幼いころに両親を亡くした広瀬玲衣は、考古学者である叔父の広瀬渉に引き取られる。
そこで叔父の手伝いをしながら学問に励んでいた玲衣は、親友の浦野天空に教えてもらった廃村の調査に一人で向かう。
そこの村には男しか産まれないという言い伝えがあり
、我意阿様という者を祭って、毎年生贄を捧げる儀式を行っていたという資料を発見する。
特に資料以外のめぼしいものが見つからなかったため帰ろうとしたとき、秘密の地下階段を発見する。
その先には死んでいると思われる男性が倒れていた。
驚いて呆然としていたところを背後から女性に襲われ、謎の液体を飲まされる。
再び目を覚ました玲衣は自身が女の子になっていることを知って、元に戻る方法を探すために我意阿様の秘密を追う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 20:00:00
27346文字
会話率:49%
「くっ・・とんでもない屈辱。かならずあいつをサメの餌にしてやる」・・友の恨みを買い王都の牢獄に連行されたとある国の女王は、オムツを履かされ赤ん坊の恰好を強制された挙句、いずれは竜王の生贄と成ることを告げられる。彼女は復讐心と色んな意味の憎悪
に満ちていた。
今から13年前。軍事国家ゴリアテの暴走から世界を救った英雄アウストラ・カーレルヴァザリとその仲間たちは、平和を取り戻したのちそれぞれの故郷で王となった。
自国の政に追われる日々を過ごす王たちだがアウストラは違った。先の戦争で魔法を酷使したことと、最愛の人を失ったことで精神を病みしだいに酒と麻薬におぼれていったのである。
王の心を唯一癒してくれるのは数年前から仕えているひとりの蒼白の男である。名をモナークといい専属の古代学者として呼ばれ、やがて側近となる。
今宵もこの男との密談が行われていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 21:18:36
64256文字
会話率:76%
某県某所。
山々に囲われた陸の孤島『岬ノ村』では、五年に一度の豊穣の儀が行われようとしていた。
村人達は全国各地から生贄を集めて『みさかえ様』に捧げる。
それは終わらない惨劇の始まりとなった。
最終更新:2024-04-20 23:58:48
121230文字
会話率:25%
時は京の都が栄える平安。
とある村。この村にて、ある風習がある。
それは神に生贄を捧げる悍ましい風習だ。
生贄に選ばれるのは忌み子。
村の繁栄のために殺される。
そして、また一人の少女が殺された。
だが、少女は神に選ばれた。
神は少女をずっ
と見守っていた。
哀れな、清き少女を救うために神に選んだ。
神となった少女が待ち受けるのは温かな炎だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 16:03:04
56726文字
会話率:45%
エクソシストであるクリス・カラスは、悪魔召喚の生贄にされていた少女を助けて家に連れ帰った。帰るあてのない少女と、クリスは共同生活を始める。しかしその少女には、とある奇妙な秘密があった…。
………
https://ncode.syose
tu.com/n0663gu/
『Chris Callas_Balberithの産声』の続きになります。
シェアワールド小説企画、コロンシリーズの参加作品です。
http://colonseries.jp/
この小説はifシリーズに区分され、その他のシリーズとの関わりはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 22:58:38
15503文字
会話率:35%
山中のとある村の守り神・「おタヌキ様」。
かつて、おタヌキ様は悪い旅人を喰って、村を守ってくれたという言い伝えがある。
年月が過ぎ、深くなっていく信仰は畏怖へと変わる。「おタヌキ様の機嫌を損ねれば、自分達も喰われる」―――いつしか村では十年
に一度、おタヌキ様に嫁という名目の生贄を捧げるのが通例となっていた。
