「お前のような冷酷な女に、国母たる皇后が務まるものか! 皇后となるべきは、サヨのような心優しく思慮深い女性だ! よってお前との婚約を破棄し、我がシェルモニカ帝国より追放処分とする!」
公爵令嬢の私は、異世界からきた少女サヨに居場所を奪われ
、皇太子から婚約破棄を言い渡された。けれどだからといって、こんな馬鹿皇子とお花畑女に国を任せる訳にはいかない。
なんとか皇子を改心させられないかと奮闘する私の元に、突如現れた最強種が求婚してきて……!?
ぽっと出の女に惚れて後先考えずに暴走するのは結構ですが、それなら私が最強種を従えて覇王になります!
この作品は「エブリスタ」「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 21:18:42
168990文字
会話率:47%
わたくしセリア・フォン・ローゼンシュタインは花も恥じらう17歳。現在は聖女の職についております。
聖女は公職。
元来皇女や公女、聖なる血筋に連なる息女が婚姻までの期間勤める名誉職なのですが、皇太子妃の選定となると少し事情が変わっていて。
昔から皇太子妃に選ばれるためには聖女の職にあったものでないと、という不文律があったのです。
まあ今は、そういう事情もあってアルベルト皇太子の婚約者であるわたくしが現在の聖女を努めているわけなのですが……。
「今日を限りに貴女との婚約を破棄させて頂きたい!」
はい?
今、なんと?
「ローゼンシュタイン大公には先ほど早馬を送った。貴女に落ち度は無い。全てはこの帝国の行く末を勘案し、思慮思案した結果の事。セリア、君には本当に申し訳なく思っている」
真剣な眼差しで、そう語る彼。
元々は政治的な思惑が深く関わった婚約ではありました。
未来の帝国を担う皇太子と、帝国を構成する国家の中でも今一番力があると言われているローゼンシュタイン大公国公女の結びつきは、世界の安定にも寄与するはずでした。
ですから、他にもっと利点がある妃候補が見つかったのであれば。
こういう選択肢を彼や彼の周辺が選ぶということはあり得たこと。
もちろんわたくしの父上は激怒するでしょう、しかしその見返りをもどうやら用意をしているご様子。
それでも。
幼い頃より貴方に恋をしていたわたくしのこの気持ちはどうすればいいというのです!?
ああ。もう何も信じることができません。
わたくし、もう恋なんかしません! こんな悲しい思いをするのはもう嫌です!
ええ、わかりました上等です婚約破棄でもなんでも受け入れましょう。
わたくしは国にこもって猫を愛でて暮らしますから!!
はい?
真の聖女?
なんですかそれ?
はうう。ちょっと様子が違ってきたのですが……。
※一昨日アップした「お飾り聖女は恋したい」とタイトルは対になっていますが、中身は全く別のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 20:18:51
5630文字
会話率:15%
今ではない、ここではないどこか。
神座木眞生(かんざきまお)は神との邂逅を果たしていた。
勘違いとすれ違いから始まった異世界転生……
あまりに雑で適当な扱いで異世界へと(物理的に)落ちた眞生……
三十八歳、彼女いない歴=年齢、童貞、平社
員、その上(文字通り)星となった眞生……
思慮も配慮もなく自重もヘッタクレもない祝福を授かった眞生だったが……
そんな眞生が転移してきたのは、まるでゲームみたいにレベルやスキルが存在するファンタジーな世界だった!
