妖艶な色気で男を惑わす九尾狐と人間の娘である雪玲は天真爛漫な十五歳。
大人になるための教育を任された三姉妹は何事も体験だと雪玲を人間界へと向かわせる。
都で虐められていた娘を助けた雪玲は令嬢たちに天衣を盗まれ天界に帰れず、ひょんなことから後
宮入りすることに。天衣を取り返したら天界に帰るつもりだったのに、天真爛漫な雪玲は後宮で事件を起こしたり巻き込まれたり一躍注目の的。
挙句の果てには誰の下へもお渡りがないと言われる皇帝にも気に入られてしまう始末。だけど、即位したばかりの仮面皇帝にも何か秘密があるようで……。
※実在する人物も登場しますが史実とは関係ありません
※アルファポリス文芸大賞奨励賞作品を加筆・再編集したものです
※この作品はカクヨム、Nolaにも掲載予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 12:45:55
107186文字
会話率:45%
「私は何もやっていません、無実です」「僕はただの牢番なので、そんなことを言われても知りません」お約束の断罪劇で死刑になる男爵令嬢アンナ。牢番のシュテファンは遺書を書くなら紙を渡すと言い放ち、頭を抱えた彼女を哀れに感じる。シュテファンは秘匿さ
れた二つの祝福を持っており「嘘を見抜く力」と「他者を過去へ逆行させる力」を使って、彼女の危機を救おうとする。上手く行った試しのない不確かな力を濫用した結果、何故だか牢屋の中はメイドや令息令嬢に芸術家の卵や料理人に学者の娘にまで入れ替わり続ける。目指すは侯爵令嬢!果たしてシュテファンはアンナを救うことが出来るのか?※変則的なタイムリープ系のラブストーリーになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 18:17:24
45957文字
会話率:35%
(タイトル変更しました。旧タイトル『リナリアの花が咲き歯車は廻る』)
神々が存在する世界にあるラクノッス王国は、昔々神に背いた罰として化け物を与えられた異質な国だった。その化け物は、離島にある巨大迷宮に閉じ込められており、数年に一度、若
者を生贄として化け物に捧げる決まりがある。
国の中でも訳ありの一族に生まれたフランカの不幸は、後に生贄として選ばれる、国の宰相の孫娘アルビナと瓜二つであった所から始まったといえよう。四歳の時にアルビナの身代わりとして生贄になるよう命じられ、七歳になると、アルビナを最愛の人だという第三王子テオに身代わりの婚約者となるよう強制される。
普通ならば、身代わりとして生きるしかない己に失望することだろう。十七歳での死を約束された呪われた人生に絶望するしかないはずだ。
………そう、普通であれば。
だが、平凡という文字を無意識の内に踏み潰して歩くような令嬢フランカにとってそんな出来事など、どこ吹く風。
彼女は今日も、運命の日に備えて一心不乱に剣を振る―――化け物と戦い、生贄の仲間達と共に生きて家族の元へ帰るために。
別名:M疑惑のある不憫ヒーローが最強クールヒロインに振り向いてもらうまでの成長物語。もしくは、最強一族による盛大なざまぁ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 02:29:42
73132文字
会話率:28%
身代わりで瀕死となった不遇の原作者が描いた小説を奇跡的に創造したソラは、1つの宇宙の生命の生と死を管理する少女ハナビと共にその世界に降り立つ。広がる世界にある全ての存在はソラが独自に創造したもの、そして原作者が描いたものの2種類で構成されそ