そして、今年がその十年目。降りしきる雪の中、齢十の少女がおタヌキ様の社(やしろ)に捧げられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 18:30:00
43324文字
会話率:53%
赤い砂漠の惑星 水の神への生贄となったナギ・ナジュアリ 同じ年頃の少年ファリにナギは助けられて、追いかけて来る者達から 逃れようと 赤い砂漠、水晶の丘、白い砂と砂金のマーブルのような砂漠を走り抜けて行く。 ファリの村には 数百年ぶりにやって
来た天空人(宇宙人)達
他サイトにもあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 23:37:08
1058文字
会話率:14%
魔法至上主義のグラスター王国にて。
レクティタは王族にも関わらず魔力が無かったため、実の父である国王から虐げられていた。
そんな中、彼女は国境の王国魔法軍第七特殊部隊の隊長に任命される。
そこは、実力はあるものの、異教徒や平民の魔法使いばか
り集まった部隊で、最近巷で有名になっている集団であった。
王国魔法のみが正当な魔法と信じる国王は、国民から英雄視される第七部隊が目障りだった。そのため、褒美としてレクティタを隊長に就任させ、彼女を生贄に部隊を潰そうとした……のだが。
「隊長~勉強頑張っているか~?」
「ひひひ……差し入れのお菓子です」
「あ、クッキー!!」
「この時間にお菓子をあげると夕飯が入らなくなるからやめなさいといつも言っているでしょう! 隊長もこっそり食べない! せめて一枚だけにしないさい!」
第七部隊の面々は、国王の思惑とは反対に、レクティタと交流していきどんどん仲良くなっていく。
そして、レクティタ自身もまた、変人だが魔法使いのエリートである彼らに囲まれて、英才教育を受けていくうちに己の才能を開花していく。
ほのぼのとコメディ七割、戦闘とシリアス三割ぐらいの、第七部隊の日常物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 21:29:57
145392文字
会話率:53%
神と名乗る存在に魂を回収され、異世界へ転生させられると告げられた主人公。持ち前の空気を読む能力と染みついた下っ端労働者根性で神の機嫌を取り、ほかの転生者より少しアドバンテージがある状態で転生させられる。新たな世界で心機一転、今までの労働から
解放されてスローライフをいそしむぞと意気込む主人公だったが、転生する瞬間に神からシナリオという存在を明かされる。シナリオは所持する人間が物語の主人公のように様々なことに巻き込まれる隠しステータスのようなものであり、スローライフを望む彼にとっては非常に邪魔なものとなった。将来のスローライフのため必死に赤子の時点から持っている能力を鍛える彼だが、そこへ様々な不幸が襲い掛かる。盗賊の襲撃、それによる村からの追放、そして、逃げた先での土地神への生贄。無慈悲に襲い掛かるシナリオを恨み生贄としてその生涯に幕を下ろす覚悟をした彼だったが、予想外なことに土地神から気に入られて……
スローライフを送りながらもシナリオにより妨害を受け続ける主人公。彼のスローライフは、そう簡単に手に入れられるものではなかった。
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 10:07:20
89464文字
会話率:45%
結婚初日に「これは契約結婚だ、でも、一生別れられもしない、すまない」と謝られた。超絶ハイパーどタイプイケメンの旦那様に。
私は、吸血鬼という種族と和平を結ぶために差し出された生贄だ。だから、愛されなかろうと、帰ることは許されない。
それでも、ほぼ監禁状態の国で、好きなこともできないよりはマシだと思っていたけど……
え、吸愛鬼、なにそれ?
愛を食べる?
めちゃくちゃ興味深いんですけど!
何より顔も声もいい。引いてる顔すら可愛い、もうだめ、可愛いの天才かよ〜!
結婚して! あ、もう、してた!
