平凡で気弱な25歳の成人男性、白石黒音は大学を卒業して早三年、ブラック企業で働き続けるいわゆる社畜だった。彼はある日、車に轢かれそうになった猫を助け、死んでしまう。が、彼の人生はそこで終わりではなかった。なんと、彼の姿は猫になっていた。そし
て転生を司る女神、アルカンシエルによって転生させられたのはなんと異世界!そこは、魔法が当たり前のように存在する世界だった。
彼は女神に与えられたチート能力、"収納"を使い、この世界を救う旅に出る!果たして、彼の運命は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 21:41:04
38706文字
会話率:80%
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あ
わや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 22:28:34
239423文字
会話率:46%
結婚を機に巣立った樟葉は、両親の要請で実家の掃除を手伝う事となった。
収納スペースに使われている屋根裏へ上がった時、樟葉は祖母の意外な遺品を見つけることになる。
※ 本作品は「第4回小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。
最終更新:2022-12-31 13:20:53
1000文字
会話率:32%
主人公酒井弥八市は会社の先輩の家に遊びに行った。その先輩の家で背の高い美人を見かけた。
いつも行って居るレコード屋さんでC・Dを探して居る時に、偶然美人に声を掛けられた。先輩の家で見かけた女の人だ。それから付き合う様に成った。数回会ううちに
一夜を過ごすことに成った。何回も泊まるうちに、琥珀色の焼酎を勧められて何回も飲む様に成った。しかし何回も飲むうちに体に異変が起き始めた。インポテンツに成ってしまった。酒井弥八市は琥珀色に漬け込んで在る物を見たく成った。床下収納庫・天井裏色々と調べて居るうちに、世にも恐ろしい焼酎漬物を発見した。驚愕した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 13:51:04
9520文字
会話率:24%
貴方が好きな魔法は何ですか?
攻撃魔法、回復魔法、収納魔法、移動魔法、通信魔法……
色々ある中で、私が好きなのは“扉を開く魔法”です。
扉を開く魔法が好き、を語るエッセイ。
最終更新:2022-12-16 00:00:00
3801文字
会話率:8%
俺は道路を飛び出した幼女をかばって、トラックに轢かれて死んだ。そしたらなんと、異世界転生していた! ただし、ランドセルとして。
小説家になろうラジオ大賞4 参加作品。テーマは「ランドセル」
最終更新:2022-12-09 17:46:22
998文字
会話率:50%
15歳の成人を迎えた者は生涯に一度、自分の相棒となる神獣を授かり、カードに収納して出し入れすることができる。
神獣には一ツ星〜五ツ星までのレアリティが存在し、高ければ高いほど神獣のステータスが大きくなり、国からも重宝される。その結果次第
で就ける職業の幅が大きく変わってくるほど重要視されている大切なものだった。
成人を迎えた少年アルバス=トリガーは五ツ星の高レアリティの神獣と契約することを夢見ていたが、実際は前代未聞の0ツ星。様々な人達から馬鹿にされる結果となってしまった。
一方、幼馴染のリオナは五ツ星の神獣を召喚したことで騎士団への内定が確実となり、自分との格差が明確になったことから一層凹んでしまう。
しかし、リオナの励ましにより冒険者としての道を歩むことを決意したアルバスは、父親から教わった剣術を元に国を旅立とうとするが、魔獣と呼ばれる生き物が国を襲う。
多くの人が殺される中、父親から魔獣掃除人《ビーストスイーパー》と呼ばれる職に就いていたことを話され、父親は引退した身でありながらも果敢に魔獣に挑むも殺されてしまう。
父を殺された怒りから無謀にも挑んだアルバスだったが、神獣の隠されたスキルが発動し、魔獣を一撃で葬り去った。
その功績を讃えられ、父親と同じ魔獣掃除人としての職を与えられ、世界を巡る旅に出るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 17:22:09
79268文字
会話率:40%
他のサイトさんではトップページに小説の表紙を出しているのですが、なろうでは出せないので、画像関係はまとめてこっちに収納します。お暇な方、眺めてやってください。
基本、何か思いついたときに投稿します。
更新は期待しない方がよい(えっ)
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絵のご寄付も大歓迎です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 11:01:14
3885文字
会話率:0%
【夢の平穏ライフのため、冒険者やめて魔法の鞄屋さんを始めます!】
戦闘力は皆無だけど珍しい空間魔法を使える十八歳のアルカナは、冒険者パーティに荷物持ちとしてこき使われていた。どんどん激しいダンジョンに連れていかれるようになって、これ以上冒
険についていくと死んでしまうと危機感を抱く。
そもそも冒険者になりなくてなったわけでもないし、無理矢理やらされていただけ。
このあたりで冒険者をやめようと冒険者証をギルドに叩きつけ、逃げるように走り去る。
そして路地裏で見つけたのは、一軒の鞄屋さん。
鞄職人の青年モーガンが扱うのは珍しいけど全然売れない鞄たち。
そこで鞄に付与魔法をかけるという方法を聞き、もしかして空間魔法も付与できるかもしれないと思った。
早速、空間魔法を鞄に付与すると……凄い、鞄が実容量以上に入る魔法のアイテムになっちゃった!?
