◆カクヨムコン9 恋愛部門・特別賞受賞作品の転載です。
大聖女・コルネリアはある日、第二王子に脅されて強制的に彼の婚約者にされてしまった!
コルネリアがオルドリンデ王国の聖女となったのはかれこれ十年前。長年の聖女不在により国は荒れ果てて
いた。生活に困窮した没落子爵の父が『この娘は聖女だ』と偽って神殿にコルネリアを売ったのが始まりだった。
本来ならば奇跡を行使して行われる聖女の勤めを、薬学の知識と技術、そして生来生まれ持った人柄によって果たしていたコルネリア。自らを慕う人々のことを思うと、コルネリアはなかなか「自分が聖女ではない」と切り出せず苦悩の日々を送っていた。
「……やっぱりだ。アンタ、本当は聖女なんかじゃないんだろう?」
そんな中、聖女コルネリアの元を国の第二王子ジュードが訪れる。
「第二王子の俺が王座につくにはアンタの大聖女って肩書きが必要だ。……俺と結婚しろ。そうしないと……偽者ってバラすよ♡」
脅され、コルネリアは第二王子の婚約者となってしまう。
彼によって語られる第一王子の陰謀、国の闇。偽聖女コルネリアの命運はいかに。
「……あなたが私をこうやって甘やかすのは、私を利用するためよね?」
「ん? さあ、どうだろうね?」
溺愛(演技)ガラ悪(本性)王子×真面目で頑張りやな偽聖女の救国ラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 18:22:20
116346文字
会話率:50%
海魔によって人が海を捨てた世界。
レ・メリの弟子オルドゥは、おばばの言葉通り、打ち捨てられた漁村で一人の男と出会う。
XIさんから「かつおのたたき」というお題をいただいて書きました。
最終更新:2024-11-05 15:23:13
4376文字
会話率:54%
傾国とも呼ばれるほどの容姿を持つ女性オルドレット。その容姿のせいで他者から害を与えられることが後を絶たなかった。その全てに対して残虐な報復をし、自身も他者から距離を取って暮らしていた。しかしある夜、美しい男の吸血鬼が人間を喰らっている光景に
出くわしてしまう。その吸血鬼に一目惚れをした夜から、人外と人間のお互いを手に入れるための駆け引きが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 23:32:25
218238文字
会話率:33%
父と二人暮しをしている青年レイは、
物覚えがつく頃からとある一室から出たことがなく、
外の世界を知らない。
父の作った料理をレイへと渡す小さな窓だけが
二人を繋ぐ唯一のものであり、
彼は父の姿すら見たことがなかった。
そんなある日、レイはパ
ソコンで調べた
自分の母親についての記事を見つける。
そこには驚くべき事実が載っていた。
そして父にある疑問を抱くようになる…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 10:09:26
273577文字
会話率:40%
「あんたはもう必要ないわ、さよなら」
女神官アマリエ・ヴィヴィオルドは、聖女イレーネの策略によって崖から突き落とされる。
2人は実の姉妹であり、アマリエは聖女を演じている姉を献身的に支えていた。
そんな姉の裏切りに絶望するアマリエ。
そん
な彼女の窮地を救ったのは神界から遣わされた神獣だった。
神獣はアマリエに堕神の復活を告げる。
それは神界、地上界、冥界の均衡を崩壊させる世界の危機を意味していた。
アマリエは世界を守るために、神獣の言う【堕神の協力者】を探すことになるが…
「え、神力が使えないってどういう事ですか!?」
聖女なのに神の加護を失ったアマリエの波乱な日々が幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 17:22:52
109097文字
会話率:36%
冒険者たちの捨てたハズレ装備を漁り、生計を立てる青年ジャック。その友人で、オルドレア城の門番を務めるルーシー。二人の日常は、魔皇帝を名乗る男の反乱により王都とともに崩れ去った。迫りくる魔物に襲われるも、間一髪で遠くの村に転移した彼ら。大切な
家族の安否を確かめるため、王国に仇なす者を倒すため、二人は学者のテオドアを仲間に加え冒険の旅に出る。しかし三人は戦闘も旅も苦手な冒険者未満。はたして彼らは、王都を奪還することができるのだろうか。
第一部完結済み。一日二話から三話公開します。第二部以降の構想は現在執筆中です。カクヨムにも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 19:25:54
78580文字
会話率:59%
表紙と挿絵イラスト:もけもけこけこ様の作品に付き不正使用、無断転載、無断転売、自作発言を禁止します!
