貴族の学院に通う令嬢『アイシャ』は、見た目だけなら小柄で可愛い小動物系女子である。
おまけに妹属性でもあるアイシャは、パーティーで姉に「わたくしの婚約者を誘惑しないで!」と言い掛かりをつけられる。
ヒステリックな姉とその婚約者に手を出されそ
うになった瞬間、アイシャは二人をうっかり物理攻撃で撃破してしまった。
アイシャはその見た目に反して、『戦神の加護』を受けた、戦闘力の高すぎる最強の乙女なのであった。
でもそんな彼女は、戦闘力よりも女子力が欲しい乙女である。年上の神官様に片想いの恋をしているから――……
女の子らしい可愛いもの好きな令嬢が、無駄に高い自分の戦闘力に振り回されながら、恋を頑張るお話です。
(全22話。夜7時頃に投稿します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 20:00:00
72808文字
会話率:34%
異世界に転移しました。下級の魔法しか使えないけど、威力だけはチート……。
でも、それ以上に物理攻撃もチートでした。
周りからは「魔法で戦え」と言われながらも、魔法の杖でぶん殴ります。
初投稿作品、どこにでもあるようなテンプレ展開に御都合
主義なんでもござれ。
気ままな投稿にお付き合いいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 21:00:00
24589文字
会話率:54%
「攻撃魔法? ウチのギルドじゃ必要ねぇな!」
「お前は補助魔法だけ使ってろ!」
SSRな”魔法翻訳付与スキル”を持つ青年セシル、物理攻撃至上主義の脳筋ギルドで冷や飯ぐらいの毎日。
ある日、彼のスキルは1億人に1人の超絶レアスキルであるこ
とが判明する。
スカウトが殺到したセシルはギルドを見限り、華やかな魔法学院の教官に転職する。
セシルの価値を理解できないギルドの無能上司、魔法革命ブームの世界について行けず、セシルが抜けたギルドは急速に崩壊していく。
カワイイ少女達を担任するセシル、彼を評価する美人上司にも恵まれ、忙しくも充実した毎日を送り……帝国でも最強のクラスを作り上げていく。
楽しい学院生活と様々なクエスト。生まれ持ったスキルと人の好さでクエストをこなしまくるセシル。生徒たちは慕ってくれるし、僕の評価もうなぎ上り。転職して本当に良かった!
これは自分の価値を理解しない無能上司を見限り、転職した青年が体験する最強魔導学院ファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 09:24:15
81018文字
会話率:44%
21世紀も4分の1が過ぎようとした地球ではパンデミックに次ぐ騒ぎを某大国が引き起こしてくれた。
それは4月1日に初めてネット空間に映像が流れたためにCGだとしか思われなかったが、数日後には某大国の大都市が一つ。文字通りに消滅した。
それを皮切りに周辺国へもその混乱が広まっていくのだが、それはまったく現実離れした話ばかりをもたらしていた。
アニメやライトノベルに感化された欧米各国では早速アニメそのものの出で立ちを行うものが現れ、被害が拡大するシベリアにはアニメや映画に出てくるような魔法使いや戦士たちが集いだしていた。
そんな中、アニメやライトノベルを見下す日本においてはテレビも政治も現実を受け入れることなく、近隣の半島や島国、大陸において魔法が使えるようになっても、そんな現実を一切を認めようとしなかった。
日本国内でもネットを通じて騒ぎになり、魔法を使う者も現れるが、国内に妖怪やモンスターが現れ被害が出るまで政府は事実を否定し続け、犠牲が出て初めてテレビはそれまでの姿勢を急転換して政府批判を始めた。
銃やミサイルと言った実体弾による物理攻撃がほとんど効果を見せない相手に対して自衛隊も警察も無力で、ただ魔法を抑えつけるだけであった行政は急に彼ら「冒険者」を公共組織として認めるという泥縄の決定を行う。
そんな時、製造元と市場を失った地方企業が倒産し、路頭に迷った中年はあるネット記事を見つけた。
曰く、政府が立ち上げた魔法研究所でテスターを募集しているという。
中二病であった中年は迷うことなく応募し、ストレートでテスターとして採用されることとなる。
魔法強化アーマーのテスターとなり、中二な夢が叶った中年は、アーマーの限界テストを何のためらいもなく行い、「冒険者」達とファンタジックなモンスターや妖怪と対峙する事になった。
何十年も中二病を引きずる中年が今更躊躇いなどと言う物を持ち合わせているはずもなく、困難なはずの討伐をいともたやすくこなしてしまうヒーロー?へと変貌していく。
そんな、中二病な中年が躊躇しない話である。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 23:00:00
3018文字
会話率:25%
異世界より聖女召喚 に巻き込まれた私の名前は日下部いくみ。
異世界召喚にまきこまれるなんて、今となってはもうお約束的な展開だけど、更にお約束なのが私のステータスはチートレベル!