……
…………
………………
(原型を留めないミンチになろうが星屑となって燃え尽きようが)
「人間、生きてりゃ何とかなる」
どうやら特別な使命も宿命も運命も、特に何も無いみたいです。
せっかくなので、異世界では前向きに第二の人生をやり直したいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 20:00:00
20048文字
会話率:7%
人類が初めて人類以外との戦争を経験してから約二年。
今日も僕は眠れぬ夜を過ごし、死んだ五匹の金魚と吸血鬼の少女に思慮を巡らせる。
※そのうち書こうと思っている物の試作品です。
最終更新:2021-11-24 22:06:54
8774文字
会話率:37%
ネットオークションで観賞用の聖剣落札したら、とんでもないことになった。
実はこの聖剣、不思議な力を秘めた本物の聖剣だったのだ。
聖剣に導かれ、俺はいくつもの異世界──テンプレなファンタジー世界、硝煙がけぶり銃弾飛び交う近未来、よく似て
いるが少しだけ違う別の地球、知能が高く思慮深いダンゴムシそっくりな「人類」が都市を築く地底世界など──を行き来することになる。
果たして、この聖剣は一体何なのか。誰が何の目的でネットオークションに出品したのか。
いくつもの疑問を抱えつつ、今日も俺は聖剣と共に世界を超える。
一日一回、時間限定の異世界冒険、開幕。
※当作は『カクヨム』にも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 00:00:00
903394文字
会話率:22%
思慮深い少年と、直感行動型の少年の一幕。
最終更新:2021-08-01 19:22:45
1827文字
会話率:45%
「余はもうこんな小さな国に興味は失せた。お主らの中で最も優秀な者にくれてやる。己の力でこの国を手に入れるのじゃ!」
いきなり召喚されて謁見の間に集められた五人の男たち。やるべきことは三千枚の金貨を元手に金貨十万枚分の資産を貯めること。一
番早くそれを成し遂げて城へ戻った者にこの国をくれると言うのだ。
それぞれ悪巧みや思惑を秘めて出発する男たちの中、ただ一人、憎い奴らを見返してやろうと立ち上がった少年がいた。奴隷で魔法使いのマギ。用意周到に思慮深く行動する彼にだけ気づいたことがある。勝利へのカギは金貨を元手に町の権利を手に入れることだった。
「モノポリー、そして増資か……」
マギは果たして国盗りを成せるのか? エリアを独占し、増資して町を発展させて、のし上がれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 18:00:00
319908文字
会話率:47%
捨てられた「アタイ」の段ボールを覗き込む、数多の人間たち。
それぞれ、無邪気だったり、無気力だったり、無思慮だったりetc……。
捨て犬からの目線で、日常の人を描写した一連の話です。
もちろん、漱石大先生には遠く遠く及びません。。。
ま
だ、継続中です。
※ノベルアッププラスにも投稿予定(多分)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 15:11:51
25584文字
会話率:20%
眠れぬ夜を感じながら
最終更新:2021-05-05 21:43:22
410文字
会話率:0%
心の叫びを あなたは聞いているだろうか
キーワード:
最終更新:2019-05-03 22:48:17
288文字
会話率:0%
「真実の愛を金に換算するとは、どういうことだ?!」
…まったくの正論だとは存じますが、その「価格」についてちょっとだけ考えてみてはいかがでしょうか、殿下?
※主人公は悪役令嬢のつもりでしたが、書き上がってみたら悪役令嬢成分が0.1ppm以下
しか残留しなかったため成分一覧からは除外しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 00:06:10
6010文字
会話率:49%
私は逆井橙、12歳。中学生。母は弁護士、父は裁判員、母方の祖母が府警、祖父は探偵、父方の祖母が教員、祖父は自衛官。と物心付く前付く前から多岐に渡って色んな事を教わっていた。文武両道なのは祖母・祖父の影響下だ。
母方の祖母、父方の祖父から武
術を習得。
母方の祖母、父方の祖父から勉学を習得。とこんな感じだ。
そして、母方の祖父から思考と思慮の仕方を教わり
父方の祖母に一通りの勉強は見て貰った。
そんな自分が突出している事に気付いたのはそんなに遅くはない。なので同年代の同性と比べもかなり落ちついているし、何なら背の低い大学生と間違われたりする事もある。
そんな冬も間近、耳は兎、顔は鯱、身体は犬か猫、尻尾は蝙蝠。みたいなわけわからない動物?、生き物?。に出会った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-19 09:12:32
9874文字
会話率:0%
くだらないと嫌気がさしていた生活が、病気という形であっけなく終わった。
それもいいのかもしれないと思っていたのに記憶をもったまま貴族の令嬢に転生してしまった。
そしてどうやらここは前世でプレイした乙女ゲームの世界らしい。
侯爵家の庶子と
して生まれたミッシェルは後妻となった母と共に6歳の時ヴィルヘルム家の門をくぐった。
そこには美しく、聡明で非の打ちどころない才色兼備なお姉様ヴァイオレット。
冷徹そうに見えるが実は優しいお姉様。
表情乏しく見えるが実は心豊かなお姉様。
高飛車に見えるが誰よりも思慮深いお姉様。
こんなお姉様が悪役令嬢?
そして、心歪んだ私がヒロイン?
