道徳に反する己を御覧じろ
最終更新:2024-02-04 23:14:23
19569文字
会話率:9%
芸術家、桐谷の作品を受け取りに、彼が住む山奥の別荘に毎月出向くことは、画廊に勤めるわたしの大切な仕事だった。
そんなある日、桐谷の過去を画廊のオーナーから打ち明けられる。愛する妻を亡くしていること、それ以来あの別荘に住んでいること、そして…
…絶望を映したような絵しか描かなくなったことを。
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主人公としてはなけなしの勇気を振り絞って幸せな結末を選んだつもりだけど、第三者からは違って見える。そんな何とも言えないラストです。
シリアス風味強め、作品ジャンルとしては現代恋愛4、ヒューマンドラマ3、純文学3くらいの割合で構成されています。
全10話、予約済。
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こちらは「小説家になろう Thanks 20th」参加作品です。
「小説家になろう」20周年、おめでとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 18:00:00
29985文字
会話率:46%
美しい日本の四季をテーマに、近代文学ライクな短編を四編。春は夢を、夏は夜を、秋は夕暮れを、冬は早朝を題材にした。
最終更新:2024-01-25 17:17:54
3048文字
会話率:54%
「家守ってなあに。」
「家守ってのはお家を守る神様、家の守り神なんだよ。」
そんな会話を耳にしたのは何十年前のことだろう。
とある山村の廃屋に一匹の家守が住んでいた。誰も住んでいない廃屋で彼はなにを守っているのか。そこにはかつてその家に住
んでいた少女とのある約束があった。
人間と家守という種の違いを超えた「愛」を描く純文学ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 16:27:20
9254文字
会話率:21%
初めてなろうに小説を投稿する小心者の主人公が、勇気を出して投稿するまでの話です。
なろう20周年記念の特別公式企画を見てておもいついたはいいのですが、対象ジャンルに純文学が含まれないことに半分くらい書いてから気づいたので、普通にあげ
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 20:14:59
4167文字
会話率:2%
ちょっぴり自分に自信がなく、内気な性格の主人公。そんな彼の憩いの場が屋上だった。ある日屋上へ来てみると塔屋の上に人影が見えて……
最終更新:2024-01-19 23:01:30
7880文字
会話率:46%
こうぼうあべはホモである。よわい三十五というのに定職にも就かず日中ぶらぶらと町を彷徨っているあぶれ者である。いつもの公園に足を運んだこうぼうはひょんなことから家出少年と出会い、彼を家に招きよせ忘年会を開こうと試みる。同棲するこうぼうの恋人入
江ざぶざぶ郎と、隣人である未亡人のナツの二人を加え、彼らは鍋パーティーを始めるが、入江の持ってきたDVD「特大ギャル捕獲作戦」の上映中に緊急速報が流れ、突如として巨大化した市内のJKが街を破壊しこちらへと向かってくるという警告が流れる。訳アリの四人が下した決断とは・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 00:41:48
9971文字
会話率:38%
自分と他人との違いに翻弄されながら思春期という難しい時期に突き当たってしまった主人公。高校受験失敗、粉砕する恋、逃避する毎日、目的のわからぬ人生……
そんな障壁に直面した少年の心を奮い立たせたのは燃えるような芸術だった
吉原治良、白髪一
雄、アバンギャルド、ウルフルズ、サンボマスター、青春ロック・・・・・
反抗を抑制できぬ荒々しい潮流に乗って、少年は何処へ向かってゆくのだろうか。
全六話 12月3日完結予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 12:05:31
68562文字
会話率:29%
蛙はなぜかそこから動こうとしない。
重複投稿をカクヨムさんでしています!
