小国ハイドランドに舞い込んだ縁談は、ソフィーナの初恋の相手、大国カザックの王太子フェルドリックから。
美貌で名高い姉姫への求婚と思いきや、兄の政務を手伝うことだけが取り柄の、冴えない妹姫ソフィーナあてだった。
本人も含めて、誰もが「人
違い」と思う中、やってきたフェルドリックに「一目惚れした」と言われ、舞い上がって承諾を返したソフィーナだったが、実際は、政略+着飾らせる必要がない地味姫だから――
結婚を「仕事」、ソフィーナを「都合のいい相手」と言い放つフェルドリックに、これ以上みじめになりたくないソフィーナは、公務と引き換えに契約結婚を願い出、カザックでの生活を開始する。
不釣り合いだと皆に嘲笑され、辛辣なフェルドリックに振り回される、真っ白な新婚(?)生活の中、フェルドリックがソフィーナにつけてきた護衛騎士2人は、なんだか妙。
その上、隣国からやってきた愛人候補には正妃の座と一緒に命を狙われ、挙句、祖国にまで不穏な気配が……。
「生憎だったね、それでも君はここに――僕に縛り付けられる」
やるべきことを終えたら、認めよう、あなたが好きだ、と。
そして、伝えよう――だからこそ、あなたに縛り付けられてなどやらない、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 19:17:09
306199文字
会話率:45%
仕事も私生活もストイックにこなす宮下は来る年度末の昇進に関わる面談と試験向けて頑張っていた。そんな中取引先に向かう途中とある釣り人を助けるが…。
春に向けて人との繋がりの大切さを改めて感じるハートフル短編小説です。
最終更新:2024-03-20 22:30:35
4485文字
会話率:20%
父から呼び出された。
ああ、いや。父、と呼ぶと憎しみの籠る眼差しで、「彼女の命を奪ったお前に父などと呼ばれる謂われは無い。穢らわしい」と言われるので、わたしは彼のことを『侯爵様』と呼ぶべき相手か。
「……貴様の婚約が決まった。彼女の命を
奪ったお前が幸せになることなど絶対に赦されることではないが、家の為だ。憎いお前が幸せになることは赦せんが、結婚して後継ぎを作れ」
単刀直入な言葉と共に、釣り書きが放り投げられた。
「婚約はお断り致します。というか、婚約はできません。わたしは、母の命を奪って生を受けた罪深い存在ですので。教会へ入り、祈りを捧げようと思います。わたしはこの家を継ぐつもりはありませんので、養子を迎え、その子へこの家を継がせてください」
「貴様、自分がなにを言っているのか判っているのかっ!? このわたしが、罪深い貴様にこの家を継がせてやると言っているんだぞっ!? 有難く思えっ!!」
「いえ、わたしは自分の罪深さを自覚しておりますので。このようなわたしが、家を継ぐなど赦されないことです。常々侯爵様が仰っているではありませんか。『生かしておいているだけで有難いと思え。この罪人め』と。なので、罪人であるわたしは自分の罪を償い、母の冥福を祈る為、教会に参ります」
という感じの重めでダークな話。
人によっては胸くそ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 22:23:31
3815文字
会話率:67%
父が勝手に決めたことだ。アネットだってそもそも男爵家の長男とこんな平民が暮らす長屋に住んでいる行商人の娘では身分が釣り合わないと思うだろ。これからは俺の許嫁とは言わないでくれ、迷惑だ。
許嫁のヘルゲは父が亡くなった翌日にそれを言いにきた
。
私ひとりぽっちだよ。暮らしていた長屋も焼かれ、私は父の住まいがある異国に来るよう言われた。そこには大きな屋敷があった。四畳半に住んでいた私には目がくらむような大きさだった。そこで私は貴族の権力争いに巻き込まれてしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 14:46:38
31269文字
会話率:56%
高校生の高橋叡山は小説投稿サイトのイベントに参加するも、彼の作品は全く見向きもされなかった。
落ち込む叡山の元に、作品の感想コメントが一件だけ寄せられる。そのコメント主ことコリンはイラストレーターだった。
SMSで会話しているうちに意
気投合し、リアルでもコリンと会う事になる。待ち合わせ場所に現れたのは、叡山と同じく高校生の、狐のような釣り上がった目をした美少女だった。
叡山とコリンはなんとかイベントで一位になるべく、協力関係を結ぶのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 11:00:00
23980文字
会話率:32%
「うぇー。キモ。あたしがなんでアンタなんかとつきあわないといけないの? その前に鏡みたら? アンタなんかとあたしが釣り合う訳ないじゃん。夢は寝てみろよ」
陰キャのカルアの勇気を出した告白は爆死。
無気力なカルアは双子の姉のカシスのメイ
クの実験台になって美少女(男の娘)に変身! 姉の生贄にされてメイドカフェで働く事に。そして、そこにお客さんで来た、プラチナブロンド緑瞳の美少女アンに一目惚れ。けど、アンの正体は……
この話は、短編のアレンジ版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 22:00:00
11015文字
会話率:43%
「うぇー。キモ。あたしがなんでアンタなんかとつきあわないといけないの? その前に鏡みたら? アンタなんかとあたしが釣り合う訳ないじゃん。夢は寝てみろよ」
陰キャのカルアの勇気を出した告白は爆死。
無気力なカルアは双子の姉のカシスのメイ
