御供翼は財閥の一つ、渚家に仕える見習いヴァレット。
今の生活に満足していたが、気掛かりもある。渚の一人娘、彩葉の存在。
津葉木学園という有数のお嬢様学園で寮生活をしている彼女のお気に入りは翼の運転するバイクの後部座席。彩葉から要請がある度に
学園までいかなければならない。もちろん、学園は男子禁制。彩葉を迎えに行くためには女装をして学園内に入る必要があった。
彩葉が高等部へ進学してから数週間。いつもの如く、彩葉に呼び出された翼は女装姿で学園へと向かう。そこで待っていた彩葉から、衝撃の提案をされる。
「翼も入ればいいじゃない」
翼はお嬢様でもなければ、そもそも女性ですらない。
そんな事実を知る由もない、彩葉によって翼は性別を偽りお嬢様学園へ転入することに。
バレたら人生が即終了するお嬢様学園を舞台に、翼は3年間無事でいられるのか。
そして、翼の気掛かりの結末は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 18:00:00
94209文字
会話率:55%
「あ~、ついについについに!夢にまで見たマイホームに住めるぞ~~~~!!」
親から新居祝いに譲ってもらった軽自動車を運転しながら、幸せそうに新居へ向かうこの男性の名前は雨宮翔あまみや しょう
400万を少し超える程度の年収でコツコツとお
金を貯め、27歳にして新居の購入を果たした何の変哲もないサラリーマンである。
「翔ちゃんが頑張ったからだよ~。楽しみだねぇ~!」
そんな翔の横に座りながら、同じく幸せそうに笑みを浮かべる、ゆるい雰囲気の女性の名前は雨宮理沙あまみや りさ
マイホームのために日々残業続きで働く翔の支えになるよう、パートと家事を両立し陰から支える良き妻である。
「すぅ....ぴぃ....わふ...。」
2人がマイホームへの期待を胸に膨らませている中、車の後部座席の大半を占めるようにして爆睡している
大きな白い犬の名前は雨宮わたこ(あまみや わたこ)
グレートピレニーズという超大型犬である彼女は当然、これから新居に行くことを理解しておらず、
夢の中で大草原を走り回っていた。
2人と1匹、幸せな生活がこれから始まろうとしていた。
この後彼らを襲う、天文学的な偶然が起きていなければ....。
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「雨宮一家の異世界生活」は、家ごと異世界召喚に巻き込まれた雨宮一家が、まったりと異世界で日常を送るまったり系日常系作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 19:00:00
140803文字
会話率:36%
買っていた犬の体調が悪く、病院に連れて行った。だが、原因は分からず、シニア犬なのでそのせいじゃないかとなり、様子を見る事になった帰り道。車の後部に向かって吠え続ける犬の様子に尋常ならざるものを感じ……
最終更新:2022-08-17 07:00:00
927文字
会話率:47%
車を買い替えた私は、バックが苦手だったのでバックモニターの機能を重宝していた。おかげで安全にバックして車を駐車することができる。だが、ある日の夜、仕事を終えて家に帰り、バック駐車を始めると、モニターに車の後部の様子が映し出され……
最終更新:2022-07-01 07:00:00
1111文字
会話率:38%
「……すみません、助かりました」
「いいって。寒いからよかったらこれ使って」
そう言って先輩が後部座席から手繰り寄せてくれたのは、女性物の膝掛け。
一瞬、頭の中に持ち主の存在がよぎったが、躊躇しつつも私は有り難く手にとったのだったー。
最終更新:2021-12-14 20:37:29
1000文字
会話率:12%