の2つが混在していた。死ぬ運命だったはずのソラはハナビと共に原作者の命を救う為、このラストニア王国と呼ばれる原作者が描いた世界で小説通りにストーリーを進め完結させようと試みるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 21:26:13
666261文字
会話率:45%
孤児であるメアリーは自身が授かった能力、ギフトのため王女レオノーラの影武者となっていた。そんなメアリーはある日、レオノーラより彼女の婚約者候補にレオノーラの振りをして会うよう命じられるのであった。
身代わりにされる主人公のお話です。ざまぁ
のような要素あり。設定はあまり細かくは気にせずお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 10:00:00
106741文字
会話率:32%
聖女召喚で代々発展してきたワルヴァラ国。しかし当代の王エルンストは繰り上げて王位に就いた末子で相思相愛の婚約者キアイラがいた。聖女と結婚しなければならない不幸を喘ぐ彼だが、なんと聖女召喚に巻き込まれる……というより身代わりになって社畜リーマ
ン相田武夫が召喚された。愛する婚約者と結ばれることに喜ぶエルンスト、そして彼の姉、アマーリエは相田武夫に一目ぼれした。もともと異世界マニアだった彼女は「私が男なら聖女様と結婚できるのに!!」と常々豪語していたのだ。
そして相田武夫は麗しき王女アマーリエに連日のラブコールを受け、ついに白旗を上げるのであった。
激務の社畜リーマン相田武夫はある日、女子高生を事故から助けた際、魔方陣が出現し間違って聖女召喚に巻き込まれてしまった。しかし、異世界召喚先で王女アマーリエに一目ぼれされて連日連夜のアプローチを受ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 21:57:32
5814文字
会話率:52%
マリーティアは王都で暮らす伯爵家の娘。だがその実は過去、メルディアート領のアイギスの街で凄惨な虐待を受けていた少女だった。ある日、メルディアート領の若き領主ゲオルクが彼女に求婚する。彼と会ったことで過去の悲劇を思い出した彼女は、彼と結婚して
アイギスの街に復讐を決意する。アイギスの街を憎みながらもマリーティアは優しいゲオルクに惹かれていき……?
※ちょこっとヤンデレっぽいかもしれない。
※かなりの残酷描写があります。流血注意。
※胸糞注意!!
※すれ違い愛
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 14:04:49
18852文字
会話率:34%
「出来損ないのあの子をあなたの代わりとして嫁がせましょ。あんなところに嫁いだら何をされるか分からないもの」
小国アーレンス王国は突如隣国シュナイダー帝国の侵略を受け、城を呆気なく制圧された。
アーレンス城を制圧したのは冷酷無慈悲な帝国
の魔道将軍オスカー・シュナイダー公爵。
アーレンス王国は無条件降伏を受け入れ、帝国の支配下へと下る。
皇帝が戦利品として要求してきたのは、アーレンス王国第一王女エリーゼの身柄。皇帝の甥っ子であるオスカーのもとへ嫁がせるためであった。
だが、可愛い我が子をそんな非情な男のもとへなど嫁がせたくない第一王妃アーレンスは、第二王妃の子であるフローラをエリーゼの身代わりとして帝国に差し出すのであった。
⸺⸺
毎日虐められているにも関わらず、心優しく育ったフローラには、不思議な力があった。だがそれは誰にも気付かれることなく、彼女自身も無自覚であった。
そんなフローラがオスカーのもとへ嫁いだことで、アーレンス城には悲劇が起こることとなる。
一方で拷問覚悟で嫁いだフローラに待っていたのは……?