クの実験台になって美少女(男の娘)に変身! 姉の生贄にされてメイドカフェで働く事に。そして、そこにお客さんで来た、プラチナブロンド緑瞳の美少女アンに一目惚れ。けど、アンの正体は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 00:21:14
3374文字
会話率:48%
ある日仕事帰りに事故にあった男が、異世界でバイク旅をしていくお話。
冒険あり、ほのぼのあり、バトルあり、こんな世界をバイクで走りたいと思えるようなお話。
最終更新:2024-03-13 21:19:51
202727文字
会話率:68%
沖で釣りをしていた男性が、何故かカッパを釣り上げ家に連れ帰るが…。
原案:岫 音速さん
最終更新:2024-03-11 16:00:00
1175文字
会話率:50%
この歳になって、恋心を知ることは無かった。
そして其れは理想が高いんだって一般論。
好きなタイプさえ曖昧なのに、理想もへったくれもあったもんじゃないよ。
それとも、好きな人は無理につくる物なの?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐
欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
考察……頑張りますよ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 21:27:30
1448文字
会話率:40%
僕はエドモンド。とある村の鍛冶師で、魔法剣士だ。
夢の中で見た不思議な光を追いかける旅は、試練と驚きに満ちている。未知の宝物を求め、古代遺跡の謎を解き明かす。そこには、剣や魔法だけじゃ乗り越えられない困難が待ち受けている。でも、僕たちは諦め
ない。幼馴染のリリアと共に、友情と勇気を胸に、この未知への挑戦を乗り越えるんだ。
どうせイチャイチャするんだろうって?そんなことは……ないよ。
間があったとか言わないで。仕方ないだろう、可愛いんだから。
さぁ、興味を持ってくれたかな?
だったら、タイトルのところを押すんだ。未来は、僕たちの手の中にある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 19:02:52
47638文字
会話率:40%
お金持ちな伯爵令嬢、ルエッタ・ハイリヤには勿体無いほど素敵な婚約者がいる。
ユダ・ハイデライト様。
代々騎士の家系で、多くの有名な騎士を輩出している由緒正しき名門の長子。
それに加えて繊細な美しさと鍛え抜かれた筋肉を持つ、女性なら誰もが一
度は恋をするといわれる美丈夫だ。
対して私はお金以外取り柄のない地味な令嬢。
釣り合っていないのは自分でもよく理解していた。
そんな私の婚約者様は女性嫌いで有名だった。
だから婚約者として私ができることは、ただ何も望まず彼の負担にならないように努力するだけ。
そう思っていたが…、
彼には両思いのアリシア様と言う美少女がいて。
しかもアリシア様と結ばれなければ彼は死んでしまう結末にあるらしく…!?
そんな私が彼にできることはただ一つ。
彼にとことん嫌われて婚約破棄をすること!
話によると彼は"ヤンデレ"が嫌いらしい。
それならば、私はその"ヤンデレ"を目指すのみ!
そして彼の心の中にも残れないほど嫌われて、
後腐れなく婚約を破棄するつもりだったのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 22:19:23
17991文字
会話率:36%
ある悩みを抱えた人々を中心に、陰ながら噂になっている店がある。
訪れた者曰く、その店には客の欲しいものが必ず揃っている、という。
どうしても失くしたくなかった大切なものや、もう失ってしまったと思っていたかけがえのないものが、その店
では見つかるらしい。
アストノズヴォルド帝国の城下町・フォルトゥナの端の端。地図にも載らないミセリア地区の入り組んだ路地の奥。誂えたような行き止まりの先。
一見したところ、これといった特徴のないように見える二階建ての建物。
汚れのない灰白色の壁、落ち着いた光沢のある青銅で出来た円蓋状の屋根。薄暗い路地に不釣り合いなほど綺麗な装飾の看板が目を惹く。
『ミラージュ・ドゥ・シュヴァルツ』
店主は、透き通った白銀の髪に柘榴の瞳を持つ美しい女性。
そう、ここは人の心を守る魔導具店。
___今、物語が幕を開ける。
これは、ある一人の少女による、あいをいかして、あいをわすれて、あいをころす、そんなあいのものがたり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 23:14:34
2973文字
会話率:25%
釣りあげた魚が追いかけてくるという詩。(※重複投稿しています)
最終更新:2024-03-02 05:00:00
260文字
会話率:72%
ファンタジーで釣りすると、たまにこういうのあるよな。(※重複投稿しています)
最終更新:2022-11-11 13:00:00
253文字
会話率:29%
この物語は、ある異世界の荒廃に闘いを挑んだ冒険者と、釣り上等暇つぶしで集まったネラー達の記録である。異世界において全くの無名の弱小パーティーが掲示板の民から裏技と知識を培い、わずか数年で魔王討伐を成し遂げた奇跡を通じて、その原動力となった信
頼と愛を、余す所なくなろう化したものである折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 16:55:57
9491文字
会話率:19%
悪魔は突然、見知らぬ天使に告白をされた。
しかし悪魔はその不釣り合い差に天使を跳ね除け続けてしまう。
それでも天使は諦めきれず悪魔に猛突撃するが...