これはまだ私が少女と呼ばれる年齢だった頃の話だ。私は両親に連れられて、もう今となっては亡くなって久しい祖父母が暮らす山梨にある小さな集落を、年に二回ほど、訪れていた。父親の運転する車の後部座席に座って、窓越しに見た農道の周囲の景色は、幼い私
にはとても味気なく、惹かれるものひとつなかったはずなのに、今となっては澄んだ風情のあるものに思えてくるから不思議だ。
〈他の小説投稿サイトでも重複投稿しております(note、ノベプラ、カクヨムなど)〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 21:32:17
4532文字
会話率:30%
観察者でもあった彼ら、超生命体達は、彼
らの観察対象である一個の下等生物の意識世
界を全開させた。
隊商が黄金都市を訪れようとしていた。長
い砂漠の道のりで、さしものサイボーグ=一フ
クダも疲弊しているようだった。その上に乗
っている
人々はそれ以上のようだ。
目の前に吹き荒れる砂嵐を通して、かろう
じて、彫刻が施された金色の城壁が見えてき
ている。目ざす都市一ラグーン市なのだ。
このあたりの砂漠地帯のオアシス。このミ
ューダ砂漠の富と財宝を集めている都市なの
だ。
黄金の壁の一部が外側へ開き、ねずみに似
た形のヴィーグルが出現した。
隊商を迎えるためだろうか。砂漠を越え、
ようやくこのラグーン市へ辿り着いた人々は
手を振った。
が。それに応えたのはヴィーグルの目玉の部
分から発射された機関銃のスタッカート音だ
った。
。
機銃弾は人々の体を貫き、さらにはサイボ
ーグ=ラクダの体をパラパラに吹き飛ばした。
静寂が訪れた。しはらくしてヴィーグルの
(。チから一人の男が出てきた。ヴ4Iグル
の後部へ七りを着けた格納車の中へ総ての残
滓をヴィーグタのマニュピュレーターを使い、
格納車にほおり込み、都市の中へ引きずり込
んでいく。何回もこの作業をくり返し、後に
何も残らなかった。最後には壁がヴィーグル
を呑み込み、‘何もおこらなかったのごとく、
砂が動いていた。
この一部始終を私は上空500mから消音へリ
コプターでモニターカメラを通じ、観察して
いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 20:11:04
27911文字
会話率:20%
太古の昔から1万人に1人の確率で人類から魔法使いが誕生してきた。100年前、脈々と繋がる魔術の血統を隠し持っていたウィンザー公爵、エドワード8世が「青の公文書」を魔法界に交付した。
-青の公文書-
「私達はこれまでの歴史でなぜ優秀であるこ
とを隠さなくてはいけなかったのでしょうか。
我々は家族を、同胞を、我々に与えられた力を信頼しています。我々の同胞は今も、魔法の力を持たない家庭から1万分の1の確率で誕生しているのです。私達の始祖ノーブルもごく普通の人間から誕生しました。私達は我々と同じ力を受け継ぐ子供たちを守らなくてはなりません。生まれてくる子供たちに必要なことは、過去の柵ではなく、確かな人権と彼等を守る法制度です。」
(序文 第1章2節 抜粋)
-100年後-
「この100年で随分変わったものね。」
真っ直ぐなブロンドをしたマリンブルーの瞳をもつ少女が、ため息まじりに言葉を漏らした。
隣に座っている少女の言葉を受けて、窓の外を見ていた男の子が少し間を置いて答えた。
「どうしたの?まだ僕たち16年しか生きていないけど笑」
「うざい!!魔法史の予習をしていたのよ!あなたちゃんと勉強してて⁈」
男の子は微笑しながら少し開いていた車の窓を閉めた。ブロンドのくせ毛。女の子と同じマリンブルーの瞳だった。
「100年で変わったということは、青の公文書のところかな?イングランドで魔法憲法の雛形が完成して、実験的な人と魔法使いとの共存コミュニティの実施、魔法使いの為の義務教育機関の設立等、正直いいことづくめだと思うけどね。」
さらっと答えて得意げな顔で目を瞑っていると隣から何の反応もない。
・・・?
