「そりゃ、人の絶望する姿を大衆に見せつけるのは快感じゃないですぅか」
最終更新:2018-06-20 11:53:32
9086文字
会話率:42%
走るメロスを待つ男と嗤う男、2人が今、交錯する——
メロスが走っている裏側、地下牢での二人の密会。
ただ二人のみぞ知る、密やかな交錯を今、この手に。
注)古代ギリシアの王政の資料が少なかったため、中世の絶対王政を参考にして書いていること
をご承知ください。
この作品はカクヨムにも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885907773折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-22 21:35:15
11610文字
会話率:45%
早見千恵は東京の高校で国語の教師をしており、夫の俊夫と娘の沙樹と平凡な家庭を営んでいる。沙樹には高校の同級生で葛西直紀という彼氏も出来て、誕生日に祝いに来てくれるように一家は皆それなりに幸せな生活を送っている。ある夏、千恵は自分の母校であ
る高校の同窓会に出席するために広島に帰郷する。それには青春のほろ苦い記憶も宿していた。千恵は高校生の頃は成績が優秀で、かつては東大に進学して大学教授になる夢を描いていたが、当時付き合っていた西村隆と別れることをためらい、広島に残りたいという気持ちも残していた。夢を取るか恋を取るかの岐路に立たされたが、最後は隆と別れて東京へ行くという選択肢を選んだ。しかし、東大を卒業してもその夢は叶わず、過去の決断に微かな後悔の念を感じるのだった。同窓会で隆と再会した千恵は二人だけでお互いの人生を語り合い、かつては感じなかった不思議な感情を呼び起こす。その後、ミュージシャンになるために高校を中退したいという夢を語る生徒の話を聞き、人の幸せについて考えさせられる。その一方で父親の急病の一報を知らされ、再び帰郷して再会した隆から、夢を求めない方が平穏でいられるという人生観を聞かされ、現代的な煩悩について考えさせられる。それでも沙樹が将来について悩んでいないことにとりあえず安心する。やがて沙樹が習っているピアノの教師の仲介で、沙樹がウィーンの音楽大学に留学する話が持ち上がる。以前は平凡な人生を歩むと言っていた沙樹も急にそれに興味を示し始め、千恵は沙樹が今の幸せを捨ててでもかつての自分と同じことを繰り返すのかと思い、一時は反意を示す。千恵は何とか沙樹を説得しようと、直紀と密会して思い留まらせるように働きかけるが、そんなやり方に不満を持った沙樹とも衝突する。そして、沙樹と直紀は彼らの答えを両親に報告する席を設ける。その場で沙樹も直紀と別れても留学することを希望し、直紀も沙樹の夢を後押ししたため、千恵もそれ以上引き止めることはできなかった。千恵の心には過去に封じ込めていた感情が再びわき起こり、人生が揺り動かされるのを感じる。三月になって高校を卒業すると、沙樹は空港で一同に別れを告げて旅立つ。千恵は空港で沙樹の幸せを信じて送り出すしかないのだった。
この作品は他のサイト(エブリスタ、comico、novelabo、ストリエ、カクヨム)にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-30 21:45:55
33335文字
会話率:50%
咲良と藍は身分違いの禁断の恋をしていたが二人の密会が何者かのてによってバレてしまう。
咲良は藍と二人で逃げようとするが、捕まり殺される。 しかし、咲良は藍との再会を必死に願う
果たして、咲良は無事転生して結ばれるのか…
最終更新:2018-04-15 11:53:33
214文字
会話率:19%
貴族の一人娘であるセシリア・フォン・ベルンシュタインは、名家の後継ぎとして多忙な毎日を送っていた。
ある時セシリアは、冒険が趣味だという同い年の男の子、ミシェル・ファーレンハイトと出会う。自分の知らない世界の話を聞かせてくれるミシェルに
、セシリアは惹かれていく。
ところがある時、女神によるご神託によってミシェルは魔王討伐の命を受け、「勇者」として旅立つことに。
その知らせを聞いたセシリアは、旅立ち前夜のミシェルと密会を果たす。「いつか二人で世界を旅しよう」という約束を残して、ミシェルは旅立っていった。
想い人が危険な旅へと出てしまい、不安な毎日を過ごすことになったセシリア。ミシェルに対する想いの大きさを再自覚したセシリアは、これまでと同じ退屈な日常を過ごしながら、ある決心を胸に抱くのだった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-22 19:52:38
50431文字
会話率:42%
大学時代、深夜に散歩するのが好きでした。缶コーヒー片手に友人と深夜まで話し込んだり、タバコ吸ったり。まあ、そんな時を思い出して書いた話です。基本コメディですので、気軽に読んでいただければ。
とある女子高生、今永杏子は最近ランニングを始め
た。しかし、走ることが目的では無い。ランニングを口実に親の目を離れ、夜中「あること」をするためだ。
