家から城に向かって行くのは容易い。
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最終更新:2025-01-26 23:28:36
2356文字
会話率:0%
遅くなった帰り道、唐突に足がすくんだ。
目の前の夜闇の中に感じた得体のしれない恐怖。
けれどそれは、取り憑かれた恐怖のほんのごく一部に過ぎなかった。
行きはよいよい帰りは怖い。
行くなと言われる場所には訳がある。
行くならどうぞ自己責任
で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 14:25:27
6003文字
会話率:22%
行きはよいよい帰りは怖い。
最終更新:2021-07-26 19:58:59
897文字
会話率:0%
春休み。高校教師、照義は「鈍行の旅」に出る。
間もなく始まる新年度は苦闘が予想される年だった。
その前のささやかな息抜きのはずだったが。
旅の終りに訪れたものは……。
1997年執筆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 09:50:04
45531文字
会話率:39%
ホラー企画の短編です。
今回は電車と田舎の舞台にしたお話です。
最初と最後以外、駅要素ない気もしないでもないです。
……行きはよいよい帰りは怖い
最終更新:2020-07-20 21:06:51
5168文字
会話率:38%
科学が限界を迎えてから実に三百年経った、2843年秋のこと。
改造巫女服にサイドテールがトレードマーク、桜花の巫女がここに見参。ある時には祈り、お団子に顔を綻ばせ、親友に抱き着き、そして妖怪を斬る。育ての親にして霊振器技師の大好きな
トクさんと共に、少女は今日も火ノ国を流離うのだった。
どこへとも知れない流浪の旅。腰には二振りの愛刀を佩いて。行きはよいよい帰りはいつの日か。深まる季節の中、尾張の国から始まる物語。いざやいざや垣間見よ!
誰かを助け、誰かに支えられる少女は点を貫く城の下で何れを夢見るものか。
否、願うことはただ一つ。
──殺された両親の仇討を、ただひたすらに。
※完結まで31話、毎日更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 22:00:00
156990文字
会話率:41%
主人公は旅人風流《たびびとふうる》。とある事故によって両親と両足を失い、精神科に入院中だった。現在は病状も安定し治療の一環として旅に出れることになった。お供はブタクサ。旅人と会話の出来るブタでアニマルセラピーで出会った。
そんな一人と一
匹はある海岸沿いで不思議な少女と出会う。この少女は自称神様で旅人にあるお願いをしてくる。
「祭りに使う発火花《はっかっか》を採取してきてほしい。お礼に秘宝をプレゼントしよう」
旅人は秘宝目当てに承諾する。
祭りは祭慈雨《さいじう》村で行われる。事情を話し、村の祭慈雨多喜《さいじうたき》という娘と発火花を採取しに行くこととなった。父親がチャラ男で母親がくノ一という変わった娘。またこの祭慈雨村も変わっていてネット環境や電線もなく古臭いド田舎。多喜や住人の服装も古風な着物だった。
発火花は三日ほどの山旅になる。道中は自然と触れ合ったりのんびりしたものだった。祭りの際、多喜は歌姫になるという話をした。多喜の小さい頃からの夢だとか。今回運よくそのチャンスが巡ってきて気合十分。
行きはよいよい帰りは恐い。少しトラブルを挟む。発火花の臭いを嗅ぎ付けて野生のクマと対峙する。くノ一の娘多喜が機転を利かして一時的に凌ぐがクマは諦めない。そこで山の神様に帰り道の守護をお願いする。そこでカラオケ対決をすることになった。ここでも多喜の歌唱力のおかげで快勝。発火花を無事に祭り会場まで届けることができた旅人。祭りは開催され、多喜も夢だった歌姫として職務を全うする。
旅人が村を出るとき、自称神様の少女と会う。少女は秘宝としてただのキーホルダーを寄越した。少女曰く。
「秘宝は形じゃない。旅の思い出をキーホルダーに詰めておいた」
とのこと。そして元の世界に戻してやろうという話になり、そこで新事実が発覚する。実は祭慈雨村すでに滅んだ村。村全体が多喜を中心に地縛霊化したもの。多喜の夢だった歌姫になれたことで成仏できるようになった。騙された気分だったが結果オーライ。
旅人は細かいことは気にせず、また治療という名目の旅を続けるのだった。
※この作品は「http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5490758」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 16:02:39
76409文字
会話率:63%