ある日突然異世界転移しちゃった残念女子高生と世話焼き魔導師のラブコメディ。
最終更新:2023-12-08 12:00:00
15145文字
会話率:26%
「私も……オグリット様が好きです。たとえ記憶が明日まで持ち越せなくても、私はまたオグリット様を好きになります!」
この日の出来事は、数ページ掛かったとしても、思い出を残しておかなければと魂が震えた。
だって明日に記憶を持ち越せないのは、比喩
でもなく事実なのだから。
神々の子孫であり、一日に実りをもたらす《果実姫》の奇跡の代償は、一日一日の記憶の消失だった。
記憶は失うが魔導具、終わりの無い手帳(ネバーエンド・ダイアリー)の外部記のおかげで日常生活を送れていた。
そんな生き方の中でも、アリサは学院に通い恋をした。
平民出身で騎士を目指すオグリットと出会い、恋に落ちる。だが姉が深い眠りについたため、教会に戻るため、オグリットに本当のことを言い出せないまま学院を去ってしまう。
そんな国は王太子と第三皇子エリーアスの後継者争いが激化し、アリサに過酷な要求を突きつける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 19:19:04
9829文字
会話率:37%
転生したディアナの髪は老婆のように醜い灰色の髪を持つ。この国では魔力量の高さと、髪の色素が鮮やかなものほど賞賛され、灰や、灰褐色などは差別されやすい。
ディアナは侯爵家の次女で、魔力量が多く才能がありながらも、家族は勿論、学院でも虐げられ
、蔑まされて生きていた。
親同士がより魔力の高い子を残すため――と決めた、婚約者がいる。当然、婚約者と会うことは義務的な場合のみで、扱いも雑もいい所だった。
そんな婚約者のセレスティノ様は、隣国へ使節団として戻ってきてから様子がおかしい。
「明日は君の誕生日だったね。まだ予定が埋まっていないのなら、一日私にくれないだろうか」
「いえ、気にしないでください――ん?」
空耳だろうか。
なんとも婚約者らしい発言が聞こえた気がする。
「近くで見るとディアナの髪の色は、白銀のようで綺麗だな」
「(え? セレスティノ様が壊れた!?)……そんな、ことは? いつものように『醜い灰被りの髪』だって言ってくださって構わないのですが……」
「わ、私は一度だってそんなことは──いや、口には出していなかったが、そう思っていた時がある。自分が浅慮だった。本当に申し訳ない」
別人のように接するセレスティノ様に困惑するディアナ。
これは虐げられた令嬢が、セレスティノ様の言動や振る舞いに鼓舞され、前世でのやりたかったことを思い出す。
虐げられた才能令嬢×エリート王宮魔術師のラブコメディ
※R15は保険。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 08:11:32
10427文字
会話率:49%
「おかしいでしゅよ。このじょうきょうは」広い草原に佇む3歳の子供が一人……え?それが私?それに何コレ?「魔導具ショップサイト?」ちょっと異世界来ちゃったの?元23歳のOLが小さくなって異世界で大奮闘しながらも快適な生活を求めていく日常ほのぼ
の物語。カクヨムにも同時更新しています。11/9の更新回より一旦更新休止にさせて頂きます。理由は本編後書きに記載。必ず再開しますので、少々お待ちくださいませm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 18:45:42
157003文字
会話率:46%
空から声が降ってくる──
毎朝、天声の巫女の元気な声が響き渡る街、セイントヘイブン。
そこで、魔導具屋として働く少年アルは物や人の記憶を読み、自分の力にする能力をもっている。それでもアルは英雄や勇者には憧れず平穏な生活を望む。
ただ、アルが恋する幼馴染の少女フィーネは元気溌剌な声を毎朝届けてくれる天声の巫女であり、重大な秘密を抱えていた。
平穏を望む少年アルが恋する少女の為に無くした勇気を思い出し、本当の強さを見つけ成長する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 10:47:35
24670文字
会話率:41%
ある日、どこにでもいる平凡な高校生、榊原裕斗はトラックに衝突し命を落としてしまう。目覚めた時、彼は異世界に転生していた。その世界では、騎士を模した大型魔導具兵器“魔導騎士”が人類をおびやかしていた。
“魔導騎士”を倒すのは“魔導騎士”にしか
できない。
裕斗は“魔導騎士”に乗り込み、生き残るため戦い続ける。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 19:35:26
116460文字
会話率:48%
「第10回ネット小説大賞」で「コミックシナリオ賞」を受賞! マンガBANGで「闇属性だけど脚光を~」をコミカライズ連載中、電子ノベル販売中の作者の新作です! ぜひお読みいただければ!
