『彼女』とマムル医師、ママムヤムは、白い空間に閉じ込められていた。完全に鬼化した『彼』が監視役として残された。医師は、その空間からの脱出を図ろうと画策していたが……。『彼女』の婚約者は、幸子さんに言われていた通り、『不思議が池』を再び訪れた
そのその幸子さんは、ヘレナの生き写しであるヘレナリアから、ある作戦を言い付けられていた。その男は生きたまま『地獄』に送られる。ブリューリは、すでに『地獄』を支配してしまっていたが、駆除薬を散布されて危機に陥った。『地獄』に落ちた男は、おかしな光と出合う。一方先に鬼人間となっていた『元副署長』は、東京で大出世していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-20 18:01:38
20939文字
会話率:76%
アリムは二人を明日になった日本に連れて行こうとしたが、ゴンドラの操縦を誤った為なのか、タルレジャ王国の北島、アヤ湖の小島に地下から突っ込んでしまった。そこでは、元副署長が幸子さんとお見合いになっていた。おかげで建物が壊れてしまい、幸子さんと
元副署長、女神様たちはアヤ姫様の地下にある家に向かった。一方アリムと二人は何者かによって助け出され、王宮の施設に別々に収容された。
元副署長は、アヤ姫様によって鬼化され、幸子さんと共に不思議が池に戻って行く。
アリムは、王宮の秘密警察にあたる部署で洗脳されそうになっていたが、彼女にはまだ秘密が隠されていた。
一方で宇宙怪物ブリューリが、活動し始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-29 15:32:40
25830文字
会話率:53%
やっと現実の世界に帰ることができた彼女と彼だったが、そこは出発地点の『不思議が池』ではなくて、タルレジャ王国の首都『タルレジャ』だった。第一王女様の指示で、二人は超高層、超高級ホテルの部屋に幽閉される事になってしまった。一方、警察副署長は、
辞職してタルレジャ王国の反対派の大物議員と面会した。その直後、『火星のリリカ様』による、即時降伏勧告が、地球人に対して出された。不思議が池の幸子さんは、アヤ姫様に、副署長に対する恋を打ち明けた。アヤ姫様は、二人をアヤ湖の禁断の島にあるタルレジャ教会内で、密会させる段取りを取った。幸子さんは、ついに副署長の腕の中に……。彼女と彼は、ホテルの従業員アリムに救出されたものの、五千年後のタイタンに連れ出されある選択を迫られる『私の永遠の故郷をさがして』の裏側世界。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-08 15:23:46
41049文字
会話率:60%
「明日を紡ぐ」の続編ともいうべき社会派小説。
名古屋で災害救助組織を設立する推進役だった市長、大隅議員、村井由蔵は、DV被害者救済の手始めとして山口県の山間部に建つ無住の農家を買い取りDVシェルターとした。そこで生活させている女性たちは、不
自由な過疎地での生活と自然に抱かれた環境により徐々に自分を取り戻し始め、近くの営業をやめて久しい国民宿舎を使えないかと考えるようになった。そこにDV被害者を呼び寄せ、社会復帰の手伝いをしたいと役場に申し出、それを機に村井たちの活動が始まる。
一人の女性を山口に連れて行くことになった時、広島の警察副署長である青木と救援課の結城亜矢も同行する。
現地で山を調べていた亜矢は、梅や桃、栗などの木をみつけ、見分け方を教える。
そして、マムシを退治してみせ、ワサビを見つける。亜矢とともに山に分け入った美鈴は亜矢に好意を抱く。
村井は、仲間に加わった二名の新人議員と鰻屋の大将を現地に案内し、収入確保の方策を探る。
現地で柚子をみつけた大将は、柚子こしょうを製造販売することを提案。実際に作ってみせる。
翌日、地震が発生し、長雨で緩んでいた裏山が崩れて民家がおしつぶされる。
村井の一報で救援課が出動。宮内が指揮をとり生き埋めになった人を救出する。シェルターの女性たちは山中に避難。亜矢が救助犬とともに闇夜の山中に分け入る。
犬の働きで女性たちを発見した亜矢は、斜面を滑り落ちた女性を救出。火を絶やさぬよう徹夜で見守り、夜明けとともに負傷した女性を背負って下山した。無心に働く亜矢は、女性たちの絶大な信頼を得ることになった。
亜矢のひたむきさに勇気を得た加奈は、離婚を決意。村井に援助を求める。
村井は警察に相談し、刑事事件として裁くよう求め、平行して施設購入と専門支援組織発足が議会で承認される。
施設に新たな女性を案内することになり、専従職員と元警察官の岩田を亜矢が案内するが、職員は女性たちに杓子定規な態度をとり反発される。
輪から外れた職員の行く手に蛇がいることに気付いた亜矢は、屋根より高い枝からロープで滑り降り、難を救う。
助けてもらったのに素直になれない職員を女性たちは哀れむ。
そして、名古屋に戻る一行を見送る女性たちは、見違えるほど逞しくなっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-24 15:00:00
207623文字
会話率:75%
俺は杉下左京。ある事件で重傷を負い、入院した。
最終更新:2009-12-26 14:46:43
1210文字
会話率:29%
俺は杉下左京。G県M署の副署長だ。
最終更新:2009-12-10 22:08:40
2633文字
会話率:25%
俺は杉下左京。G県M署の副署長だ。でも熱血派ではない。
最終更新:2009-12-03 12:45:47
1929文字
会話率:38%