日本人スパイのヤマトは現実世界とよく似た、いくつものパラレルワールドからの転生を繰り返してきた。転生の度に前世の記憶とチート能力を持ち越してきたヤマトは、平成元年の日本でスパイとして無双する。幾度の転生で培った豊富な知識とチート能力、そして
いかなる状況にも動じないクールな態度。そんなヤマトに日本人パートナーのミズホを始め、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ…各国の美少女スパイたちがメロメロ状態になって言うことを聞いてくれる。ヤマトが戦う敵は国家転覆を狙うテロリストから外国の独裁者まで、その正体は前世のパラレルワールドで世界を破滅に導いた張本人たち。ヤマトの使命は、そんな宿敵たちの野望を阻止して世界を前世のような悲劇に陥らせないこと。現実世界とよく似た、けれど少し異なる歴史を歩むパラレルワールドの平成初期を舞台に、ヤマトのチーレムスパイ人生が繰り広げられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-11 23:21:55
88301文字
会話率:31%
とある大陸の端にある国、アストラル共和国
山岳地帯で大陸本土と分断された地域のため他国との交流は薄いが
豊潤な海、生い茂る森林、資源豊富な鉱山、静かな湖畔など自国だけであらゆる素材が揃う為
交易がほぼ行われないにも関わらず人々は豊かな生活を
享受していた。
国自体も能動的な交流をしないだけで、冒険者や一部の商人による交易は細々と行われていた。
だがある日、その国の首都ベクターを中心とした共和国全てとの交流が途絶えてしまった
一切の通信を受け付けず、調査に向かった兵士や熟練冒険者は誰一人戻って来る事はなかった。
そんな状況を打破すべく、エリンディル各国重鎮が共同で立ち上げた二期調査団に君達は参加するのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 21:33:58
41112文字
会話率:35%
3年前に発売中止となったVRMMO『スターダスト・オンライン』はプレイヤー集団〈学院会〉によって支配されていた。
〈学院会〉はゲーム内における最初の拠点【キャリバータウン】の出入り口を全て封鎖し、プレイヤーが町の外へと出ないように武装し
た〈風紀隊〉を配置する。
――僕は『スターダスト・オンライン』を普通にプレイしたいだけなんだ。
主人公・戸鐘路久は、幻のVRMMO『スターダスト・オンライン』へとログインを果たし、期待感をみなぎらせていた。
ゲーム最大の特徴であるアーマードパワースーツ【リザルターアーマー】。
その装甲を身に纏い、キャリバータウンを訪れた彼を待っていたのは、自身よりも遥かに豊富な兵装に身を包んだ〈風紀隊〉だった。
彼らは町を出ようとするプレイヤーを許さない。
路久は幾度もプレイヤーキルされ、そのたびにキャラロストされては、最初からゲームをやり直す日々を送るハメになってしまう。
――”はじまりの町”から出るんだ。
他のプレイヤーがまともにゲームを遊ばない中、彼は〈学院会〉に反旗を翻す。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
”VRSFゲームモノ”と”現実の学園生活青春モノ”が混ざった作品となっております。
・俺つえー要素あり。
第一章はVS〈学院会〉
第二章はVS俺様プレイヤー
第三章はVS黒幕?
第四章はクリーチャー転生モノ(!?)
第五章はVS怪獣的なやつ
第六章はヒロインの復讐に付き合う
第七章は不満爆発(!?)
になっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 16:34:59
922758文字
会話率:21%
初老のイワタテトシキはある日、ペットの柴犬と異世界召喚されてしまう。勇者として戦うことを期待されているようだが、果たしてうまくできるのか?
人生終盤になったやさぐれおじさんが異世界転移し、チートな防御力を授かり、チートなペットとチートな魔
法少女の力を借り、チートな情報収集手段を駆使し、持ち前の用心深さと用意周到さで敵を翻弄し世界平和を目指す物語です。
この物語に登場するもの
もはや人間的に成長しないが知恵で乗り切る主人公、
柴犬、勇者、聖女、従者達、王様、教皇、将軍、参謀、魔法、、魔獣少々、魔物少々、ドラゴン
防護障壁、攻城兵器、古代魔人の遺跡、神器、印璽、魔獣相手のレベリング、国同士の戦争、
勇者同士の戦闘、ほぼ一方的な情報戦と心理戦
この物語に登場しないもの
成長する若い主人公、メインヒロイン、神、悪魔、魔王、エルフ、妖精、獣人、ハーレム
火器、銃器、爆弾、気の利いた豊富な会話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-29 11:00:00
262947文字
会話率:22%
ここは、トパーズ王国。一年を通して温暖な気候で、宝石や農作物も豊富な豊かな国だ。
王都レオンにある教会の隣の施設で育ったサラは、侍女の学校に入るのが目標だった。しかし、施設の改修工事で侯爵家に引き取られることに。私は侍女になりたいのに~。ん
?ちょっと待って?何コレ?どうやら、私には特別な力があるみたい。
侯爵令嬢と侍女、二足のわらじ!?やってやろうじゃないの!