「あらすじ」
――なんでだれも動かないんだよ! お前
ら、魔力使えるくせに!
理不尽な理由で仕事をクビになったその日。幼い妹と二人暮らしの魔力を使えないゼロの少年カノンは、運命の出会いを果たす。体を張って窮地を救った少女――無能と追放された天才錬金魔導技師の少女アルケミと、彼女がつくった試作錬金魔導具〈魔砲〉。絶大な威力と引き替えに規格外の魔力量を必要とし、だれひとり使えない欠陥品とされたそれを――カチリ。カノンがその手で放った瞬間から、二人の運命は動きだした。
「だいじょうぶ……! ぜったいできるよ……! あたしとカノンなら……!」
竜退治の勇者。陰謀から姫を救った英雄。王国を襲う大災厄。すべての理不尽を一撃でぶっ壊し、止まることを知らないその名声は、やがてこの世界すべてへと轟く。
これは、最高のパートナーとなった少年と少女がすべてを手に入れ、幸せになるまでの物語。
※ストックが続く限り毎日更新。ストックは開始時点で20話程度です。この小説は他のサイトでも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 12:04:25
51799文字
会話率:53%
人型魔導具「ほうき」と呼ばれる存在、アダムは主人ソルシェを老衰で亡くす。
その後、アダムは主人の妹であるシャロンの元へ行き、何だかんだで共に暮らすことになる。
シャロンとアダム、ソルシェで繋がれた二人の軽く、緩い少しファンタジーな日常物
語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 23:03:52
27090文字
会話率:50%
戦闘力が数字として表れる異世界。
そんな異世界の山奥でひっそりと暮らしていたソラは、ルルアと名乗る魔導師に頼まれて、魔王討伐に協力する事になる。
現時点でのソラの戦闘力は38万。今のソラなら魔王を倒せる事も可能だとルルアは言う。
だ
がこの時のルルアはまだ知らなかった。ソラの真の力は38万程度で収まる器でなかったという事に。
そしてソラがどれだけ理解の範疇を超えた存在なのかという事すら、ルルアは何も知らないままでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 08:00:00
40222文字
会話率:62%
魔王城にて勇者パーティーと魔王、そして魔王四天王は対峙していた。
勇者と魔王、勇者パーティーメンバーと魔王四天王が戦闘を行っている中、1人戦闘に参加していない者がいた。
デッドエンド王国の王太子であるサキナイルである。
それぞれ
戦っていた勇者パーティーと魔王たちの距離がある程度近くなったと思ったサキナイルは、懐から魔導具を取り出し戦闘中の彼らに向かって魔導具を投げた。
魔導具は光を放ち封印結界を展開した。
勇者パーティーと魔王たちを封印結界に閉じ込めたのを確認したサキナイルは、バッグから認識阻害の付与されたローブを着てフードを目深に被ってその場を後にしデッドエンド王国に帰国した。
サキナイルは、両者が戦闘に集中している隙に魔導具を投げ封印したのだが、勇者パーティーは魔王たちと相打ちになり死んだことにした。
国王は、聖女のソフィアと王太子のサキナイルを結婚させるつもりでいた。
グオクズ国王は、宰相を呼び世界に魔王封印の報せを出すよう命じた。
サキナイルに封印結界魔導具で封印された勇者パーティーと魔王たちは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 12:00:00
2451文字
会話率:47%
王国ガルド領にて天才魔法師アリシアが経営する魔導具店。そこでマスコット兼弟子ネコのフィラムは時には遊び、時には魔法を学びながら客と戯れて毎日気ままで平穏な生活をしていた。
紳士な魔法使いの弟子ネコと天才でどこか残念な魔法師が周りを巻き込み
ながら絆を深め、そしていつの日か弟子ネコを立派な魔法使いにする。
そんなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 01:35:45
24435文字
会話率:57%
ある王国の魔導具店に家猫のフィラムは店主である魔法使いの弟子として生活していた。そんなある朝のお話。