いっぱい入ってとっても軽い! 名付けて『魔法の鞄』!
よーし、こうなったら平穏な生活を手に入れるためにも、鞄職人のモーガンさんと一緒に魔法の鞄屋さんをはじめます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 13:11:44
52234文字
会話率:45%
東京都千代田区神田神保町。
ここには世界一とも言われる古書街がある。
その一角に十年前に突然現れたその建物。
それは一見するとごくありふれた建物であるが、実はある目的のためだけに特別に設えたものである。
その目的。
それは本の収納。
そして
、この建物の主が天野川夜見子。
天野川夜見子。
彼女が暮らすこの建物を埋め尽くしている本が二千万冊とも三千万冊とも言われる彼女の蔵書のほんのわずかであるという有名なビブリオフィリアである。
彼女が使う膨大な本の購入資金は古今東西あらゆる言語を読み解ける彼女の異才に目をつけスポンサーとなった日本はおろか世界をも闇から支配する橘花グループのオーナー立花家から得ているものである。
だが、たとえどれだけ潤沢な資金があろうとも、それだけでは他人の本棚にある貴重な本が手に入るわけではない。
しかし、彼女にはその手段があった。
天野川夜見子の望むものを手に入れるために粘り強くそれをおこなう優秀な交渉人。
一方でどのような好条件を提示しても首を縦に振らない蔵書家はためらいなく殺して目的の本を強奪するという裏の顔を持つ人間。
それが彼女が持つ手段。
蒐書官なのである。
「……私には世界中から本を集め、それを読むという崇高な使命があるのです。そして、そのために日夜命がけで働いている者たち。それが蒐書官なのです」(天野川夜見子)
これは世界屈指の蒐書家「古書街の魔女」こと天野川夜見子と、日本人の、それもそのほんのわずかな者にしか顕現しない特別な能力を駆使する彼女の使い魔たる蒐書官たちがあらゆる手段を使い世界各地に眠る幻の書を手に入れていく物語。
※長文を多用しているので横書きでも読みやすいように一文ずつ間隔をあけています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 07:39:22
788110文字
会話率:56%
ある日、小泉トモヤは不思議空間に飛ばされた。
待ち構えていた残念そうな自称女神がいうことには「死んだから勇者として異世界へ飛ばす」とのこと。
明らかな不手際と嘘っぽさに拒むが、「とりあえず1ヶ月だけ出張。それに安全だし水豊富だから魚釣り
できる」の言葉に飛びついてしまう。
行った先はマナとステータスで発展した世界で自身は魔法も使えず最弱のステータス。
しかし苦労するかと思えば女神に渡された収納機能にはバグが存在した。そのチートとも言えるバグを利用しながらクエストをクリアし、人々に可愛がられ助けられながら異世界出張を楽しんでいく。
この物語は魔法と工業技術の融合で革命を起こしながらも魚釣りがしたいだけの技術者のお話。
※迷宮技師は『ダンジョニア』と読みます。バトルもありますが激しい感じではありません。またダンジョンダンジョンしてくるのは1章の後半から、釣り釣りしてくるのは2章からになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 22:00:00
516154文字
会話率:37%
Sランクパーティ【英雄の誉】を追放されてしまったゾイド・ペンタークは道端でスライムに助けられた。そのスライムを試しにテイムしてみるとまさかのチート能力持ちだった!!ゾイドはスライムとクエスト攻略を進めていく内に絆を深め、やがて同化。単体でS
SSランクモンスターさえをも撃破するに至る。一方その頃、ゾイドを追放した【英雄の誉】では異変が起きていた。なんと、Aランクモンスターにすらまともに攻撃が通らないのだという。実は彼らがSランクパーティとして活躍で来ていたのはゾイドが釣れていたモンスター『アガド』の「絶対王者」という能力のお陰だったのだ。それを知らずにゾイドを追放した【英雄の誉】のリーダーマッチョスは焦るあまり、とある策を画策するがゾイドに看破され、【英雄の誉】は完全に破滅するのであった。これはゾイドがスライムとのコンビネーションで無双し、やがて最強へといたるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 21:45:07
171312文字
会話率:44%
地球にダンジョンができて10年。
そのせいで世界から孤立した日本だったが、ダンジョンから採れる資源や魔素の登場、魔法と科学を組み合わせた錬金術の発達により、かつての文明を取り戻した。
ダンジョンにはモンスターが存在し、通常兵器では倒せず、
ダンジョン産の武器が必要となった。
そこでそういった武器や、新たに発見されたスキルーブによって得られる〈スキル〉を駆使してモンスターと戦う冒険者が生まれた。