時を同じくして、大学生、熊原直哉は深夜の大学で1人徘徊していた。最近始めた、人に言えない趣味をするために。
人に言えない隠し事のある2人は、深夜の喫煙所で偶然に出会う。
ぎこちないながらも距離を縮めていく2人。けれども、楽しい楽しい深夜の密会は、ある日、女子トイレで起きた事件によって急展開を迎え―――
登場人物
今永杏子:女子高生18歳。高校生活も終わりに近づく悩み多き少女。言いたいことが言えない性格。人生で損するタイプ。見た目は大人っぽい。3兄妹の長女
熊原直哉:男子大学生20歳。とある失敗から女嫌いが加速中。口はうまいが頭は悪い。偏見や妄想でしゃべるのであまり友達は多く無いだろう。バイクは中古のベスパ。
*作中に入れ忘れましたが、だいたい9月~10月ぐらいの話です。
*この作品はピクシブにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-20 14:47:50
33354文字
会話率:29%
俺は、民泊を始めようとした友人Kに反対した・・・
最終更新:2017-09-20 05:00:00
1082文字
会話率:22%
俺が歩いたこの世界は元いた世界より優しさで溢れていた
最終更新:2017-05-17 18:25:54
4550文字
会話率:45%
公爵令嬢ベアトリスは、家柄・魔力・外見と全てが完璧なお嬢様であるがゆえに、学園内では他の生徒たちから敬遠されていた。その上、権力者の祖父が獣人差別主義者であるために、獣人生徒たちからは恐れられて嫌われている。――だからバレてはいけない。そん
なベアトリスが、学園内の森で狼と密会しているなんて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 21:00:00
69187文字
会話率:31%
何かと問題があった第二王子の婚約者になった公爵令嬢が、第二王子と問題の素である男爵令嬢に駄目出しをするだけのお話。様々な人々の様々な思惑が絡みつつも、山なしオチなしざまぁなし。
最終更新:2017-02-19 19:01:16
16175文字
会話率:52%
ちょっぴりミステリアスな感じの恋愛絡みの話です。「ああ~」ってなって貰えると嬉しいです。休憩時間なんかにどうぞ。
最終更新:2017-02-06 23:45:26
623文字
会話率:55%
平凡なOLである松山夏帆はある月夜の晩、解体中のビルの中で上司と友人の密会を目撃してしまう。
その日から夏帆の苦悩が始まる。会社の上司である石井課長と、友人である香織…………二人の関係とは!?
お暇潰しに良ろしければどーぞ。
最終更新:2017-01-13 08:40:16
6445文字
会話率:36%
主人公高倉誠二は、同僚の三浦から高倉の妻有為子が若い男と密会していたと耳打ちされる。最近化粧が濃くなり誰からも若返ったといわれる妻の不倫ではないのかと疑心暗鬼となった高倉は、妻が別の男と絡み合う濡れ場を夜毎妄想し苦悩する。妻が実家の病院へ帰
った日の翌日、高倉は院長をしている妻の弟有一をたずねて真意を確かめる。実家へ帰ったのは有為子に肝臓癌の疑いがあり、その検査をするためだった。化粧がきつくなったのは暗く生気のない顔色を隠すためで、高倉の疑心は杞憂に終わったかに見えたが、検査結果を知らされた当日、事態は急変する。一人息子の出生に関して、夫婦の間には重大な秘密が隠されていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-11 10:36:39
17301文字
会話率:50%
やっと現実の世界に帰ることができた彼女と彼だったが、そこは出発地点の『不思議が池』ではなくて、タルレジャ王国の首都『タルレジャ』だった。第一王女様の指示で、二人は超高層、超高級ホテルの部屋に幽閉される事になってしまった。一方、警察副署長は、
辞職してタルレジャ王国の反対派の大物議員と面会した。その直後、『火星のリリカ様』による、即時降伏勧告が、地球人に対して出された。不思議が池の幸子さんは、アヤ姫様に、副署長に対する恋を打ち明けた。アヤ姫様は、二人をアヤ湖の禁断の島にあるタルレジャ教会内で、密会させる段取りを取った。幸子さんは、ついに副署長の腕の中に……。彼女と彼は、ホテルの従業員アリムに救出されたものの、五千年後のタイタンに連れ出されある選択を迫られる『私の永遠の故郷をさがして』の裏側世界。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-08 15:23:46
41049文字
会話率:60%
ド田舎育ちのお嬢様エリカ。素敵な恋をしてみたいなどと妄想を膨らませ王立学園へ入学した彼女は、銀髪美少女とルームメイトになる。
ある日、ルームメイトのライラとこの国の王太子が密会しているところを目撃し、二人が恋人同士であると知ってしまった
エリカ。二人の秘密の恋を妄想全開で見守りつつ、ダメダメ不器用な親友を未来の立派な王妃様にすべく全力で応援する事を決意します!
