最強の剣士の称号――【人修羅】を冠した師父の元で、鳳仙綾女はその剣技を学んでいた。
綾女の目標は尊敬する師父を超えて、最強を手に入れること。
最強の代名詞【人修羅】の業を背負い、あらゆる強者を打倒する――綾女は貪欲に最強の称号を求めて
いた。
そんな綾女は或る日、とうとう師父に認められて、一子相伝『外道之太刀』の免許皆伝を授かる。
これで師父と同格、最強に一歩近付いた。ようやく【人修羅】の号と業を手に入れた、と喜んだ綾女だったが、しかし師父は、二つの試練を綾女に課す。
綾女は最強に至る為に、師父から与えられた試練に挑む――
ダークヒロインの非日常異能バトルモノです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 00:00:00
679487文字
会話率:39%
ハッカー集団『マインドシェイド』メンバー笠貫拾蔵は、私立K大学附属高校普通科の二年生。
そのハッキング技術は学生とは思えない程に洗練されており、世間に出回るSNSアプリの多くは、この男の手にかかればサーバーへ出入りされ放題という有様だ。
し
かしそんな拾蔵にも、苦い過去があった。
将来を誓い合った幼馴染みに浮気され、寝取られの現場まで見せつけられるという地獄を味わった拾蔵は、それ以降女性不信に陥り、その影響で十代半ばにして勃起不全を患った。
もう二度と女性は信じない――拾蔵はそう決意したが、しかし何故か彼を頼る女性は後を絶たない。
それもこれも拾蔵がハッカーとして、格闘家として無類の強さを発揮している為か。
そんな彼が女性不信から解放され、男性として再び勃ち上がる日は訪れるのだろうか。
★R15と残酷描写は念の為につけてます。
★更新、遅めです。
★本業微妙に忙しかったり、PBWのマスター業やライター業で時間取れなかったりで、かなり不定期な更新になるかと思いますが、良かったらお付き合い下さいませ。末永く読んで頂ける物語を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 22:29:22
105242文字
会話率:28%
華道、茶道、書道…
世の乙女達は各々の道で己を鍛え、その道を極めんと、日頃から血の滲むような努力を糧とし、たゆまぬ研鑽に励んでいた───
そして、所謂、その三道の他にもう1つ、乙女の嗜みが存在した───
刄と刄のぶつかり合いで、己を体現
し、自らを高めあう───
桜刄姫道(おとめどう)と呼ばれる、乙女の、乙女による、乙女の為の武芸である!!
桜刄姫道を極めんとする、乙女達は刄姫(サムライ)と呼ばれ、いつしか他の乙女達からの憧れの的となっていた。
勿論、桜刄姫道にも披露の場は存在する…!!
男女問わず、観客全てが熱狂し、
競技人口は1億5000万人規模とまで言われている
競技名「RiVE(ライブ)」
本来の表記は雷舞(らいぶ)だが、世界規模の競技となると共に、表記統一という事で「RiVE」に改名された経緯がある。
この競技に参加し、様々な大会で優勝する事が彼女達のステータスとなり、ひいては将来のアドバンテージとなる。
RiVEを制するものは、世界を制す。という格言が生まれる程であり、決して過言ではない。
これは、刄姫(サムライ)達が雷舞(RiVE)で覇を競い、己を昇華させていく乙女達の成長の物語である。
そして、物語の始まりの舞台は「綺羅星女学園高等学校(きらぼしじょがくえんこうとうがっこう)」
略して、綺羅女(きらじょ)
ここに1人の少女が入学するところから全てが始まる。
名は東雲(しののめ) 雨千夏(うちか)
彼女もまた刄姫を目指す乙女の1人である。
だが、しかし──
お約束の展開かもしれないが、敢えて言おう。
この綺羅女には、なんと、桜刄姫道が無かったのである!!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 21:00:00
117394文字
会話率:50%
エミリー・カーレス男爵令嬢は、前世の記憶……戸田恵美子(83歳)だったことを思い出した。
孫の持ってきた乙女ゲームに転生したことに気付いたが、しかし流石はおばあちゃん、細かいことは気にしない。前世も今世も変わらず趣味の畑仕事。乙女ゲーム
が何かわからないし覚えてないからイベントも何も起きるはずがなく……。
と思ったらお見合い相手はデブの根暗で野菜嫌い!? 食わず嫌いの不健康なんて、おばあちゃんは許しません……。
ってあれ、痩せたら……まさか……!?!?