施設育ちの少女が溺愛されるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 20:00:00
31604文字
会話率:26%
イケメン婚活アドバイザーと美人婚活女性が出会う恋愛、会話劇なストーリー。短編。
イケメン婚活アドバイザーは恋愛経験は豊富ではないものの、結婚相談所会社社長の息子である。仕事として独身女性と模擬デートをしたり、アドバイスをする立場にある。こ
この会社のウリは、模擬デートであり、男性には女性のアドバイザー。女性には男性のアドバイザーがつくということになっている。
客として現れた美人で婚活中の女性は、恋愛経験がなく、結婚するために必死なのだが、美人であるがゆえ、誤解されてしまう。
男性視点、女性視点から、2つの角度から同じストーリーを追っていく。
イケメンアドバイザーは美人客をアドバイスの必要のない客だと思い込み、高飛車で男慣れしている女性だと勘違いしながら接する。なぜ見合いをしようと思っているのか理解できずにいる。
美人客は男性アドバイザーを女慣れした男だと思い込む。客だから優しく接しているだけで、自分のような女性には興味もないのだろうと思いながら、必死に婚活手順を学ぼうと四苦八苦する。
男性サイドの美人女性の誤解。
女性サイドのイケメン男性への誤解を楽しんでほしいと思う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-14 17:40:03
11784文字
会話率:40%
中世エルサレム王のボードゥアン4世。
彼は業病のレプラに罹患していた!
ボードゥアン4世のレプラ(らい病)を治療するには
①大風子油
②リファマイシン
が必要だ。
リファマイシンは抗生物質だ。
放線菌アミコラトプシス・リファマイシンから単離
する。
単離には化学の知識が必要だ。
これを知識チート、技術チートなしで出来るかどうか?
化学は前化学(錬金術)から進化した。
錬金術は豊富な資源である鉱物の供給が原動力だ。
イスラム錬金術がなぜ前化学時代をむかえる事が出来たのか?
イスラム圏のあるアフリカ大陸構造とサハラ貿易から考察する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-14 08:00:00
42064文字
会話率:15%
魔軍四天王の一人、鬼王ランガは最下等種から成り上がった事から四天王最弱、魔族の面汚しと言われ蔑まれていた。
そんなある日、他の四天王の謀略で勇者パーティと単身戦う羽目になり敗北。命を落とすことになる。
人間の子供として転生した彼は今度こそ平
穏な生活を望むのだが――――
豊富な戦闘経験、彼を慕う優秀だが危険思想を持つ副官、その魔力値は100000000。
「今度こそ平穏な生活を送ってみせる!」
彼の願いは叶う……のだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-07 18:00:00
163064文字
会話率:37%
久田川は、普段の水量は、少ない小川で有るが、その流域は、広く梅雨時とか長雨の際には、暴川となり甚大な被害をもたらす川として昔から恐れられ、この地を治める領主を悩ませて来た。
この久田川の源流近くに蓮沼と言う沼地が有り、その蓮沼の側に蓮台寺と
言う広大な敷地を持ち巨大な本殿や山門を有する寺が有り、その蓮台寺から遠く離れた北側には、岩田城と言う山城が有った。
この岩田城は、福島家が居城としていて、この福島家の領地は、地下資源が豊富で近隣の領主は、この地を我が物にせんとして虎視眈々と狙って居たのである。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-11-06 22:59:44
41327文字
会話率:67%
聖王都レーテルは、フランチェスタ王国において最多の人口を抱える大都市である。
王国の根幹を支えるこの大都市には、盛んな物流の波に乗り人種や種族を超え日々多くの人々が出入りをしている。そんな人に溢れた大都市レーテルにおいて、もっとも豊富な人
材を抱えているのは実にありふれた職業だった。
この世界中、どこに行っても必ずと言っていいほど見かける者たち。
それが『冒険者』だ。
ある者は戦い、ある者は守り、誰かのために奪い、誰かのために奪われる。
作り、壊し、直し、調べ、探し、運び、育み、殺す。
そんな、平穏や安定などとはかけ離れた生活を送る彼らが、人々の平穏や安定を守ることに最も貢献しているのだ。
そんな生き様を選び取った者達。
そんな生き方しか選べなかった者達。
ここは世界最大級の大都市、フランチェスタ王国直轄領内・聖王都レーテル。
これは、そこで生きる冒険者たちの物語。
そんなじつにありふれた、人生と命をかけた日常の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 21:00:00
34720文字
会話率:28%
「貴方には異世界に来ていただきたいのです!」
「......はい?」
両親を亡くし、孤児の紅月 蒼司はある寂れた神社で異世界の女神を名乗る女性と出会う。だが、彼は知らない。この出会いによって波乱万丈な人生へと変わってしまい、戦いの中へその
身を投じていくことを―――!
