頭は切れるが鈍感男の『僕』と、心優しき世に言う悪役令嬢担当の『彼女』との間で繰り広げられる徹底的な頭脳戦。
舞台は『山中の一軒家怪談』テンプレート。
長年にわたり多数の文豪が執筆にトライしている良く知られた設定だ。
『身分差』ゆ
えに『婚約破棄』された幸薄き美女。
しかも美女は、あろうことか『婚約破棄』を通告されたのみならず、殺害までされてしまった!
幽霊となって婚約相手にしがみつく美女の目的は復讐か?!
果たして幽霊は目的を果たすことが出来るや否や……。
『僕』はタイムリープという概念を持ち込んで、幽霊美女の動機を弁護する。
しかし一件落着かと思われたところで、『作者/筆者』も知らない謎の『読者への挑戦状』が舞い込む。
挑戦状の持つ意味は何か?
そして『僕』と『彼女』との間の頭脳戦と恋の行方には、一体どんな決着が?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-05 12:05:17
15608文字
会話率:30%
中年ゲームプランナーの矢切武は、企画が採用されたこともなければディレクターにもリードプランナーにもなれず、携わったゲームの大半はヒットせず、言わば底辺のプランナーだった。
「使えないやつ」という烙印を押され、周囲に見下されながら会社にしが
みつくだけの日々の中、あるプロジェクトに出向で投入される。
だがそのチームのスタッフは、矢切はもちろん全員ことごとく「使えない」という評価のスタッフばかりだった。
ところが、彼らが集まった時に生じた化学反応は、思わぬ形でゲームを輝かせていく。
矢切は初めて仕事にやりがいを見出し、底辺のプランナーから脱するべく努力するが――。
「使えないやつらの集まり」と評されたチームの逆転劇は果たして成るのか。
ゲーム開発の現場を描く業界小説第二弾。
※この作品は、「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 23:27:12
318064文字
会話率:22%
第九皇女の菊花は二度の死を繰り返し、三度目を生きていた。
大雅國が帝国に敗戦し、妃や皇女たちは褒賞品として貴族や騎士たちに下賜をされる。
母のため、兄と弟のために何としても生き延びねばならない。微笑を偽り、感情をひた隠しにして菊花は生き延
びるために必死になる。
聖にしがみつく菊花を、サピロス家跡継ぎであるヴィンセントは溺愛していた。可愛いペットを愛でるように、大切な妹を守るように、しかし歪んだ劣情を抱きながら菊花に執着する。
しっとりと注がれる蜜のように甘い愛に毒されて、徐々に心を開いていく菊花。
ヴィンセントに甘やかされる日々を過ごしていた時、兄弟が叛逆を起こしたと知らされる。
敗戦国の皇女が、エリート騎士に執着溺愛ヤンデレられるお話。
※アルファポリス・カクヨムにも同時掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 13:00:00
86159文字
会話率:39%
最後の希望にしがみつく人類の奮闘記・・・?
最終更新:2021-08-19 03:10:18
1189文字
会話率:19%
井ノ上土筆は転生者だ。
物語に限らず主人公とは無縁の人生を歩み、子宝にも恵まれ、それこそ、日本政府がモデルケースとして用いるような極めて平凡なサラリーマンだった。
極めて平和な人生を歩み、子育ても一段落し、老後のプランを考え始めた矢
先、出張先で突然意識を失い、そのまま帰らぬ人となってしまった。
多少の未練を残しながらもこの世にしがみつく程でも無く、魂が帰す場所である輪廻《りんね》へと還る予定であったのだが、その途中、ここ異世界ラズタンテの神を自称する存在《アティアノス》により掬い上げられたのだ。
それが偶然なのか必然なのか、それこそ正に神様のみぞ知る所なのだろう。
土筆はアティアノスと名乗る神からの神託を受け入れ異世界ラズタンテへ転生する事になったのである。
しかし、光が強ければ闇もまた深くなるのは世の常だ。
土筆がラズタンテの地へと転生する一瞬の隙を突かれ、敵対する魔王の妨害により呪いを受けてしまったのである。
幸運にも転生は無事終えることが出来たのだが、受けた呪いにより能力が大幅に制限されてしまう。
転生後、土筆が身を寄せていた教会に神からの啓示を受けた高位の神官が入れ替わり立ち代わり訪れては解呪を試みたのだが、誰一人として成功する者は現れず、最終的に新たな使命を担い再出発する事で落ち着いたのだった。
御《み》使いとして現れたコルレット=ラザ=フリルの計らいによって、同じような境遇にある天使メルト=リト=アルトレイと供にメゾリカの街に拠点を移し、新しい使命を果たす為に活動を始めるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 09:33:36
332899文字
会話率:40%
中学の頃まで運動部にいたが腐れ縁で親友の中村孝の影響によりゲームにハマった青年こと篁浩輔。その後2人は同じ高校にあがり、高校で重度のゲームオタクを発症。そんな彼らは2年越しの続編が出たゲームデビハンを求めて疾走中、主人公による近道提案を承諾
して廃屋へ入った。そこでの事故により主人公は転生を余儀なくしてしまい…。
気づけば人生末期の悪役令嬢。
どうするコースケ、どこにも居場所はないぞ!