短編ver日間総合20位ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 23:42:19
108629文字
会話率:57%
「あー……あの世界に俺がいればっ! 絶対に破滅なんかさせないのに!」
少女漫画「私が聖女ですか!?」の悪役令嬢グレースは、冷たく高慢な態度ゆえに破滅する運命だった。
が、しかし虐げられる執事に、少女漫画好きグレース様オタクな料理男
子が転生してしまった。前世を思い出した彼はグレースを幸せにすることを決意する。
「ふぅ……これでドリル回避」
「……もうすっかり素直に言えるじゃないですか」
「お嬢様は可愛いって知ってもらいたかったんです」
グレースの知らない間に、彼女は破滅回避させられて……?
「それにしても、王子に惚れた理由がお菓子もらったからなんて……可愛すぎないか?」
まさか、何も意図していなかった餌付けによって破滅フラグをぶっち切ることを、二人は知らない……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 07:09:01
5827文字
会話率:51%
エミリー・カーレス男爵令嬢は、前世の記憶……戸田恵美子(83歳)だったことを思い出した。
孫の持ってきた乙女ゲームに転生したことに気付いたが、しかし流石はおばあちゃん、細かいことは気にしない。前世も今世も変わらず趣味の畑仕事。
と思っ
たらお見合い相手はデブの根暗で野菜嫌い!? 食わず嫌いの不健康なんて、おばあちゃんは許しません……。
ってあれ、痩せたら……まさか……!?!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 19:19:12
4864文字
会話率:52%
妖師(あやし)、それは人に見えず人に害をなす妖を祓う人々。かつて高位の妖師であった姉、希明を目指し、人知れず人助けをする晴人だったが、しかし彼には妖師として致命的な欠陥があった。
どうすれば姉のような妖師になれるか、姉に再会できるかを考えて
いた晴人はある日、こっくりさんに取り憑かれたという少女に出会うーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 23:45:02
37191文字
会話率:52%
『全員、ぶっ殺してやる……』
少年ヴォルフは内陸より遠く離れた北の地に暮らしていた。
何一つ代わり映えの無い日常。
美しい母と誰よりも強い父、そして大切な妹……クシェルとの四人。
慎ましくも満ち足りた日々が紡がれる。
家族四人、その日々
が延々と続くことを望んでいたヴォルフだが、しかしその日常はある日突然に終わりを迎える。
父と狩りに赴いた隙、村が何者かの襲撃に見舞われた。
考えもしなかった、まさかこんな風に、世界が一変してしまうなんて。
父より授かった技を頼りに剣を振るう。
死屍累々の地獄。阿鼻叫喚が響く災禍の中で、震えるクシェルの腕を引いた。
襲撃によって母は矢に射られ、
父は首を落とされる。
そして始まる決死の逃亡。
命からがら逃げ延びた先にあるものは――――。
――――運命に翻弄されるヴォルフは、それでもと剣を握る。
妹(クシェル)を守り、復讐を果たすその為に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 10:00:03
255188文字
会話率:30%
幼い子供が拾った機械を組み合わせ偶然にもタイムマシンを作ってしまった。
男の子と両親の家族三人は、早速、未来へ過去へと時間旅行を楽しむのだが、
半年ほど前の過去に戻った時、タイムマシンが故障してしまった。
元の時間に戻れるのは三人中二人だ
け。
やむを得ず父親を過去の世界に残して、男の子と母親だけで元の時間に戻った。
もう一度迎えに行こうとすれば、タイムマシンに乗った自分たちと鉢合わせて、
宇宙の矛盾を発生させてしまうことになりかねない。
家族三人はもう二度と一緒になることはできないのだろうか。
そう思われたが、しかし、もう一つのタイムマシンが家族を救う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 21:40:21
6463文字
会話率:24%
漫画家を志す若い男が、同人誌即売会で自作の同人誌を売る。
しかしさっぱり売れず、会場を見て回ることにした。
そこで出会った一冊の本、きぼうのほん。
きぼうのほんには、その若い男のこれまでとこれからが書かれていた。
その若い男は、きぼうのほ