「......そんなことより胸デカイなぁ」
「どこ見てるんですかっ!!」
投じていく......はずだ。
どうも不知火氷雨と申します。拙い文章ですが読んでいただければ幸いです。
因みに三日に一話投稿していきたいと思います。けれど作者は学生で運動部なので忙しく、出来ないことが多いと思います。最低でも一週間に一話は投稿していきます。
Twitterをやっています。よければフォローお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-09 22:42:10
129188文字
会話率:52%
少年ミヨは滅亡した地球の生き残り。転移先の異世界で、ヒッチハイクの旅をしています。ドラゴンや魔女が空を飛び魔物が闊歩する異郷で、ミヨと相棒の幼女キュンは『最果ての塔』を目指します。
【登場人物紹介】
★ミヨ・ヨギリ
15歳の少年。黒髪に
黒い瞳。小柄で可愛いのでよく女の子に間違われる。絶滅した地球人類の生き残り。旧世界(地球)の記憶が曖昧で、ヒッチハイクの旅をしている。似顔絵が得意。星界へと通じる『最果ての塔』を目指している。
★キュン
『羽なし妖精族』の少女。ピンクのロングヘアに緋色の瞳、見た目はキュートな幼女だが口が悪い。大人びた言動からロリババア疑惑がある。異世界の豊富な知識を持つ『生き字引』でありミヨのよき相棒。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 21:00:00
102899文字
会話率:49%
破壊竜に住んでいた世界を二度も壊されてしまい、何もない空間で漂い続ける中で生を諦めかけていたヒロト。
そんな彼に「助ける代わりに協力しなさい」と言ってきたのは、破壊竜に住んでいた世界を壊された上に呪われてしまった女の子、キョウカだった。
カ
タカナに弱く戦闘もほとんどできないが壊れた世界の欠片同士をくっつけることができる『無属性』のみ持ちのヒロトと、たまに周りには理解できない言葉を口にするが豊富な知識と高い戦闘力を持つキョウカ。
『安全に暮らせる世界を作る』と『キョウカにかかっている呪いを解く』を最終目標に、二人は今日も仲間や食料、資源、更には娯楽を求め、今日も世界ガチャ(キョウカ命名)を回す。
そして世界に近づいてきた破壊竜を皆殺しにするのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-10 18:57:57
16929文字
会話率:22%
五人の恋の物語。
ずっと片思いを続けるカナ
友情よりも恋を優先してしまって、後悔しているユイ
年下の男の子に手を出したシホ
友情と愛情が混同しているヒイロ
経験だけは豊富だが、本当の愛を知らないユウジ
最終更新:2019-09-02 22:00:00
130204文字
会話率:57%
新大陸・メタリアの大地には、黄金や石炭など豊富な地下資源が眠っていた。
主人公スペンサー・オルブライトは、派閥争いに敗れ、金鉱山の開拓に新天地を見出した若き商人。
順調に進み始めた彼の金採掘だったが、メタリアの大地に眠るものは富だけで
はなかった。
大地が封じていた災――怪獣をも目覚めさせてしまったのだ。
絶対的な力を持つ怪獣を前に、成す術もないスペンサー。
しかし、彼の前に”黄金の獣・ライテス”を駆る”獣の魔女・ナビア”が現れる。
そして彼女は突き付けた。
目覚めた怪獣を倒す代わりに、鉱山から得られる利益の半分を差し出すことを。
これは、地下に”怪獣鉱脈”を抱える地球の物語。
西部劇×怪獣×アクション小説、ここに開幕!
