大王は山の上から国の様子を見わたして、人々が煮炊きをする煙が立っていないことに心を痛め、向こう三年は税を取らないことに決めた。その施策がさらなる問題を招くなどとは思いもよらずに……。
最終更新:2023-08-02 14:58:06
2040文字
会話率:46%
2023年3月11日にむけて
大震災を詠んだ句集
最終更新:2023-03-11 13:22:01
35542文字
会話率:2%
2011年3月11日大地震と大津波が原子力発電所を襲う。その未曾有な災害に対して電力会社も日本政府も為す術もなかった。その中、孤軍奮闘で立ち向かう主任黒田一樹と操作員の小島鉄平がいた。彼らは絶対絶命の危機を何度も救い一時は最悪事故が避けられ
ると思われた。しかし、彼らの奮闘もむなしく、想定外事象が続き水素爆発が起きる。日本では250キロ避難の最悪シナリオが出るほど緊迫した状態になった。黒田の家族は津波で亡くなり、小島の家族は避難中に亡くなる。悲痛な思いの中2人は命を掛けて事故に対応した。原発事故が起きる7年前、黒田は普通の運転員の一人で小島は学生だった。この2人が運命の糸に操られるように原子力発電所の安全を担う立場になっていく。黒田は子会社に出向となり、出向先社長から原子力発電所の運転訓練用シミュレータの提案書の作成を命じられる。社長の熱意と妻の協力より提案書は完成する。その提案は採用され、その製作の為に新人を募集し、その募集に小島と弟をバイク事故で亡くし失意の西田が採用された。最高の技術力を持つ日芝千葉工場の小林主査がシミュレータを製作することになる。シミュレータ完成後、中越沖地震が起き、黒田は徹底的な地震対策の為、その調査を西田に命じる。西田は津波高さ15.7mを求め会社に提出するが、認められることは無かった。西田はその計算データ外部流出より会社を辞める。その当時小林主査はアメリカでプロジェクトリーダ―として活躍していた。西田の辞職を知ると西田をNRCへ紹介する。1年半後、小林主査は黒田と小島をアメリカに呼ぶ。渡米した黒田と小島は9.11テロで遥かに進んだ安全対策を目にする。帰国後黒田は安全対策案を報告するが、受け入れられることはなかった。黒田の話を聞きつけた新聞記者がその原発大惨事予測について記事をする。黒田と小島は安全対策担当から排除され運転員に戻される。2011年3月11日。黒田と小島が運転中に大津波が襲い原子力発電所は水素爆発に至る。事故がほぼ収拾され発電所から離れた2人には事故を救えなかった罪悪感に苛まされることになる。小島は会社を辞め、黒田は妻を亡くした寂寥感から西田に原子力を小島に娘雪子を託して人生の幕を引く。10年後西田はNRCから戻り、原子力規制委員会の副委員長の就任の記者会見で驚きの宣言をする。小島は墓参りで10年前に託された手紙を雪子に渡す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 23:53:43
410285文字
会話率:50%
僕―遠藤遥人は5年生のバレンタインの日、幼馴染の千尋ちゃんから初めてチョコを貰った。手紙には「答えをホワイトデーの日に教えて」とのこと。来月14日に、想いを伝える。そう思って毎日を過ごしていた。しかし、結ばれる3日前、神様は微笑んでくれなか
った。
※この物語は、一部の出来事(災害)を除きフィクションです。実存の組織、団体、人物名とは一切関係ありません。
※不快に思われる可能性のある描写もありますが、予めご了承ください。
※カクヨム様にも、ほぼ同じ文章を掲載しております。そちらはマルチエンディングにしているので、別の楽しみ方をしていただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 15:00:00
21637文字
会話率:20%
原発を再稼働した結果……。
最終更新:2022-08-26 08:26:09
1638文字
会話率:36%
ある中高生の正論がなろうエッセイから消えた。
最終更新:2022-06-16 14:34:20
1218文字
会話率:0%
戦争犯罪でなければいいのか、という話かもしれない
最終更新:2022-08-13 19:04:35
1253文字
会話率:0%
ロシアの軍事侵攻に何を見るか。テーマを分けて語ります。
最終更新:2022-04-12 21:03:40
9074文字
会話率:0%
時代の大きな転換期であることは、多くの方の共通認識だと思います。しかし、各論になると、マスクですら両派の間で、話し合いもできない。憲法や原発や経済政策等々など、到底、無理。何かがおかしい……。
そんな時、「軽信的な人」という表現を見かけまし
た。刺激的というか、問題含みの言葉ですが、確かに、そこには「おかしい」を解く鍵がありそうに思えました。
ということで、抽象的、戯画的に「軽信」問題だけを描いてみることに。こんなことが云えるのもバカの特権~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 21:42:43
809文字
会話率:0%
新型原子炉を持つ研究所と共に、魔法らしき者がある世界に飛ばされた棚田マイ。科学の力で異世界をしぶとく生き残れるか?