んに書かれたとおりに本が売れたのだが、
しかし、きぼうのほんを売っていた若い女は消えていた。
きぼうのほんの作者は何者だったのか。
若い男はきぼうのほんを使い、新たなきぼうを叶える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 20:28:07
4612文字
会話率:13%
男子中学生が幼馴染の女子生徒に告白するため、
ラブレターを携えたクリスマスケーキを贈ることにした。
直接渡すのは恥ずかしいので、宅配で。
しかしその帰り道、転んで頭を強打し意識を失ってしまう。
目覚めるとそこはあの世で、輪廻転生する先を選
ぶことに。
しかし、何に転生しても幼馴染のあの女子生徒とは一緒になれないと、
なげやりになっているその男子生徒は、物に転生することにした。
物は比較的単純な使命を果たすだけで成仏、消えることができるから。
それならば、せめて好きなあの女子生徒に食べられて死にたいと、
転生先にクリスマスケーキを選んだ。
その男子生徒は希望通りにクリスマスケーキに転生するのだが、
しかし、思いもかけない人物たちに貪り食べられてしまうのだった。
クリスマスケーキから始まるクリスマスラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 02:53:08
8282文字
会話率:15%
地元のホームセンターで働いていた蒼依(あおい)はひょんなことから、初恋の人・芳沢圭吾(よしざわけいご)の母親と遭遇した。すると後日、その圭吾本人とも遭遇してしまう。蒼依は現在三十五歳。その年になっても蒼依はその初恋を煩わせ続けていたのだが、
しかし圭吾は既に既婚者になっていて。再会できたことを嬉しく思いつつも、蒼依がひとり思い悩む日々を送っていたある日のこと。突然圭吾から思わぬ相談を受けてしまう。その内容は「奥さんに浮気されているかも」というものだった。
蒼依の一途な初恋が二十年の時を経て今動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 22:03:46
92522文字
会話率:34%
良くあることかもしれない。学園のパーティーで侯爵令嬢が、婚約者である第三王子から断罪を受けていた。
曰く、平民の特待生をいじめたとの事だ。
証拠が不十分であると指摘したが、
しかし、特待生は語り出した。侯爵令嬢の罪を
そこで必殺技で
はなく、必死技を繰り出すことになるが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 11:35:39
4936文字
会話率:53%
魂はみな平等であると信じたいが、しかし主人公が見る世界の価値とはいかに違うの感じとってほしい・・・
最終更新:2024-09-22 20:32:14
219文字
会話率:0%
20xx年日本にて、異例の大ヒットを果たした乙女ゲーム、『ロクサーナ』。幸の薄い少し気弱な清純派ヒロインと7人の美男子たちが織りなす、正統派ファンタジー学園恋愛シュミレーションゲーム。
………の世界に転生した主人公。今世での名
をロクサーナという。この世界のヒロインである。
が、しかし。とても、非常に残念な事に、男爵令嬢として生を受けた彼女、生前は男主人公が俺つえーする転生ファンタジー物一筋に生きた、夢追い人(重度のオタク)であった。サブカルチャー飽和状態の現代日本で生まれてこの方、華のヒロインより最強のヒーローに憧れていたタチである。
ロクサーナに乗り移った人格がよりによって『彼女』であったのは、偶然か必然か。それは神のみぞ知る所である。
しかして、前世の記憶を持ったまま生まれた彼女は、己が魂から愛する俺つえー系のテンプレに擬えて、剣と魔法の異世界を大いに満喫することにした。
時間の有り余る幼児期に吸収出来るだけ吸収し身につけたのは多言語、魔法、隠密etc...。結果、本来のヒロインスペックを大幅に超える、相当な規格外に成長してしまった。
そして現在、書庫に引きこもり地味で無難な男爵令嬢として暮らしながら、家族にも内緒で、彼女にとって壮大な夢とロマンの詰まった『ダンジョン冒険者』として躍進的に活動していた。
プライベートの一切を秘匿された、謎多き最年少Sランク冒険者『一閃のロキ』(男?)とは私のことである!
世界最高峰Sランクダンジョンの歴代最高到達階をさらっと超えてもなお、変わらずスカッと爽快無双ゲーを繰り返すロキことロクサーナ。ロキの弱みを探る世界中の諜報組織も何のその、一切情報を掴ませません!
