「リンティーナ=ミラーフォトン公爵令嬢っ。貴女との婚約は破棄させてもらいます!!」その言葉に本当ならば喜んではいけなかったのでしょう。ですが、わたくしはどうしても、どうあっても、喜びを隠せませんでした。王妃教育。将軍や近衛騎士団長といった猛
者たちに痛めつけられ、死ぬ前に治癒魔法をかけられてまた痛めつけられるだけの日々から逃れられるとなれば喜ばないはずがないでしょう。そして、わたくしは新たな婚約者と出会います。「── 我が全霊をもってめくるめくハッピーライフを約束しようではないかっ」なんだか物理的に距離が遠い、女性が苦手な貴方に。これは文字通り血反吐を吐くほどの王妃教育から解放された公爵令嬢が幸せになるまでの物語である。──短編『王妃教育は文字通り血反吐を吐くものでしたので、喜んで婚約破棄を受け入れました』の連載版となります。第一話は短編と同じ内容ですので、短編のほうをお読みになった方は第二話からお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 12:38:39
82088文字
会話率:32%
「リンティーナ=ミラーフォトン公爵令嬢っ。貴様との婚約は破棄させてもらいます!!」その言葉に本当ならば喜んではいけなかったのでしょう。ですが、わたくしはどうしても、どうあっても、喜びを隠せませんでした。王妃教育。将軍や近衛騎士団長といった猛
者たちに痛めつけられ、死ぬ前に治癒魔法をかけられてまた痛めつけられるだけの日々から逃れられるとなれば喜ばないはずがないでしょう。そして、わたくしは新たな婚約者と出会います。「── 我が全霊をもってめくるめくハッピーライフを約束しようではないかっ」なんだか物理的に距離が遠い、女性が苦手な貴方に。これは文字通り血反吐を吐くほどの王妃教育から解放された公爵令嬢が幸せになるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-17 21:13:01
11887文字
会話率:37%
私、暗殺者なんですよ。なのに王族を守る近衛侍女にならないかって言われてるんです。なんで?て言うか近衛侍女って何?近衛騎士団なら知ってますけど。つーかこの国の王族奇行しまくりじゃないですか?
こんな感じで始まる、暗殺者な近衛騎士ならぬ近
衛侍女の話です。
注意事項
・一人称視点
・不定期更新(月1で更新する。予定)
・R15は念のため
・基本1話完結(短編集的な感じになるかも?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 18:22:29
5199文字
会話率:58%
草野花。19歳。空手を特技とする女子大生です。食事中にイーリアス王国とやらにトリップしてしまいました。私がトリップするのと同時に、お姫様の食事の毒見をしていた侍女さんも、多くの人が見守る中消えてしまったそうです。どうやら私と彼女は入れ替わっ
てしまったようなのです。帰る方法は、今のところありません。でも、絶対に絶対に帰ります! それまでは、王国の近衛騎士団の副団長サイアスさんのお屋敷に居候して、お姫様をお守りして過ごしたいと思います。
異世界トリップした女の子が頑張って日々暮らす物語。ほのぼのしてクスッと笑えて、時々悲しい。そんなお話となる予定です。恋もするけど、花さんはそっち方面にちょっと疎いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 12:28:57
256059文字
会話率:47%
ある転生者によって滅ぼされた国の王女と近衛騎士団長は、十数年の時を経て、すっかり様子の変わった故郷にと戻って来る。
虫も殺せず、魚にも触れず、魔物にすら逃げ回るだけのオジサン近衛騎士団長アラン。
そんな情けないオジサン騎士団長に育てられ、
意図せず野性味あふれる女性に成長してしまった王女ミサキ。
そんな二人が長い長い旅路を経て、遂に元故郷にと足を踏み入れる。短めの何も始まらないお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 01:44:45
11532文字
会話率:59%
業(ごう)。それは、クルムスト王国の国家精鋭近衛騎士団の[剣業][魔業][策業][銃業]の4つからなる王国最高峰の戦闘特化型集団。
緋陰氷我(ひとかげひょうが)はある宿命を胸に剣業になることを堅く誓い、業選別特別短期学校に入学する。
最終更新:2021-07-27 09:54:31
4932文字
会話率:41%
マーガレット・ガウディールは侯爵令嬢でありながら女性近衛騎士団所属の騎士である。
勇者の父と聖女の母を持つマーガレットは令嬢としては異質な強さを身につけていたために、婚約相手が見つからないまま既に売れ残りの年齢になっていた。
そんな彼女が任
務で訪れた先で出会ったのは、剣の鍛錬に励む1人の可憐な美少女で。
売れ残り令嬢が美少女に翻弄される物語です。
シリーズの呪いはあまり影響していないストーリーになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 18:00:00
11148文字
会話率:33%
