聖女であるルルメアは、王国に辟易としていた。
国王も王子達も、部下を道具としか思っておらず、自国を発展させるために苛烈な業務を強いてくる王国に、彼女は疲れ果てていたのだ。
ある時、ルルメアは自身の直接の上司である第三王子に抗議することにし
た。
しかし、王子から返って来たのは、「嫌ならやめてもらっていい。君の代わりはいくらでもいる」という返答だけだ。
その言葉を聞いた時、ルルメアの中で何かの糸が切れた。
「それなら、やめさせてもらいます」それだけいって、彼女は王城を後にしたのだ。
その後、ルルメアは王国を出て行くことにした。これ以上、この悪辣な国にいても無駄だと思ったからだ。
こうして、ルルメアは隣国に移るのだった。
ルルメアが隣国に移ってからしばらくして、彼女の元にある知らせが届いた。
それは、彼の王国が自分がいなくなったことで、大変なことになっているという知らせである。
しかし、そんな知らせを受けても、彼女の心は動かなかった。自分には、関係がない。ルルメアは、そう結論付けるのだった。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 22:02:08
129074文字
会話率:53%
春推は春推でいい思い出だけど、いや、いい思い出じゃないけど、でもまあ、内容はどうあれ私からしたらあれもこれもかわいい子供の一人だよ。
最終更新:2022-07-08 18:51:26
2024文字
会話率:11%
私からしてみたらもう完全にヒューマンドラマです。だからヒューマンドラマにしました。ヒューマンドラマ以外ありえません。
最終更新:2020-10-01 10:42:36
1519文字
会話率:32%
――故郷に帰るのは嫌なんだ。
五年間、実家には帰っていない。あの街には俺が過ごした思い出が沢山あるが、同時に沢山の嫌な思い出もある。それは良い思い出にいつもこびりついてくる。
面白いことがあった。楽しいこともあった。でもそれ以上に、投げ出
して、放り出して、中途半端に逃げ出したことの方が多い。トラウマなのかと問われれば、そんなのよりはずっとずっと軽い。ただ、度々、思い出して苦しくなる。寝る前に、或いは夢の中に現れて、苦しくて目を覚ます。
そんな故郷に俺は帰ることになった。理由は、幼馴染みの家族関係に問題が発生したから。詳しくは知らない。しかもなんで俺が呼び出されなきゃならないのか全く分からないのだが、母さんからしつこいほどの連絡があったため、仕方なしの帰郷となった。けれど社会の歯車として働く俺が故郷で過ごせる時間など限られているわけで。
故郷に残した忌々しい思い出と、故郷で過ごした楽しかった頃の記憶を入り混じらせて過ごす四日間。そしてそこから続いていく、人と人との物語。
※短編予定、および不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 22:14:02
38885文字
会話率:58%
不得意な英語の成績と引き換えに担任より新設の自転車部に入部を迫られた恵。転校してきた男子の瞬に女子であることをバカにされ、対抗心から入部をする。自転車部では、MTBチームを結成し、地元大会に出場することになる。そこでは、クロスカントリー首
位独占女王の妃美香、スラロームのトップを目指す有紀と出会い、様々な刺激を受け、恵はMTBの魅力に取りつかれていく。
(カクヨムでも連載)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 17:00:00
108799文字
会話率:38%
呪われた王女ハルモニアは今日も今日とて、傭兵上がりの強面護衛騎士カドモスに願う。
「どうぞ攫ってくださいませ」と。
そしていずれはカドモスの下穿きになりたいと。
下穿きって一体全体、どういうこと?
呪われた第三王女ハルモニアは庶子だった。
この国の教義は庶子を認めない。
けれど「呪われた王女」の意味するところは、教義に由来するわけではない。
望むと望まさるとに関わらず、見る者を魅了してしまう。
そんな曰くつきの力をハルモニアは有していた。
「わたくしに魅了されない方と、燃えるような恋をしたいのですわ!」
おそろしげな風貌のカドモスは、ハルモニアにいつでも塩対応。
だいたい出会いからして、褒められたものではなかった。
お忍びで城下町に降りていたハルモニアと、飲んだくれていた傭兵カドモスが顔を合わせ。
なんの間違いか、カドモスは王女ハルモニアの護衛騎士にされてしまった。
王女ハルモニアと護衛騎士カドモス。
猪突猛進系美女と、巻き込まれ苦労性の野獣のコンビ。
果たしてこの二人、無事ハッピーエンドに辿り着けるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 12:54:23
15848文字
会話率:27%
タイトル、ただの「さくらいろ」にしようか迷ったんだけど、過去にそういうタイトルのけっこう好きなヤツを書いてたのを覚えていた(覚えているくらい好きだってこと)ので、こうしました。
えっ?だから、なに?って話だよね?みんなからしたら。
えっ
?