愛しいお姉様のバッドエンドを防ぐため。
目には目を、歯には歯を、悪意には悪意を。
ヒールヒロインが悪役令嬢を愛して愛してやまないお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 00:24:43
6750文字
会話率:44%
こんな寒い朝、入浴すらできなかった。同じ体の暖かさを感じるために毛布で横になって避難するのが最善でしょう。
ドアをノックする音が聞こえてきます。ノックの後にノックをして、それから沈黙が訪れる。女性がドアを開けに来る。彼女がそれを開けた時、
彼女は何も見ていないし、誰がノックしたのかもわからないが、私はうめき声を聞いて、彼女の足元を見ることができる。
彼女は身をかがめて何を見ているのか信じられない、一人の人間が二人の赤ちゃんを無力なままにしていた。彼らを特定するものは何もないし、なぜそこにいるのかもわからない。女性は周りを見渡して出てきて、ただただ自分の住んでいる教会の近くの木と川を眺めています。
彼らが教会に子供たちを残しているのは不思議ではありません唯一の奇妙なことは彼ですので。 彼らはノートを持っておらず、それを避難させる毛布は高品質であり、王室だけがそれらを使用し、そして彼らが横たわっているところは、審美的で印象的なエッジを持つ手彫りの木で作られており、それらの種類の仕事を求め、白く塗られ、その周りに結晶が埋め込まれています。 それはこれについての奇妙なことです。
彼女はそれが見えるほど重さのないベビーベッドをつかんでそれらを持ち上げ、教会に入ります。 彼らと一緒に、父親は近づいて若者を見て、女性の目を直接見ます。
"シスター この赤ちゃんたちは誰になるの?"
その質問は状況を不快にさせるだけです。
何人かの子供たちが来ています。そのうちの一人はまだ小さくて、赤ちゃんに指を向けていたが、そこにいた三人は女の子で、二人とも姉妹だった。年配の方は、若者だけが他の人たちのところへ走っていった。
"それらは私たちの新しい兄弟ですか ?"
私は感情を持って尋ねます。
父は立ち上がり、これらは彼の新しい兄弟であると言うので、それらの世話をする
「はい、ユピと彼らは何と呼ばれていますか?
少女の一人が尋ねる。
父親は彼らを見つめ、彼の顔は思慮深い。
小さな男の子は彼を見て言う:アキナとアキロはどうですか、と彼は言います。
あ、でも二人とも子供なんですよね。父親は言う
もちろんそうではありません、女性がやって来て、赤ちゃんの1人を抱きます。
ニコ、君の言うことは本当だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 11:46:18
5844文字
会話率:22%
【 あらすじ 】
西暦2050年
フルダイブ型VRMMORPGの管理者、GM(ゲームマスター)である私は、
異世界とも仮想とも区別が付かない世界へと転移してしまっていた。
その世界で最初に体験したのは、まるでゲームのオープニング
のように
魔王軍が世界を蹂躙し始める様であった。
「GMの能力は人を護る様には出来ていない」その事を直ぐに痛感する。
そして私は、邪神とその憑り代たる聖女イリーナと出逢うのだった。
剣と魔法の世界で、唯一使える魔法は転移魔法のみ。
GMスキルと様々なゲームでの経験を活かし、元の世界への生還を私は目指す。
【 まえがき 】
目の前でGMが死ぬ姿を見た事がありますか?
プレイヤー60名以上で連携して1つの敵を倒した事がありますか?
“ 私はあります ”
かつて日本にはMMORPGの良き時代がありました。
もうそんな時代は来ないかも知れません。
だから、筆を執りました。
多くの方に仲間との冒険の素晴らしさを伝えたくて。
様々なオンラインゲームの実体験を元に執筆しています。
皆さん、リルと一緒に冒険の旅へ出てみませんか?
ページをめくれば物語の始まりです。
【 お知らせ 】
11/10 連載二周年を迎え、連載再開しました
05/06 ブクマ300越えました♪
03/08 ティーナのイラストをヒトこもる先生に描いて頂きました
01/18 プロローグを追加いたしました
01/01 第1話を加筆校正しました
11/10 連載一周年を迎えました
10/02 ブクマ200越えました♪
09/27 10万PV突破しました! 初レビューを戴き、日間20位になりました
3日連続日間上位入りを記念して4話の「A´」パートを挿入掲載しました
08/09 なろう日間「文芸・SF・その他異世界転生/転移ランキング」29位。
本編、初のランク入りを果たしました
08/04 17~19話の連載期間中、小説のジャンルを
「ハイファンタジー」→「SF・VRゲーム」と変更します
06/03 ブクマ100越えました♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-14 00:13:27
336931文字
会話率:26%
それは不気味なほど静かで、しかし傍にある物だと誰も気づかず。決して目を離すことはなく、それでいて悍ましい思慮を重ね。
またはただの白雉か。
あるいは、人の最期の時を、ただ燃やす様にそれらが私たちに見せる夢か。
ただ、わたし達のもがく
姿を見ているだけだ。
かつての苦い記憶すら持ったまま、幾度となく繰り返される人々の争いの果ては、たった四つの島となり、それでもなお、争い続ける。
第四次目の世界を巻き込んだ戦争から早五十年。生き続けているわたし達の前に新たなる産声が発せられた。
これは、その奇しくもあれに中てられた、わたしの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 13:05:04
23363文字
会話率:4%
訳も分からず異世界へと行かされる主人公(不本意)
ある時は会話にならない相手に怒り、ある時はお尻の拭き方に悩み、そして何故か暇になれば荒縄を結い始める。。。
魔法の世界に行きたくなかった彼の身に、安息の時は訪れるのだろうか?