でも職業は忍者?スキルは万能忍術?
忍法といえば何でもできちゃ
う?それ忍術って呼べなくない?
忍法食料召喚と言えば地球の食材取り寄せ放題、忍法毒無効化 常時、忍法物理攻撃無効化 常時、と言えば何でもOK?
忍術通り越してるし!便利すぎるから使いますけどね!ただし横文字NGですけど何か?
でもこれって忍者である必要、ある?
ご都合主義満載
忍者だけど全く忍者してない主人公が異世界で頑張ります
R15は保健です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 18:00:00
284072文字
会話率:34%
使えないヒーラーだって魔物の多い場所パーティメンバーに木に縛られてそのまま置いていかれた。
とりあえず、目の前の魔物の群れを倒して帰ろうかな。お金になりそうだし。
ヒーラーだけど得意なことは物理攻撃。
〝ソロヒーラーは物理的に殴り倒す〟の2
作目です。全作読まなくも問題はないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 07:00:00
4437文字
会話率:32%
フリーじゃなくてソロヒーラーなので。
ふわふわとした髪の小柄な少女。ヒーラーなのに得意技は物理攻撃。
華奢な杖で殴り倒しますが何か?
思いつきふわっと設定なのでさくっと読めるはず。
最終更新:2021-02-23 02:35:59
7016文字
会話率:35%
魔術世界「フラークス」。そこにニーナ・ライトワールという少女がいた。
このフラークスにおいては剣や槍、弓といった物理攻撃よりも魔術を使った炎や水による攻撃が圧倒的に優位とされていた。
彼女は15歳となった日に成人の儀を受けた。彼女はその
後、冒険者デビューを果たし、鍛冶屋の父より授かりし剣を使って活躍するのを夢見ていた。
だが、ニーナに使えることができたのは一つの魔術のみ。ニーナはその魔術をどうにか駆使し、冒険者としての道を駆け上がっていく。
だが、そんなニーナに数々の困難が立ちふさがっていくのであった……
火、木、土、日、祝の19時に投稿予定です。
正統派ファンタジー小説「魔術世界の剣姫」をよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 19:00:58
127767文字
会話率:50%
異世界に勇者として召喚されたリクは、大した魔法が使えなくても、鍛え上げた肉体と身体強化魔法の掛け合わせで最強となることが出来た。そして魔王討伐の旅に天才女性魔導師のエルと共に旅立つと、半年でその目的を果たす。
魔王討伐後、リクが新たに作
った拠点に押し掛けてきたのはエルと元魔王ルーシー。半ば強引に婚約をした二人と愛を育みながら力を求めて旅をする。やがて二人と結婚したリクは、何者かの思惑に導かれるようにつぎつぎと竜種と対峙して…
勇者と二人の嫁が織り成すファンタジー小説をお楽しみください。
カクヨムにも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-28 07:04:40
349207文字
会話率:56%
幼馴染二人に誘われてVRMMOをやり始めることとなった主人公真司。二つ選べるJOBに魔法使いと闘士を選んだ彼は他の人とはちょっと違う戦闘スタイルでゲームを楽しんでいくのだが…。
これは魔法使いでありながら近接物理攻撃で戦闘する主人公と周囲の
人達の日常を描いた物語である。
ーーキーワードにラブコメとありますがラブコメ要素はそんなにないと思います。
ーーゲームと現実の両方での日常を描いてはいますが、基本ゲーム内を中心とした物語です。
ーー投稿は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 01:00:00
27511文字
会話率:66%
魔物が巣食う世界の小さな村で育ったレイシア。
優秀な魔法使いを多く輩出している村のレイシアは15歳になり、魔法使いとして冒険者になることを決意。
ギルドに冒険者登録をして、ステータスを確認した。
すると、ステータスは圧倒的に物理攻撃に特化し
たステータスであることが判明する。