でも、だからといって直す気は全然、無いみたいだけど。
ま、そういうヤツなんですか?
ですか?
って。
じぶんのことやん!
って、これも最近どこかでやった気がする、デジャヴ、じゃなく。
たぶん、ここ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-06-14 19:26:20
371文字
会話率:0%
あたしはこれからしあわせになるから
って、うそ。
(別名義で書いてた詩のヤツじゃもん。ほんの二、三箇所、触ったけど、ほとんどそのままじゃもん。こんなの、ダメだったかしら?ダメならすぐに削除いたします。もん。とにかく、もんもん、いっとき
ゃ可愛い感じで全てが許してもらえると思っている感じのバカ葉竹でしたまる)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 10:27:34
564文字
会話率:0%
主人公の 山城つぼみ は過去について少し後悔していた
中学校では記憶をなくし、好きな人に振り回され捨てられるという、悲しい記憶しか思い出せず
高校では 松田夏芽 という男と出会い、なつめとは毎週水曜日の放課後に呼ばれてハグするというだけの関
係だった、話しかけたり名前を呼ぶのさえ禁止されていたつぼみはいわゆる都合のいい女だった
大人になってからしかりしようと上京するもある事件によって2つのことが明らかになり、つぼみを混乱に追い込む折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 16:00:00
3302文字
会話率:45%
少年はある日、クラスの人同士のしていた会話からとある噂を耳にする。
「雨の降っている時に砂浜に行くと人魚に会えるらしい」
そんな何の根拠もない噂話。しかしその噂話は、少年の心を強く惹きつけた。
それからしばらく経ったある晴れた日のこと。
電車に乗って砂浜近くの駅で降りると、途端に雨が降り出した。
降り出した雨を見て、クラスの人がしていた噂を思い出した少年は急いで砂浜に向かうと、そこには世にも美しい人魚がいて……。
メインで進めてるブロット作りの息抜きに書いたものです。細かいディティールは一応頭の中にありますが、そこまで書いちゃうとかなり長々としたものになってしまうと考えて、詳細はぼかして書きました。(話の真相は書いてあることをしっかり読めば予想のつくようにはなってる筈です)
そんなに長くもないので、皆さんも息抜き程度に軽く読んでもらえたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 08:00:00
5880文字
会話率:24%
明星紫苑は“とある”理由から男装で高校に通う。
最初はほんの好奇心からだったが、時間が進むにつれ男装しているとは言えない状態になった。
自業自得だと自覚し、卒業するまでにバレないように努力をする。
理由としては逆ナンされたから。
「あれ
、面白そうじゃね?」と思ったことが発端である。
自分自身女子な為、女子には優しく(お礼はきちんと言う)と思っている為、女子には優しくしているが…。
学校で紫苑が女子であると言うことを知っている人物はいない。その為、女子からしたら、「女子に優しい男子」と認識されている。
おまけに女の子としては、スキンケアはしっかりとしている。
その為、自分の見た目には気を使っているため、かなり見た目は良い方。(だが、胸はつるぺた)
綺麗な先輩、同い年、級友、妹キャラ的な子、色んな子が集まってきて……。
ハーレムになるとは聞いていませんでした!
空名高校で(ある意味)波瀾万丈な日常の話。
誰にもバレないように学校生活が送れるのか。
(この先バレないとは言っていない)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 03:35:32
6284文字
会話率:27%
どうせみんな死ぬ。シリーズ第4章
4章ですが、こちらから読んでいただいて一向に構いません。
(他の章は「カクヨム」にのみ掲載しております。)
月水土更新(カクヨムの最新話に追いつくまでは毎日更新)
これは、皇帝を目指す反抗期の愛されツ
ンやさ少女が、近しい人たちをたらし込むお話――。
謎のお姉さんに大切にされたい方
反抗期のツンデレ少女がお好きな諸君
ちょっとアホでもかわいければすべて許せるあなた
におすすめです。
❗注意
二章(~溺れる日記~)との結びつきが非常に強く、二章の大筋は、ほとんどこの章で説明(ネタバレ)します。
とはいえ、それは逆もしかり。二章を先に読めば、四章のネタバレを食らうということです。
四と二、どちらから読んでも美味しいですが、当然、どちらかからしか読めません。
順番ということはありませんので、迷いましたら、ぜひ、この章からお読みいただけると、幸いです。
***
――曰く。歴史上、最も平和とされる王国、ルスファを、一夜にして一人で滅ぼした。
――曰く。世界のすべてを見通し、自身に仇なす者を、一人残らず粛清した。
――曰く。ミニチュアのごとく、世界の配置を弄び、地図を変えた。
かつて、この国、『メリーテルツェット』を立ち上げた『血の皇帝』は、八年前に失踪した。
そんな皇帝の一人娘である十五歳の少女、榎下愛音(えのしたあいね)は、母の後を継ぐべく、皇帝目指して、今日も元気いっぱい、頑張ります!