ダンジョン発生の混乱で家族のほとんどを失った主人公のアラタは、当時全財産をはたいて〈鑑定〉〈収納〉〈翻訳〉〈帰還〉〈健康〉というスキルを得て冒険者となった。
だが冒険者支援用の魔道具『ギア』の登場により、スキルは大きく価値を落としてしまう。
底辺冒険者として活動を続けるアラタは、雇い主であるAランク冒険者のジンに裏切られ、トワイライトホールと呼ばれる時空の切れ目に飛び込む羽目になった。
1度入れば2度と戻れないその穴の先には、異世界があった。
アラタは異世界の人たちから協力を得て、地球との行き来ができるようになる。
そしてアラタは、地球と異世界におけるさまざまなものの価値の違いを利用し、力と金を手に入れ、新たな人生を歩み始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 07:00:00
232804文字
会話率:41%
野良猫を飼っている?違うな、野良猫が僕のマンションの部屋のベランダに良く来るのをいつも眺めているだけ。餌付けをしているわけでも、水を与えたりしているわけでもない。
ただ、見て知っているだけ。窓を開けていても、平気で、やってくる。
どうやら、
僕から「神気」なるものを吸収しに来ていたようだ・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 15:19:45
9156文字
会話率:5%
ゲームのやり過ぎが祟って死亡した楠木美音。
人気プレイヤーだった自身のアバターを運営に譲渡する代わりに、ミオンとしてゲーム内で極めたスキルを持って異世界に転生する。
ゲームでは、アイテムボックスと無効スキルを武器に“無限空間”の異名をとった
ミオンは、異世界でもその力を存分に発揮するのだった。
病気の村人を救うため悪竜と戦ったり、海の怪物を討伐したり、アイテムボックスの特性を活かした商売をしたり、国のダンジョン攻略部隊に選ばれたり……
触れた敵を瞬間的に収納できるうえに、毒も炎もあらゆる攻撃を無効化するミオンの名は、異世界にどんどん広まっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 20:52:52
80321文字
会話率:41%
紛争で傷付いた人達を助ける医療チーム
「ナイチンゲール」に所属する主人公、桐崎修哉
彼は持ち前の明るさと類まれなる医者としての技術で様々な人達を紛争の最前線で治療していた。
そんなある日、修哉は敵兵からの爆撃から子供達を庇い命を落としてしま
う。
女性の声で目が覚めると、そこは一面真っ白な世界。
そこに居た女神「アスクレピオス」から自分が死んだ事、そして貴方の善行を鑑み、異世界に転生させることを告げられる。
転生サービスとして渡されたスキルは「処方箋」
と「病巣透過」。更に診療所が丸々収納出来る特性のカバンをアスクレピオスから託され、これから転生させる世界を救って欲しいと告げられ、修哉は異世界「アースラ」に転生する。
そこで待ち構える様々な出会いと困難に修哉はどのように立ち向かうのであろうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 15:57:31
32611文字
会話率:44%
「これよりシルバーグラスを名乗ることは許されないと覚えておきなさい」
身体強化と魔力操作しか使えず、スキルを覚えなかったヘルザートは魔術学院への進学の道を断たれ、一族を追放される。
ザートと名を変え魔獣溢れるブラディア地方で冒険者をはじめる
が、相続した防具が収納と解析をする法具であるとわかる。
他人に知れたら面倒な事になると考えたザートはソロ冒険者として生きる事を決意する。
「おお、すごいの発掘しちゃったな」
地中に埋まった物も発掘できる法具を嬉々として活用しつつ順調に冒険者生活を送るザートだったが、
「パートナーを募集しているなら私と一緒にいかない?」
女冒険者リオンと半ばひきずられるようにパーティを組む事になる。
けれどリオンが冒険者となったのには理由があった。
狼獣人だって事、隠しててごめん——
これは獣人の姫とスキルをもたない少年が『聖域』をつくる物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 21:56:57
945546文字
会話率:31%
『無能』と馬鹿にされ、誰からもパーティを組んでもらえず、ぼっちで活動しているFランク冒険者ゼノ。
彼のユニークスキルは【アイテム収納(極小)】という役立たずスキルだった。それでも諦めずにダンジョン探索を続け、こつこつとレベルを上げ続けてき
たゼノ。
ある日、彼はダンジョン内で『スキル進化の間』という部屋を見つける。
その部屋の効果で、彼のスキルはEXスキル【アイテム交換所】へと劇的な進化を遂げた!
