高校1年生の椎音鞍馬(しいねくらま)は、同じクラスの人気者かつ幼なじみである佐咲瞬(ささきしゅん)と、その取り巻きにパシリとして扱われ、自分の存在に不安と不満を抱えていた。
そんな悶々としていたクラマは、自宅の土蔵に鎖で厳重に保管され
ていた分厚い本を発見する。
「ネクラノミコン」と題名のついた本の封印を解いたクラマ。
本の正体は稀代の黒魔術書であり、それ自体が意思を持つ存在であった。
クラマは、現状を変えるため黒魔法の封印解除を行う契約を本と結び、ササキとクラスメイト達へ復讐を誓う。
イギリスからの帰国子女の峰岸アカリや養護教諭の柚子ミカンたちとドタバタを繰り広げながら、黒魔法をめぐる騒動は、やがて学園中を揺るがす大きな事件へと発展していくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 09:07:10
99550文字
会話率:52%
魔法と工業の国、『マギア王国』の王都から少し離れた街の片隅にある魔術書店『グリモア』
しかし書店と銘打っておきながら、魔術関連の依頼を選り好みせず受けるせいで何でも屋のような扱いを受けている。
これは、その『グリモア』の店長、リヴルゼン・
クヴィールが魔術に関わる様々な出来事と出会っていく物語である。
※この作品は、pixivにも同時掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 17:34:41
65251文字
会話率:57%
5才の頃に 魔法科学発展区ミザリの科学者によって過酷な実験をされていた主人公ライム。原因は『神見習い』のステータス。みんなと一緒に幸せにぐーたらな生活をしたい。ただそれだけの為に、力を奮い、逃げ惑い、陰謀に立ち向かい、やがて神様になるお話。
ーー『創生の魔術書』を得る為に科学者から逃げて逃げて逃げて逃げて……。そして彼女は深淵を廻るーー
※次回は3月12日投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 10:48:43
253947文字
会話率:31%
週に一度、練習を兼ねて400字詰め原稿用紙一枚前後で短編小説を書いております。長編のワンシーンを切り取ったようなイメージで書いているので、様々な世界を覗き見ていただけたらと思います。
はてさて、今回は、分厚い魔術書に頭を悩ませる“彼”の物
語――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 18:00:00
432文字
会話率:0%
久しぶりに家に帰ってきた自分は、本棚から魔術書が無いことに気が付いた。
最終更新:2022-08-17 23:35:14
1932文字
会話率:65%
モンスター討伐の冒険者「バスター」を目指す魔法少年シークは、ある日森で立派な剣を見つけた。
けれど、魔法使いになるのに剣はちょっと……と元の場所に置いて帰ろうとしたら。
「よし、見なかった事にしよう。俺にはどうしようもない」
「はい!?
ちょっと、ちょっと、まさか置いていくつもりかい?」
えっ? 今、剣が喋った!?
しかも元の持ち主は300年前の伝説の勇者だったと言いだして……!?
ああでもない、こうでもないとおだやかな掛け合いを見せつつ、
拾ってしまったがために聖剣バルドルに言われるがまま剣術で戦うシーク。
色んな人と出会い、色んな場所を巡り、モンスターとの死闘を繰り広げ、
他人よりお人好し過ぎるだけで、普通の田舎の純朴少年だったシークは、
いつしか仲間と共に英雄と呼ばれるようになっていた……。
この物語は魔法を使いたい魔法使いと、剣術で戦わせたい喋る伝説の聖剣が共に旅をする、
ギャグあり、シリアスありの冒険バトルファンタジー!
白熱の戦闘シーンや、シークとバルドルのアメリカのコメディドラマのような
リズミカルで愉快な会話を是非お楽しみ下さい!
2019年11月13日 本編完結。
2020年05月03日 バルドルの発言をまとめたおまけページ開始。←★NEW!
2019年11月15日 ハイファン日間68位、総合日間ランキング291位! 有難うございます!
