春休み。高校教師、照義は「鈍行の旅」に出る。
間もなく始まる新年度は苦闘が予想される年だった。
その前のささやかな息抜きのはずだったが。
旅の終りに訪れたものは……。
1997年執筆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 09:50:04
45531文字
会話率:39%
野川杳介という主人公が、韓国に来て、1990年10月に三星の綜合研修院に入り、ティーム長となり、転勤し、そして1998年10月に三星を辞めるまでの路程を描いた物語。在日コリアンの先生方との軋轢、同僚講師らとの友情、そして1995年の三豊デパ
ート崩壊事故、1997年の韓国の通貨危機(IMF)など、実際の韓国社会の出来事を中心としながら、野川杳介がその中でいかに歩んでいったのかを描いたもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 21:00:00
4376文字
会話率:57%
ストーリー。
未だ魔力と呼ばれる不可思議な力と科学があまり進歩していなかった時代。
地上には大量の魔物が徘徊し人類の生存圏は大幅に縮小し人口は既に1億を切っていた。17の地上都市、そして空の孤島「天空島」で生き延びその人口の半分は天
空島へと移住していた。
1997年、初夏の頃、島1番の実力者であった少年はある日を境に最弱竜騎士と罵られ、その的外れな憎しみと復讐のために闘い、擦り切れきった心を持つ少年。
その少年に想いを寄せ、己の利権ために政治を行う腐敗貴族達を裁き、自ら黒に染まってゆく貴族の少女。
その想い合うふたりの近いようで遠いようですれ違う物語でもある。
確実に世界が終焉へと向かうふたりは、多く痛みを伴う戦いへ挑み、仲間と共に世界の闇と絶望、終焉と希望に向き合い始める。
悲しみと絶望に塗られた未来を救えるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 21:45:05
42108文字
会話率:30%
1999年、7か月
空から恐怖の大王が来るだろう、
アンゴルモワの大王を蘇らせ、
マルスの前後に首尾よく支配するために。
百詩篇第10巻72番
世界は1997年7月に滅ぶ。君は滅びの未来を変えるため、
ここにいるんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-03 23:05:39
1913文字
会話率:40%
1997年、太平洋の小国グレートランド共和国の大統領が死去し、息子が後継者となった。老衰によると思われた大統領の死であったが、そこにはある隠された秘密があったのだった。
最終更新:2020-01-10 16:42:07
2220文字
会話率:3%
1997年9月30日。あるひとつの鉄道路線の一区間が消えた。それは信越本線、横川~軽井沢間。通称横軽こと碓氷峠。
でもその区間が廃止されずに高崎~横川間と共に第三セクター、うすい鉄道に引き継がれたら?
あれから20年。そんなもしもの世界で碓
氷峠を支える少女たちの物語!!
We are syerupas!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-31 01:30:12
26503文字
会話率:57%
『ゆーーつに壊れよう』
確かに花は存在した。
雑踏の隅で、花は確かに咲いたのだ。
ビルの隙間からわずかに見える空だけが、本当の色を知っている。
90年代に始まる物語。
好きになった相手は、コールガールだった。ただ、彼女の腕には傷があり
、深い闇を抱えていた。
※店側のシステムなど、現在とは違うことがある。
※いやらしい描写は無し。
1997年出版(現在入手不可能)
タイトルとペンネームを変え、内容も大幅に変更。
登場人物の名前や、古臭い表現なども改め。
もはや、もう別物。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-10-24 18:18:53
21778文字
会話率:43%
1997年に制式化されたハイテクの塊にして戦後第三世代主力戦車である97式戦車。スラローム射撃も可能である。その全てが時間異変タイムスリップによって漂着した世界は、帝国陸軍の九七式中戦車が列強各国の戦車によって蹂躙される殺戮とした時代であっ
た。圧倒的に優位な97式は列強にどう立ち向かうのかを描く本格戦車戦記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-07 15:45:20
216文字
会話率:0%
1997年3月の作品です。
キーワード:
最終更新:2019-05-13 15:00:03
473文字
会話率:0%
1997年、宇宙人が地球を侵略しに来た。
戦乙女(ルキリア)と呼ばれる四人の女性によって宇宙人は倒された。
しかし侵略は終わっていなかった。宇宙人はウイルスを地球に持ち込んだのだ。
そのウイルスの前に人類は為す術もなく死んでいった。
なによ
りやっかいなのが感染者は死後、姿を変えて生者に襲いかかる性質を持っていたことだった。