優秀な剣士や槍使いになることもできたが、魔法使いになり冒険することを諦めきれず、魔法使いとなる。
魔法を使えないわけではないが、物理で殴る方が強い魔法使い。
そんな物理攻撃が向いている魔法使いレイシアの冒険物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-12 22:15:03
7781文字
会話率:20%
引きこもりオタクゲーマーである主人公、藺草悠二『いぐさゆうじ』はひょんなことから異世界にトリップしてしまう。
すると、その世界は以前自分が遊んだことのあるゲームの世界、に似てるような、似てないような。つーか、まったく知らない世界であった
。
女神様から特に、何ももらえなかった無能力者の主人公は、周りから馬鹿にされることもあるけれど、それでもめげずに物理攻撃一筋で生きていく、ハートフルストーリー、だったらいいな。
でもやっぱり主人公はめっちゃ強くて、可愛い女の子とイチャコラできたり、やたらと周りに称賛されたり、そんなことがあったりなかったりする。
ってな感じの、王道からはボール一個分外れた異世界ファンタジー、はじまりまーす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-02 01:50:13
10898文字
会話率:55%
攻撃が最大の防御なんていうが、それが通じるのって序盤だけでしょ。
そう豪語するのは、異世界に20という微妙な年齢でトリップした女子大生である。平和の国、日本で暮らしていた彼女にとって魔物だろうが人だろうが物理攻撃をすることに抵抗を感じたし
、痛いのなんて耐えられないであることから防御のステータスのみあげまくる。そうしてたら、小説みたいなチートみたいにはなれていなけど徐々に普通に強くなったよっていう成人迎えちゃった女の子の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 21:24:27
7184文字
会話率:24%
「おぬしには巨神を倒してもらうから、とりあえずオリンポス十二神の寵愛与えとくわ」「は、はぁ。ありがとうございます......って、え!?」
〈スキル・敵性魔法無効〉でも、〈スキル・物理攻撃無効〉でも防げない、絶対的な力〈異能〉。そんな力を十
二種類も貰っちゃった!?
もはや神にとってもチートな存在になってしまった主人公が、仲間を集めて面白おかしく冒険していく物語。
シリアス少なめです。
投稿する時間帯は特に決めておりません、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 20:04:16
132805文字
会話率:38%
現実世界から、魔法が存在する世界へと異世界転移した主人公。
そこは、魔法が使える日本列島だった。
しかし、冴えない魔法、冴えない物理攻撃。
そんな戦闘のセンスのない主人公ユウキの仲間は強者だらけ。
奇妙な神力を使える女神に、魔法
も物理攻撃も得意な最強の親父。そして勇者の妹……。
戦闘にセンスのない主人公は、そんな強者ぞろいに囲まれ、次第にパーティーの頭脳として頭角を表していく……。
罪により著作権に関わる事柄の一切を喋ることができなくなった主人公ユウキが、ラブライバーでアニメオタクの妹との日常会話にも四苦八苦しながら、後に英雄と呼ばれるようになる物語。
挿し絵作:ストロベリーチワワ
アルファポリスでも随時更新中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 17:55:06
141500文字
会話率:35%
魔道士に憧れる魔道士見習いのリリナ。しかし生まれつき魔力がないせいで、魔法学校では「学校創設以来の劣等生」と軽蔑されていた。
リリナは学校を卒業したら、魔力を目覚めさせる方法を探すため、首都に行こうとしていた。しかし待ち望んだ卒業式の
日に、予想外の出来事が起きる。魔法大国リーフィリアで最強と謳われる国家級魔道士にして、その強さと地位とルックスで多くの女性たちを虜にしている男、ヴィル・グリフォールが現れ、十年前の約束といってリリナに求婚してきたのだ。