近衛騎士団で副団長を務めるロイドは、休日に夫婦の寝室横にある倉庫を掃除していたが、妻の嫁入りの時に大切そうに運んでいた木箱が傾いて中身が出てしまった。
中からは色々な物と共に、妻の日記が何冊も出てきて……。
ダメだと思いながらついつい開いて
しまった日記に記されていたのは、数年前のあの日の出来事だった。
日記形式。
最初と最後は夫のロイド視点。
内容は妻視点。
ざまぁは添え物程度。
呪われた王国シリーズの4作目です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 14:06:29
8579文字
会話率:2%
ソーディアス王国近衛騎士団団長【剣聖】リーン・セイクリッドは「王の暗殺を狙っている」と無実の罪に問われてしまう。
当然リーンは「これは謀略だ!」と反論するが話を聞いてもらえず、リーンは王国から追放された上にリーンを邪魔に思っていた貴族の策
謀によって殺されてしまった。
けれどリーンは【剣聖】スキルの隠された力によって能力を引き継いだまま転生し、十八歳の誕生日に全ての記憶を思い出した。
「俺、今世でも剣聖じゃん……」
リーンは今世でも剣聖となっていたが、前世の記憶を思い出した途端「もう謀略も貴族もうんざりだ」と剣聖の地位を返上して自由の身となった。
「辺境へ行けば俺のことなんて誰も知らない。片田舎でのんびり暮らそう」
リーンは辺境の村を守る護衛となりスローライフを目指すが、剣聖と手合わせを願う天竜や亡命してきた魔王も仲間に加わってきた。
「少し賑やかになってきたけど問題ないか」
「世界を滅ぼせるメンバーですけどね」
これは転生しても剣聖だったリーンが平穏な生活を目指す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 09:19:16
24575文字
会話率:39%
「好きな人の傍に行きたい。それが鞄の代わりだとしても」
人もろくにたどりにつけないレベルのド田舎で神官として勤めるルルは、片思いを拗らせている。
類まれなる剣の腕で数多の魔獣を打ち倒し「王国の英雄」とか「白銀の騎士」と年齢身分性別問わず数
多の人々から称賛される正騎士にして絶世の美青年ヴィクトール。
そんな彼への片思いを拗らせているのが、どこをとっても平凡な少女にして神官のルル。
身分差もあれば年齢差もあり、物理的な距離もある。
だがしかし、王族から次々と無理難題をふっかけらて休む間もない上にセクハラ被害にまであっていると聞いたらいてもたってもいられない。
人材派遣業の跡取りである幼馴染に頼み込んで、近衛騎士団の臨時雇いの荷物持ちに無理やりなった。
ところが、ルルが仕事を手伝えば手伝うほどヴィクトールは王族に執着されていき、ついには奴隷に落とされてしまう。
「そうだ。ヴィクトール様をさらってしまおう」
ルルは決意して、一切の遠慮を捨てた。
根性と努力と友情とやたら仲が良い親族一同の力でルルは片思いの実らせることができるのか。
神々につくし、神々に愛され、神々基準で健やかに育った、規格外の少女が腐敗したフラウ王国にざまあをかます。かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 17:37:51
212406文字
会話率:24%
享年25歳。
飛行機事故によって命を落とした主人公は、女神の気まぐれで異世界に転生した。
しかも、転生先は伯爵家⁉︎
さらに父は近衛騎士団長⁉︎
武芸、戦略に長ける一族から生まれたのは、《美の加護》を持つ三男だった。
「あれ、もしか
しなくても俺ミソッカス?」
周囲には蔑み、同情され、家族には気を遣われる日々に嫌気がさした彼は、宿屋を開く。
「すごいわっ! 肌がこんなにすべすべに! 」
「ねぇ、きいて。あの宿屋に泊まったら、髪がツルツルになっちゃった! 」
期せずして加護が発動し、宿泊客の美しさに磨きがかかりーー
「何で、こうなった。
俺TUEEEとかないのか、《美のスペシャリスト》って何、美って。
そんなスキル必要ないんですけど!」
本人の望まぬ加護のせいで、国中から客が集まる宿屋になってしまい、忙しい毎日を過ごすはめに。
その客には貴族や王族も含まれていてーーー⁈
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 09:00:00
12944文字
会話率:37%
侍従のトウリです。
主人は紅茶を愛する宮廷書記官のリット様です。
フルミア王国は、フリージスの花が咲く夏になりました。第一王子ラウル殿下の生誕祭が近づき、王城も忙しい、忙しいはずなんです。
そんな中、近衛騎士団の副団長ジン様が血相を変え
てやって来ました。なんでも、恋文の返事に困っているとのこと。
恋愛不器用でかわいそうです。紅茶ばかり飲んでいないで、恋文代筆をしてあげましょうよ、リット様!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 16:30:36
50625文字
会話率:52%
ちょっとした事情から、異世界に転生することになった咲雪(さゆき)。
最強の能力を持つ猫の姿の超有能獣魔として、皇族近衛騎士団長の元に連れてこられたのは良いにしても……。
「なんだこの毛玉は」
主(あるじ)は超、超、猫嫌い!?