変な目で見られても好きです、大丈夫です。私は、愛せます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 03:59:15
12346文字
会話率:66%
「祟り神をぶった斬れる刀を打ってくれ」
その日、刀鍛治の羽川蜜華にそんな無茶を言ったのは幼馴染みにして侍の男だった。
救世の巫女として人類を守るために生贄にされそうになっている女の子を守る。そのために討伐は絶対に不可能だから封じ続け
るしかない神に挑む。そう即答できるのが羽川蜜華の幼馴染みだった。
ここで引き止めても幼馴染みの馬鹿は構わず神に挑む。そこに勝ち目があろうがなんだろうが関係なく、己の信念に従って。
だったら彼の生存確率を少しでも上げるためには羽川蜜華が神殺しができるほどの刀を打つしかないのだ。
……そうやって幼馴染みに振り回されて無理難題にも程があると頭を抱えるのが羽川蜜華の日常だった。
それでも彼女は無理難題に挑む。初恋の男の夢を守るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 12:22:00
13718文字
会話率:41%
大陸のほとんどは魔獣によって支配されている。
かつて存在した多くの国は魔獣王率いる魔獣の軍勢によって滅ぼされ、唯一残ったのが聖地である。
その聖地を魔物の脅威から守るために必要な犠牲こそ聖女である。
聖女という人柱を捧げることで聖地は
人類最後の安息の地として平穏を維持している。それは第七十二代聖女アイリアも同じだった。
だから今日もまた聖女は生贄に捧げられる。
人類を救うために。それが正義だと強制的に押しつけられて。
「……だれか……たすけてよ……」
「そこは俺の名前を呼んで欲しかったな」
これは聖女に人類は救えない物語。
そんな犠牲は決して認めない男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 18:02:42
7506文字
会話率:42%
世界はもう何度も滅亡の危機に直面している。
だからこそ世界を救うためには生贄が必要だ。
たった一人、四条院アゲハという少女を生贄に捧げることで世界は救われる。
だから、なのに。
「嫌じゃあ!! もう生贄だとか差し出された人間を食べたく
ないのじゃあ!!!!」
生贄を喰らい、世界を救う力を発揮する白髪の女の子が駄々をこねていた。世界滅亡まで残り一ヶ月も満たないというのにだ。
……こんなのちょっとくらいネットに愚痴を吐き出すのも仕方ないことだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 08:01:57
8474文字
会話率:40%
赤い髪を持つ,大きな男が白い髪を持つ小さな女の子に問いかける「赤ずきん,お前の肌はどうして雪のように白いんだ?」「それはね,神様が生贄として私を見つけやすくするためよ」「赤ずきん,どうしてお前の瞳は赤いんだ?」「それはね,理不尽な運命にずっ
と泣いていたからよ」「赤ずきん,お前はどうしてそんなに小さいんだ?」「それはね,村の人たちが生贄の私が逃げないように食事をあまり取らせなかったのからよ」「赤ずきん,どうしてお前は赤い頭巾を被っているんだ?」女の子は男のその問いには答えず,男に逆に問いかける.「ねぇ,狼さん?あなたのお口はどうしてそんなに大きいの?」男は戸惑ったように答える.「それは…お前を…食べる…ため……?」そして折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 15:57:25
1465文字
会話率:0%
エリスは村娘である。村の外れの山には吸血鬼伯爵の館がある。エリスは吸血鬼伯爵の生贄に選ばれたはずが……?
最終更新:2024-04-03 02:52:54
7309文字
会話率:54%
停戦の条件として魔王軍が提示したのは『勇者パーティの人質』
——誰が生贄になるか。
白羽の矢が立ったのは、ギャンブル好きの勇者に無理矢理連れ回されていた転生者、『ギャンブラー』の才を持つダニエル・スカイだった。
酷い拷問を覚悟
するダニーだが、現れたのはギャルの魔王?! 初めて会うはずのダニーに何故かベタ惚れ?!
ダニーは使えないと思っていたチートスキル『ギャンブラー』で魔王軍を内側から支配していく。
人間に裏切られ、魔族に愛されるダニエルは己の存在意義に葛藤を抱く。
人間か、魔族か。
どちらも憎く、どちらも愛しい。
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※カクヨムで先行投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 18:16:42
9842文字
会話率:22%
結婚が決まってい姉が、生贄に選ばれた。
姉が悲しみに泣き叫ぶ中、しはるは周囲の会話から突然前世を思い出す。
「ここって『にぇーむすファンタジア』の世界!?」
驚愕する暇もなく、しはるは急いで手を挙げた。
「はい、はい、はい!!!
