僕らは『読み』を間違える 未公開SS
最終更新:2023-04-04 00:27:27
1422文字
会話率:50%
古典文学(特に和歌)と読書が大好きなちょっと不思議な高校2年生の藤宮歌奈枝。ある日、いつものように図書館で和歌の現代語訳をしようと向かっている途中に交通事故に巻き込まれ死んでしまった。次に目を覚ましたら、そこの世界は・・・・・・なんと平安
時代!?後宮務めの17歳に生まれ変わってしまった歌奈枝は仕方なく働いていると、ある日東宮様と権中納言様から言い寄られてさぁ大変!その東宮様と権中納言様が、幼馴染達に面影が似ていて・・・。果たして歌奈枝はどう乗り越えるの!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 21:43:07
4363文字
会話率:28%
いつの時代の話でありましょうか。
|落窪《おちくぼ》の君とよばれ、家族から虐げられている美しい姫君がおりました。
そんな言葉で始まる古典文学、『|落窪《おちくぼ》物語』。
その世界に転生した元・女子高生「|朧《おぼろ》」は焦っていた。
何せ前世を思い出したのはかの物語のメインヒーロー、左近の少将「道頼」に夜這いされる直前だったからだ。
なんで今?もっと早くに思い出したかった!
そんな後悔も虚しく格子戸は上がってしまう。
|朧《おぼろ》の運命は―――――――――――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 15:44:33
10696文字
会話率:32%
幼い頃から古典文学を愛して止まない大学院生の主人公。
専攻はもちろん古典、研究対象は平安時代の長編物語、『夜半の月』――彼女の恋愛バイブルでもある、ベッタベタの王道ラブストーリーだ。
ある日、教授に誘われ、京都の書庫(蔵)で『夜半の月
』の調査をした主人公だったが、その帰路で、突然眩い光に包まれてしまう。
目が覚めて、まず視界に入ったものは……烏帽子と着物!?
大好きな平安時代の夢でも見ているのかと思っていたら、
「ゆ、夢じゃない……?」
見事な長い黒髪に、華やかな着物と重厚な調度品の数々。
そこには、平安絵巻物で見た雅な世界が、確かに現実のものとして広がっていた。
状況が読めない中、姫様、と呼びかけられ、彼女は咄嗟に言った。
「私、記憶が、ないみたいなの」
* * * * * * * * * * *
現代の京都から、平安の京の都へ――
貴族の中の貴族、左大臣家の三番目の姫、三の君へ魂だけ転移した主人公は、記憶喪失のふりをしながら、現代へ戻る方法を探し奔走することとなる。
その中で、貴族の夜這い、天狗の出現、皇族からの結婚の申し込み……次から次へと問題がふりかかり、現代へ戻るどころじゃない!?
後半は時々シリアスありの平安王朝風恋愛小説。
※適宜ルビや注を施した箇所があります。
※恋愛はゆっくりめに進みます。
★アルファポリスさんでも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 01:11:08
354238文字
会話率:37%
『源氏物語』の現代語訳です。
冒頭〜光源氏誕生
最終更新:2022-08-14 07:04:54
1313文字
会話率:0%
古文嫌いの人向けに古典のエピソードや、人物について、私見をまじえて紹介していきます。
できるだけ現代の感覚に引き寄せて解釈していきたいと思います。
嫌いな人だけでなく、古文好きな方にも楽しんでいただけるようがんばります!
気が向いた時に追加
するタイプの不定期連載です。
ジャンルはエッセイと迷いましたが、「その他」にしておきました。
※この作品は、「カクヨム」(https://kakuyomu.jp/works/1177354054884983557)でも連載しています。
※皐月あやめの「note」(https://note.com/cherryshion)の記事でも触れていることが多いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 17:00:00
25624文字
会話率:9%
青空文庫で読める先達の作品を扱っています。
何の作品が当ててみてください!
