「気をつけて、けがをしないようにおしよ。」
とおばあさんも言いいました。
「なに、大丈夫です、日本一のきびだんごを持っているから。」と桃太郎は言って、
「では、ごきげんよう。」
と元気な声をのこして、出ていきました。おじいさんとおばあさ
んは、門の外に立って、いつまでも、いつまでも見送っていました。
桃太郎はずんずん行きますと、あたりがいきなりまっ暗になりました。さっきまでお日様がニコニコと照っていたのに、おかしいなあと首をかしげました。
桃太郎があたりを見まわすと、「誰か、誰か…」と声がしました。
そちらにいくと、草むらの中に犬のような耳と尻尾をしたおんなの子がいました。
「やいやい、へんな姿のきみは鬼のお供なのか」
桃太郎はたずねました。
「きゃっ!?だれ!?…え、お、オーガ…? 私は見ての通りのただの獣人ですが…それより…!」
よく見ると、犬のおんなの子のまわりには、大きなナタをもったごろつきがいました。
そこは盗賊の住処でした。
へらへらと笑うごろつきたちに、いつの間にかおんなの子を背にしてかこまれていたのです。
「ほう…なかなかいい着物じゃねえか。そのハチマキといい着物といい…ほう、エルフの紋章に似てるなぁ。エルフの従者か?」
「えるふ?」
桃太郎は首をかしげます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-11 19:08:00
4493文字
会話率:42%
「ふ、ふんーん♪」
ただ、コンビニで雑誌を読んでいただけなのに何故か異世界にトリップして、英雄様達のサポート的存在になってました
でも、せっかくトリップした訳ですし楽しみましょう!
美少女、美少年の英雄達に囲まれながらね!
最終更新:2020-02-11 17:19:24
2369文字
会話率:33%
新たにバブルを迎えた2051年の日本
豊かな生活の中で人々は「若さ」を求める
そして新薬が開発され上々の効果を見せ
未来に希望が見えたようだったが
結果は最悪だった
最終更新:2020-02-05 06:00:00
656文字
会話率:7%
お腰に付けた「きびだんご」をください。
代わりに、貴方の家来になりましょう。
最終更新:2020-01-08 01:00:00
15767文字
会話率:43%
旭 琢也、享年26歳。彼が送ったのは、大学卒業後就職するも心を病み二年経たずに退職し、やっとの思いで再就職したがストレスからは解放されず、挙句の果てに事故死という、救いのない人生だった。
神の慈悲だろうか、彼は転生した。巨大な桃の中で
生まれ、川で老婆に拾われた。彼は確信していた。僕は桃太郎だ、人々を救うヒーローになるんだと。
……だが彼は気づいた。あの童話で最も強いのは桃太郎ではない。彼はきびだんごで獣たちと契約を交わし、自身をきびだんごでドーピングして勝っただけだ。従順に計画を遂行する者であれば誰でもいい。では、真の強者は誰か?