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★ノベルアッププラス先行連載、カクヨム、ノベリズムにも連載☆
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️♢あらすじ♢♣️
ここはアメジスティア。かつてこの世界には争いはなく、人々は平和に暮らしていた。
だが邪龍メテオルドラが現れ、世界を闇へと塗り替えると、争いが絶えなくなった。
神は、今のままでは人間が滅んでしまうと恐れ、勇者を召喚する事が出来る宝石を5つ作った。
その召喚の宝石を5ヶ所の、最も邪龍の力に支配されなか者たちに授けた。
神からその召喚の宝石の使い方と、召喚方法を聞き、異世界の者を召喚した。
その召喚された異世界の者達は、勇者とされ邪龍を討伐するべく、各々旅だった。
異世界の者達はその後、各自鍛え上げ協力し合い邪龍に挑むが、倒す事が出来なかった。
このままにしておけないと、岩石の魔法を使い集め、邪龍を閉じ込め封印し、世界を救った。
そして数百年の月日の時が流れ、また邪龍メテオルドラの封印が弱まってきていた。
それに気付いたクリスティス国の王は、封印が解ける前に再び封印をする為、異世界の者を召喚させるべく、召喚の宝石を持つ、各街の貴族の元におふれをだした。
王の命で各街の召喚主は、召喚の宝石を使い、勇者となる異世界の者を召喚した。
……おふれが出た日から、3年の月日が流れ、ここパルマの街からこの物語が始まる。
主人公のトウマは、3年前に召喚されるが、女だという事で、召喚主に教育を受けていた。
その為、他の勇者達よろりも、旅立つのが遅れる。
そしてパープリアルの街を旅立ち、数日かけここパルマの街に来た。
その後、この街を出て仲間と出会い、目的の城に辿り着くが……。
そしてトウマにとって、大きな試練が待ちうけていた。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
更新は毎週月曜日の時間不定期となります。
ストックが尽きた場合は不定期となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 18:02:59
57323文字
会話率:38%
ユトレック公、ガードナー・オルドレ・ウォロックは憤慨していた。
嫁いで来た婚約者が、まさかの子供だったのだ。
どういうことか? 釣書では三十路だったが、子供に見えるだけでそうなのか?
苛立ちのままその子供に身の上を問えば、十二だという。
F
UZAKENNAYOOOOO!!
許すまじウィークリッド!!
ユトレック公はウィークリッド伯への復讐を誓った。
すなわち、送られてきた子供を完璧な貴族子弟として社交界のトップに君臨させてやる、と……。
っていう話になるかもしれない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 14:58:30
10651文字
会話率:48%
12年にも及ぶ世界大戦『トゥエルヴ・ウォーズ』の終結から24年が経った頃、一部の権力者や富裕層の人々は、荒廃した地球を逃れ、都市化した月を第二の地球としていた。
その一方で、荒れ果てた地球の各地には、過去の大戦で活躍した人型兵器『オル
ドマギナ』の残骸やパーツなどのジャンクが無数に放棄されており、月へ逃げられず地球に住まざるを得なかった人々は、オルドマギナの残骸やパーツを拾い集め、自分達の戦力としたり、それらを売り払うなどして、逞しく生きていた。
そんな地球のとある一団から、"我らのエース"と呼ばれる青年『アスター・バスティン』は、類稀な才能を持つオルドマギナのパイロットとして、今日も戦い続けているのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 19:03:42
9765文字
会話率:38%
王家とグラムオルド辺境伯家で婚約が結ばれたらしい。そんな話が社交界に広がるのと同時にグラムオルド辺境伯家の令嬢であり王都にほとんど顔を出すことのなかったシェナイアが度々登城する姿が見られるようになる。
王宮にはあからさまに王太子殿下に懸想し
ている隣国の王女が滞在しており、望まれていない婚約と囁かれる気弱そうな彼女がどうなるか気にしているものも多かった。