最終更新:2024-01-12 23:46:24
335文字
会話率:0%
目立ちたくないと思っていたボクはたった1つの出会いと時間だけでその思いがガラッと変わる。
最終更新:2024-01-06 01:00:58
544文字
会話率:7%
10年前の出来事をふと思い出す。
中学生だった僕の初めての過ちを
最終更新:2024-01-12 02:04:32
1281文字
会話率:6%
その鷺は、朝に生まれて夜に死ぬ。
꧁ 『刺鳥刺』v×s『金朱の鷺』の奇恋譚 ꧂
江戸時代中期、享保四年(1719)。
八代将軍 : 徳川吉宗の享保の改革により、生類憐みの令で絶えていた『鷹狩り』が蘇った、鳥政治の治世。公僕となった鷹
匠に、餌鳥を捧げる『刺鳥刺』達が居た。
公議鷹場、武蔵国葛飾郡・東小松川村の
御鳥見下役 :『刺鳥刺見習い』の蒿雀-あおじ-は、
亡き師匠 : 加納 源進の遺薫から逃げ出した。
――往くは、相模国鎌倉郡の宿場町・戸塚宿の
『平旅籠 火鳥屋』。
嘘か誠か。『金朱の鷺』に逢えるという噂に胸を高鳴らせ、蒿雀は暖簾を潜ったのであった。古巣と金子を垣間見れば、刻限は十一日《とをかあまりひとひ》。幻の逢瀬を夢見るなら、心身を燃やしてでも叶えるべきだ。
꧁ 蒿雀・緑の挿絵 ꧂
【 https://38415.mitemin.net/i807117/ 】
꧁ 檀弓・火の挿絵 ꧂
【 https://38415.mitemin.net/i807118/ 】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 01:14:11
10027文字
会話率:57%
飛んで火に入る夏の虫。火の熱さなんてその中に入らなければわからない。そんなお話です。
女子高生の日常を描いたダーク純文学
同類、継承、連鎖がテーマです
第一章は狢
第二章は盆
第三章は継
こんな感じでやっていきます。
堕ちていく美しさに魅せ
られてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 22:17:57
11001文字
会話率:5%
「ただ咲いているだけで人の感情を動かせるなんて、私にとって心底羨ましくて、憎たらしいことである。」
高校2年生の宮野瑠璃は、幼少期にかけられた母のある一言のせいで、演技に呪われていた。
本心が見えない、みんなと対等になれない、自分の想いがわ
からない、目まぐるしい黒い想いが瑠璃の中に津に重なっていく中、瑠璃が所属する演劇部に、演技ができない少女 井上麻理がやってくる。
公演に向けて一緒に練習していく中、麻理との距離が縮まっていく瑠璃。
とある出来事をきっかけに、瑠璃は麻理に自分の黒い想いを打ち明けてーーー
幼い少女2人が、人の優しさ、想いに触れ、成長していく。
「それでも、自分を探そうと、もがいていたんでしょう?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 14:00:00
203文字
会話率:10%
日常の風景。サラリーマン哀歌。心理描写
最終更新:2024-01-02 22:53:59
296文字
会話率:13%
居場所が見つからず苦しい日々を送っていた美月はある日、雑居ビルの屋上でホストのアユムに出会い救われたと思った。彼をホストクラブのナンバーにあげるために必死に働き出稼ぎから戻ると、アユムが新規客の席で楽しげに笑っていた。湧き上がる憎しみと嫉妬
、美月はもう衝動を抑えきれなかった(読み切り短編・完結)夢読姫綺譚シリーズより。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 14:22:53
4511文字
会話率:27%
霊感少女、というのが由香の呼び名。そしてその呼び名に軽蔑が込められていることくらい由香自身にもわかっている。でも次こそはみんなを見返してやるのだ。私が死んだら驚くに違いない。飛び降りようと向かった屋上で由香は見知らぬ美少女に出会い、今まで誰
にも言わなかった秘密を打ち明けた…。
「夢読姫綺譚」シリーズその3。ホラーに分類しましたが純文学風の怖いというより奇妙な話。ストーリー自体は独立しているのでこれだけ読んでもじゅうぶんわかりますのでご安心ください。自作品の「天使のレクイエム」ともリンクするストーリーとなっています。もし興味をもっていただけたら他作品もよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 12:33:23
3004文字
会話率:22%
中二病な小説です。
屋上の境界線で地上を見下しながら思案する、悩める女の子の話。
純文学に分類しましたが、読みやすい言葉で書きました。
前出の「天使のレクイエム」とリンクするアナザーストーリーです。
最終更新:2020-01-13 17:12:46
2492文字
会話率:2%
中学二年生のミサキは今日も学校に遅刻する。隣で眠る母を起こさないように、時計のアラームを使えないせいだ。ミサキは通学路で前を歩く友達を見つけると、歩を緩める。友達だと思えないからだ。そんな退屈で閉鎖的な日々を送る中、1匹の子猫との出会いが彼
女の生活を大きく塗り替える――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 20:48:21
10532文字
会話率:7%
ただの、妄想の物語。
最終更新:2023-12-27 17:55:40