そう、きびだんごを作るおばあさんだったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-03 18:13:42
12456文字
会話率:37%
我こそは武田信之‼︎いざ尋常に……んっ⁉︎
武田信玄は有名だから知っているけど信之は真田しかしらない?まぁそれが普通だよね。
というか何故片手にゲーム機⁉︎
➖ ➖ ➖ ➖ ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
戦国時代のトップ10に入るであろう名
将
甲斐の虎 武田信玄。 相模の獅子 北条氏康。
越後の龍 上杉謙信。戦国の魔王 織田信長。
海道一の弓取り 今川義元。謀神 毛利元就
を始めとした名将達相手にどう戦えば⁉︎
片手にはゲーム機。腰にはきびだんご……はないかw刀を持って戦国時代を生き抜く‼︎
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-04 23:00:58
74942文字
会話率:49%
『桃太郎伝説』
むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯へと行きました。おばあさんが川で洗濯をしていると、川上からドンブラコドンブラコと大きな桃が流れて来たのです。
「おじいさんと一緒に食べましょう」
おばあさんはそう思い、その大きな桃を家へと持って帰りました。
「おぉ、ばあさん。なんと大きな桃じゃ」
「そうでしょ」
おばあさんが包丁を取りだし、振り上げたとたん。桃が2つに割れてしまいます。
「おぎゃーおぎゃー」
二人は驚きました。なんと桃の中から元気な赤ん坊が生まれてきたのです。二人はこの子はきっと神様が授けてくださったにちがいない、そう思い、桃から生まれたので『桃太郎』と名付け大事に大事に育てましたとさ。
桃太郎はある日鬼の話を村人から聞きます。優しい桃太郎は鬼を退治しようとおじいさんとおばあさんに伝えます。おじいさんとおばあさんは刀ときびだんごを持たせて桃太郎を送り出しました。
道中、桃太郎は犬に出会います。すると犬が「きびだんごをください。そうすれば鬼退治にお供します」そういうのです。桃太郎は快くきびだんごを渡し犬をお供にします。その後同様に現れた猿と雉にもきびだんごを渡しお供にします。
三匹のお供を連れた桃太郎は、鬼退治のため鬼ヶ島にむかいます。
桃太郎は鬼ヶ島につくと、三匹と協力し、あっとうまに鬼をやっつけてしまいました。そして村から奪われた財宝を取り返し、おじいさんおばあさんと仲良く暮らしたのでした。めでたしめでたし折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 19:09:50
51283文字
会話率:59%
「ケンケーン! きびだんごのお礼に、私が君のお姉ちゃんになってあげるわ!」
「ココ掘れわんわん……。わたしもあなたのお姉ちゃんにしてください!」
「ウキーー! 他種族のメスを篭絡して何ハレンチなことさせているのよ! この変態!」
「雰囲気ぶ
ち壊しなんですけど!!」
「俺と彼女の関係は設定上の姉弟なはず・・・」の登場人物が織り成すちょっと変わった桃太郎のお話。桃太郎って……、こんなのだっけ?
※この作品は、本編とは全く関係ありません。
※この作品には、本編第16話に登場するキャラクターが登場します。一応ご注意ください。
※新規の方でも楽しめるようには作っているつもりです。
※本編「俺と彼女の関係は設定上の姉弟なはず・・・」も連載中!
ncode.syosetu.com/n3552en/
※SS「設定姉弟しょーと!」はこちら!
https://ncode.syosetu.com/n4931eq/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-23 07:32:44
14235文字
会話率:67%
<現代版桃太郎の決定版!!>
この物語は童話桃太郎の『もしも桃太郎が鬼に育てられたら?』を題材に、現代版の桃太郎を描(えが)きました。
<あらすじ>
おばあさんが川から流れて来た桃を、人間達と平和条約を結んでいる『鬼』へと献上するところ
からはじまるのだった。いざ鬼が桃を割って食べようとすると、中から全裸待機していた赤子が出てきました。
その全裸太郎……いや、後に『桃太郎《Momo》』とコードネームを名付けられる男の子は、鬼達によってどこに派遣しても恥ずかしくない立派な『暗殺者《アサシン》』として大切に育てられ、やがて献上品(上納金)を出し渋る人間達が住む都へと、鬼達と共に攻め入るのだった……しかも全裸のままで。
都に攻め入る道中で老眼だけどスナイパーの『雉《Kigi》』と、すべての物を切り裂くと言われてみたい孫の手を持つ『猿《Saru》』と、癒し係(かか)りの『犬《Siro》』を金で家来《傭兵》として雇い、桃太郎《Momo》は一路お共を引き連れて人間達を倒すため都を目指すことになったのだ。
だが攻め入ってきた鬼と桃太郎《Momo》を止めるため、人間達は要求を聞きますが「ばあさんのきびだんご」を寄越せてとのこと。はてはて「きびだんご」とは一体何なのでしょうか?