リリナは思い出した。十年前、盗賊に殺されかけていた当時まだ無名のヴィルを助けたことを。その際、ヴィルが最強の魔道士になれたら結婚するという約束をしていたのだった。
かくてそれまで不遇の人生を送っていたリリナは、最強・イケメン・高収入の旦那と幸せな新婚生活を送る――
というわけにはいかなかった。
リリナには夢がある。魔道士になるという夢だ。そのためには、生まれつき魔力皆無のこの身体をどうにかしなければならない。
約束通り夫婦となったものの、リリナは溺愛してくるヴィルそっちのけで魔力開花の方法を探りはじめる。
実はリリナは、生まれつき魔力がない代わりに、なぜか規格外の物理攻撃力を持っていた。
リリナはその力を使い、魔物の潜む森に魔力開花のレア素材があると聞けばぶん殴って討伐し、違法ギルドが怪しい薬で魔力を高めていると聞けば一人殴り込んでいく。そんなことをしていくうちに、「最強魔道士の物理嫁」として、不本意ながらも名を馳せていくのだった。
一方で十年前からリリナにベタ惚れのヴィルは、なんとかリリナに振り向いてもらおうと頑張るが――
これは魔道士になりたい物理最強の嫁と、嫁が大好きなのにぜんぜんかまってもらえない最強魔道士の夫の、そんなでこぼこ夫婦が、ちょっとずつ本当の夫婦になっていく話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 19:28:20
34635文字
会話率:49%
全ては天から降る小さな星から始まったーー
世界樹を巡り500年続く人魔大戦。強靭な獣を身に宿す力【邪法】を使う魔族は、世界樹を守る人族の国を攻める。人族は世界樹の七色の葉が起こす奇跡の力【樹法】――炎や雷などを武器に纏わせる術でこれを防衛
する▽
――そんな中、国を想う王女エマは樹法の適性試験で最高の結果を叩き出す――「私って超スゴいんじゃない!? この力で我が軍に勝利を……!!」▽
一方、騎士に憧れる見習い兵ウィルは同じ試験で最悪の結果を出すも、それは正反対の資質、魔族の力【邪法】を使える証だった!? 「故郷を救ったあの騎士のように、皆を守れるのなら……悪魔にでもなってやる!!」▽
エマとウィルは驚くべき速度で成長を遂げ、【七色の光による最高の加護】×【黒き鋼の魔獣化による最強の物理攻撃】で炎剣舞い雷矢降り注ぐ戦場を駆ける!▽
過去から未来へと連綿と絡み合う物語を追い、選ばれし少年少女達が世界樹を巡る争いに終止符を打つ、時空を超えた群像戦記ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 19:10:10
133445文字
会話率:44%
極悪犯罪者ばかりを狙う連続殺人鬼グレン。
彼は長きに渡った殺人生活の末、ついに処刑されてしまう。
死後、地獄で裁かれるグレンだったが、あくまで正義のために殺しを行っていたグレンに対し、地獄の閻魔大王は
「いくつかの条件付きでグレンを別世界
に生き返らせる」と言う。
ステータス決定後、いざ異世界に転生してみると、衝撃的な通達がグレンを襲う。
グレンに与えられた条件、それは「前世で使った武器を使えない」だった。
これにより、グレンは実質的に物理攻撃を封じられてしまう。
もちろんグレンに魔法の技術なんてないし、物理に全振りしたグレンの放つ魔法はどれも貧弱なものばかり。
しかしグレンは殺人鬼時代の記憶と経験でカバー。初めてのモンスターを討伐。
そして次から次へとモンスターを倒して経験を積み、最弱だった彼はいつしか最強の魔法使いへと成り上がるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 18:14:57
461639文字
会話率:34%
空手の全国大会で優勝が決まった主人公、向島心愛。
。武道館を出て階段に腰をかけたら、急に黒い渦に呑まれ、異世界に転移してしまう。
一方その頃、魔法界と呼ばれる世界で、人間界に興味を持っている少女、フォレスト・ミルクがいた。彼女は人間界に行
くための魔法の練習をしていて、その際、運悪く失敗し、自分も異世界に転移してしまう。巻き込まれた主人公と巻き込んでしまった少女。
2人は元の世界に戻るため、異世界で、魔王の討伐、もしくは和平を結ばなくてはならなくなった。