自重?何それ美味しいの?状態で我が道を好んでずんずん進んでゆく。
ヒロインのために作られたこの世界で、ヒロインがヒロインの仕事を放棄し、1人だけ別ジャンルを突き進むと言うカオス。彼女がロクサーナとして生まれ落ちた事が唯一の引き金となり、世界のシナリオは音を立てて崩壊していく。
果たして、箱庭世界の明日はどっちだ?!
///本編ストーリー///
王太子を籠絡しろなんて惚けたことを言う強欲な父の命により、王都の夜会に向かうロクサーナ。
そして物語は大きく動き出すーーー。
神さえも予想不可能な混沌とした未来へ向かって。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 12:10:00
390429文字
会話率:27%
大人気ゲームを一足遅くプレイし始めた雛子。
攻略版を参考にゲームの世界で夢を叶えて、やりたいことを全部やっていくつもりだったが、しかし偶然初心者殺しのモンスターのテイムしてしまい、どんどん予定と違う方に進んでいく!
「こんな予定じゃ無か
ったんだけど、まぁ楽しいからいっかー」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 17:36:43
112110文字
会話率:36%
――中秋の名月が、必ずしも満月であるとは限らない。
俺が幼なじみから教わった豆知識の1つである。
いつか聞いた秋月に関する事柄であるが、しかし万事に例外は付き物であった。
実感したのは、その日。
2021年9月21日。
8年ぶりに秋の十
五夜と満月が重なった日。
これは、ある月夜の下、他愛もない記録である。
※この作品は小説投稿サイトノベルアップ+でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 17:00:00
2882文字
会話率:71%
前の事件で悪徳地上げ屋ダイモングループの野望を打ち砕いたミエルだったが、しかしそれは彼らと利害関係にあった有象無象を敵に回すことを意味していた。このままではミエルに報復の魔の手が伸びるのも時間の問題だ。
そこでママは奇策を講じる。なんと
彼を死んだことに。そしてその思惑は見事的中、噂は一夜にして新宿界隈を根城にするアウトローたちの間に広まった。
万事順調、ミエルは夏休みを利用して緊縛師の高英夫とともにほとぼりが冷めるまでママの伝手がある関東平野の奥座敷に身を隠すのだった。
そこは鄙びたというよりむしろ寂れた温泉街、町に唯一のストリップ小屋では流れ着いた踊り子たちが客のまばらな舞台で踊っていた。その中にジュリアと名乗るダンサーがいた。緊縛ショーで責めら役を演じるミエルを見初めた彼女は町外れで再開発の危機に晒されているフクロウの森を守らんと自然保護団体を立ち上げる活動家でもあった。
そしてある夜ミエルはジュリアに連れられてフクロウの森を訪れることに。満天の星の下でのフクロウの大合唱にミエルは感動を覚える。しかしジュリアが守ろうとしているのはフクロウたちだけではなかった。
本作は新宿から舞台を移した番外編、全13話完結の中編です。温泉シーンこそありませんが、ちょっとエッチなイベントは用意されています。今回もまたミエルの活躍にご期待ください。
前の事件はこちらです。
「エスケープ・フロム・デーモンタワー ~ ミエルと晶子の救出、脱出、危機一発!」
https://ncode.syosetu.com/n7648ix/
そして男の娘探偵ミエルの原点はこちらです。
「メイド・イン・ドラッグ ~ 男の娘探偵ミエルの潜入大作戦!」
https://ncode.syosetu.com/n3965ig/
「エレクトリック・シープ・スキン ~ 明日葉晶子の勝負服」
https://ncode.syosetu.com/n1641ih/
併せてお楽しみください!