※挿絵はフリー素材
※これ面白いよ!』ってお声がたくさんあるなら再開するかもしれません♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-02 23:02:14
11101文字
会話率:42%
舞台は近未来。平凡な高校生桐田ユウは、突如謎のロボットと戦う事になる。「ハイダーとして選ばれた」と告げられ、突如ユウ達が住むハイテク都市に現れた「テクノウォーリアー」と呼ばれるロボットの排除を目的として活動する。そして、ハイダーとテクノウォ
ーリアー共に関係者以外に存在を知られてはならないという。とにかく平凡であったユウは、ハイダーの活動を通して様々なことを知り、様々な人と出会い、別れ、学んでゆく。あ、恋もします。
※タイトル変更
「平凡だが足掻く」
⬇️
「平凡な隠キャだったけど戦うし恋もする」
別に足掻く訳ではなかった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-11 22:44:28
6524文字
会話率:46%
桃太郎から「きびだんご」を作って欲しいと頼まれたお婆さん。
庄屋様から教えてもらい、市場に行くと……?
ちょっと方言ネタ混じってますが、どうぞ。
最終更新:2018-01-18 12:00:23
3061文字
会話率:38%
ドンブラコ✕2した桃は、既に割られる前に自分から割れて、中から飛び出した桃太郎は、丈夫に育って居ました。
そしていよいよ、あの日が来ます!!
しかし、家来を手懐ける(予定)に成っている『きびだんご』とやらは、彼ら(一部彼女を含む)にとって
は未だに未知の食べ物だったのです・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-18 11:00:00
12259文字
会話率:35%
桃太郎のおばあさんは「きびだんご」を知らない。困ったおばあさんが渡したのは「和菓子のだんご」。そこから始まる、桃太郎のお話。
最終更新:2018-01-16 23:59:20
3017文字
会話率:45%
ある日、桃太郎に鬼退治に行きたいからきびだんごを作ってほしいといわれたおばあさん。しかし、きびだんごのことを知らなかったおばあさんは村にきびだんごの作り方を聞きに行くことに……
最終更新:2018-01-14 10:24:48
3435文字
会話率:51%
つきたてのお餅のようにふっくらほっぺの桃太郎は、旅立ちの朝も元気もりもり。
ところが、鬼退治のマストアイテム、きびだんごの作り方を、おばあさんも知りません。
イヌどん。サルどん。キジどん。この、いかにもオーソドックスなお供の衆を引き連れて、
まずは、レシピ探しの始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 12:20:17
3990文字
会話率:54%
鬼ヶ島での最終決戦を控えた僕とお供の女の子が紡ぐ、長い旅路のほんの1ページ。
☆自身初の昔話オマージュです
最終更新:2018-01-01 00:10:03
3954文字
会話率:50%
「今都で流行りの『きびだんご』を作ってください。それを分け与えて仲間を作ろうと思っておるのです――」
桃太郎の無茶ぶりに、おばあさんは道行く『もの』たちに訊ねながら『きびだんご』を探求していきます。
結局きびだんごって何なんだ――
最終更新:2017-12-31 22:22:32
3071文字
会話率:60%
おばあさんがおじいさんと協力して、未知の『きびだんご』を手に入れるお話です。
最終更新:2017-12-27 19:02:13
8691文字
会話率:58%
昔々のお話です。
立派に成長した桃太郎は鬼退治へと向かう前、おばあさんにきびだんごを作って欲しいと願いました。しかし、それを聞いたおばあさんは困り果てました。何故ならきびだんごを知らなかったからです。
おばあさんは桃太郎のため、必死にきびだ
んごを作ろうとしますが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-23 16:19:06
4855文字
会話率:54%
「桃太郎や。きびだんごとは、どこで見たものかいな?」
ある日桃太郎に突きつけられた難題に答えようと、お婆さんは奮闘します。
いえ、ですけれど……それは奮闘しますというよりも、奮闘していますというべきでしょうか。
最終更新:2017-12-18 12:40:14
3019文字
会話率:31%