男の子は不思議に思い少女の方に目をやると、見開いた教科書を口に当て、青白く震えている様子が目に飛び込んできた。
「酔った。」
教科書から涎が垂れていた。
「ごめん!ミオが吐きそう!どこか止めれない?」
運転手が焦りながら叫んだ。
「すぐ高速降りるからもうちょっと我慢しろ!」
女の子は後部座席を少し倒して、息も絶え絶えに窓から空を見上げていた。
(やばい、まじ死ぬ。吐きそう、、)
(あれ?、、なんか空飛んでる人いない?)
虚ろな意識の中、はるか上空を箒に乗った人が飛行しているのを、豆粒程の大きさで、瞳が捉えた気がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 06:22:34
39125文字
会話率:52%
何か皮膚の表面じゃなくて内側が痒い時あるよね。
最終更新:2021-07-11 16:40:13
1267文字
会話率:3%
本格派正統派ホラーです。
最終更新:2019-12-15 22:20:34
726文字
会話率:12%
夏が近づいているので、怪談っぽいものです。
でも、あまり怪談っぽくはないかもしれません。
最終更新:2021-06-20 19:02:12
11712文字
会話率:27%
■あらすじ
晴海の鮮魚市場で仲卸として勤める辰巳功二が子どもが学校でいじめられていることを知る。翌日、勤務を終えて同僚の千川要とファミレスに酒を飲みに行くと近所のタワーマンションの住人らしき若い奥様方おり、辰巳立ちに向けて心ないことを話し
ていた。
翌日、市場に小学生の一団が学校の社会科見学でやってきていた。小学生たちは「魚臭い」「きたねぇ!」「早く帰りたい」などと騒いでいた。
この日、勤務を終えて辰巳は千川と牛丼チェーン店に入った。瓶ビールを飲みながらカウンター席で飲んでいたが、若い店員の何気ない一言にブチ切れた千川が、この店員をぶん殴ってしまう。
後日息子の授業参観に来ていた辰巳は、他の父兄と口論になり、教師に出て行くよう促されてしまう。
翌日、仕事から帰宅した辰巳は、辞表を書いて上司に提出しようとする。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:23枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろうの各小説サイトにも掲載中です。
※【未成年の飲酒は法律で禁止されています】飲酒は20歳になってから。
■ターレーとは
「ターレットトラック」の略称。法令上は「ターレット式構内運搬自動車」と呼ばれる、後部に荷台を有し荷物を運搬できる小型特殊自動車のこと。市場や倉庫、工場等の構内運搬用として広く使われている。
「ターレット」「ターレ」とも呼ばれることがあり、特に市場関係者からは「ぱたぱた」もしくは「ばたばた」と呼ばれることもある。
なお「ターレットトラック」の名称は、かつて存在した株式会社朝霞製作所の登録商標(現在は商標取り消し)。
※参考:Wikipedia「ターレットトラック」2020年10月21日閲覧
■所感
今回は8000字の小津安二郎を目指してみました。主人公の心情を地の文に直接書くことを徹底的に排除してシーンのみで物語を展開。
読んでいて取っつきにくいところもあるかと思いますが、読者の皆さんの脳内を映画館のスクリーンにできれば嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 00:00:00
7631文字
会話率:22%
ある日の深夜、家路へ向かうタクシーの中で、私は運転手から怪談を聞かされます。しかし、それは後部座席に何かがいる的な定番のものとは、いささか様子が異なりました。
最終更新:2020-11-27 16:37:48
1111文字
会話率:8%
仕事帰り。深夜の山道でふとルームミラーを覗くとそこに映っていたのは・・・
最終更新:2020-10-06 12:17:47
4790文字
会話率:38%
と幼馴染の男子白坂結弦(しろさかゆづる)は毎日雑談してる。扉越しにだけどね。
たまに料理作ってあげたり、何か買ってプレゼントしたり。もちろん扉越しで。
まあ、お互い好き勝手にしながら雑談してます。
別に仲が悪い訳じゃないよ。
多分、結弦は
自分が引きこもりだから顔を会わせづらいんだと思う。たまに少し開けてチラっと様子を見てくるけどね。