少しずつ改稿も進めております。
※ノベルアッププラス、カクヨムでも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 20:34:18
957020文字
会話率:64%
神からチートな力を授かり、幾度も世界を救ってきた大聖女ミレニア。しかし、その結末はいつも人間に処刑されるという悲惨な最期だった。
ついにミレニアは神に「チートはいらない」「普通の暮らしがしたい」と願い出て、さらにこう付け加える。
「ただし言
語に不自由がないようにしてね。勉強するの面倒だし」
その不必要な一言が、ミレニアの人生を狂わせる。
平凡な子爵家で、普通に暮らすはずのミレニアだったが、言葉を交わせるという理由だけで、伝説の神鳥シームルグと契約を交わし、たまたま読んでた本が誰も解読したことがない古代魔術書だったり、おまけにその古代魔術書から出てきた魔王(黒猫)に気に入られる。
そんなミレニアの才能を他の人間たちが黙っているはずもなく、隣国の王子に、魔術師団長、勇者たちが現れ、ミレニアを聖女ではないかと疑い始める。
果たしてミレニアに普通の暮らしはやってくるのか……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 00:04:51
181905文字
会話率:31%
病で偉大な魔女であった母を亡くした弓削・ヴィルヘルミーネ・率朞が母の遺品の整理をしていると鍵のかかった箱を見つける。
解錠し中身を見ると入っていたのは母の手紙と様々な魔術が書かれた魔術書と無人島の場所を示す地図の3つだった。
陰陽術と魔術
を使う若き陰陽魔女が打ち捨てられた無人島を開発しながらスローライフを楽しむ物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 15:39:32
1901文字
会話率:8%
ランドルフ王国の名門貴族であるカーネリアン家の一人息子、シオン・アンリ・カーネリアンは自由気ままな生活を送っていた。ある日、ランドルフ王国の次女であるマーシャ王女が誘拐された。すぐに近衛兵が救出に向かったが、まるで歯がたたず全滅してしまっ
た。そこで、遠い過去に一度『英雄』と讃えられた人物がカーネリアン家にいたということで、マーシャ王女の救出の命令がシオンにくだったのだ。国王より使者が来ているにもかかわらず、シオンは横柄な態度で断る。しかし、パーティにキャロライン・ソフィア・マイヤーという美人魔術師が加わっていることと、ソフィアが伝統ある魔術師のローブではなく、自分がデザインした洋服を着るなら了承すると条件をつけて引き受けた。シオンは家庭教師のレオナルドとソフィアの三人でランドルフ王国から旅立った。
ある村のそばの樹海の奥でで何かが起きていると確信。樹海ではレオナルドとソフィアをあっという間にモンスター化した木々にとりこまれてしまう。シオンは自分でデザインし、特注していた剣で戦っていたが、二人を同時に助けようと持っていた剣をレオナルドに。そして一応形だけでもと背負っていた家宝と受け継がれてきた『勇者の剣』でソフィアを助けた。勇者の剣の威力はすさまじくたった一振りで樹海の木々は跡形もなく消えた。樹海の先には古城があった。案の定古城にはマーシャ王女と村で誘拐された四人の幼女がいた。犯人は、ただロリコンの中年男のグレンと、アーロンというランドルフ王国にある元老院の魔術師制度に落胆した魔術師で、ソフィアの伯父だった。アーロンは建国後ずっと大切に扱われていた魔術書を奪い、逃走を手伝ったことの引きかえにと、マーシャ王女たち誘拐したいといグレンの頼みをきいたのだった。犯罪の片棒をかつぐのに何の悪気もないほど、アーロンの心はむしばまれていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 15:05:49
36767文字
会話率:40%
侯爵家の次男として生まれた弟は母親に似て見目が良く、父親に似て魔力が高く、祖父に似て頭の良かった。
周囲から甘やかされて育った弟は、顔の良さと頭の良さと魔力の多さを鼻にかけるプライドが高く、自己愛が強い性格になってしまった。
私は、婚約
者とのお茶会をすっぽかし一人で遠乗りに行こうとする弟を小突き、
婚約者への贈り物代を着服し自分のために高価な魔術書を買おうとする弟を叱責し、なんとかまともな人間にしようと努力した。
しかし私の努力は虚しく成長した弟は、
「愛人を囲うから金を出せ。愛人と暮らすための別邸を建てろ。僕の遺伝子を受け継いだ子供が授かるだけ幸運だろ」
婚約者に最低なことを言ってしまった。
その時私は水害に見舞われた領地の復興工事に携わっていて、王都を留守にしていた。