その道中、2人は多彩なスキルをゲットし、強くなる。だが、主人公、向島心愛には、とんでもない弱点があった。『スライム耐性』というスキルを持っておらず、敵となるスライムを倒すことが出来ない。逆に触れれば即死。
強いようで弱いのだった。
お互いの弱点をカバーするため、仲間を集め、魔王の元に向かう物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 22:22:58
66372文字
会話率:55%
特にコレといった取り柄のない20歳の主人公。
なるべくは静かに、穏便に、穏やかに過ごしたいのに過ごせない。
小さい頃からの同級生2人と肝試しをしようとするが、そこまでの道のりが少し長い。
主人公はビビリではないが、とにかく物理攻撃が通用しな
い幽霊や、生理的に虫が苦手と、結構乙女な性格をしている。ある日、女性2人を3人が助けることになり、5人での肝試&青春スタートか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-18 14:18:23
11829文字
会話率:48%
面倒くさがりな男子中学生、高山拓霧はアルファという女性にクラスとともに異世界に召喚された。皆強いスキルを持っている中で拓霧が獲得したスキルは「マイペース」。さらに物理攻撃力が異様に高い。何故か仲良くなった?委員長の武田と組んで、魔王討伐に向
けてレベル上げに励む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 11:07:52
1101文字
会話率:57%
全力でぶつかって全力で崩れる男である哀昏明は、友人の魔法使い(哀昏明は一切信じてはいない。なぜなら哀昏明の方が強いからである。)の天野雪を救うべく異次元に飛んで行く。飛んで行った先は魔法を使うのが当たり前な世界。哀昏明に半強制的に連れてこ
られた友人の伊藤仁と佐藤瀬里と白木美優とニュークリエルは目の前の光景を見て唖然としてしまう。正確には唖然としていたのは白木と佐藤で、伊藤とニュークリエルはため息。問題はこの哀昏明という男、魔法が見えない!哀昏明にはこの次元の人が全員「パントマイム」を披露しているようにしか見えなかった。だが、哀昏自身自分が魔法を見ることができないことはすでに把握していた。なので「やっぱり・・・」という感覚だった。
伊藤仁という物知りな男はこの状況に不安を抱いていた。哀昏明は「天野を連れ戻す!」と言っていたが、天野は魔女。つまり、どちらかというと「天野は今現在を持って連れ戻されている。」と考える方があっているからである。哀昏明にこの真実を言うべきかどうか。どちらにせよよくない状況というのだけは間違いない。伊藤は悩みまくっている。この男、魔力はスズメの涙程度しかないくせに一応魔法が使える。使える魔法は「間接出力型ブラスター」というビーム。誰かに教わったこのビームは少ない魔力でもかなりの破壊力が期待できるビームなのだが、物騒なものに変わりはない。なので、日常生活では絶対に使えないのが悩み。哀昏明の師匠をやっているが、かなりスパルタ修行をさせるようななかなか怖い男。まあ、これには少々理由があるのだが・・・。
ニュークリエルという女は伊藤の不安に気付いている。この女、伊藤仁の師匠で無茶ぶりばっかりするなかなか困った人。手足を無くし義足義手を使って生活をしていたが今は哀昏の家で哀昏に甘えまくっている。弟子の弟子を子機使ってやろうとか考えていたのだが、思ったより哀昏がいいやつだったので、子機使うから甘えさせていただくになってしまったのだ。伊藤に魔法を物理攻撃方法を教えまくった女だが、「間接出力型ブラスター」の考案者ではない。というかブラスターを使うこと自体できない。ちなみに、伊藤には「もう大丈夫」と言って修行拒否されたままになってしまっている。その分哀昏明をしごきまくったいる。これは八つ当たりと言っていいほど。それでも絶望しない哀昏明に期待している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 17:32:21
1062文字
会話率:25%