王太子殿下との婚約破棄とかそういう話ではないし、シリアスでもないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 07:00:00
8686文字
会話率:41%
シルデフィア・デルベルク公爵令嬢は、オルドール・アイスレッド伯爵令息との結婚を二月後に控えていた。幸せの絶頂にいたはずのシルデフィア。しかし、オルドールに会えなくなって、久しぶりに会ったオルドールは聖女アマリアと結婚するという。裏切られたの
だ。セレリオという知り合いが、オルドールは聖女アマリアに魅了で操られているのではないかと。そんな中、オルドールが辺境騎士団にさらわれてしまった。そこで、シルデフィアは助け出す為に、女神レティナに助けを求めることにした。
ピヨピヨ精霊だって公爵令嬢に恋をする。
公爵令嬢はピヨピヨ精霊に恋をする。
婚約者だった令嬢に裏切られた皇太子は、女神様と共に令嬢の結婚式に出席する。
に関係あるお話です。
単体でも多分楽しめます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 23:31:07
10062文字
会話率:33%
シュリーヌ・アウグスタ公爵令嬢は晴れて王太子妃に選ばれた。
派閥の為に、公爵家の為に選ばれたことに安堵するシュリーヌ。
側妃にはレティシア・ブラウド公爵令嬢が。オルド王太子殿下はレティシアの事を愛していて、シュリーヌは悪口ばかり言われている
ような関係であった。
結婚したら更なる地獄が。
子を授かる為に頭を下げ、褥を共にしてもらわなければならない日々。
レティシアはオルド王太子殿下に愛されて幸せそうで……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 14:38:10
6043文字
会話率:21%
シルデフィア・デルベルグ公爵令嬢は銀の縦ロールがビシっと決まっていて、それはもう美しき公爵令嬢だ。
オルドール・アイスレッド伯爵令息は銀の月と呼ばれる程の、イイ男で、王立学園の女生徒達にモテた。
シルデフィアが王太子殿下から婚約破棄をされ、
オルドールと婚約を結んだ事により、悪い噂が。
何か汚い手を使って強引にオルドールと婚約を結んだのではないか?
脅されて無理やり婚約を結んだのだけれども…
オルドールの心は?というお話。
公爵令嬢はピヨピヨ精霊に恋をする。 の続きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 14:07:46
3179文字
会話率:28%
毎晩お祈りをする小学生の女の子。
彼女が祈るとタリエル決済を使ったことになり、毎月27日に何かが誰かに支払われる。
少しずつ明らかになる異常な世界で、彼女は最後に世界の崩壊を祈った。
「これを私の償いの第一歩とする」
全11話。
最終更新:2024-06-30 19:00:00
11359文字
会話率:40%
ある日、高校生の僕の部屋にマンボウがやってきた。
魚類のくせに陸に上がり、肺呼吸を獲得し、エレベーターに乗り、我が家に不法侵入してきたのだ。
なし崩し的に同居生活が始まったが……。魚臭くて大迷惑。あと重みで床が抜けそう。早く出ていってほし
い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 02:18:39
5120文字
会話率:55%
「息ができないぐらい本気で好きだった。でも終わらせないと先に進めない。そう頭ではわかっているのに」
好きな人の本命になりたかったけれど、なれなかった女子大生と、体だけの関係を続けたい遊び人の大学講師。
つらくて苦しくて、泣きたい恋の話。
最終更新:2024-05-31 11:00:00
4754文字
会話率:43%
前世の記憶を持ったまま異世界に男爵令嬢として転生した16歳のシェリルビア=ラージアス。ある日突然、7歳の時に事故で家族を失ってから後見人となって自身を育ててくれたチスイコウモリの獣人であるレオルド=ウィンターナーに既視感を覚え、この世界が乙
女ゲームの世界だったことに気付く。しかし気付いた時には既にレオルドルートのバッドエンドを迎えていた。モブなのに愛が重めな攻略対象キャラに溺愛される主人公のお話。
※本作品には蛾の獣人が登場します。イケメンでも虫が苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 18:50:11