彼女が皇帝を目指す理由とは何か?
皇帝にいたる道のりで何を学ぶのか??
果たして、彼女は皇帝になれるのか???
最愛少女が繰り広げる、剣と魔法の異世界ファンタジー。
隠された欠片がそろったとき、少女は大きな真実との出会いを果たす。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しております。
URLはこちら↓
「https://kakuyomu.jp/works/16816700428759460218」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 03:00:00
132745文字
会話率:58%
「はっ? ここどこ?」
今日食べるものを確保するために、ゴミを漁っていた俺は、気がつくと雨風凌げる部屋にいた。おまけに鏡に映る自分は、超絶美少女で‥…‥え〜! 俺、もしかして、TS憑依しちゃったの!? めちゃくちゃ困るんですけど。
と、思
っていたのは最初の数週間だけ。
人間って不思議なもんで、一ヶ月もすれば慣れるどころか、この生活をすっかり満喫していた。
ゴミを漁らなくとも飯は出てくるし、部屋だってある。義妹や義父に虐げられているせいで、部屋から出ることは禁じられているが、俺からしてみればそんなの全然ノー問題!
そんな風に順風満帆引きこもりライフを満喫していたら、ある日一匹の白い蜘蛛が現れて────
元ホームレスTS憑依令嬢×ちょっぴり不思議な白い蜘蛛の順風満帆引きこもりライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 18:06:03
17888文字
会話率:44%
「そういえば、シェリー様のファーストキスっていつでしたか?」
「ふぁ、ファーストキス!?」
ある夜、年下の護衛の騎士ロブロイ・グランドスラムことロイにそんな質問を投げかけられた、シェリー・アクダクトはどう返せばいいか分からず思考を巡
らせていた。
(ファーストキスも初体験もロイなのに―――――!)
そんな事を言い出せるはずもなく、頭を抱えているとロイは調子に乗りだして……
「キスの日なので、シェリー様からしてください」
「調子に乗らないでよ!」
最近うちの騎士兼恋人が調子に乗っています!
キスの日だからと理由づけて、甘えてくるロイにシェリーは戸惑いつついつものように流され―――?
一夜の過ちから始まる、身分差恋愛――――
悪役令嬢シェリーと没落貴族家出身の護衛騎士ロイの恋の結末とは―――――?
今回は番外編になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 17:15:07
5650文字
会話率:32%
魔法少女が地球に存在する世界。
カトウマドカは幼い頃にラビと名乗る謎生物と契約する機会があった。
それからしばらく。
カトウマドカは高校生となり、そのラビと契約した真実を知る機会が訪れた。
最終更新:2022-05-22 01:00:00
2922文字
会話率:26%
死に別れた夫婦が、転生と言う形で再会してからしばらく。
夫婦2人の行商旅の様子を、再会してからの時代の変化について解説込みにて、ひとときを覗き見します。
最終更新:2019-10-19 16:31:27
6386文字
会話率:26%
いろいろ都合の良い前提条件でもなければ、転移した途端に詰んでしまってお話になりません。ということで13年かけて転移する日本についてオムニバス形式でお届けします
いろいろ考えてみますと、突然日本が異世界に行ったとして、真面目に考えるとディ
ストピア小説にしかなり得ません。そんなものは書きたくない、と勝手気ままな作者は知恵を搾りました。そうだ、すぐに行かなきゃいいんだと。
時間をかけてゆっくりと転移すれば傷は小さい。第一関門の食料、エネルギー問題はこれでなんとかクリアできるはず。10年以上も時間をかければ新しい油田の一つや二つは見つかるかもしれない。
ようしっ、なんか先は明るいぞっ。その間に近所でガンガン地下資源が見つかればいいし、農地も広げられればいい。労働力もなんとか確保できるかもしれない。猫の手を借りることになるかもだが。
ということで月並みではありますが、ある日突然(ではないが)東京都が異世界に転移してしまいます。東京都の東西には門が出来て、そこからしか出入りができなくなる。門の大きさは17mのトレーラートラックがようやく通れる程度で、どういうわけかそれより大きなものが通れなくなっていた。そしてその門にはこう刻まれていたのです。「1年後に此の国のすべてが転移する」と。そしてこうも続いていました。「その後12年の間は此方世界との往来を許すが、以後は往来を禁ず」と。突然に転移じゃさすがに詰んでしまうので時間的猶予がもらえたらしい。そんな緩い条件で転移が決まってしまった日本の転移先は、色々と今の地球と違っていました。ちょっと大きくて広いし、変な生き物はいるし、変な人たち、変な国家、いろいろなものと出会ったり別れたり戦ったりして歩んでいく。お気楽な登場人物たちが、一生懸命に、それでいてのほほんと異世界を攻略していく物語です。その様子をゆるーくオムニバス形式でお届けします。そんな感じです。