※アルファポリスにも掲載しています(完結済)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 18:00:00
44508文字
会話率:51%
※『がんばってカンストすると魔皇になります~うろ覚えHow to 知識から始まる能力チート生活~』のリメイクです。
大変なことをしてしまった。
倉木瞳は初め、自分が引き起こした事の大きさに不安を覚えた。
発端は研修を終え、配属された営業
部初日。
ある上司とのトラブルが原因だった。
「荒木さん、止めてください。セクハラですよ」
上司のセクハラを咎めた。
その日から倉木瞳は異常な量の仕事が回されるようになった。
新卒で覚えが悪い。要領が悪いと罵られながら、仕事に忙殺された。セクハラも犯罪まがいに悪質化していった。
上司の荒木はある日懲戒解雇の上、会社から訴えられた。
倉木瞳は我慢の限界を越え、労働基準監督署と本社に訴え出たのだ。
調査が始まり、横領が発覚した。
倉木瞳は報復を恐れた。
訴えたのが自分だと知られれば何をされるか分からない。
そんな不安を抱き、荒木のいない会社に出社すると同僚からとんでもないことを聞かされた。
「え? 荒木課長に殺された? 喜多村先輩が?」
報復されたのは自分では無かった。
「なんで‥‥‥? あ!」
倉木瞳はすぐに思い当たった。
荒木がクビになったあと、酒の席でつい喜多村にだけ、自分が告発したと言ってしまったのだ。
「まさか、喜多村先輩、私の代わりに‥‥‥?」
喜多村誠一25歳。
倉木瞳と同じくパワハラを受けていた一人だ。
彼女はそんな彼にシンパシーを感じていた。
彼も、整った容姿の彼女に好感を抱いていた。
荒木に問いただされ、自分がやったと言ってもおかしくない。
倉木は後悔した。
最後に話した時、喜多村に対し言ったことを。
『告発するなら喜多村さんからして欲しかったです』
身代わりになった一番の理由は、きっとあの恨み言だ。
取返しのつかないことをしてしまった。
後悔し、罪悪感に苛まれる倉木瞳にできることは彼の冥福をただ祈るのみだった。
―――そんな彼女の気持ちを他所に、異世界で始まった喜多村誠一の新たな人生。
パワハラに耐えるだけの冴えない人生とは打って変わって不正を許さず、見逃さず。
付いたあだ名は『陰謀潰しのバリリス侯』
その『記憶の神殿』に蓄積された詳細な記録を元に、人生を振り返る追想劇。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 23:00:22
355793文字
会話率:36%
気が向いた時しか仕事をしない。好きな言葉は「一攫千金」。ぐうたら魔女のエファリューは、家賃滞納、ツケの踏み倒しの常習犯。とうとう首が回らなくなり、夜逃げ同然で街を抜け出した。
夜の闇にエファリューは嘆く。
「ああ! なんの見返りも求めず、た
だただわたしをひたすら甘やかして養ってくれる、都合のいいお貴族様をお恵みください!」
逃亡先で出会ったのは、隣国の姫君の側近を名乗る眉目秀麗な青年アルクェス。彼はエファリューに跪き、熱烈に彼女を求めるのだった。
「何もしなくていい。ただただ其処にいて、気が向いた時に微笑んでくれる程度でいい。だからどうかお願いいたします! これから一生、貴女を囲う許しをください!」
しかしそれは求婚でもパトロン宣言でもなくて
行方不明の姫君の身代わりを務めよとの脅迫であった──。
※舞台設定的に「六畳一間」の概念はありませんが、イメージが伝わりやすいようこの単語を使用しております。
※聖職者の階位等の名称は造語です。ふわっとファンタジー設定です。
※完結済。他サイトにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 16:16:58
145510文字
会話率:41%
馬車の事故で両親を失ったリリス・マイヤー17歳は、遠縁の伯爵家に引き取られ、同い年のお嬢様のメイドとして働いている。
ある日お嬢様と買い物に出かけた帰り道、ならず者達に馬車を囲まれた。お嬢様はどっちだ?と尋ねるならず者に、
本当のお嬢様は、
自分はお嬢様のメイドだと叫び、リリスを身代わりとして差し出したのだった。
その日、お嬢様の我儘で、着ている服を取り替えさせられていたので、まるでリリスの方が本物のお嬢様のようになっていた。ならず者は疑う事なくリリスを連れ去り屋敷に連れ帰ったら、そこでは思いがけない事態が待ち受けていた。
戸惑うリリスに告げられる過去と現在の真実。
そして断罪。
「まるで物語みたい」な事が自分の身に起きた少女のお話です。
ご都合主義です。年齢とか容姿の描写とか、人名家名などかなりの部分省略しています。
主人公の恋愛要素はほんの少しなので、ジャンルはヒューマンドラマにしました。
前後編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 17:00:00
17658文字
会話率:27%
完全なる政略結婚。
彼はこの結婚に何を思っているのだろう。
彼女は妹の身代わりとなり王太子に会うためルイタスへと来ていた。
政略結婚が本気の恋愛に代わる。そして身代わりだったことがバレた時その関係はどうなるのか?気弱な宝石姫と少しめんどくさ
い王子のラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 12:00:00
131218文字
会話率:43%
ネファーシャル子爵家に生まれたマグリッドは姉のアデルとは違い、魔法の力に恵まれず、ずっと家族に虐げられて使用人として育てられてきた。
『残りカス』と呼ばれるマグリットの願いはただ一つだけ。
(……ああ、日本食が食べたい)
なんとマグリッ
トは日本人としての知識を持ち、定食屋を経営していた記憶があった。
そんな中、姉のアデルが駆け落ちしてしまい、代わりにマグリットが腐敗魔法を使う恐ろしい辺境伯の元に嫁ぐことに!?