この作品はカクヨムにも連載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 00:00:00
45503文字
会話率:38%
かつて偉大な四人の英雄がいた。彼らは破滅へと誘う〈終焉の日〉を消滅させるため、天界・魔界・人間界を一つの世界へと融合させた。
命運を託された未来の者たちは、彼らの意志を受け継ぐ〈英雄志願者〉となり世界を救うため、日々戦い続ける。
〈少年
ラナ〉もまた英雄志願者として世界を救うことを決意し、真の英雄になるため、故郷を旅立つのだが、巻き込まれ体質の彼は多くの問題を抱える〈白銀の魔女スフィア〉と出会ってしまう。
顔だけはタイプのスフィアの口車に乗せられ、互いの全てを共有する〈結魂契約〉を結ぶことに――。
この物語は、滅びゆく世界の中を懸命に生き抜き、己の正義を貫き続ける魂の物語である。
【登場人物】
主人公:ラナ・クロイツ
・巻き込まれ体質の彼は常に何かをしようとすると邪魔が入ったりして上手くいかない。英雄に対する憧れは人一倍で、かつての英雄の一人“長剣使いの英雄エルシド・ア・ドールに強い憧れを抱く。能天気で自由奔放で、複数のことを考えられない鶏のような脳みその持ち主。
ヒロイン:スフィア・セーラム
・強大な魔力を持つ四大聖魔の一角。セーラム家の第十三皇女。人間に忌み嫌われている魔女の一族である。なぜかラナに対しては少し棘のある言葉を投げかけたり、少しツンが強いツンデレタイプ。豊富な知識を駆使して頼りないラナのサポート役としても一役買っている。
【読者の皆様へ】
数多くある作品の中から私の作品を選んでくださり、ありがとうございます。
まだまだ至らぬ点も多々あるかと思いますが、楽しんで頂ける作品を試行錯誤しつつ、頑張って書いていきますので、よろしくお願い致します。
※明らかに矛盾しているところがない限り、ひとまず完結に向けて書き続けます。加筆修正などはその後にと考えています。誤字脱字に関しては、見つけ次第対応いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-10 13:30:25
354501文字
会話率:51%
ただし女王として。
目が覚めたら、姉と散々爆笑しながらプレイした乙女ゲームの主人公である王女になっていたけど。惜しむらくはこのゲーム、登場人物が全員手のつけようがないヤンデレなんでした。ホラー扱いで楽しんでたから、バッドエンドの知識ばっか
り豊富でどうしようもないんだけど、家に帰るためには何としても生き残るしかない。
まあ彼らが惚れ込んだ薄幸の美少女の中身が私では、そんなフラグが立ちようもないけどね。だから気楽にお妃さんに王を倒して玉座取ってみない?なんてそそのかしていたんだけど。……何もかもうまくいってたはずなのに、なんで君が王を殺したの?もう玉座、他に売約済みなんですけど!