最終更新:2022-06-20 21:10:47
9139文字
会話率:0%
これは、一見、韓国映画「イカ・ゲーム」のパクリのように思われるかもしれないが、似ているのは、「ゲーム名」だけで、全く、何の関係も無い事を最初に断っておく。
場所は、近未来の日本。
この時、日本には、80歳以上の高齢者が、二千万人を
超えて、社会保障費の増大、更に、日銀の政策金利引き上げに伴い、国家の公債費の莫大な増大が直面。
ここで、有志の国会議員らが、超過激政党を結成。
反対する野党議員らが、国会を爆破するが、全員、即、死刑。
実は、これは、超過激政党の自作自演だったが、後の、祭り。
やがて、超過激政党は、一人の女性総理を選び、これが独裁者となって、この日本に『80歳定命制』を生み出したのだ。
日本は、世界でも、最も独裁的な国になってしまった。
しかも、原発の使用済み各燃料から、プルトニウムを取り出し、国・大学等を上げて、わずか、1週間で、1万発の原爆を作成したと、宣言。
満80歳を迎えた高齢者は、黒紙が来れば、究極の選択をしなければならない。
つまり、「安楽死」を受け入れるか、「タコ・ゲーム」に参加するかである。
「タコ・ゲーム」とは、タコが空腹の時、自分の手足を喰って生き延びる事から、名付けられたゲーム名であって、極、簡単に言えば、無人島に送り込まれた10,000人の中から、どんな手段を使っても、生き延びたたった一人のみが、自然死を迎えられのだと言う……。
これは韓国映画「イカ・ゲーム」や、日本映画「バトルロワイヤル」のパクリと思われるだろうが、実は、根本的に違いがあるのだ。
決してパクりでは無い。断言する。
さて、物語は、松下洋介に黒紙が届いた事から、話は、進んでいく。
最後まで読まれた時に、読者の皆さんは、衝撃の結末に、驚かれるだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 11:04:27
14998文字
会話率:14%
タイトルのような事を書いております。
最終更新:2022-06-16 21:53:19
1059文字
会話率:0%
日本の原発政策についての個人的な考えです。
何事にもメリット、デメリットがありますが、国民がそれらを冷静に勘案して決めた事には文句を言いません。
ただ、今はその機会がありませんから・・・
最終更新:2018-02-18 10:52:39
852文字
会話率:0%
東日本大震災の被害により福島原発所の放射能が放出されました。
放射能は悪影響な物なのになぜ原子力発電所を可動させようとするのでしょうか?