右見て左見て、いるのは敵ばかり味方は…多分いない。
次の王女選出までの期間は2年間。ぼーとしてても時は止まらない。家名を捨てて堕ちるか、王女の座にしがみつくか、それとも別な道を模索しますか?
てかタイトルでだいたい予想は着く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 18:21:57
87597文字
会話率:32%
僕の感じる惨めさやみっともなさなんて、痛さや苦しさなんて、大したことないのかもしれないけど。
キーワード:
最終更新:2021-05-22 20:35:40
695文字
会話率:0%
いてもいなくても、どっちでもいい。誰も僕に興味はない。
それなら、生きることにしがみつくことだって悪いことじゃない。
最終更新:2021-04-21 19:42:33
558文字
会話率:0%
コシュマール侯爵家3男のブリュイアンは夜会にて高らかに宣言した。
愛しいメプリを愛人の子と蔑み醜い嫉妬で苛め抜く、傲慢なフィエリテへの婚約破棄を。
しかし、彼も彼の腕にしがみつくメプリも気づいていない。周りの冷たい視線に。
フィエリテのクゥ
クー公爵家がどんな家なのか、彼は何も知らなかった。貴族の常識であるのに。
そして、この夜会が一体何の夜会なのかを。
何も知らない愚かな恋人とその母は、その報いを受けることになる。知らないことは罪なのだ。
本編全24話、予約投稿済み。
『アルファポリス』『pixiv』にも投稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 06:00:00
61093文字
会話率:18%
指定難病に付き添った私は最終的な結論を出さずにはおれなかった。
現代の医学はまさに「文献」のみにしがみつく理論至上主義の呪縛であると。
そんななか私は「永遠の魂」の輝きをどこかにさがさずにはおれなかった。
キーワード:
最終更新:2020-11-25 20:42:04
453文字
会話率:21%
貴族達が居並ぶ卒業パーティーの真ん中で、イザベラは王太子たる婚約者より婚約破棄を宣言された。
婚約者の腕にしがみつくのは彼と揃いのドレスを纏った愛らしいハニーブロンドの少女。
隣国の王女であり、婚約の為に留学して来たイザベラはそんな婚約者達
を醒めた目で見上げた。
筆ならしに最初に書き始めたオーソドックスな話で、3万~4万字程度の短いものです。
最終話まで執筆済み。
毎日午後13時位に更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-21 13:00:00
41927文字
会話率:35%
救われて救う。もしくは救い、救われる。そんな話。
主人公の賀能水平(がのう すいへい)は、定職には就かず『小説』のようなものを書いていた。ただそれは、誰に評価されることもなく、もちろん本にもならない。倦怠した日々と、鬱々とした生活を送
っていた。
そんなある日、賀能は一人の少女に出会った。
少女もまた、悩んでいた。
母親のこと、学校のこと、友だちのこと、先生のこと、父親のこと。
少女は、漠然とした、言葉にできないほどに大きな渦に巻かれ、必死にしがみつく。
賀能は、少女の姿、歩み、言葉を通して、自分の足跡を振り返る。
そして、あることを決めたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-01 19:02:41
19316文字
会話率:19%
結婚間近の主人公が、過去の恋にしがみつく話。
大学時代に書いてサークル誌(テーマ:和)に載せた小説を引っ張り出してきました。
最終更新:2020-09-21 16:45:26
6348文字
会話率:25%
何処にでも居る一般的な短大生の峰岸勉が異世界に召喚され、そこで西方帝国の『帝国指導者』として活動する事に。しかし、この西方帝国は別名『魔王領』。そして『帝国指導者』は『魔王』?伝統と既得権益にしがみつく官僚と上級魔族、まともに機能しない『
帝国議会』、そして勇者襲来?峰岸は西方帝国を立て直し得るのか?