最終更新:2023-06-12 00:04:19
982文字
会話率:59%
治癒魔法を使える女性(聖女)が多く生まれるエーリズ国で宮廷筆頭聖女を務めるソニアは、その日職場である宮廷から追い出された。
このままでは食いっぱぐれると思ったソニアは、そのままメインストリートへ行き街角で激安治療を始めた。のだが、そこへやっ
て来たのは銀髪紫瞳の美男子で。
「出張は行っておりますか?」
「患者が遠くにいるってことっスか?いっスよ」
押しの強い皇弟×色恋疎め聖女のハピエンストーリー。
〈全3話〉
※ざまぁはありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 11:32:06
82016文字
会話率:46%
魔王軍との戦いで満身創痍の勇者パーティにおいて、1番重要な役職は魔導士(ヒーラー)だ。
回復を専門とする彼らの負担を減らすため魔力の供給、魔法石の加工、魔導具の分配を生業とした魔導士ディーラーがパーティーに帯同していた。勇者パーティーの黒魔
導士に見初められたディーラーのムートだったが紆余曲折あってパーティーを追放され契約も破棄されてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 23:34:00
103783文字
会話率:40%
「絵は完璧なんですけど、ストーリーの方が物足りないんですよね。なんというか…雑」
***
マヤ。12歳。新人漫画家。
ある日、不慮の事故で死亡し女神様に呼び出される。
なんと女神様はマヤの漫画のファンだった!
…しかし、女神様にストーリ
ーに臨場感が足りないと厳しい指摘を受ける。
「まあそう言うことなので、面白い漫画を描くために、実際に剣と魔法の世界で冒険をしてもらおうと思います。OK?」
「………はい、面白い漫画を描くためなら何でもします…」
最強の魔力と魔導具を渡され、異世界へ飛ばされるのであった!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 10:51:36
78132文字
会話率:37%
美しい義妹に、聖女の地位も婚約者も奪われたフローリア。失意の中で追放されたのは、聖女の加護が届いていなかったせいか、魔獣が出現するというギルレイド辺境伯領。その現状を目の当たりにしたフローリアは、贖罪のために唯一得意と言える魔導具作りで役に
立とうと決意する。素性を隠した辺境伯ゼインに、過保護に見守られながらも奮闘する日々。厳しい土地でたくましく生きる人々の温かさに触れ、フローリアは少しずつ自分を取り戻していく。そうして、柔らかな恋心も知り――けれど、魔獣が頻繁に現れるようになった原因に不穏な思惑が絡んでいることが明らかになり、否応なく陰謀に巻き込まれていって――……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 07:21:05
182206文字
会話率:28%
〜〜あらすじ〜〜
幼い頃に脚を失った少女アリス。両親は借金をして、アリスの脚に合う魔導具を購入した。
しかしその優しかった両親は亡くなり、借金の返済が滞る。
借金のカタにアリスは『借金奴隷』となる。
そんなアリスに紆余曲折あり、通常では奴隷
は一生奴隷なのだが、解放された。
奴隷から解放されたアリスに残されたのは多額の現金と機械仕掛けの脚。そして、この世界でも一握りの者にしか認知されていない数々の魔法陣があった。
それらを使い、自身を『奴隷商』『奴隷という身分』『孤独』から救ってくれた人物を探す旅が始まる。
〜〜あらすじ終わり〜〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 18:07:57
33841文字
会話率:40%
世界を救った後に濡れ衣を着せられた聖女レティシア。彼女は火炙りの刑に処されるが、気付けば神聖大日本帝国という国に召喚されていた。
「この国でもまた、聖女として望まぬ戦いを強いられるのかな?」
不安を抱くレティシアのまえに軍服の男が現れる
。彼は魔導具らしき物でなにかを確認すると、レティシアの隣にいた黒髪の少女に向かって片膝を突いた。
「よく来てくれた、巫女殿」
……巫女?
*カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 20:00:00
271434文字
会話率:48%
「カナタとあたし、二人の知識を合わせて最高の魔導具を造りましょう。そうして世界を救うの。迷宮の氾濫で悲しみを背負った人をこれ以上生み出さないためにも」
世界各地に現れた迷宮から魔物と瘴気があふれ、人類が生存領域を失いつつある世界。身寄りを
失ったカナタは、魔導具師のサラに救われた。
サラが魔導具の研究を進め、カナタは魔石の研究を進める。ある日、カナタは人工魔石の精製という偉業を成し遂げる――が、発表を目前に迷宮の氾濫に巻き込まれてしまう。
新婚で妊娠中のサラをシェルターに押し込め、救援を呼ぼうとするカナタだが、試作の転移陣が誤作動を起こしたことで200年後に飛ばされてしまった。
心の拠り所を失ったカナタは目的を見失う。そんなカナタが出会ったのは、代々魔導具師を続ける家に生まれながら、魔導具を造れない見習い魔導具師の少女だった。
未熟ではあるが、サラと同じ輝きを彼女に見たカナタは、サラから学んだ知識を彼女に与え、二人で試行錯誤しながら新たな魔導具を生み出していく。
そんなある日、カナタはサラからのメッセージを発見する。これは、200年の刻を超えてなお、約束を果たそうとする少女達の物語。
世界で唯一魔石を造れる少女と、魔導具師見習い少女の物作りファンタジー!
本作は他サイト様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 20:00:00
127218文字
会話率:54%
魔術学校に通う平民のフィーアリーゼは優秀過ぎるがゆえに貴族からの妬まれ、仲間との関係を壊された挙句に、無実の罪を着せられて封印されてしまう。
彼女は二度と目覚めぬ眠りについた――はずだったが、なぜか300年後に目覚めた。
そこは魔術
の衰退した世界。
300年前には普通に出回っていた魔導具がアーティファクトのように扱われており、身の回りの品ですら驚かれる始末。
フィーアリーゼは完全に異質な存在と成り果てていた。
自由と引き換えにぼっちになったフィーアリーゼはある日、運命の邂逅を果たす。
――これは、全てを失った少女が300年の時を経て失った名誉を回復し、一度は諦めた友情を育み、叶わなかった夢を掴む、逆転の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-06 12:00:00
114774文字
会話率:46%
『マルネェ大陸』
その大陸の北一帯を支配する『ルユブル王国』と西の雄『ドドル王国』による長きに渡る戦争は、20年にも及んだ。そんな戦争の終結の年、魔力を持って生まれながら、あまりにも微弱な魔力故に、普通の生活を送っていたリリーヤは、ルユ
ブル王国の貴族、ペチェノ家の養子となる。
ペチェノ家の当主バンク・ペチェノは魔導具と呼ばれる魔法の道具を作る職人だった。ルユブル王国内で1、2を争う腕を持つ彼の後継者として、修業に励むこととなる。
0に近い魔力量のリリーヤが後継者と選ばれた理由は、彼女の特殊体質にあった。その特殊体質は、戦争を終結に導いた大英雄、ルユブル王国の影の支配者と呼ばれる、大貴族エルドグリース家の長女、史上最強の魔女アプロディタ・モコシュ・エルドグリースと同じものであった。大英雄と同じ体質であるが、魔力の量は天と地程の差があるというのに、運命は、リリーヤとアプロディタを巡り会わせる。
借金返済の為に一流の職人を目指すリリーヤが、養父バンク・ペチェノと大英雄アプロディタ・モコシュ・エルドグリースという偉大なふたりの師匠に振り回されながら、懸命に生きていくストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 00:00:00