しかしマグリットは悲観するどころか大喜び!
屋敷に着くと、そこにはイザックと呼ばれる使用人(?)の男性しかおらずガノングルフ邸は荒れ放題……!
マグリットはイザックに手伝ってもらいながら屋敷を綺麗にして生活を満喫するが、マグリットはガノングルフ辺境伯に会いたくて会いたくてたまらない。
その理由とは……?
*この作品は『全てを腐敗させてしまう恐ろしい辺境伯の元に身代わりで嫁いだ残りカス令嬢は前世の知識があるので無敵です!』の長編版です!
*カクヨムに先行掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 07:00:00
116865文字
会話率:31%
サシャバル伯爵家の血を引きながらも伯爵夫人とその娘、シャルルにずっと虐げられて奴隷のような暮らしをしてきたカトリーナは、社交界で失態を犯したシャルルの身代わりとして呪われ王子の元に行儀見習いとして向かうことになる。
しかしカトリーナはナルテ
ィスナ邸の主人であるクラレンスにシャルルと勘違いされたことで拒絶されてしまう。
しかし待っていたのはサシャバル伯爵家よりも幸せな生活。
すぐに誤解は解けてナルティスナ邸で暮らしていく度にカトリーナは幸せを掴んで、サシャバル伯爵家は地獄に落ちていく……!?
ずっと虐げられていた令嬢が幸せになるまでの物語。
カクヨム、アルファポリス、ベリーズカフェ掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 19:39:31
102621文字
会話率:33%
「あと半年、我慢すれば……」
16歳になり、成人すればこの家から逃げ出せる。12歳で母が死に、子爵である父の本宅に引き取られ、義母と義姉に虐げられ暮らすアリーシアは、それだけを頼りに過ごしてきた。しかし、ある日義姉に高位貴族からの婚約話が舞
い込んだ。相手は、眼帯の下からも見える大きな傷跡を持ち、凍てついた瞳の恐ろしい人だという。顔合わせの日、恐怖で逃げだした義姉の代わりに、アリーシアが彼へ嫁ぐことになる。もはや逃げ出せぬ状況にアリーシアは絶望するが、その人は、アリーシアが幼い頃働いていた飛竜便の思い出の人で……。
身代わり婚から始まるシンデレラストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 17:03:29
126316文字
会話率:50%
「私はお前を愛さない」
「はい。心得ております」
婚約者のケインと双子の妹エルザの浮気現場を目撃してしまったサレント王国の落ちこぼれ聖女と呼ばれるエイン。
双子の妹エルザは、偉大なる聖女と謳われた母譲りの美貌と才能を受け継ぐ誰からも愛さ
れる聖女。
一方で双子の姉でありながら、何一つ力を使えない落ちこぼれ聖女である自分は誰からも愛されない。
婚約者すら妹を愛し、誰も自分を必要としないこと気づいたエインは全てを諦める。
そんな折、帝国リーヴァレント皇帝とサレント王国の聖女の縁談が持ち上がる。
縁談とは名ばかりの政略結婚にエルザは猛反発。
皇帝シリクスは冷酷皇帝と呼ばれ、恐れられている存在。
断ればどうなるか結果が目に見えていながらエルザはそれでも縁談を拒否。
そしてついにエインが立ち上がる。
「私が行きます」
こうして誰からも愛されない落ちこぼれ聖女は冷酷皇帝の元に嫁ぐことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 13:42:02
10189文字
会話率:30%
帝都で伯爵家の侍女をしていたヘスティリアは、お仕えしていたお嬢様の身代わりに辺境伯家へ嫁入りする事になる。花の帝都を泣く泣く出てど田舎の辺境伯領にやってきた彼女は決意する。
「この領地を栄えさせて私は帝都に戻ってみせる!」
憧れの都会暮
らしを取り戻すため、辺境伯の婚約者ヘスティリアの奮闘が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 13:54:53