71090文字
会話率:50%
カフェラテが好きだった。小説を書きながら片手間に飲むカフェラテが僕にとって至福のひとときだった。珈琲も好きだが、それ以上にあの琥珀色の佇まいを愛していた。
一日中飲んでいたかった。お酒よりも、タバコよりも、何よりカフェラテがよかった。僕
の人生とカフェラテは切っても切れない複雑な関係だった。
カフェラテであれば何でもいいわけじゃなかった。僕にとってカフェラテとは、自販機から転がってくる缶でも、コンビニでボタンを押したら出てくるコーヒーの牛乳割のことでもなかった。僕にとってカフェラテとは、近所にある【COFFEE BOY】というカフェテリアでしか飲むことのできない琥珀色の嗜好飲料のことだった。
僕は今日も【COFFEE BOY】にて、美しい時間を過ごす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 13:18:19
6698文字
会話率:7%
あなた、さては旅のお人でしょう。
わたしを見て「ああ! 足だけが歩いている! 化け物だ!」と、わめき散らすような失礼な方は、ここにはおりませんから。
そうです。まずは落ち着いてください。別に取って食ったりなどはいたしません。何せわたし
には、口がありません。足だけなのですから。
ならどうしてわたしがお話できるかと言われれば、それは努力の賜物としか言いようがありません。あなたが言葉に聴こえるそれは、わたしの赤い靴が奏でるステップなのです。ほら、アン・デュウ・トロワ。アン・デュウ・トロワ。
お時間はありますか? 少し踊りながらわたしの与太話にでも付き合って頂けないかしら。
ちょうど昔のお話を誰かにしておきたいと思っていたところです。覚えておこうにも、わたしには頭がありませんから長くは覚えていられないのです。ですからたまに、昔の話を誰かに聞いてもらって忘れないよう努めているんです。……ありがとうございます。
今宵始まりますのは、カーレンという夢見る少女の生涯について語る、独り言のようなステップでございます。
どうかご覧くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 15:09:38
4036文字
会話率:4%
女と別れる度に家具を買った。
学校からの卒業、友人との絶交、そして恋人との破局。別れとは様々な形と結果を伴う。しかしながらニュアンスにはどことなく寂しさを孕んでいる。僕は別れの度に家具を買った。買いまくった。取り憑かれてさえいた。
い
つの間にか僕は酒と女と家具ばかりの生活を送っていた。どうして自分が家具を買うようになったかも思い出せないまま、僕は家具に溺れる毎日を送っていた。
これは壊れていく僕の、反省文のような物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 18:25:10
12871文字
会話率:12%
悩める人やモノ達の前に稀に現れ必要な本をお勧めしその人の悩みや不安を解決する不思議な本屋さんでの不思議な出会いと出来事のお話です。
続けば良いなぁと思いながら書いておりますのでスピードは余り期待せずにお読みください、最後になりますがこういっ
た純文学を書くのは初めてですので拙いかもしれませんが楽しくお読みいただければ幸いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 10:00:00
2031文字
会話率:34%
『いらだちと焦燥が胸から離れないこの見知らぬ感情に、憎しみという安直な感情の名前で言い表すのを、私はためらう。憎しみというのは、あまりにも愚かしく、そしてあまりにも軽々しいものだと私には思えたからだ。
それは、憎悪なのか羞悪か、はたまた嫉
妬か羨望なのか。』(本文より)
親友とそう思っていた相手との訣別と一つの憎しみ、そういったものを描いた純文学系の短編小説です。(まだ未完で、執筆中です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 02:57:21
6491文字
会話率:23%
ユキハヨイヨイ カヘリハコハイ
初出:カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16816452219772069292/episodes/16817330668366244710
最終更新:2023-12-15 06:41:21
4397文字
会話率:0%
初出:カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16816452219772069292/episodes/16817330667664394864
橋だの坂だのというところは、しばしば、こちらの世界と向うの
世界との境になるべき場所だという。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 06:19:40
5015文字
会話率:25%
寒山拾得に因んだエッセイ
神奈川近代文学館の井伏鱒二の回顧展、東京国立博物館での横尾忠則の展示会及び同館での寒山拾得に関する絵画展
最終更新:2023-11-03 06:42:44
3656文字
会話率:0%
男は授業が休講になったため、植物園に行ってみることにした。
ホラー風味
最終更新:2023-12-12 20:31:46
2176文字
会話率:6%