※本作はカクヨムにて公開、完結した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 21:10:00
34797文字
会話率:53%
男の娘探偵ミエルと武闘派女子高生晶子の迷コンビ、今回はどんな事件に巻き込まれるのか。作者渾身の長編です。
江戸の昔から「忌み地」と囁かれてきた某所に大規模再開発の計画が持ち上がった。金の匂いに目ざとい新宿のママはミエルと晶子に現地調査を命
じるが、しかし目当ての物件は既に怪しい連中に占有されていた。彼らの正体はダイモンエステートなる不動産会社の一派だった。
歌舞伎町のデーモンこと大門啓介、自らも彼の地の出である彼は再開発に乗じて自社ビルの建設を目論んでいた。しかしその手法は狙ったターゲットを闇カジノに誘いこんで負債を負わせるという、その名の通りの悪魔の所業だった。
男の娘探偵ミエルのもう一つの顔はコスプレパブのコンパニオン。ある夜ミエルは店で緊縛師を名乗る青年高英夫と彼のパートナー亜梨砂が演じるSMまがいの緊縛ショーを目にする。息もぴったりの見事な演技だったがショーの合間に亜梨砂は自らの命を絶ってしまう。調査にやって来た東新宿署の相庵警部によると彼女の両親もまた自死しているらしい。そしてその背後には地上げ屋ダイモングループがいた。厳しい追い込みの犠牲になったパートナーとその家族、高英夫は仇を討たんと大門啓介に一矢報いる決意をするのだった。
一方、新宿のママは彼の地の再開発を仕切る伊集院グループの会長伊集院祥一から大門啓介の醜聞を暴いて欲しいとの依頼を請ける。さあ潜入調査ならばミエルの出番だ。しかし今回の潜入先は闇カジノ、それはあまりにも危険すぎる。次に一手に思いあぐねたママの下に旧知の間柄である緊縛師高英夫が「ミエルを貸して欲しい」と申し出る。渡りに船とはこのことだ、過去の不義理を盾にしてママは彼とともにミエルをダイモングループの闇カジノに潜入させることに成功した。
しかしこのミッションでミエルが扮するのはバニーガール、なんと緊縛ショーでの責められ役だった。
果たしてミエルは敵の裏の顔を暴くことができるのか。裏社会の陰謀渦巻くちょっとエッチな潜入アクション、今回もミエルと晶子の冒険をお楽しみください。
※本作はフィクションです。登場する地名、固有名詞はあくまでも創作ですことあらかじめご了解ください。
※前作もよろしくです。
メイド・イン・ドラッグ ~ 男の娘探偵ミエルの潜入大作戦!
https://ncode.syosetu.com/n3965ig/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 22:10:00
169497文字
会話率:58%
試験も終わった、課題も出した。あとはバイトでもして充実した春休みを過ごそう。大学三年生の太田ヒロキはふと思い立って地元の神社を訪れる。しかしそこで彼を待っていたのは不思議な違和感と突然の怪異だった。
タイムスリップにも似たその現象に戸惑
いながらもなんとか部屋までたどり着くと、今度はそこに女の子。よもぎと名乗るその娘は神社の結界に庇護されていた幽霊だった。
波長が合ったから。憑いてきた理由をその一言で片付ける彼女の生前は女子高生、幽霊と言えども深夜に女の子を追い出すわけにもいかずヒロキは彼女を受け入れることに。思わぬ展開にドキドキの毎日だが、やがて二人に魔の手が忍び寄る。
見えない敵に困惑するヒロキの前に「見える人」を自称する一年後輩の女子大生、神子薗可憐が現れる。シロと名付けられた一五〇〇年を生きる天狐に護られた彼女は初対面のヒロキのみならず、よもぎのこともこれから起きるであろう災厄のことまでも知っていた。
可憐は未熟な二人にエクササイズと称した修行をさせる。順調にスキルを積む彼らだったがホワイトデーのその日、彼らはついに敵と対峙する。強い霊力と複数の霊体を引き連れた相手に怯む彼ら三人を前にして天狐シロは「知恵を出し三人で協力して臨め」とだけ告げて姿を消してしまう。
ヒロキはハーレム男と名付けた敵からよもぎを守らんとするが、しかし相手の方が遥かに上手だった。男の背後には妖狐九尾が憑いていたのだ。
男の奇襲に敗れるヒロキだったが、その機会を利用したシロの導きでついに九尾と対決、真の敵を打ち破る。
強敵に打ち勝ったよもぎはシロの提言により成仏する道を選ぶ。そして冥界で目を覚ましたよもぎを待っていたのは管理人を名乗る獄卒と禊と呼ばれる試練だった。
しかしよもぎの功績を評価するシロの後押しで禊に代わる使命が与えられる。ついによもぎはその命を果たすため再び地上に降り立つのだった。
※本作はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※作中に喫煙シーンが登場しますが、本作執筆当時は飲食店や遊技場などでの喫煙が可能でした。本作ではそれがキーワードとなる場面があるため当時のままとしています。
※本作は2019年に完結した作品のリマスター版で、カクヨムにて公開、完結しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 23:00:00
225359文字
会話率:54%
イギリスのとある下町。ケチンボー伯爵の邸宅で働くメイド長が毒殺された。
偶然にも居合わせた探偵『脳天気ホームズ』ことダルクは捜査を進めるが、しかし関係者がまたクセのある人達揃いだった。
誰が犯人か分からない、密室殺人。その全ては“めが
みのみぞ知る”……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 13:18:58
5961文字
会話率:46%
有史以来、歴代の魔王の中でも最強との呼び声高い
【静謐の魔王】ことナナ=フォビア=ニーヒル様。
やがて襲い来る勇者の存在に怯え過ごしてきた16年だったが、
ついに恐れていた邂逅の時が来てしまった……!!