最終更新:2022-06-15 20:01:43
1808文字
会話率:0%
東京に一番近い東海原発が原発反対派の外国人テロリストに占拠され、日本のSWATと対決しますが、それでも歯が立たず、日本政府はアメリカに協力を要請し、ペンタゴンやCIAも巻き込まれる様なスケールの大きい小説にしたいと思っています。外国人テロリ
ストのボスは女で日本語も英語も堪能で一番頭が良い方が面白いのではと思っています。
他にもテロリストが原発に乗り付けるヘリは、軍用機SA341Fにしようか、季節感や最新の軍事技術をどう織り込んでいこうか、
テロリストのボスの頭の良さを、どう表現しようか等、色々考えていますが、
クライマックスは、やはり米SWATとの対決で光学迷彩スーツを装備した隊員が起爆装置のスイッチを持つテロリストの手首を軍用特殊ナイフで切り落とすというものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 14:59:02
2013文字
会話率:9%
日本第一党の政策を更に尖らせる方向で政策を考えてみた。ただしネタであり、筆者の主張より遥かに偏っているので注意を。
最終更新:2021-10-25 22:56:18
2518文字
会話率:0%
主人公で心理カウンセラーの倉田学と解離性同一性障害(二重人格)の病を持つ木下彩を中心に、銀座ホステスのママやお店の子(ホステス)、そして新宿歌舞伎町ホストクラブのホストなど、それぞれ自分の過去を引きずり生きている。またそれは主人公で心理カ
ウンセラーでもある倉田学も同じだ。
この話は心理カウンセラーの倉田学を中心に、解離性同一性障害(二重人格)の病を持つ木下彩とのカウンセリングを中心に話が展開していく。そして彼女の中のもうひとりの人格は彩とはまるで違い、学も最初は彼女の豹変に驚き戸惑った。
しかし学は次第に、最初に彼女に会った時の「明朗でおしとやか」と言う彩に惹かれて行く。そして、もうひとりの人格のひとみに対して、自分の手で木下彩の人格と綾瀬ひとみの人格をカウンセリングにより統合させて行くことに対し、こころ苦しい気持ちが湧き起こっていった。(第二部)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 16:46:47
243119文字
会話率:67%
主人公で心理カウンセラーの倉田学と解離性同一性障害(二重人格)の病を持つ木下彩を中心に、銀座ホステスのママやお店の子(ホステス)、そして新宿歌舞伎町ホストクラブのホストなど、それぞれ自分の過去を引きずり生きている。またそれは主人公で心理カ
ウンセラーでもある倉田学も同じだ。
この話は心理カウンセラーの倉田学を中心に、解離性同一性障害(二重人格)の病を持つ木下彩とのカウンセリングを中心に話が展開していく。そして彼女の中のもうひとりの人格は彩とはまるで違い、学も最初は彼女の豹変に驚き戸惑った。
しかし学は次第に、最初に彼女に会った時の「明朗でおしとやか」と言う彩に惹かれて行く。そして、もうひとりの人格のひとみに対して、自分の手で木下彩の人格と綾瀬ひとみの人格をカウンセリングにより統合させて行くことに対し、こころ苦しい気持ちが湧き起こっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 11:17:42
164466文字
会話率:70%
西暦二〇四八年、PEウィルスのまん延により世界の総人口は約二十億人になった。各国首脳は団結し協力し合うことでウィルス撲滅に成功。そして地球をひとつの国家とみなす地球連合政府が樹立され、国は州へと改称された。世界統一共和国「地球」がここに誕
生したのである。そして政府は感染爆発で無人となった原発の事故などによる放射能汚染、防疫対策として世界各州にクリーンなドーム型巨大コロニーを建設、州民はようやく安全な生活圏をえることができた。ところが二〇六八年ごろよりコロニー内で、のちにミュートと呼ばれる超能力者が多数確認されるようになる。カエサルを名のる男が登場し、世界のミュートを束ね、やがて彼の組織「ユリウス」はマフィア化、一大犯罪組織となっていく。政府は「超能力者削除法」を制定、ミュートの人権を剥奪。すべてのミュートがPEウィルス以来の人類共通の敵となった。そして最高性能を誇るヒュペルコンピューター『アガサ』が所在を特定、動員されたロボット警察官の機動力でカエサルは処刑された。「ユリウス」は壊滅したが、統制をうしないコロニー外の立ち入り禁止区域へと逃れたミュートたちの過激なテロ活動は今もつづいている。