なお、本作はいくらかポリティカルなことやミリタリーなことを扱いますが、あくまでもフィクションであり、特定の思想、信条を肯定したり否定するものでもありません。また、 登場する人物、場所、団体などは実在のものとは一切関係ありません。本作には一部刺激的な表現が含まれる場合もありますので十分ご注意ください。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 23:00:00
160273文字
会話率:22%
後悔はいつだって過ぎ去ってからしかこないのだから
キーワード:
最終更新:2022-05-14 02:27:42
568文字
会話率:10%
大人気VRMMO、BEO2でネナベしながら無双していたエセお嬢様の歌雨ななよが急遽引退を決意。それからしばらくしてBEO2がサービス終了し、新たなVRMMO《Music Rainbow Online》のβテストが始まった。テストに伴い、前作
の上位ランカー達に招待状が送られる。最強に飽き飽きしていた歌雨は乗り気ではなかったが、幼馴染の前向き少女空宮むいによって半ば強引にテストへと参加することになった……。
これはVR研究部――通称ぶいけんのちょい百合な七人の女の子たちが強くてニューゲーム無双する話です。※デスゲームではありません。テンプレものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 08:22:54
138451文字
会話率:47%
杉嶋霧花、超隠キャ。名前からして霧がかっている女子高生である。趣味はイラスト。特技は無し。帰宅部で数学が苦手ここに極まれりで人付き合いがとことん苦手なこの女に数々の試練が襲い掛かっていく。
最終更新:2022-05-04 17:38:10
367文字
会話率:39%
俺は主人公と大接戦をした的キャラ。かれこれその大接戦からしばらく経つのだが再登場の機会がない。なぜだ?他のキャラは再登場しているというのに!!なんで俺だけ再登場がないんだ!?
最終更新:2022-05-04 16:30:42
1753文字
会話率:65%
かつて、戦いがあった。
古来より均衡を保ってきた『ショク』(作者注:複数の意味合いを含ませているので、カタカナ表記しています)の世界である日突然、『洋ショク』の一部が『洋ショクの洋ショクによる洋ショクの為の世界制覇』を標榜して『Yo
ushock(ヨウショック)』を組織し、『和ショク』への侵略を開始した。
この突然の侵略に、迎撃の手段をことごとく潰されて為す術がなくなりかかった『和ショク』を救ったのは、中華七千年の幻の戦士、中華戦隊の戦士達だった。
そんな戦いがあって平和が訪れてから数十年経ったある日、かつての『Youshock』を影で操っていた自称謎の組織『ゲッティー(Getty)』が活動を始め、『和ショク』に侵略の魔の手を伸ばしてきた。
『和ショク』をゲッティーの魔の手から守る為に迎え撃つのは、謎の方法によって選ばれ集ったインド数千年より連綿と時を刻む悠久の戦士。
破壊と創造の神、カーリー神の加護を纏った『魔法使い(ウィザーズ)』の戦士達だった。
これは、そんな戦士達の愛と青春と勇気と正義と感動と涙の物語…………………ではなく、何となく召集かけられて『和ショク』の世界を守る事になった少女達の、成り行き任せの物語……の予定。
少し重いネタもありますが、基本設定からしてダジャレとノリのコメディかつパロディー調の軽いネタです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 12:00:00
20295文字
会話率:32%
毎日が退屈な主人公、斉藤日向は何もかもやる気になれない。高校生というのに、未来に理想像なんてものは彼の性格からして出来やしない。ぱっとしない日常にも飽きていたころ、突如として現れたのは早乙女みやびという女子だった。みやびは明るく気さくな性格
の持ち主。しかし、どこか漂っている闇。日向のモットー《深追いはしない》により、それは触れなかった。かくしごとだらけで、いつか本音を言えるかな、なんて。純粋に、日向はみやびと過ごす時間が楽しかった。そう思った。それだけだった。嗚呼、神様は、なんて無情なのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 20:03:05
4373文字
会話率:50%