――が、しかし。
「余
、勇者ちゃん……好き、かも……」
強いけど色々抜けてる系魔王様と、
心を閉ざした可哀想な勇者のたまご。
二人の割とゆるく、たまにちょっとだけ苦い日々のお話。
◇ ◇ ◇ ◇
長編を書きたいと思って執筆を始めたのですが、
頭が頻繁に煮詰まってしまうのでガス抜きが欲しいのと、
勤務帯が変わって時間が取りにくくなったので、
軽めで一つ一つが短いお話を書く事にしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 18:50:00
352203文字
会話率:29%
事件には、さまざまな側面・解釈があり、本当のところはなかなかわかりませんが、しかし、常識的な見方しか報道されないとなると、それはそれで問題。そんな「まさか」という見方をネタにしたものです。
最終更新:2024-08-07 23:07:52
369文字
会話率:0%
とある昔、若くしてたいそう腕の良い人形師がおりました。
ある時、そんな彼女の元にひとりの旅人が訪れ、人形づくりを依頼しますが、しかし彼女は人形づくりを辞めてしまったのだと言います。
彼女のつくる人形はあまりに素晴らしく、それゆえ高値で
取引された末に争いを招き、今や不幸を呼ぶ呪いの人形などと言われてしまっているからだとか。
そんな彼女を説得すべく、旅人は物語を語って聞かせます。
夜ごとに手を替え品を替え、決して飽きさせない旅人の話は、やがては人形師の心を溶かしていく。
そして────
長さ的に三部分に分かれていますが、計1万字弱の短編作品です。
朗読を想定していて、口語体に整えております。配信等にご自由にお使いください。
カクヨム様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 09:26:32
9253文字
会話率:34%
王の時代が終わりを告げようとしている。五ヶ国首脳会談を目前に、エルシーズ各国は準備を急いでいた。そして国王が早逝し、陥落するとかと思われるニューリアン王国にでも動きがあった。
主人公はセルジオ軍兵暗殺部【アルマンダイト・クロスフィル】だ
。彼は、ニューリアン王国の女王【メアネル・テレシア】の暗殺を命じられて国を渡る。
パーティーの熱も冷める夜に、クロスフィルはテレシアに刃を突き付けた。が、しかし。
「わたくしの命があなたの何になるのです?」
そう言い返せるテレシアにもまた思惑があった。
死ねない彼女の未練とは、ただの未亡人の命乞いなのか。いいや。テレシアは『最後の女王』と呼ばれてもなお、ひたすらに準備を進めているのだ。そうとは知らないクロスフィルも、彼の使命を果たそうとするだろうが。いずれ知ることになる。
セルジオ王国、ニューリアン王国。そして海外勢力アスタリカ軍勢にも油断できない。生き残るのはどの国なのか。テレシアの命がこの物語によって何かを動かす。
*+:。.。☆°。⋆⸜(*‘꒳‘* )⸝。.。:+*
シリーズ【トマトの惑星】
神と神人と人による大テーマ。他タイトルの短編・長編小説が歴史絵巻のように繋がる物語です。シリーズの開幕となる短編「神様わたしの星作りchapter_One」をはじめとし、読みごたえのある長編小説も充実(*´-`)
シリーズあらすじと各小説へのアクセスをまとめました!是非ご確認下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 17:00:00
130259文字
会話率:47%
主人公には叶えたい夢があったのだが、しかしそれは周りからはおかしいと言われるような夢だった。
最終更新:2024-07-26 21:47:04
2843文字
会話率:33%