木の枝から雪が落ちる音。
このフレーズを思いついてそこから書き始めたお話です。
なんだか切なくなってしまいました。
一人の女性のある朝の出来事。
貴方へ想いを募らせていてもこの気持ちは届かない。
届かなかったこの想いや願いは何処
へ行くのだろうか?
霧や泡のようにフワッと消えてしまったら少しは楽になりそうだな…と書いていて思いました。
楽しんでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 22:27:00
558文字
会話率:5%
貴族学園のとある放課後。
侯爵令息のレスター様が、男爵令嬢のクレアさんにプロポーズする現場を偶然目撃してしまった私。
だがそこに、「ちょっと待ったぁ!!」と怒鳴り声を上げて乱入してきた男性が――。
それは公爵令息にして我が学園の生徒会長でも
ある、通称『暴君』ブラッド様。
ブラッド様もクレアさんのことが好きで、所謂三角関係だったのだ。
その場で自分もクレアさんにプロポーズするブラッド様。
そしてクレアさんに選ばれたのは――ブラッド様だった。
一人残されたレスター様は、天を仰ぎながら声を押し殺して泣いた。
――私は今にも胸が張り裂けそうだった!!
私はロマンス小説でも、いつも当て馬キャラに感情移入してしまうタイプなの――!!
とはいえ、私に何ができるわけでもない……。
こっそりその場から離れようとした、その時――。
「――!?」
「――! 誰!?」
私が一歩下がった先にたまたま木の枝が落ちていたらしく、それがポキリと子気味いい音を鳴らしたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 21:07:49
5930文字
会話率:48%
世界というものは、一つだけではない。まるで樹木の枝のように、何度も枝分かれし、常に増え続けていく。そして、増えていく世界は、時にぶつかり、重なり合うことで、変化するときがある。基本的にそれは一時的なものだが、重なりすぎると変質し、別の世界
として独立し、もとに戻れなくなる。そんな世界の中でも、他の世界に干渉されやすく、影響されやすい世界がある。その名は幻想郷。世界から忘れ去られた者たちがさまよい続けた末にたどり着く、最後の楽園___。
そんな幻想郷で暮らすとある少女と異変のお話。
注意 この小説は東方プロジェクトの二次創作です。筆者の趣味で書いているものなので、投稿は不定期です。また、オリキャラや独自の設定などがございます。ご理解ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 17:00:00
8094文字
会話率:47%
負けず嫌いでプライドの高い美紗(みさ)はクラスのいじめられっ子。誕生日の前日、一日早く両親からもらった誕生日プレゼントを学校で自慢したら、いじめっ子に壊されてしまった。
気の強い美紗は気付かないふりをしながら傷付いていた。桜の木から川に飛
び降りた。
おぼれかけた美紗がしがみついたのは、魔王の七つ道具が入った革袋。魔王本人は天使の呪いで体を小さくされてしまったのだ。木の枝に引っ掛かっていた魔王を助けたことから、美紗は魔王代理を務めることになる。魔王の魔道具を自由に使い、クラスのいじめっ子やかわいげのない弟に復讐してゆく。
美紗は手のひらサイズになった魔王を最高に気の合う友達だと思っていたが、魔王はなぜか美紗に優しくて……?
魔王が元の姿に戻ったとき、二人の関係は動き出す。
孤独だった少女と魔王が出会い、愛を育んでゆくハートフル・ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-24 18:02:33
33370文字
会話率:48%
大正10年。桜咲女学校には校舎から見える桜の木があった。その桜の木にはこんな言い伝えがあった。この木の下で桜の木の枝を簪のように互いの髪に翳し合うと二人は特別な絆て結ばれると。
乙女達はそんな噂を「桜の簪の誓い」と言って憧れを募らせていた
。
少女小説家志望のゆきは桜の下でそんな言い伝えを題材にした小説を書いていた。少女雑誌に応募するために。
そこにやってきたのは親友の小風彩花。彼女は憧れの音楽教師高山みやこと「桜の簪の誓い」をするためにこの場所にやってきた。
翌日彩花は桜の木の下で遺体で発見される。
ゆきは従姉妹で学校から以来を受けてやってきた男装探偵小宮えりと犯人を見つけることにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 06:36:27
12528文字
会話率:57%
ある学校の裏庭に植えられた木の枝に鳥の巣箱がある。
その巣箱にはある噂があった。
【願いを書いた紙を入れるとその願いが叶う】
生徒たちはその中に半信半疑で願いを書いた紙を投げ入れていく。
そしてそんな願いをある少年たちが受け止めた。
タンチョウと呼ばれる少年が仲間を集めた。
願いを叶えるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 13:29:03
