「ゴミ捨てをしてくれれば、報酬に悪役令嬢を渡す」
運も技能も気合も無く、ぼんやりとした生活をしていた、とある三流冒険者。彼がある日珍しく早起きしてギルドに向かった際、そんな突拍子もない依頼を受ける事に。
不安ながらも集合場所に指定された
王宮の裏門へ向かった冒険者だが。そこには近衛騎士団が待っており、更には本当に悪役令嬢を引き渡される。
しかし近衛騎士団の団長は、1日だけ我慢してくれと冒険者に願い。悪役令嬢の方は、冒険者の隣で嬉しそうに高笑い。
かくして三流冒険者は、悪役令嬢と1日を過ごす事になるが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 20:00:00
12181文字
会話率:40%