マンドリン片手に胡散臭い男装の吟遊詩人として、冷遇される妃の家による王位の簒奪をそそのかしていたら、何故か自分に玉座が回って来た専門学生が、女王になってヤンデレ連中による監禁を回避する話。
ちょっと開幕はーときゃっちとか、ねぐれくととか、鉄分とかが多い仕様です。見た目は犬系幼馴染騎士団長。父親に心酔してたはずの垂れ糸目のサイコパス吟遊詩人、元名無しの墓守ツルハシマスター、裏で暗躍していた褐色お兄さんとかいろいろ出ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 19:07:04
132167文字
会話率:31%
「相手が自分より強いなら、自分より弱くすればいい」
三年間、英雄と旅を共にしてきた少年、アレイス=グレイ=クリストローゼのモットーである。
少年は国家魔導士資格を持たぬ魔導士見習い。
義母であり、【黄昏の魔女】と呼ばれる世界の
英雄、ディアナハート=クリストローゼの雑用係《パシリ》として日々コキ使われながら、彼女の仕事を手伝う生活をしていた。
そんなある日、その魔女からある仕事を依頼される。
「アリス。オマエ、明日から学院に通いな」
何でも、近頃フヌケ始めた学院の魔導士見習いたちをしごいてこいという。
自分に全くメリットが無い、とその意向に反対したアレイスは、登校を断固拒否する姿勢を見せる。
しかし、その夜、買い出し中にまさかの身内である彼女に家を焼かれ、所属していた魔導組合すら追放される形となってしまう。
唯一残された拠り所として、アレイスは学園の入学推薦状を手に、泣く泣く魔導士養成学園の名門、ギルフォード帝国魔導学院の門を叩くも、編入試験で彼は支援魔法しか使えない『無属性』の魔導士であることが発覚。
「他人がいなきゃ機能しない支援魔導士なんてゴミクズ以外の何者でもないわ」
世間の通説。補助でしかない無個性。無能の象徴。
ところが、アレイスは普通の支援魔導士とは一味も、二味も違った。
豊富な実戦経験と、柔軟且つ瞬発力のある戦術思考能力。
後方から抜群のタイミングで繰り出されるサポート支援・牽制。
史上最強の魔女と謳われる義母とパーティーを組み、世界各地の魔導戦場を渡り歩いてきたアレイスは、強化《バフ》と弱化《デバフ》に特化した、超凄腕の支援魔導士だった。
「辿り着きたいなら手を伸ばせ。足りないのなら振り絞れ。強くなるっていうのは、そういうことだ」
英雄の影に隠れた《道化》
あらゆる魔法使いの《天敵》
絶体絶命を打ち破る《切り札》
ギルド所属時代の少年のコードネームは、《ジョーカー》
これは、最弱と揶揄される見習いの支援魔導士がバフとデバフで無双し、その傍らでクセのある生徒たちを鍛えたり、可愛い美少女たちや友人と青春したり、カッコ良く世界を救ったりする、そんなお話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-20 00:02:26
30881文字
会話率:47%
ここは獣人と人間が住まう国、ベスティア。
この国に住む狐人族のオフィーリアは、母親と同じ衛兵になろうと
15歳の誕生日の日に志願するも、長らく平穏な時代が続いた為か、
「身長が低い」というだけの理由で、不採用となった。
悔し涙で枕を濡らす
日々を過ごすも立ち直り、
勤め先の工匠で技術を磨く為、
鎚を振るい続ける日々を過ごすのであった。
しかし、平和な時は刻一刻と、終わりを告げようとしていた。
他国からベスティア国の豊富な自然を狙われていたからだ。
平和な時が終わるとき、少女は立ちはだかる困難を
どのように乗り越え、大志を抱き、夢を叶えたのか。
紡がれし記憶の1ページが開かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-15 22:34:41
191394文字
会話率:13%
時に西暦2045年。
技術的特異点《シンギュラリティ》は発生せず、意識を持つ人工知能は現れなかった。
一方、人類は核融合炉を実用化し、エネルギィ問題は解決に向かっている。
その過程で原油が暴落し、アラビア半島では戦争が相次ぎ、西洋諸国も巻
き込む緊張があった。
だが、それらも過去の歴史となり、世界は次第に平穏を取り戻しつつあった。
そして文明は西へ巡る。
19世紀の西洋、20世紀前半の米国、後半の日本、21世紀前半の中国とインド。
来る21世紀後半は、アフリカの時代と言われている。
汚職と贈賄、それに伴う内乱で疲弊した中央アフリカ、コンゴ民主共和国。
慢性化した世界的不況と、幾度トップを挿げ替えても繰り返される問題に困った国連は、国家運営をAIに任せることにした。
人間に比べ効率は悪いものの、汚職も贈賄も恫喝すら受け付けないAI政府により安定したコンゴは、核融合炉によるエネルギィと豊富な地下資源により急速に発展する。
21世紀中盤、拓け行くアフリカの時代。その先頭を走るコンゴ。
だがその国には秘密が、人類を滅亡させうる巨大なリスクが生まれていた。
そのリスクを気にかけようともせずに女の尻を追いかける、すちゃらか会社員の物語。
なお、第8,9章にはクリエイティブコモンズの下「1984年」を改変した文が含まれています。
【元本】
http://blog.livedoor.jp/blackcode/archives/1700656.html
【クリエイティブコモンズ】
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/2.1/jp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-09 20:33:18
210549文字
会話率:30%