私は、弟が結婚するまで弟の側を離れるのではなかったと後悔した。
☆☆☆☆
【短編】「夫婦にはなれないけど、家族にはなれると思っていた」のスピンオフ作品です。
最低男リック・ザロモンの兄、フォンジー・ザロモン(公爵家長男・常識人)視点の話です。
前作を読んでなくても本作だけでも楽しめるはず?です。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 12:22:00
5643文字
会話率:11%
ネアは歌乞いだ。
雪深く魔術の潤沢なウィームに呼び落とされ、人ならざる者達が隣人として暮らすこの世界で、ウィーム領主の館で契約の魔物を伴侶にして、ご主人様!となってしまう魔物に三つ編みを引っ張って欲しいと強請られつつ、日々の仕事に励み暮らし
ている。
天賦の事故率を誇るネアの、ほのぼのゆったりとした美しいウィームでの日常と祝祭、美味しい食べ物と不思議な生き物たち。
苦労人で魔術書オタクな領主に、その庇護者の怒ると怖い妖精、狐姿でボールに夢中な義兄の魔物や、時々ちびちびふわふわした生き物にされてしまう使い魔に、仕事終わりに遊びに来る死者の王まで。
これは、「薬の魔物の解雇理由」で、魔物を解雇したネアと、ネアを伴侶にしたディノのその後のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 17:48:33
8538374文字
会話率:43%
戦争孤児であるアルフレートは、辺境の地にある冒険者ギルドの支配人のもとですくすくと育っていた。
12歳の頃に受けた、魔術師学校の入学試験で、魔術適性ゼロと判断され魔術師の道はあきらめていた。
しかし、ひょんな事がきっかけで冒険者ギルド
に登録する事となってしまう。
ある没落貴族の依頼でブラックゴブリンの討伐に出向く事になるのだが
その時、育ての親であるギルド支配人から実は自分が【異世界転生者族】と呼ばれる種族の末裔であると告げられ、ある宝石を渡される。
魔術を封じる【封魔】の呪文を解かれたアルフレートは、すべての属性を扱える強大な魔術師として、その力を覚醒させていく。
旅をするなかで、アルフレートはある伝説を耳にする。
かつて、五大陸を恐怖で支配した冥府の魔術師ゲルデーベル。立ち向かった5人の聖者たちによりその肉体はついに滅ぼされた。
しかし、その邪悪な思念はどうしても滅ぼすことができなかった。
5人の聖者たちは自らの命と引き換えに、ゲルデーベルの邪悪な思念を5つに分断し、5つの宝石に封じ込めた。
その宝石は、世界のあちこちに隠された、と。
そして、その5つの宝石のうちの1つが、アルフレートがもっている宝石であると知ることになる。
※第一章は43話で構成されています※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 17:16:09
136306文字
会話率:34%
いつから奴隷だったのか。物心ついた時から奴隷であったセラはほとんどを暗闇で過ごしていた。ある頃から主人であるマカロフに朝から晩まで魔術書を読ませれ呪具を作らされていた。
そんなある日いつものように暗闇で過ごしていたセラにマカロフから、あ
る人物を呪い殺せと言われる。セラはそんなことをしたくはなかったが、奴隷印と首輪をしていたため逆らうことはできなかった。どうにかして、その人物を助けることはできないかと考えたセラは・・・
元奴隷少女が幸せをつかむ話。
初投稿作品。のんびりと投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 22:00:00
119605文字
会話率:71%
街の古本屋で見つけた一冊の本。それは魔術書だった。
わたしはそれを元に、悪魔を召喚することにした・・・。
最終更新:2021-12-04 07:41:43
949文字
会話率:56%
村娘フェルは冒険者に憧れる少女。だが家が貧乏な為、冒険者学校に入る事が出来なかった。
しかし村を訪れた魔術士に見込まれ、初級魔術書をプレゼントされる。彼女は独学でそれを全てマスターし、成人後に念願の冒険者となった。
その後ギルドで幼馴染
と再会したフェルは彼のパーティーに入るが、そこらが地獄だった。
幼馴染はフェルの出身村の領主の息子。素直で純粋なフェルを昔からいじめていたのだ。その延長で無理難題を押し付けられ、フェルは衰弱して行く。
「二十四時間、ずっと護りの魔術をかけ続けろ」
その言葉に素直に従っていたフェルは眠る事も出来ず、戦闘でも力を発揮出来なかった。
「この役立たず! お前なんか追放だ!」
追放されたフェルは、「これで眠れる」と喜んだ。しかも、フェルの実力を陰ながら評価していたギルド最強パーティーに誘われ、そのリーダーに任命されたのである!