2015年、終わってしまった世界を生きる少女──「雲行小雨(くもゆきこさめ)」は十海町(とおかいちょう)で仲間と共に生きていた。
彼女たちは「ブランド」という武器を用いて感染者と戦っていた。
小雨は傷つき、仲間を失い、絶望しながらも前に進み続ける。
いくつもの残酷な現実と残酷な奇跡が彼女を待っている。
終わってしまった世界で、小雨が最後に抱く決意とは────
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-25 01:39:38
114457文字
会話率:33%
1997年2月、主人公、春日大吾が卒業を控え新卒でそのまま会社の部品として一生を過ごすかはたまた新卒を蹴り社会的信用を失うリスクをおうか、、、苦悩のどん底にいた。そして三年越しの念願かなって結ばれた坂本栞と彼の愛の月末は、、、卒業式迄、時間
は限られていたが人生の決断すべく、一人、飛行機を使わず東京から沖縄、台湾、香港、韓国、日本へ周遊した旅の記録。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-10 10:31:32
383文字
会話率:0%
「果たしてこの作品は児童文学だろうかと考えたとき、YA(ヤングアダルト)にするにしても、やはり無理があるように思えてなりませんでした」(――第59回講談社児童文学新人賞選評より)
第59回講談社児童文学新人賞最終選考作が早くも小説家にな
ろうに登場。
「『ごん狐』を読んだあなたの感想について、正しいものを選びなさい」
放課後、誰もいない六年一組の黒板に記された国語の問題文。
――「自分」の感想について「正しいもの」を選ぶ?
背筋を凍らせながら黒板に解答を書いた真名は、教室の地下へと吸い込まれてしまうが――。
* * * * *
補記① 作中の新見南吉「ごん狐」(初出1932年「赤い鳥 復刊第3巻第1号」)の引用は青空文庫【底本:新美南吉童話集(岩波文庫、1997年7月15日第2刷)】に依る。
補記② 作中の『学習指導要領「生きる力」』の引用は、2017年(平成29年)3月改訂版の「小学校学習指導要領」(文部科学省)に依る。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-12 19:19:34
55200文字
会話率:47%
あの日から500年後に始まる希望の物語
かつて日本を襲った大震災は遠い過去のものとなっていた。多くの街、そしてたくさんの命を奪った「海」は、今や、何もかも忘れてしまったかのように、広大な防災緑地の向こうに静かにたゆたっている。あれから50
0年。世界は何度となく様々な災厄を乗り越え、山々もその形を変え、国々もそのたなびく旗の色を変えたが、それでも子供たちは笑い、恋人は戯れ、母は我が子を抱きしめ、父親は汗まみれになって夕闇迫る帰途を急ぐ。しかし、不穏な足音は飽くこと無く一歩一歩近づいて来ていた。近年各地で起こっている、地殻の陥没を伴う特殊地震「巨人の足跡」。その特殊な地震は、ある法則性・連鎖性に基づき「終末点」をめざして地殻に多大なストレスを集約していることと判明した。「巨人の足跡―Titan’s Footprint―」の発見である。
佐藤 茂(さとう しげる) 宮城県出身
1997年に『競漕海域』で、第9回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞。
作品:
競漕海域 1997年12月発売、新潮社、ISBN 978-4104204014
∀ガンダムシリーズ (1999年 - 2000年、挿絵:萩尾望都、鶴田謙二)
1 初動
2 騒乱
3 百年の恋
4 火と月
5 月光蝶
Episodes
DEKU 親愛なる来訪者(挿絵:小菅久実) 2001年7月発売、角川スニーカー文庫、ISBN 978-4044229078
本作品は東日本大震災復興支援および地域振興に資する非営利活動の目的を以って執筆され、作者のご厚意により版権はせんだいみやぎコンテンツプロジェクト実行委員会(smcp)にあります。
2012年から2016年コミックマーケットにおいて、文庫本を同人頒布いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-09 00:20:07
405380文字
会話率:33%
2017年6月某日、「週刊パスタ」が女性国会議員のパワハラをスクープした。
【このハゲーーーーーーっ!】
井戸社長は「厚生労働省1997年入省」という経歴に気づいて思う
「あの」官庁訪問で採用されたのか。
遡ること20年前、「アホ大」の学
生・井戸は、霞ヶ関のキャリア官僚を目指していた。
第一志望は厚生省だったが、面接官の苛烈なモラハラによって全人格までも否定されてしまう。
失意に暮れるなか、井戸は「同志」と呼ぶべき女性と出会った──「エロゲー」という、当時においては秘められるべき趣味の。
Fランク大学の身で果敢に偏差値エリート達へ挑む主人公の成長と恋愛を描いた青春劇、ここに開幕!