そして未だ
に降り立った場所から動かないので、ストーリーが進まない現状を打破できるのか??
//物語の進行は、ゆっくりしています。
また、特別なチート能力や、便利な収納能力は存在せず、簡単にはステータスも確認出来ません。
タイトルに(仮)が付いているのは、心の迷いです。しっくりくるまで、このままでいる事をお許し下さい。
初投稿となりますので、心優しくお読み頂けると作者のタイピングが進みます。(切実)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 00:00:00
125977文字
会話率:24%
人生という線路に、駅は必要だ。
最終更新:2020-06-19 23:44:53
997文字
会話率:0%
中学生の僕が未知を知ることにより変化していく物語。
最終更新:2020-05-17 00:30:34
632文字
会話率:5%
少年剣士が抱いた夢と現実に揺れるさまを書いた、正統派青春系ハイファンタジー。
海洋上の孤島レブに住む異国の少年エルドは、魔物から町を守る組織である警護隊に加わっていた。
彼には騎士であった父から教わった剣術があり、島では大人ですら相手に
なる者がいない程の優れた剣士であった。周囲を圧倒するような鋭い剣技を扱う彼に大人達の期待も大きかったが、その剣術に反して非常に穏やで思慮深い性格をしており、周りから心配される事もしばしばだった。
そんな彼が自身の夢から目を反らしてまで選んだのは、父を亡くして行く当てのなかった自分を保護してくれた老婆から託された、古い一軒家を守る事だった。
だが、ある時大陸からやってきた騎士に、自身の出生国に関わる秘密を打ち明けられる。そこから穏やかに暮らしていた日々に変化が訪れる事になった。
自分の本当の望みは何なのか。父から託された剣術の、本当の意味は。
共に暮らす少年達や、大陸の騎士たち、島の人々との関わりの中で、彼はそれを探し求めていた――。
※この作品は既刊の同人誌から抜粋し改稿したものです(書き下ろし1話を含みます)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 21:00:00
315555文字
会話率:35%
魔王率いる魔界軍と光の勇者たちが戦う、剣と魔法のファンタジーな世界。
圧倒的有利な戦況の中、魔王はトドメと言わんばかりに異世界人を闇召喚する。
喚ばれたのは、うら若く美しい異世界の乙女。
身体には膨大な魔力とチートスキルを、頭には深い
知識と思慮深さ、忠義心を併せ持つ優秀すぎるほどの逸材。
魔王の右腕となった彼女により晴れて勇者たちは殲滅され、世界は魔の手に落ちると思われた。
---が。
「魔王様、人をお呼びするのですから|ダンジョン《客室》は常に清潔に保たねばなりません」
「魔王様、|勇者様《おきゃくさま》からのクチコミ評価が悪すぎます。改善委員会を開きましょう」
「魔王様、|魔物たち《じゅうぎょういん》の就労環境を整えてください。ブラック企業からもてなしの心は生まれませんよ!」
なんと召喚されたのは、異世界一の高級旅館の伝説の若女将だった!
勇者よりもクレーマーが怖い、世界征服よりも☆5が取りたい、そんな最強サービスマンたる彼女に振り回され尻をたたかれ、なんだかどんどん居心地良くなっていく魔王城。
どうしてこうなった!?が止まらない、ゴーイングマイウェイな女将さんと不憫すぎる魔王様のお話です。
☆★☆★☆★
閲覧ありがとうございます!
初投稿ですが、ゆるゆると頑張るのでどうか応援よろしくお願いたします。
春原すばる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 03:46:23
929文字
会話率:37%