学校に忍び込む事になった三人なのだが、その晩、信吾が目にしたのは、西条深雪のもう一つの顔だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-05 05:23:01
8360文字
会話率:45%
とある地方にの田舎にある旅館「和み屋」巷では隠れ宿で宣伝もしなければ極々僅かな常連と更に稀な新規客で経営していた。しかしこの旅館世間には知られていないもう一つの顔があった。それが「異世界と通じている」である。その旅館の支配人見習い大八木 和
泉を中心とした和み屋のスタッフや異世界の様々な「お客様」との「出会い」や「ふれあい」の物語です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-30 23:00:00
8794文字
会話率:70%
現役高校生アイドルプロデューサーにして作曲家の赤咲斬耶。
しかし彼にはもう一つの顔があった。
それは地下室にて、誘拐した子供を殺戮しそれをアートにするという猟奇的なものだった。
これは天才プロデューサーの顔と、猟奇的殺戮者の顔。
二つの生
活を行う男の血塗られた記録である。
注意
この作品には残酷で猟奇的な描写があるのでご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-17 03:40:43
72299文字
会話率:38%
鬼、魔女、人狼……そして吸血鬼。一度は誰もがその姿を想像したであろう空想とされていた生物。『幻想種』と名乗る彼等と人間が共に暮らす現代の日本。関東の奏弦市に住む高校生の伏箕 熾乃は副業の『探偵』をして両種族から舞い込んでくる依頼をこなして
いた。閑古鳥が鳴き続ける客の来ない事務所で時間をもて余す日々を過ごしていた彼には、裏社会に生きる犯罪者が恐れる、もう一つの顔があった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-25 19:20:02
216149文字
会話率:44%
変わらない日常をおくる『妹』は兄想いの優しい妹である。炊事洗濯を海外出張中の両親に代わりせっせと働く働き者。だが彼女にはもう一つの顔がある。
それは魔法少女になり世界を守ることであった!
そんな『妹』の奮闘記!
最終更新:2017-02-23 19:17:54
8381文字
会話率:35%
無資格整体を営む市川宗氏にはもう一つの顔がある。
祓い屋、という名の相談所だ。
天皇が現人神として顕現し二千年余。
独自の文化様式に至った日本皇国は、現世と幽世の狭間で今日も平和に混沌としている。
そこに暮らす人々のお話。
最終更新:2016-12-08 02:11:41
3274文字
会話率:53%
二〇四四年、世界のエネルギー事情はある一企業の活躍により一変していた。
その企業の名前は「カツラギエネルギーコーポレーション」
20年前に彗星の如く現れ、瞬く間に世界各国のエネルギー産業のシェアを奪い頂点に君臨したこの企業には、世間には知ら
れていないもう一つの顔があった。
それは世界征服という余りも馬鹿げた野望を掲げた「地天海」というテロ組織としての顔だ。
秘密裏に計画を進めてきた彼らはエネルギーというインフラそのものを後ろ盾に、世界に対して無差別テロと言う名の宣戦布告を行った。
圧倒的な力で蹂躙を続ける地天海の脅威は、ついに極東の島国日本にも襲いかかった。
その報を聞き、現場に駆けつけたのは特設自衛軍第一師団第一特務連隊所属一等特曹「須崎万智」
彼女はとある理由により以前から「地天海」の台頭を予測していた日本政府が用意した「切り札」である。
今ここに地天海VS万智、国家の命運を掛けたの戦いの火蓋が落とされた。
――一人の男の笑みと共に折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-17 22:52:59
135324文字
会話率:51%
福坂リッカです。少し前から多少奇妙な二重生活を送ってます。朝目覚めてすぐの洗面台の上に置かれた逆さのコップの側面に偽装した隠し扉が開くと片手ほどの大きさの豆ダヌキが慌ただしく現れて歯を磨いていた私にいつものように声をかけてきました
「やあリ
ッカおはよう」
「おはよう。それどうしたの」
「それ?」
「あなたが出てきたコップ」
「あぁ、ゴミ捨て場のやつを利用して私の宿所に使ってるんだ」
なるほど、そのサイズのなら道端であふれかえってるし材料が尽きるようなことはなさそうね。
昼は一人の一女子高生として暮らしています。
太陽が西に傾き始めたころ、学校から解き放たれた私はもう一つの顔を出すのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-07 21:42:51
3948文字
会話率:66%
この小説はE☆エブリスタ様にも投稿してあるものです。あらかじめご了承ください。
私たちが目にし、耳にし、伝えてきた歴史は世界の全てでしょうか?
存在しないと言えるでしょうか――――ドラゴンを。
主人公の青年カケルは、導かれるかのようにド
ラゴンの少女に出会う。自然と密接な関係にあるドラゴンは自然破壊の進んだ現代において、本来の姿を保てなくなり人の姿へと身をやつしていた。そしてそれを変えうる力を持つ人龍一体となる契約≪ドラゴン・オウス≫。一人と一匹がその契約を結んだ時、世界を変える歯車が静かに回り始めた……。
これは一人の青年が踏み入った、ありふれた現実とありえない真実が交わる世界、誰にでも起こりうる可能性を秘めた、ドラゴンと人、異なる種族の絆の物語。
ページをめくったその先にあるのは、知らなかったあなたの世界のもう一つの顔なのかもしれません。
既にあるものですが序盤は手直しをしながら投稿しているので、一度に公開出来る部分が少ないです。申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-20 00:01:15
24046文字
会話率:37%
秋葉原のメイド喫茶で働く神楽亜利亜にはもう一つの顔があった。
グールハンター。
グールになった町の人間を排除する掃除屋だった。
着心地が良く動きやすい体操着に着替えると、M-4を手に持ち今日もグールを掃除する。
最終更新:2016-01-27 09:00:00
2501文字
会話率:41%