最終更新:2024-03-01 00:00:00
8087文字
会話率:56%
伯爵家に嫁いで四年が経つオーリエ。
十五歳の頃に当主であるエマーソンと結婚した。
エマーソンには、数年来の恋人がいる。が、恋人であるキリアは平民。結婚できずにいた。
なので、身分的に釣り合うオーリエと結婚したのだが。
白い結婚であるために、
彼女は心底ウンザリしていた。
ある日にオーリエは実家に帰ろうと思い立ったが?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 21:28:00
10294文字
会話率:63%
僕の名前は碓氷(うすい) 涼(りょう)、陰キャだ。
幼馴染で彼女の北山(きたやま) 安奈(あんな)がお前とは釣り合わないって振ってきた、転校生で許嫁の清水(しみず) 玲奈(れいな)のプロデュースでイケメンになった僕、またやり直そ
うって言ったって、嫌だね!僕にはもう可愛くて完璧な許嫁がいるもんね!
この作品はカクヨムでも記載されています。
https://kakuyomu.jp/my/works/16817330658325260797折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 15:58:15
8263文字
会話率:75%
魚の話、釣りの話を勝手気ままに、思いつくままに。
「R-15」と「残酷な描写あり」タグは念のための保険です。魚を捌くシーンを残酷とかクレーム付けられても困りますから、ということで。
最終更新:2024-02-24 11:29:55
50390文字
会話率:6%
土用の丑にはウナギを食べよう!
高くて手が出ない? ならば自己調達すれば良いんです。
ウナギはどこにでも居る魚で、しかも釣り方は難しくない。
ちょいとアタクシが釣り方を指南して差し上げましょう。
これでアナタもウナギ釣り名
人だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 12:22:20
9459文字
会話率:2%
夜釣りに出掛けた私たちは、沖に密漁船のものらしき明かりを目撃する。
密漁船(?)は直ぐに姿を消したのだが、釣りをしていた私たちのところには地元漁民のパトロール隊がやってきて、つい先日付近の海域で人身事故があったことを告げてくる。
密漁
船のものらしき明かりを見たことを報告すると、パトロールからは急いでこの場を立ち去る様に命じられる。
警告に素直に従った私たちだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-19 21:24:40
6928文字
会話率:18%
何を釣るにも、都合のいい時機があります。
それを求めるのなら…
最終更新:2024-02-20 21:00:00
2894文字
会話率:0%
何かを得るには、何かしらを差し出さねばいけない
それが釣り合っていると思えたらいいのですが
最終更新:2023-04-23 18:00:00
3330文字
会話率:8%
むかしむかし。
釣り人が川へ出かけたときのこと。
いつも釣り場にしている岩の近くで、大人大の銅の像が川の水につかっていた。
思ったより軽いその像は、振ってみると中身がなにやら動く音がする。
何が入っているのか?
最終更新:2020-07-10 23:29:43
3283文字
会話率:2%
ある喫茶店のコーヒーと雰囲気が大好きな主人公は、ある事がとても気になっていた。それは、段々と喫茶店が若者のたまり場となってしまっている事である。最初は若者達が、ここの喫茶店でしか販売していない、非常に映えるスイーツ目的で、頻繁に利用するだけ
だったのだが、段々と客の顔や格好で、ここの喫茶店に合っているかどうかを勝手に審査し始め、不釣り合いだと判断すると、その客にだけ聞こえるように悪口を言い、その客を追い出すようになってしまう。そして主人公もまた、若者達の目と言う名の審査が通らず、ここの喫茶店を利用する度に悪口を言われてしまう客の一人なのである。しかし主人公は、ここの喫茶店の雰囲気を意地でも取り戻そうと、若者達と戦う事を決意するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 19:00:00
3750文字
会話率:46%