高身長で
ガタイの良いイケメンのくせに突き刺さるような視線で睨みつけてくる主(あるじ)に、なんとか気に入ってもらえなければ私の未来は無い!!
神経質な最強騎士団長 × あざとさ全開で奮闘する最強使い魔の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 14:50:27
15845文字
会話率:28%
アーノルド・ウィルガルドは騎士である。小さい頃にした約束を守りたいと日々努力し24歳の若さで第2王子をお守りする騎士―――近衛騎士団長へと登り詰めた。
ずっと約束の為に努力してきたアーノルドはある日アイリス・ハルランと結婚することを父に
告げられる。その事に動揺を隠せないアーノルド。それもそのはず彼女こそ幼い頃約束を交わした相手なのだから。
だがアーノルドに悲劇が訪れる。努力してきた理由は彼女との約束の為。にも関わらずアイリスには怯えられ避けられまくる。
「何故だ!? どこで間違えた!?」
これは約束の為に奮起した男が約束相手に存在事抹消され、尚且つ怖がられてしまう。そんな悲劇をアーノルドなりの不器用な優しさで距離を縮めていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 14:16:48
5406文字
会話率:57%
近衛騎士団長であるグレゴリウスは、精鋭兵400名を率いて連合軍の奇襲に向かったが、敵の策略に引っかかり甚大な被害を出してしまう。
「グレゴリウス。お前を国外追放にする!」
最終更新:2020-11-13 21:12:29
3930文字
会話率:29%
もしも。
自分が『異世界転生して無双する主人公(チートする側)』ではなく、『生活圏を蹂躙される側(チートされる側)』だったら――?
突然やってくる理不尽はどんなに腹立たしくても、避けることはできない。
受け入れるしかない。
なぜなら、
一つ上の階層から来た人間たちは、一つ下の階層の存在を『当たり前』のように、蹴散らすからだ。それはあたかも、ロールプレイングゲームでレベル上げのモンスター狩りのように『無慈悲』に行われる。
狩られる側が、無双状態の最強の存在に打ち勝つためにはどうすればいいのか。
簡単だ。
手段を選ばなければいい。
* * * * *
とある村の少年ユーリィは、将来有望な兵士候補だ。このまま頑張れば、王都リーバイン城の近衛騎士団試験にも受かるかもしれない。それは村の中でも一番の出世頭だ。試験に受かって高い給金をもらって、清楚可憐な幼馴染のシャルと、青春を謳歌し幸せに暮らす。
しかし、そんな彼の村が、突然辺り一面が火の海と化す。
自分の生まれ故郷が、燃えている! ユーリィが剣の鍛錬から急いで村に戻ると、その元凶と会敵した。
謎の『影』だった。彼は理解する。こいつが僕の家族を殺したと。
ユーリィは『影』に襲い掛かるも、奇妙で圧倒的な力の前に、まったく歯が立たない。
のちにわかることだが、この『影』たちは、『現代日本』という異世界から最強スペックボーナスを得て転生してきた無敵の存在だった。
どうにか九死に一生を得たユーリィは、謎の影を倒すために決意する。
この世界の深淵に潜む、闇の神の力を借りることを。
彼が闇の神から得たのは、『不老不死』。何度死んでも蘇る力。
仇敵は、勇者と名乗る。
なら僕は、魔王と名乗ろう。
幼馴染のシャル、そして道中で明らかになる『新たなヒロイン』。ユーリィは仲間を増やしながら勇者打倒へ邁進する。
ここに、復讐に燃える闇の王と、異世界から来たチートの王の対決が始まる。
★この物語は『理不尽な悲劇』に見舞われた少年が、すべてのものを犠牲にして、『異世界転生してきた最強の少年』=チート側に復讐を果たすまでを描きます。
★挿絵を描いてくださっているイラストレーターは、abecさんです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-19 18:00:00
153580文字
会話率:36%
「ゴミ捨てをしてくれれば、報酬に悪役令嬢を渡す」
運も技能も気合も無く、ぼんやりとした生活をしていた、とある三流冒険者。彼がある日珍しく早起きしてギルドに向かった際、そんな突拍子もない依頼を受ける事に。
不安ながらも集合場所に指定された
王宮の裏門へ向かった冒険者だが。そこには近衛騎士団が待っており、更には本当に悪役令嬢を引き渡される。
しかし近衛騎士団の団長は、1日だけ我慢してくれと冒険者に願い。悪役令嬢の方は、冒険者の隣で嬉しそうに高笑い。
かくして三流冒険者は、悪役令嬢と1日を過ごす事になるが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 20:00:00
12181文字
会話率:40%
主人公の佐藤健(サトウ タケル)は自称女神である赤髪の少女の能力により異世界転移した。