※当時の官庁訪問における状況を素材としていますが、あくまでもフィクションです
※本作は、以前に投稿した「1996年、パワハラ議員の勝ち抜いた厚生省官庁訪問では何故モラハラの嵐が吹き荒れたのか?」に恋愛要素を加えて改題・改稿したものです。
※本作に登場する18禁ゲー「同級生2」の著作権等各種権利は「DMM GAMES」にあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-05 13:08:19
80783文字
会話率:35%
主人公の僕は、平成30年の猛暑のなかから、突然20年くらい過去へとタイムスリップしてしまったようだ。
くだらなかったあの頃の僕たちの、どうしようもない事件を、今の僕がなんとか解決したい。
そんな話。
最終更新:2018-08-03 13:31:04
4217文字
会話率:23%
織笠は秘密の交換日記を始めた。相手は年下の学校の人気者の矢田君。お互い了承して交換日記を始めたのだが、次第に矢田が飽き始めついに織笠はそのやる気のない内容に激怒してしまう。
これに反省したのか、次第に文量が多くなり始め満足していった織笠。
だがやり取りを交わすうちに織笠はあることに気付いた。
文フリ短編小説賞3応募作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-22 05:00:00
9613文字
会話率:0%
1997年に施行された学習指導内容全改訂が施行されてから数十年が経った頃、学校では生徒や教員間でのいじめや少子化などによる経済的な問題はさらに悪化を辿っていた。この問題の解決を図った政府は「公立学校においてのみ認可される第三者機関、公的な機
関の設置案」を国会で提唱、実施した。しかし反対派も多く、生徒たちのゲリラ的な反対活動によって排除、撤廃された学校も多く存在しており、政府は反対派と推進派の中立案として公立の学校に的を絞り、一定の期間を設けて公的機関の実験的に設置、その経過を観察することを発表した。
政府によってこの高校に設置された公的校的機関【BROWZ/ブロウズ】に所属している「オレ」は、去年の冬から(自称)相棒として協力してくれている「シンブンブ」とともに、学校内に広がっている噂について調査を始めるが、思わぬ事態へと繋がっていく。
※この作品はpixiv小説にも同タイトルで掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-17 01:54:14
73847文字
会話率:47%
1997年、タイムマシンで20年後の品物が届くという……
最終更新:2017-11-04 23:47:10
2745文字
会話率:14%
ピアニストとして、将来を嘱望されていた神崎渉(ショウ)は、七年前、在籍していた東都芸大ピアノ科を退学し、世界中を旅すると言い残して日本を発った。
地球を半周した後訪れたロンドンで知り合った日本人に誘われ、戦乱の旧ユーゴースラビアのボスニ
アへ行き、五年あまりの歳月を過ごした。
1997年10月、神崎渉はボスニアを出て、中欧をさまよい、独仏国境にある街、カイザースブルクに来た。
ある日、カイザースブルクの小さな街の居酒屋で、店主のハンスに頼まれピアノを弾いた。リストの『ラ・カンパネラ』を……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-04 12:16:13
147968文字
会話率:33%
作者「異世界無双もの? 私は20年前に書き上げている!」
----------
ある日、世界が重なった。
テレビやマンガではおなじみのこの出来事、本当に起きたら世界はやっぱり混乱した。
俺たち若者は柔軟性に長けているのですぐに慣れ
たが、頭の固い大人たちはそうはいかない。
毎朝毎晩、学者や魔導師、首脳に国王が会議やらなんやらに明け暮れている。
しかしそんなことはどうでもよい。面倒くさいことは大人に任せ、俺たち若者は現状を楽しむのが吉だ。
こんな体験、そうそうできるものではないのだから。
----------
1997年執筆。角川スニーカー大賞一次選考通過作。
なんか異世界無双モノが流行ってるらしいので、昔書いたやつを引っ張り出してきました。
今読み返すとやっぱり古臭いですな。
”カクヨム”との並行掲載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-26 21:00:00
91682文字
会話率:41%