最終更新:2022-07-13 20:00:00
98890文字
会話率:27%
図書室の窓側、古典文学の棚の傍。そこは、私の放課後の指定席。
ぼっちも悪くないかな、なんて思い始めていたのに、なぜか視界に入れてしまう、生徒会役員の先輩。
彼と初めて話したのは、あの日。バレンタインの、放課後だった——。
学園恋愛短篇小説
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 20:00:00
11489文字
会話率:35%
pixivやハメールンなどにも掲載する、重複作品です。
日本の神話や民話、古典文学を題材にした物語を書いてゆきます。
最終更新:2022-01-24 12:19:33
2906文字
会話率:17%
月が近い。
むせ返る草と土の匂いの中で目覚めると、知らない場所にいた。
見覚えのない場所で、着たことのない着物に身を包んだ私は、直衣姿の男と出会う。
いつか国語便覧で見た、絵巻物そのものの古典文学の世界。
それが私が目覚めた場
所だった。
男の側仕えとして雇われた一方、徐々に想いを募らせてしまう。
好きになってはいけない人なのに……。
私の仕事は、彼が他の女のところへ出掛けていく準備を整えること。
甘くも切ない、和風純愛物語。
※R15指定を入れています。物語の進行上、少々艶っぽいシーンが出てくる予定です。
※物語に登場する和歌は自作です。( )内に訳をのせていますが、なにぶん素人ですので気になる点があればご連絡ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 00:31:19
88809文字
会話率:49%
キリスト教歴二千年の切りのよい年に、古典文学の棘姫(いばらひめ)を私なりにアレンジしたものです。
前千年紀の遺物となります。
最終更新:2021-08-28 22:17:04
11323文字
会話率:18%
古典文学「竹取物語」を独自の超解釈によって解説します。
本解釈では、輝夜姫が求婚者達に出した五種の難題に焦点を当て、その出自と年代によって物語の正体に迫ろうと思います。
参考に付した達成難度は輝夜姫の心情を探る材料になるかも知れません。
竹取物語に隠された歴史の探求、最後にちょっとしたどんでん返しも用意しておりますので、軽いミステリーを読む感覚でお付き合いいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 20:00:00
3718文字
会話率:0%
川端康成の心中をベースに書きました。
個人的に好きな異世界もの(このお話は剣と魔法とかは含みません。ただ単に西洋風と言うだけです。)
最終更新:2021-05-01 00:00:00
2983文字
会話率:3%
『登場人物、貸し出します』
誰も知らない彷徨う図書館がある。
鈴の音に導かれるように迷い込んだ少女を待っていたのは、風変わりな住人たちだった。
【出典・参考文献】
現代言語研究会『日本語を使いさばく 名言名句の辞典』あすとろ出版
秋本弘
介『新版 英語のことわざ』創元社
J.M.バリ作 厨川圭子訳『ピーター・パン』岩波書店
平岩弓枝『西遊記』上・下巻 毎日新聞社
北杜夫・俵万智『21世紀版 少年少女古典文学館第2巻 竹取物語・伊勢物語』講談社
モーパッサン『女の一生』光文社
花言葉引用元サイト:『チルの工房【无域屋】花札庵』
(順不同)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 14:25:38
87682文字
会話率:53%
【古語で物語を描いてみたいというふとした思いつきです。あらすじと後書きは現代文ですが本文は全て古語です。後書きに現代語でストーリーを書いているので、古文が苦手だけど興味を持ってくださっているというかたや、文章校正をしてくださるような心優しい
かたは、先にそちらをお読みください】
時は平安時代。生まれながらにして帝の妃となることが運命づけられた少女は、寝る間も惜しんで教養を身に付けていた。美しく、和歌も琴も漢籍も全て完璧、才色兼備そのものの少女は、当然のように男たちに言い寄られるが、したたかにはねつける。全ての努力は帝に嫁入りするためなのだから。やがて大人になり、天竺葵の女御と呼ばれるようになってからも、彼女はやはり完璧な女性だった。帝の寵愛を受け、幸せに過ごしていた。東国の片田舎から天才美女――のちに野茨の更衣と呼ばれる――が都にやってくるまでは。
天才と努力家の出会い、葛藤、そしてその先には何が待っているのか。この国を照らす光は、どちらの花に微笑むのか。
【完全オリジナルです。作中に出てくる人物は多分どれも実在しませんし、古典文学にも多分いません。一話千字前後。ただし古語】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 12:05:41
17722文字
会話率:17%
さあ歴史好きの皆様、変わったものが読みたい皆様。
ここらで一つ「狂言」なんて如何でしょうか。
【第一回】の狂言は『|井杭《いぐい》』。
特に歴史好きの皆様にお勧めします。
何故なら、かつてこの狂言は日本史上最高の役者によって演じられ
ております。
かつて時の天皇陛下の前で演じられたその時の『|井杭《いぐい》』の演者は――
――豊臣秀吉公、徳川家康公、前田利家公――
どうです? 豪華とは思いませんか?