スキル【アイテム交換所】とは、モンスターを倒すと得られる『魔石』の数に応じて、超強力なアイテムと交換できるというもの。
たとえ弱くても、コツコツと魔石を集めていけば、いずれは最強装備が手に入るのだ。
さらに強い攻撃アイテムを得られれば、それで強力モンスターを倒して大量の魔石を入手→その魔石でもっと強い攻撃アイテムを手に入れ、もっと強いモンスターを……という無限ループ強化も可能!
もう最底辺のぼっち冒険者生活はおしまいだ。
これからは気の合う仲間とともに、最強アイテムをそろえまくり、あらゆるダンジョンを踏破する――そう、世界最強のSランク冒険者パーティを目指して。
最底辺から最上級まで一気に駆け上がる、ゼノの冒険が今始まる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 09:08:44
91170文字
会話率:37%
「ようやく追放できてせいせいする」
「こんなクズ放っておこうよ」
「とっとと消えなさい。クズの親を持った自分を恨むことね」
実の父と義母、義弟から散々な言われようで、レイスは家を追い出された。
これはレイスの左目に宿る【魔眼】の影響だ
った。
魔眼による事故、事件のせいで魔眼の力は恐れられ、忌み嫌われていたのだ。
伯爵である父、バルスは古いしきたりを大切にするため、魔眼への偏見が強くあったのだ。
物心ついた頃から幽閉され、自立できる年齢になった途端追い出される。
絶望的な状況の中、今は亡き実母の言葉だけがレイスの支えになっていた。
ーー貴方のその綺麗な眼で、綺麗な世界を作ってね
そんな中魔眼持ちを押さえ込み続けた国王が急遽、魔眼持ちの第四王子を次期国王に指名した。
レイスにとって、新国王の即位は大きなチャンスだった。
一方魔眼持ちというだけで差別的な言動を繰り返してきた実家や大臣たちは窮地に追い込まれることになり……。
これは忌み嫌われた魔眼持ちの少年と王が、世界を少しずつ綺麗なものにしていくための物語。
旧タイトル:魔眼の忌み子〜魔眼持ちは不気味だと家を追い出されましたが次期国王も魔眼持ちの第四王子に決まったようです。追放した理由がバレたら家がやばいから戻ってこいと言われても……もう王宮に仕えることになったので〜
※本作品は共著となっています
プロット担当 すかいふぁーむ
執筆担当 よどら文鳥折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 08:00:00
109224文字
会話率:51%
かつて世界を恐怖に陥れた魔王と呼ばれる者が存在した。長きに渡る戦いの末、仲間達と共に魔王を討伐した勇者。彼はその後とある場所へと隠居し、争いのない平和な世の中を見守りつつ余生を過ごしたと言う。
それから三百年の月日が経ち。勇者の子孫達は、
かつて神より勇者が賜ったと言う数々のスキルを継承し活躍していた。
しかし、分家の子であるライルは劣化した【次元収納】しか引き継げず、役立たずと蔑まれ実家を逃げるように飛び出した。運び屋をしながら各地を放浪し、やがて彼はふとした事から勇者の遺産を見つける。
それは伝説の勇者が貧乏性ゆえに使う事が出来無かった使い切りアイテムの山だった。
町一つ吹き飛ばしかねない攻撃アイテムや、瀕死の人間を今すぐフルマラソンに出場させられるほど元気にする回復アイテム。
使い切りゆえに、とてつもなく強力なアイテム群に度肝を抜かれるライル。そんな彼にはひとつ深刻な問題があった。
勇者の血を引く彼もまた、結構な貧乏性だった!
この作品はカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 08:00:00
29363文字
会話率:60%