ゆっくりと睡眠をとったフェルは、仲間達が震えるほどに最強だった。
そしてフェルの抜けた後の幼馴染のパーティーは当然のように落ちぶれ、ドン底まで落ちて行くのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-24 16:23:24
2858文字
会話率:54%
主人公の魁光太郎は苛められっこだった。ある日、古本屋で手にした本から天使のアナエルが現れる。光太郎はいじめっ子達に盗んででも金をもってこいと言われていたが、アナエルが不良達を蹴散らしてしまう。
ある日、光太郎が学校の帰りに大きな犬を目撃
する。それは魔術書で呼ばれた魔獣で人に危害を加えようとしていた。魔獣を撃退するアナエル。アナエルは光太郎に魔術書探しをしてほしいという。しかし、嫌だという光太郎。
光太郎がいつも通りに学校に行ったら、なんとアナエルが人間に化けて入学してきた。いつも一緒にいるつもりのようだ。そればかりか、学校位置の美少女の成城ゆえにまで魔術書の事を尋ねられる。預言書に見込まれたものはその戦いに身を投じねばならないと言う。逃げ出す光太郎。
光太郎はなじみの本屋に逃げ込んだが、悪魔のアスモダイに絡まれる。アナエルの助けが来るも、アスモダイにアナエルの力は通じない。ガキの相手はしていられるかと見逃される二人。
アナエルにきつく当たる光太郎だが、アナエルを置いてコンビニに行ったら、いつものいじめっ子達と遭遇し、ぼこぼこにされてしまう。光太郎は強く正しい人間でありたいという願望を口にし、物語的な展開の都合でアナエルに協力するという。
成城ゆえとザフキエルと言う上位天使も仲間に加わって、魔術書探しをはじめる。通り魔を退治したりやくざの事務所を襲撃したりと高校生にあるまじき活躍をする光太郎。
やがて魔術書を取り巻く事件は首謀者を暴く方向へと動く……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 21:00:00
100367文字
会話率:56%
男は自分のことをバイトと呼ぶようになった。男は名前を捨てた。ある日、男は不思議な古書店に入ってぼろぼろの魔術書を買った。そこには異世界へ転移できる呪文が書いてあった。男は呪文を唱え異世界に行った。ぼろぼろの魔術書だけを頼りに男が異世界で生き
て行く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 10:22:20
8158文字
会話率:45%
【書籍は2020/12/28に発売】
初級魔術マジックアローを幼くして覚えたアルベルトは将来を期待されたが、他の魔術は何も覚えられなかった。
体面を重んじる貴族の父は出来そこないのアルベルトを追放する。アルベルトは与えられた家で一〇年間マ
ジックアローの魔術書だけを読んで過ごす。
その日々はいつしか彼の魔術を限界突破させていた。
受験に間に合わないと嘆く少女ローラにアルベルトは言う。
「俺がマジックアローで連れていこう」
「射程五〇メートルの攻撃魔術でどうやって?」
極めた初級魔術で苦難をはねのけ、いずれ最高の魔術師へと成り上がる英雄の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 21:00:00
352123文字
会話率:38%
追放されて逃げた先で魔術を研究していたケントは「世界の真理」を解明する。
この世界を救うには、今いる世界を複製してその神となることが
必要だった。
複製世界の神となり人々を救う物語である。
――――いくつもの世界が交差する時、物語は動き
出す。――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 13:18:52
28679文字
会話率:52%
魔法とは、魔術とは何であるか。
魔法使いと魔術師の違いは何か。
その事に関して自分なりの考えを述べ、併せて、ファンタジー作品に於ける魔法に関する、自分の知り得る限りをだらだらを書き並べました。
マギ、ウィザード、ソーサラーの別について
”神聖魔法””暗黒魔法””精霊魔法””古代語魔法”などについて。
魔術の12学派。
祈願術、喚起術、破棄術、変成術、召喚術、召喚術、死霊術、魅了術、付与術、占術、幻影術、錬金術について。
魔法の習得について。
ブック、魔術書と聖典について。
あと、竜語魔法、ドラゴンロアについて。
などなど。
かなりマニアックかも知れませんが、何かの参考になれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 19:28:38
16805文字
会話率:1%