688276文字
会話率:29%
子どもの頃、私は落ちているものを拾う癖がありました。落ち葉やどんぐり、細長い木の枝、綺麗なボタンやペットボトルのキャップ。気になったものは何でも持って帰りました。
何を拾って帰っても母はいつも呆れるだけで怒りませんでした。でも、一度だけひど
く怒られたことがありました。それは手袋を拾って帰った時です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 10:16:53
2329文字
会話率:24%
妹の病気を抑えるために薬となる素材を村近くの森で採取していた15歳の少年アレン。
普段と変わらぬ日々を送っていたが、その日素材を取り終え帰宅途中の森で休憩していると一本の小汚い棒のような物を見つける。
最初はただの木の枝かと思っていた
が、何か気になるアレンはそれを手に取る。
それと同時に背後の茂みから手負いの獣が現れる。
突然の事態にアレンが驚き固まっていると獣が彼に飛びかかる。
もうダメかと思ったその時に「剣を振れ」と誰かが叫びアレンはとっさに手に持っていた棒のような物を振ると見事に魔物を仕留める。
落ち着きを取り戻してから声の主を探すとなんと手に持っている棒のような物が喋っているではないか。
棒改め剣は自身のことを聖剣と呼び、過去に魔王によって引き起こされた出来事やらアレンは選ばれたやらと言う。
突然の出来事がいくつもおき頭がパンクしたアレンは本来の目的を思い出して一旦村に戻ることにした。
これは聖剣に選ばれた一人の少年が世界を救う物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 00:00:00
10142文字
会話率:56%
人の運命は木の枝のように幾重にも伸び、その中から1本選び選定し、そして生きる幹になる。
その幹が集まりひとつの樹を創る。
それが世界。
その樹を、運命の外から剪定する者。
選ばれし、選ばれなかった者。
これは、そんな狂った者達の、狂わ
せていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 16:26:57
3286文字
会話率:31%
僕の通学手段はバス。本数が少ないこともあって、使う時間は決まっている。
そんな僕に、最近接触してくる輩がいる。それは人でも動物でもなく、どこからか落ちてくる木の枝で……
最終更新:2021-07-20 21:00:00
2123文字
会話率:3%
風の凪ぐ夕暮れ、影のように黒い木の枝から、青い紐が垂れ下がっていた。青く透き通るその紐は、風もないのに揺れている。
近づき、触れようとしてみた刹那、するりと私の腕をつたい、いつの間にか首に巻きついていた。それが蛇であることに気付いて、思
わず目をつぶる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 16:25:14
425文字
会話率:0%
【完結】完結しました。
【一行あらすじ】ゲームの世界に転生した主人公が頑張る話。ただし主人公の中の人はウザいです。
【まじめなあらすじ】
前世の記憶をもって生まれたと思ったら異世界だった? アインは前世の記憶で内政チートを目指そうと考
えて幼年期から活動するが、そこは実は前世で慣れ親しんだゲーム「レオン・ド・バラッドの伝説」の世界だった。それはVRゲームの大ヒットRPGで、アニメ化、映画化など、メディアミックスを展開して世間を席巻したコンテンツだった。ここがゲームの世界だと気づいたアインはプレーヤーとして行動し始める……。
【各章の紹介】
第1章 木の枝の伝説
木の枝しか使わないけど、とりあえずやればできる。
第2章 光魔法の伝説
光魔法を使うと、不思議なことに色々な奇跡が起きる。
第3章 聖女の伝説
800年ぶりの聖女の誕生は、それだけで伝説である。
第4章 アインの伝説
どういう訳か、脇役なのにチートなアインが頑張れば、それは全て伝説になる。
カクヨム、魔法のiらんど、アルファポリスにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 12:00:00
1167121文字
会話率:31%
深夜になれば、やってくる。裏世界がやってくる。
静かなベッドタウンに住む少年は、選ばれし勇者だった。
夜に閉じ込められた世界を救う為に、伝説の剣こと”折れた木の枝”とパジャマを装備して少年は旅に出る。
裏世界を救う為に旅に出るのだが…
最終更新:2021-01-14 21:07:31
273文字
会話率:17%
この世界の最弱の人間、ヴァン・アグレデス。
ヴァンは生まれつき、知力以外の能力が-Eで
誰かと戦っても負けると言われている。
それに成長速度も-Eで仮に大人になっても
普通の子供に勝てるかどうからしい。
そんなヴァンだが、冒険者へ
の夢を
諦めなかった。理由は生まれる前に
とある声を聞いたからで___。
最弱の男が、目指す冒険者への道。