西暦二一〇二年、列島国土の大半が居住不可となったJ州には三つのコロニーが存在していた。ヤタ、クサナギ、ヤサカニの三区画である。クサナギ区画にひとりで暮らす小久保ミノリ(19)はミュートであることをかくし、人づきあいをさけながら黙々とソーラー車の工場で働いていた。彼の友人は政府が各世帯に一台づつ支給している多用途ロボットアーム、彼がアズと名づけた人工知能だけであった。ミノリはやがて妻となる在J七世の金井ショウというミュートの女性と知り合うことによって自身の使命に気づき、運命に翻弄され、やがて人類の未来を左右する男へと成長していくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 16:24:43
380728文字
会話率:66%
本短編集は、次の14の作品から構成されています。
1小説:埋葬の起源
2新作落語:妄想家族1
3新作落語:妄想家族2
4漫才:理髪店
5コント:ラーメン屋1
6コント:ラーメン屋2
7小説:老人とロボット
8小説:少年と
ロボット
9コント:温泉
10新作落語:登山入門1
11コント:登山入門2
12漫才:オータニサン
13小説:晩夏の海
14小説:帰省
それぞれの作品は一話読み切りとなっており、短編集全体としてはなんの統一性もありません。感動で涙にむせんだり、ばかばかしさに抱腹絶倒されることもないと思いますが、最後まで我慢してお付き合いいただければ幸いです。
もし漫才やコント、演劇をされている方がいらっしゃいましたら、ご一報ください。一緒に、M-1優勝を目指しましょう。ですが、私はあくまで台本を書くだけです。出演はしませんので、悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 00:00:00
59575文字
会話率:87%
20××年某日、福島第一原発周辺の放射能レベルが急激に低下する異常事象が発生。
その事象を皮切りに、米空母に対する不審物衝突事件、北朝鮮内陸部における不測事態が勃発。
それに伴い不穏な行動をみせる米軍に、防衛省は2人の自衛官を調査に派
遣させる。しかし、それは日本はもとより、重大な周辺事案としてアジア、そして世界を揺るがす元凶となっていた。
米の思惑とは裏腹に、神奈川県に姿を見せた巨大生物。破壊の後に、中露の魔の手が日本を襲う。
日本と、政治家。そして2人の自衛官。彼らはどう立ち向かっていくのか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 18:25:52
180945文字
会話率:40%
気になる事があと一つあって、
オリンピックの警備になぜか、外国の企業でマグナBSPという
イスラエルの会社がやるそうなのですが、
この会社、福島の爆発した原発の警備もやっていたという
会社らしいのです。
また、この会社の人間が爆発の何日か前
に警備に来ていたという事で
何かを仕掛けていたのではないかという噂もあり、
今回のオリンピックでも何か仕掛けてくるんじゃないかという
噂が出るのは当然の事かもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 23:27:38
627文字
会話率:0%
ニュース番組制作会社に勤務する根津蛍は、上司の長谷川一騎や同僚の香川誠とともに強引で執拗な取材を繰り返し、「ドブネズミ」と呼ばれて煙たがられていた。蛍たちは原発の間近で爆発するのを待ち構え、その爆発の瞬間をカメラに収めて報道したり、政治家の
外国への情報漏洩を暴くなどスクープを連発していた。
蛍は、過去の性犯罪を告発し、逆に名誉棄損で訴えられた女性の支援を始める。
その矢先、上司の一騎はアヘンの密売ルートを探るためにアフガニスタンとパキスタンの国境付近の部族地域へ旅立って行った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 12:16:11
175022文字
会話率:52%
その日は突然やって来た。全てが終わる日。しかし、終わるまでにはわずかに時間があった。
最終更新:2021-06-12 10:40:52
10584文字
会話率:58%