あたしなる! 生贄になるよ、めっちゃなる!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 14:37:38
6811文字
会話率:18%
大陸の半分を支配する魔王は、数十年に一度、人の娘を生贄に求める。
それは千年前から続く、人と魔族との協定だった。
またもうじき、生贄を出すときがやってくる。
魔の森のそばの村では、顔に大きな赤いアザのある不吉な娘が高位の魔法使い
と思われる男に引き取られた。
王城では、美しくも恐ろしい魔王をひと目見て心奪われた王女がいた。
生贄など出さずとも、自分が魔王の妻となれば全ては解決する。傲慢にもそう言い切る王女に、城の人間は困り果てる。
そしていよいよ、生贄の娘を乗せた馬車の列が魔の森へと向かい動き出した。
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先ほど、間違えて短編で投稿してしまった作品の本来の連載版1話目です。
プロットは出来上がっているので、今日か明日中に完結すると思います。
このあと、17時に2話目を予約投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 00:14:03
16401文字
会話率:16%
毎晩、魔導書を片手に持ちながら召喚を行う俺。
召喚で出てくるのは、魔女の美少女!
毎晩話しているうちに、結構仲良くなれてるかも!?ーーーと生贄を片手に持ちながら思った。
最終更新:2024-03-30 19:18:11
4427文字
会話率:22%
永遠に生きられたら永遠に生きるだろうか?
平和な国ティアード。その平和は海の神サレドとの契約のもとでのことであった。
1000年に一度サレドに生贄を引き渡すことによって守られる幸福な生活。
生贄になったcinami、だが逃げ出した彼女が転
生した世界は地球。
地球までも追ってがやってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 13:37:10
2412文字
会話率:23%
生贄にされた少年と助けた龍の十数年。
年齢も種族も立場も違う相手に恋した少年の話。
最終更新:2024-03-27 00:00:00
176805文字
会話率:46%
セダ王国の王女リディアは、かつての敵国であった隣国ラダクール王国の王太子と婚約していた。そして婚前留学をするよう命じられたリディアの元に、護衛騎士となる男が挨拶に訪れる。
グレイ・ノアールと名乗った男の顔を見て、リディアは気を失い目覚
めた時には前世の記憶を取り戻していた。
そしてここが『プロフィティア ~転生の予言者~』という、流行の異世界転生を扱った乙女ゲームだったということを思い出す。
でも待って。異世界転生をしたはずの私は、ヒロインではなく悪役王女なの?
そしてリディアは自分の護衛騎士を見て困惑する。たしかゲームでは『クレイ』という名前で、白い髪と青い瞳を持つ白騎士と呼ばれた男だったはず。それが、黒い髪に黒い瞳を持つ『グレイ』という人物に成り代わり、私の側に居る。
私の初恋で最推しだったクレイを返してほしい。
しかしリディアにはこの現象に思い当たることがあった。
それは、ゲームには付きものである“バグ”。この乙女ゲームには、ファンの間で有名なバグがあった。それはクレイだけに起きる現象“バグレイ”の存在。
もしかしたら、彼は“バグレイ”なのだろうか?
そうであるとしたら、私の運命は何か変わってしまうのかしら……?
*タイトルはこんな感じですが、割とシリアスなお話です。
*三十話程度の中編になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 21:06:24
87252文字
会話率:23%
どこまでも砂漠が広がる、灼熱の王国。
青年エルバ・アルヒムは仲間とともに襲い来る盗賊たちへ立ち向かうも、激闘の甲斐なく殺されてしまう。
次に気がつくと、そこは現世と幽世の狭間であった。
大人しく幽世に向かうか、このまま現世に干渉するかを
問われ、エルバは苦悩の末後者を選ぶ。
かくして魂だけの存在となったエルバは、彼のことが「見える」人々とともに、神への生贄として選ばれた恋人の運命を変えるため、奔走することとなる。
愛する女性が殺されるまで、あと一年。
初めて投稿します。
世界史の授業中に思いつきました。荒いところも多々ありますが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 00:05:57
5884文字
会話率:40%