そんな引きこもり幼馴染だけど、私は結弦が好き。
さて、今日も部屋扉前に行こうかな♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 19:59:25
2144文字
会話率:55%
人族なんてもういない。代わりにこの世界を支配しているのはエルフのような長寿な存在。人族は衰退を続け、ついに世界でたった一人。
少年はおんぼろの原付に跨って旅をする。後部座席には食料や着替えが詰まった革のカバンと……ハーフエルフの少女を乗せて
。
少年少女は空を求めて今日も旅をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 12:06:19
109887文字
会話率:41%
都立高校の生徒、桐川ハヤセはクラス内でも特に目立たない存在。
修学旅行の出発の日、桐川他、クラスメイト達を乗せたバスが突然正体不明の衝撃にあい、気がつくと異世界の森の中で横転していた。
突然、後部座席付近から迫り来る異形の怪物に喰われ、残虐
に殺されていく生徒達。
担任と共に森の中の洋館に逃げ込むが、そこでクエストマスターと呼ばれる存在からゲームを提示されるのだった。クラスメイトたちに次々に発現するスキル、そしてこのクエストの謎を解き、無事に脱出することはできるのだろうかーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-04 00:31:24
13486文字
会話率:25%
早くから親元を離れ、家庭を持った。
子供が生まれて、「しあわせ」とは何かを考える。
最終更新:2020-04-29 13:08:52
864文字
会話率:15%
【2019ラグビーW杯記念作品】
たくさんの感動をくれた大会に感謝を込めて。
3~4話程度の短編で、ほとんど実話です。
が、どれほど実在の人物・史実に即したエピソードが登場しても、これはフィクションです。
できるだけ多くの方にお読みいただ
き、「ONE TEAM」について想いをはせていただければうれしいです。
嵐の夜、平優子(たいらゆうこ)は必死で運転していた。一歳の幼い娘が高熱を出し、意識がない。落雷と暴風雨のなか、休日の夜に診察してくれる医者を求め、隣町を目指して車は北上する。
サバンナを抜けたところで優子は青ざめた。検問所に光が点いている。嵐の夜には無人だと信じて、祈って運転してきたのに。
後部座席で熱のある赤ちゃんを抱いている乳母(ナニー)は、覚悟を決めた。この国で主人の車に召使が同乗することは、死を意味する。
新人警官は目を疑った。堂々と法を犯してやってきた自家用車は隣の夫人だった。自分の職責とこれまでの人生を掛けて、犯罪者は罰せられなければならない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-06 22:00:00
23965文字
会話率:11%
ミニスカ美女は、駅から離れたところにある
駐車場へ。
最終更新:2019-08-04 22:54:07
914文字
会話率:5%
軽自動車と普通車
ちがいはいろいろ
最終更新:2019-05-20 13:14:27
615文字
会話率:0%
家族に死なれるなど辛い目にあった主人公の平和男(たいら・かずお)が宝物院真優良(ほうもついん・まゆら)と出会ってカチコチのニヒリズムと諦観から救われていくみたいな話。
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大昔に書いたノンケ恋愛ラノベ。他の
ヒロインの話も多少考えていたけど燃え尽きたままUSBの肥やしになっていたのを出します。現在では後部座席でもシートベルト着用は義務ですが本作では当時の世相や法律の準拠した内容で記述しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-16 19:53:19
97669文字
会話率:54%
【9月2日】 (省略)軽く状況説明する。まず一ヶ月くらい前にゾンビが町にあふれて、私の妹もゾンビ化したけど、私は運良く警察護送車を手に入れて、ゾンビ化した妹を後部座席に押し込んだけど、それからいいことが何ひとつ起きていない。以上。
最終更新:2019-02-14 21:14:24
6933文字
会話率:0%