その道の先には、神へと続いてるとは
本人もまだ知らない、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 04:50:28
1041文字
会話率:10%
頭はハロウィンの飾りだったかぼちゃ。
体は雪。
両手は木の枝。
そんな雪だるまの「らんたん」。
これはサンタ見習いの彼の、春のお話。
最終更新:2021-01-10 03:13:13
371文字
会話率:9%
普通の高校生である真枝風見。通り魔に刺されて異世界転生をしたが、頼れる武器は木の枝一本!?この状況に呆れて、少年は一か八かの心構えで異世界での冒険を始める!生身と違いない状態から始まる成長型異世界ストーリ。
最終更新:2020-11-12 01:22:31
5392文字
会話率:59%
18世紀半ば、イギリスでの産業革命以降、機械技術は世界各国で大きく発展した。人間のように労働する機械を、人々はロボットと呼ぶようになり、20世紀後半はロボット総労働力時代の全盛期であった。
しかしそんな時代に、イギリスのとある若き天才ロ
ボット工学博士が、世界を驚愕させるものを発明する。
それは人間を教育するロボット。
このロボットは学生の成績向上に大きく貢献し、実用化まであと一歩のところまでせまった。しかし大きな壁にぶち当たってしまう。それは、幼稚園に通う子ども達の教育であった。
『木の枝は魔法の杖』『綺麗なガラス玉は人魚の涙』と無茶苦茶なことを言う子ども達。
博士の教育ロボットはオーバーヒートして壊されてしまう。一体どうすれば上手くいくのか。
頭を悩ます博士は、苦難しながらも、遂に答えを見つける。
そして、ロボットの歩む新たな道へと繋がっていくことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-14 22:29:33
5478文字
会話率:40%
死んだ生物を転生させる神の使いである”転生屋”のシリルは、
ある日、上司(神)に隠れて遊んでいたゲームが原因で、同じく転生屋にして元吸血鬼のアリスに異世界へと転生させられてしまう。
辛うじて、姿かたちを保ったまま転生したシリルは、10000
以上あったレベルが1になってしまったいることに気づく。
さらに、転生時、アリスによって授かったユニークスキルは「転生後、初めて触れたものに神に匹敵する力を与える」というものだった!?
突如、異世界に飛ばされ、戸惑うシリルだったが、深い森の中で金髪蒼目の美少女フローラと出会う。
しかし、フローラはシリルの現金を奪うと逃走してしまった!?
焦ったシリルはフローラを追いかけるが、落とし穴に引っ掛かり、挙句の果てにボロボロの木の枝を掴んでしまう。
そして、シリルは神級の力が宿った毒舌(紳士な)木の枝とともに、ダンジョン攻略する羽目に!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 03:22:29
21298文字
会話率:25%
役立たず(トンペ)のルウマは殺し屋になることにした。
魔法使い(オトナ)になるために当然必要な「持つ力(アルカ・ハル)」に恵まれなかった彼は、神様の手が離れる七つの誕生日に崖からぽいっと捨てられて、湿った木の枝に引っかかりながら、そう決
めた。
一人きりで仕事をするのはとっても大変だったので、洞窟の奥底で見つけた錬成術を10年間学び、唯一の味方を錬成した。
泉の中に現れたのは、魔法なんてお伽噺でしかないと言い張る、春という女性だった。
脱走した鴨が動物園に帰ってきた事件がトップニュースになるような平和な世界からやってきた。
人殺し経験ゼロ人の穀潰しを扶養する余裕なんてない。ワケわかんない世界で頼れる人が殺し屋しかいない。
帰したいのに方法が分からない。帰りたいのに帰り道が分からない。
そんな感じの女性向け(多分)のラブコメ(多分)です。
純愛ではなく狂愛か偏愛かヤンデレかとにかく尋常ではない恋愛方面に進んでいきます。
※主人公は春(女)です。
※過激な暴力表現と真綿で包んだ性的表現にまみれにまみれ、とち狂った登場人物もいます。
要するに未知のファンタスティカルマジカルイリュージョン使う奴らを相手に道具と技術で殺し回ってる人と超一般人が異世界への道を見つけようという話です。基本的にふざけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 16:00:30
52345文字
会話率:45%
母と妹と共に森の中でひっそりと暮らす遠山爾(とおやま みつる)。
ある朝、長らく平和だった森に、淀んだ緑色をした巨人が現れた。目の前で巨人に摘み上げられた母親の身体を、長い木の枝が貫く。
母も妹も失った爾は、地下帝国『グリマヘイト』へ
と迷い込む。
悲しみの争い、ただ『強さ』を追い求める爾の目に映るものとは――。
そして巨人とはいったい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-27 06:51:45
23194文字
会話率:48%