自身が転移した翌日に転生して来た同級生の水町結花(ミズマチ ユイカ)とパーティを組むが、水町さんは史上最高とも言われる鬼才の持ち主であった。
最弱職
である佐藤健と最強の水町さんのパーティの成長を見守るために、近衛騎士団から最強の女が派遣された。
この小説は、小説家になろうにも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-17 18:09:53
41342文字
会話率:47%
「なあ、ピペタ。あんた、彼女を愛してたんだろ?」
「そんなわけあるか」
「友情だって、愛情の一種なんだけどねえ。広い意味では『愛してた』って言って構わないんだよ」
(シリーズの外伝作品ですが、前日譚にあたる物語ですので、シリーズ未読でも楽
しんでいただけると思います。よろしくお願いします)
これは、まだ彼らが『復讐屋ウルチシェンス・ドミヌス』ではなかった頃の物語……。
王都守護騎士団の一員であるピペタは、剣術には自信のある凄腕の騎士。だが三十歳を超える今になってなお、一介のヒラ騎士に過ぎなかった。
そんな折、今年も剣術大会が開かれる。今年の優勝者は、近衛騎士団にスカウトされるという噂があった。ピペタは、互いにライバルとして認め合う女騎士と、健闘を誓い合うのだが……。その彼女が陰謀に巻き込まれ、一つの悲劇が発生する。
騎士というものに失望し、自暴自棄になるピペタ。だが遊び人の男メンチンや、その情婦である占い師ゲルエイに励まされ、彼らと共に、復讐に立ち上がった!
ピペタにとって後に裏稼業の仲間となる者たち、そのうち二人との出会いを描く物語。異世界裏稼業シリーズ前日譚。
(この作品は「カクヨム」でも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-04 12:27:31
148978文字
会話率:36%
ユーウェインはガートランド辺境領にある第八区を治めているルウォリス男爵の息子だ。貴族であるものの、名ばかりといっていい。幼い頃から家の手伝いをしながら勉学や武芸の向上に励み、小学校を卒業してからは父親の補佐をしている。だが、それだけでは到
底生活できない。畑作業と放牧、森に入って狩猟や採集もする。まさに自給自足の日々を送っていた。
そんなある日、第八区の村が強盗団に襲撃され、壊滅的な被害を出してしまう。そのことを第一区を治めるガートランド伯爵に伝えるための使者として故郷を離れたユーウェインは、なりゆきで陳情のために王都へと向かうことになった。
陳情の回答を待つ間、ユーウェインの身柄を近衛騎士団が預かることになった。客ではない。騎士の見習いの見習いだ。
そして、様々な事情からユーウェインは正式に近衛騎士団に入ることを決意した。騎士を目指すことになったものの、それは更なる差別と試練の始まりだった……。
*「後宮は有料です!」の登場人物ユーウェインの過去話。
*これだけで読めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-12 00:00:00
18761文字
会話率:21%
ネフリティス王国の末姫であるリルヴィアは存在だけで雨を降らせてしまう特異な力を持っていることから、特別な術が施された塔で静かに暮らしていた。そんなリルヴィアの楽しみは夜中に塔を抜け出してお気に入りの場所で星見をすることだった。ある夜、いつも
の場所へ向かうとそこに近衛騎士団に勤めている騎士、アルクスの姿を見つけてしまう。正体を隠したまま他愛無い会話をしているうちに二人は意気投合し、初めての友人となった。特異の力を持っていることから、今まで一度も夕日を見たことがないと話すリルヴィアに対して、アルクスは一つ、約束する。「──いつか、きっと。夕日を一緒に見ようよ」二人の間で交わされた約束は、力によって翻弄されていたリルヴィアの感情を少しずつ揺れ動かしていく──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-08 12:39:46
124672文字
会話率:38%
赤髪の少年、シン。彼は先の大戦―—―「紅の一年」と呼ばれた戦争の中で産み落とされた一人の赤子。身寄りもなく、彼はたまたま通りかかったセスティリア王国の国軍に拾われ、国王の養子として迎えられる。
―――そうして、十数年の時が経ち、シンは近衛騎
士団第一部隊長を務め、日々、鍛錬していた。
そんな中、不穏な気配がシンの背後に迫りつつあり、友人のロロ、部下のレルガも巻き込まれていく。
覚醒する力、託された思い、守りたいという願い。少年は全てを背負って、戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-17 18:00:00
25771文字
会話率:62%