官位の高さが最高じゃないですか。
自らを歴史好きを自認する皆さまであれば、豊臣秀吉公、徳川家康公、前田利家公が役者をした演劇を知らないなんて、勿体ない。
教養の一環としても是非知っていてほしい。そんな御話です。
あらすじ
いつもいつも屋敷の主人に頭を叩かれる|井杭《いぐい》。
何とか頭を叩かれるのを防ごうと清水寺の観世音菩薩に祈願をしたところ、姿が消える不思議な頭巾を|賜《たまわ》った。|井杭《いぐい》はその頭巾を被って姿を隠し頭を叩かれまいとする。
最初の内は成功するが腕の良い占い師の登場で次第に追い詰められていく|井杭《いぐい》。
|井杭《いぐい》は、屋敷の主人と占い師の鼻を明かせるのだろうか。
さて「|井杭《いぐい》」の著作権ですが、これに限らず私がこれから書く狂言を基にしたシリーズの底本は国立国会図書館デジタルコレクションにて公開されている――
――『和泉流狂言大成 山脇和泉 著 (わんや江島伊兵衛, 1919) 』全4巻となっています。
著作者は4巻とも『山脇 和泉』と奥付に記載されております。
よって二次創作のガイドラインにある『童話、古典文学など著作権の保護期間が終了している作品を原作とした小説』に当たります。
しかしこのことを証明するにはこの『あらすじ』は余りにも狭すぎるので、後に設ける『作品解説』及び『第一話の後書き』の中に置いて細かい事を書くことに致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 00:34:40
13088文字
会話率:48%
伯爵令嬢のブルーナは身体が弱く、幼い頃から屋敷の中でひっそりと暮らしていた。
心を許せるのは侍女と可愛い妹だけ。
何もする事のなかった幼少時代から、彼女は書庫で本を読むのが好きだった。
そこに居れば誰も近付いては来ない。
でも、変化は突然
訪れた……
そして彼女の能力を発揮する時、時代が動く。
西ローマと東ローマの駆け引きの中で、小国ルガリアードはどう動けば良いのか。
ブルーナの人生が、動き始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 15:04:49
355234文字
会話率:47%
中国・古典・エロティック文学(小説)大全 中国古典文化の正当な継承者。それが日本だった。
キーワード:
最終更新:2020-09-17 10:42:34
11352文字
会話率:25%
浮気したイケメン彼氏に別れを告げた日、高校生の椿は交通事故に巻き込まれる。気がつくと平安時代に転生していた。前世で浮気をされイケメン不信の椿が美男子と名高い在原業平と出会い、"恋が嗜み"と言われる平安京で恋に落ちる話。※
古典文学 伊勢物語の二次創作のようなものとなっています。キーワードは増えたり減ったり、変わる可能性があります。
2020.5.18タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 09:00:00
7871文字
会話率:36%
とある月の夜の夢。
くさむらより聞こえてくるは、獣の咆哮かそれとも━━。
人の生きる苦しみを鮮烈に問う!
ストロングゼロ文学流、山月記!!!
最終更新:2020-01-26 08:09:27
1616文字
会話率:35%