283228文字
会話率:43%
幼馴染達とパーティーを組んで冒険をしていた主人公は戦闘センスはないものの、魔導具を使ってメンバーをサポートしていた。しかし、「魔導具を作ることしか出来ないお前は必要ない」と追放されてしまう。
追放後、主人公が隣国で成り上がる一方で、主人
公の元仲間は主人公のサポートが無くなったことで、冒険を続けることが困難になってしまう。
※主人公視点(表)とパーティーメンバー視点(裏)があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 14:24:06
7859文字
会話率:56%
結婚してから早一年。
夫の多忙さもあり夫婦仲が冷え切っていたデライラだったが、ある物を夫から贈られたことによりその関係性が変化する。
それは――念話魔導具?
これはすれ違い続けた夫婦が、念話魔導具の力を借りてようやく夫婦としての日々を始める
お話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 19:01:29
10534文字
会話率:27%
ダンジョン住まいの錬金術師、「クレイン・アーバレスト」
クレインは日夜、採集、合成、付与術(エンチャント)をしてアイテムや武器防具を製造しまくっていた。それもすべて友達の勇者ピエールに渡すため。大けがをしたせいで冒険者になれなかったクレイン
はせめて世界平和のために戦っている友達の役に立ちたいと思っていたのだ。
ある日、久しぶりに王都に来たクレインはなじみの店がなくなっていることに気づく。聞けば、新しい店に負けたという。その店は「勇者ピエールの店」。中をのぞいたクレインは驚いた。店内の売り物すべてがクレインがピエールに渡したものばかりだったのだ。転売をしていたピエールを問い詰めるが、逆上したピエールに追い出されてしまう。そんなとき、クレインは王女に出会う。「やっと会えました、クレイン!」王女はクレインに抱きついて来た。王女は学生の頃クレインに命を助けられ、その結果、クレインは利き腕に大けがを負ったのだ。癒しの力に目覚め、聖女となった王女は、クレインの利き腕を癒し始めた。転売勇者をぶっ潰し、利き腕の感覚を取り戻したクレインは王女とともに気ままな旅に出るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 18:10:06
13293文字
会話率:35%
アスベル・アッシュフォードは付与術士。王立魔法学院最強の勇者パーティーの一員で、道具に魔力付与エンチャントでき、その力でパーティーを助けてきた。
だが、アスベルには秘密があった。アスベルのスキルは透視。服が透けて見えるというナイス?なスキ
ルだったが、それをパーティーの仲間に知られ、ボッコボコにつるし上げられた。
聖女「私のおっぱい見たでしょ、最低!」
アスベル「違う、見てない……ちょっとしか。わざとじゃない」
聖女「殺す」
許しを請うアスベルに対し、重すぎる罰が与えられる。
溺愛する妹にアスベルは変態であると吹き込まれた。
「お兄ちゃんは変態じゃないよね?」
「うわあああああ!」
アスベルはすべてを失い、国から追放されてしまう。
そこで出会ったのは、未来のアスベルの弟子だという美人騎士。
美人騎士からスキルの使い方のヒントを聞いたアスベルは覚醒。
実は、アスベルのスキルは【透視】ではなく【神の眼】で、見たいものがすべて見えるというものだった。未来の自分を見たアスベルは最強の魔法をすべて見て習得し、押し寄せる困難を理不尽にねじ伏せてゆく。
一方、優秀な付与術師アスベルを失ったパーティーは破滅の道へ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 20:04:48
14766文字
会話率:40%