夢見がちなくせに自分の恋はさっぱりな妄想系主人公と超不器用美少女、金髪王子様、ツッコミ担当剣士、眼鏡の下僕らが繰り広げる学園ラブコメです。
※このお話は中盤でちょっした伏線の回収がありますが、気づかずに読むと精神的ダメージを受けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-11 08:11:35
218506文字
会話率:40%
うわぁ、たのしみだなぁ!
※本作は短編連作『剣と弓の世界に転生して公爵家三男坊になったんだけど、明日の朝日を拝める気がまったくしない』シリーズの三作目にあたります。
単体でも楽しめるとは思いますが、前二作を先に読むことを推奨します。
最終更新:2016-07-15 20:22:54
9816文字
会話率:37%
妖怪の狐さんの逢引き
最終更新:2016-06-03 12:07:36
2946文字
会話率:30%
密会する二人の暗黙の了解。
最終更新:2016-03-20 13:00:00
230文字
会話率:0%
真夜中の男と女の密会
最終更新:2015-12-06 23:58:05
1640文字
会話率:50%
「山の上の神社に恋愛成就の神様がいる」
事の始まりは、そんな与太話だった。
――想いを寄せる月嶋想依との距離を少しでも近づけられるなら……
そんな願望を抱き、半信半疑で参拝した久遠京志郎は、荒廃し切った神社で青く眩い光を目にした。
翌日、京
志郎は高校の自分の下駄箱にラブレターを忍ばせようとする、一人の女生徒の姿を目撃してしまう。その白く透き通った肌と、黒く麗しい長髪、非常に端整な顔立ちを持つ美しい少女は、クラスメイトの黒咲楓歌だった。
――寡黙で誰とも接点を持ちたがらない楓歌が、どうして自分に?
もし告白されても、自分はそれに応える事が出来ない。手紙を読まずに返すと、楓歌は予想外の反応を見せた。
――神様のお手伝いになってください!
頭を垂れて、縋るような目で懇願する楓歌は、自分が神社の巫女であることを明かす。
恋愛成就の神・恋火は、その力や信仰を完全に失いかけており、楓歌は信仰を集めるために恋火に酷使されているのだという。
楓歌の身を案じた京志郎は、恋火の堕ちた信仰を取り戻すため、楓歌と共に生徒たちの恋煩いを癒す『恋のキューピッド』として奔走することを決意する。
同世代の恋愛の在り方、その甘美と苦悩を目の当たりにする中で、京志郎と楓歌自身も、恋愛と、人を想うことが何かを考えるようになる。
と同時に、楓歌は初めての親しい男子である京志郎を特別な存在だと認識し始め、不定形の暖かい感情を抱くようになる。
順調に願いを叶えていた矢先、一つの問題が起きる。
――二人って付き合ってるんだよね?
月嶋想依のその勘違いは、京志郎の願いを砕き、恋火への信仰を奪うのに容易かった。
このままでは京志郎と想依は決して結ばれず、恋火の復活も遠のく。
恋火は京志郎に言った。
――御主が想依に告白せよ
そうすれば、京志郎の願いも叶い、その成就が信仰心として恋火に還る。
楓歌は言い知れぬ複雑な感情を抱きつつも、恋火の言葉に従順に、京志郎と想依の密会をセッティングするのだった――
神さまあり!巫女あり!笑いあり!胸キュンあり?涙少なめの微ファンタジー学園ラブコメ!
評価、感想、レビュー等々、頂ければ幸甚です!
ご質問・ご指摘はこちらから!↓
Twitter:https://twitter.com/bul_tre_dra
(この作品は長期連載していた作品を再編集したものです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-09 00:00:00
136142文字
会話率:40%