167325文字
会話率:32%
ハルジオン伯爵家の長女レイリンは、父に命じられ、後継の座を捨てて妹の代わりにロズリン子爵家へ嫁ぐ事になる。そこに待ち受けていた夫は風呂嫌い、運動嫌いの超不潔かつ不健康な次期子爵で……。
身代わり結婚の筈が予想外に幸せになったら実は予定通り
だった話。短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 20:26:03
9702文字
会話率:24%
両親が遠くへ行った土産に、干支の置物を購入した。
仲間の干支で棚の上はいっぱいだったから、龍の置物は背の低い置き台へと置かれた。
その様はやはり、仲間外れにされた様で可哀想だった。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら
申し訳御座いません。
注意事項2
書く為に一番必要なのは、スタミナだと思うんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 20:46:46
729文字
会話率:0%
聖女の身代わりとして1年間働いてきた魔女のアリステラは、誕生日パーティーの途中で断罪されてしまう。
思い入れも何も無かったため、そのまま自身の住処である「魔の森」へと返ったのだが、なぜか騎士団にいた男に付き纏われるように。
ただ静かに元の生
活に戻りたいだけなのに、アリステラの平穏はなかなか戻ってこない。
そんな中、アリステラを追放した張本人がやって来てーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 21:17:26
18220文字
会話率:40%
アイヴォン伯爵家の庶子ロザリーナは、聖女である義姉のルピナに日々虐げられていた。
ルピナによく似た容姿のロザリーナは、自身の美貌に絶対の自信を持つルピナにとって、存在そのものが目障りだったせい。
伯爵令嬢としての扱いではなく、使用人と同じよ
うに働かせられながら日々を過ごしていたロザリーナに、さらなる悲劇が襲い掛かる。
「お前がわたくしの代わりに修道院へお行き!」
第二王子と婚約破棄されただけではなく、聖女としての称号すらも剥奪された悪女ルピナの身代わりに、王都の修道院へ入れられることになってしまったのだ。
傲慢な悪女ルピナとして周囲はロザリーナを扱い、幼馴染を虐げたと第三王子にまでも憎まれ辛く当たられるロザリーナ。
彼女に、幸せは果たして訪れるのか。
――これは、理不尽に虐げられ、蔑まれ続けた伯爵令嬢が幸せを掴む物語
※他サイト様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 21:15:49
14407文字
会話率:22%
「わたくし享年75歳の前世では俳句を嗜んでおりました」/ 公爵家への借金で貧乏な分家に産まれたアンジュ。2歳の彼女は乳母に俳句を詠んだ。「わたくしは 前世の記憶 持ってます」/ 苦労して20歳になったアンジュは、本家の軍人ハーレクイン公爵
から「駆け落ちした娘の代わりに養女になってリステリー公爵に嫁げ。借金は帳消しにしてやる」と金持ち商会経営者のリステリー公爵と身代り結婚する。/ リステリー公は結婚する相手が代わってもお構いなし「利益になるから気にしません。芸術芸能の神、アポロンとでも呼んでください」と名乗った。結婚からひと月、夫とは会えていない。働きすぎの夫アポロン(偽名疑い)の体調を気遣い、様子を見に商会をひっそり訪ねたが……/ ハピエン保証です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 12:00:00
9975文字
会話率:41%
王都の教会で虐げられていたエレインは、ある日大聖女を害したとして危険な魔境へと追放されてしまう。
最終更新:2024-01-31 18:00:00
9471文字
会話率:37%