70675文字
会話率:57%
令嬢であるシンシア・ウーダンウェルドは婚約者のハーゲン・ハストバーン伯爵に婚約を破棄されてしまう。理由はシンシアが夜な夜な外出しているからというものだったが、伯爵にカーミラ・ヴィレオルドという金髪巨乳の新しい愛人が出来たからというのが本当の
理由なのは明白だった。
追放されるシンシア。同時に、ハストバーン領周辺のダンジョンからは凶悪な魔物があふれ出し、民衆を襲い始める。
実はシンシアは有名な冒険者であり、ハストバーン領を守るため夜な夜なダンジョンの魔物を退治していたのだった。
自由になったシンシアは『地獄の入り口』と呼ばれる最難関のダンジョンに挑むのだが―――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 07:31:10
6808文字
会話率:40%
剣術大会が行われている闘技場の観客席で、私はおかしな子に絡まれている。
「ジオルド様を解放してください」
解放とは何のことだろう?それにそもそもジオルドとは私の婚約者だ。
は?悪役令嬢?私が?
すまないが、私は残念令嬢ぐらいにしかなれない。
公爵令嬢である私が、おかしな子に絡まれてしまった。そんな一日の話である。
*不快感を感じましたら、そのまま閉じてください。
*主人公は少々言葉遣いが荒いです。
*作者の目は節穴のため誤字脱字は存在します。
*途中挿絵がありますが、ウザかったら削除します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 15:26:33
42550文字
会話率:40%
グレース・オルドヌングは貴族令嬢には珍しく、事務仕事に長け商才のある娘だった。その才能を買われ辺境伯セオドア・オルニエールとの婚約が成立し、すぐに彼の持つ領地に迎えられた。オルニエール辺境伯領は人手不足が深刻で仕事が多く、二人は一般的な婚約
者同士のような歩み寄りの時間を多く取ることはできなかった。それでもグレースはセオドアの領民思いで仕事熱心なところに惹かれていく。……けれど、そうであっても彼らは貴族だった。外聞というものがあるのだ。
大量の仕事に追われやらかしてしまった辺境伯と、身を引く決意を固めるのが早過ぎたご令嬢の話。
元サヤものですしヒーローは貴族らしく手を回しますし、一瞬邪魔が入りますがすぐに退場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 00:19:24
38586文字
会話率:64%
物語は終ったばかり
を本編とした、前日談。
アーシュリー・オリジンとジオルド・カナリーの学園1年~2年生の日常を書いていきます。
時系列ではないかも。
最終更新:2024-02-15 00:29:51
6070文字
会話率:34%
第三次世界大戦の混乱の中日本国が滅亡した
最終更新:2024-01-31 02:30:27
16680文字
会話率:55%
卒業間近の大学生、クェノン・オルドリッジ。
春休みを実家で過ごしていた彼女の元に一つメールが届く。
高度な暗号技術を持って隠蔽された文字列は、十年前に死んだはずの姉、メイヴィス・オルドリッジからの物だった。
姉が残した最後の言葉、そこに隠れ
たメッセージとは……
「世界は、必死にその醜さを隠そうとするけど、不完全故に隠しきることは出来ない」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 12:00:00
36161文字
会話率:35%
北の地、旧オルド領には元連盟術師【灰色の永遠】ラカニシュが眠っている。
彼は悪辣な術師ではない。
むしろ善良だ。
だから世界征服など夢にも思わない。
死の無い世界、永遠の安寧の世界だけが彼の望みだ。
その世界では人は決して死という
終着点には向かわず、生き続ける。
例えどんな悍ましい姿となっても生き続ける。
※
本作は「イマドキのサバサバ冒険者」作中の「北方侵攻」を抜き取り、まとめたものになりますが、本編を読んでなくても真っ当なダークファンタジーの中編として読めるとは思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 01:20:45
85768文字
会話率:11%