以下転載防止文字列
反動中共粉砕、民主化‼不忘六四天安門同志‼習近平黄熊殴殺‼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 11:17:03
63435文字
会話率:31%
「0%の世界にしがみつくのをやめて、1%の世界に行ってみませんか?」
鮮烈なキャッチコピーで話題になった『TRUE WORLD』というオープンワールド型のVRMMOゲーム。
ゲームとは名ばかりの何もない荒れ果てた大地をプレイするユーザー
自身に開拓させた。開拓者により発展と拡大を続けたその世界には街が作られて社会が形成されて秩序が生まれた。やがてそれ自身で経済活動が成り立つようになりただのゲームから第二の世界という立ち位置に変わった。
霧谷亮司という男も時代の流れに乗って仮想世界上で生計を立てていた。しかしふとしたことからその世界を揺るがすデバッグコードを手にしてしまう。
名前も顔も知らないフレンドとともに織りなす電脳世界のミステリー&サスペンス。開幕《ログイン》。
※カクヨム 様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 22:30:42
113034文字
会話率:47%
余命宣告を受けた二十二歳のハルと幼馴染みの茉莉花との、切ない恋愛物語。
余命宣告を受けた事で、茉莉花から離れようとするハル
対して茉莉花は、離れたくないと必死でしがみつく…しかし茉莉花を巡って、
男たちによる争奪戦や幼馴染みの芹香の婚約を機
に、再び歯車は回り出す…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 20:44:09
7251文字
会話率:56%
2019年立冬、日本でブームになっている異世界転生、転移の物語が僕の住んでいるド田舎までブームが侵略していた。なにもない町、あるのは畑と木造建築、東京と名古屋をつなぐ東名高速道路、そして世界とつながるインターネットだけだ。
「ちょ
っとトラックにぶつかってくる」
いてもたってもいられずそう言って家を飛び出した僕は、馬鹿正直に物語を信じ切った愚かな若者であった。
夜の東名高速、白いラインとオレンジのライン、たまに青いラインが引かれていく、冷えた空気によく映え僕の旅立ちを歓迎しているかのようだった。
体が動き出す。感性を感じつつ真っすぐ目の前に引かれていくラインに向かい少しずつだんだん早く
僕は轢かれた。東名高速に引かれる赤いラインとなり、異世界に惹かれる。
気づけば体は継ぎ接ぎだらけだった。あらゆる部分が縫われ、肌の色素が違うのが自分の指をみて確認できた。満足に動かせない体を必死に動かし確認できたのは僕が寝ていた部屋にあった一枚のタブレットが映す日付だった。
「2219年11月05日」
200年後の世界にトラックにひかれた状態で来てしまったのだ。
医療が進歩した200年後では身元不明な人間であろうが少ないリソースで治療される。
しかしながらも200年前からきた僕は身元不明であり、引き取り人もいない。
治療を終えはしたが、満足に体が動かないまま外にほっぽり出される。
200年後の世界に好奇心を抱きつつ必死に生にしがみつくも、儚く僕の生は路地の裏で餓死として終える。
はずだった。
これは時代遅れの僕が明日を生きるための物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-05 21:56:49
654文字
会話率:15%
過労死基準オーバーの運送会社で働かされていたトラック運転手、松木修治は、秋葉原の路上で読書に夢中になる余りに赤信号を渡っていた少年、吉田佑樹を誤ってトラックで跳ねて死なせてしまう。
佑樹の信号無視と、会社の労働環境が考慮されて5年で出所した
松木だったが、社会からの信用と両親を失い途方に暮れていた。
そんな時、死んだはずの佑樹が突然、美しい女神とともに空から松木の元に現れる。
佑樹の話によると、女神に異世界へと転生させてもらった事でこの5年間、強くてお金持ちで女の子にモテモテの剣士生活を満喫しているらしく、今の不幸な松木を異世界に招いて救いたいと言う。
だが、松木が異世界に転生する為の条件は、現代世界で佑樹に殺される事だった。
人助けの為に人の命を狙う佑樹と、途方に暮れながらも現代での生にしがみつく松木との、各々の思惑を絡めた追いかけっこが始まった!
★この作品に挑戦した理由は、一話完結に拘る余り文字数が増えすぎる自分の作風の幅を広げたかった事と、異世界転生ものの大半に登場していながら全くスポットの当たらない、「主人公を死なせてしまったトラック運転手」を主役にしてみたかったからです!私の本職?「バンドー」があるので、短期集中型の連載になると思いますが、トラック運転手ファンの皆様は注目ですよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-31 00:12:34
15366文字
会話率:22%
十六歳の少女兵は走る。豪雨に身を打たれながら、背後から迫りくる鉄と炎の雨を避け続ける。
彼女の元戦友は、一人だけ逃げるなんて許さないと、躊躇なく引き金を引いた。
少女兵は自分が彼らを裏切った事を自覚している。共に命を預けた合った者達の
信頼を蹴った事も自覚している。でも、それでも自分は死ぬことがどうしようもなく怖いのだ。
生きる事にしがみつく少女兵、ニケは逃げた先で魔女に呪いをかけられてしまう。その呪いの内容は、魔女の弟子、リヒトと言う少年を命懸けで守らなければならない物で―――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-10 20:22:10
13693文字
会話率:28%
迷えば迷うほど、この部屋にしがみつく。
最終更新:2019-03-03 15:49:13
593文字
会話率:0%
魔王は倒され、世界に平和が戻った後。
勇者という存在は危険視され、裏切りに揉まれた後に両腕を切り落とされ町外れの洞窟にある牢獄に投獄された。
生きたいと願い、未だ生にしがみつく勇者。
それを助けたのは1匹の獣人だった────
最終更新:2018-12-23 13:34:59
2914文字
会話率:53%