侯爵家の長女として産まれた私はまるで花の精の様だと周りにチヤホヤされながら育っていた。
3日後に4歳の誕生日を控えたその日は大雨で外に出られなくてイライラしていた為、タイミング良くミスをしたメイドに八つ当たりしてストレス解消していた。
「あなた見た目が悪いだけじゃなく仕事もまともに出来ないのね、そんなかんたんな仕事も出来ない人はこの侯爵家のメイドとしてふさわしくないんじゃない?」
泣きそうなメイドを見てせせら笑った次の瞬間、視界を真っ白に染める程の大きな雷が庭に落ちた。
落雷の轟音を聞きながらフラッシュバックの様に蘇る前世の記憶。
絶望感に襲われ、そのまま倒れて1時間。
は? 誰が花の精みたいやって?
溢した紅茶を拭いとったソフィーの方がよっぽど花の精やん、皆私が侯爵令嬢やからってご機嫌取りの為にお世辞を言うとっただけやんか!
こんな幼児の内から成人病まっしぐらな体型やのに花の精なんて言われて喜んでた自分が情けないわ、そやけどリップサービスにしては妙に皆うっとりと私を見とったのは何でなん…?
前世の記憶を取り戻し、麗しき悪役令嬢になりそこねた侯爵令嬢…の話。
◇ ◇ ◇
オチが決まっていない見切り発車です、前作「断罪〜」がお笑い要素少なかった反動で書いてる感じなので気楽に読んでいただけたらなと思います。
出来るだけ毎日投稿しますが不定期更新です。
アルファポリス様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 21:19:24
125370文字
会話率:41%
五十歳も年上の旦那様と結婚したわたし、ベルイヤ・バロークは、三日前、旦那様を埋葬した墓地で女神像を蹴飛ばしていた。「旦那様に会いたい―――!」泣きながら女神像に八つ当たりしまくっていたら、「もう我慢できない! そんなに会いたきゃ会わせてあげ
るわよ! だからもう二度とわたしの安眠を妨害しないでちょうだい!」ってイライラした女神様の声が。気がついたらわたしは四十年前に飛ばされていて、目の前には三十代の旦那様の姿が!最愛の旦那様がそこにいるも、まさか未来のあなたの妻ですとは言えずに――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 22:35:57
6907文字
会話率:25%
「帰って来いと言われても、もう遅い」テンプレが流行っているので書いてみました。
王宮魔術師の1人であるシュタイナーは、王子が婚約破棄を言い渡す場面を目撃する。
婚約者に刺されそうになり小便を漏らして逃げ惑った王子は八つ当たりにシュタイナーを
王国から追放する。
しかし本人に自覚はなかったがシュタイナーは文字通り王国を支える魔術師であったのだ・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 19:44:07
6545文字
会話率:33%
王子で次期国王の婚約者にさせられた私。王子と彼の従僕は、激しい女嫌いと望まぬ婚約を結ばされた八つ当たりに加え『男漁りが激しい』という悪い噂を信じて私を罵った。
そんな中、前世の記憶を思い出しここが逆ハー乙女ゲーと呼ばれる、女子向け魔法学
園RPG『閉鎖された三ヶ国で』の世界だということに気付いた元女子高生の私、鳥海鈴子(りんこ)。
しかし転生していたのは悪役令嬢ベアトリーチェだった。すると大好きな悪役令息が私と王子を婚約解消させ、私は悪役令息と婚約した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-09 01:00:00
277395文字
会話率:33%
いつも通りの日常を過ごす冒険者ヴィン。不幸にも吸血鬼に襲われ、自身も吸血鬼になってしまう。平凡な人生から一転して逃亡生活へと変わり自分の境遇に嘆く。自分を吸血鬼にした元凶に復讐するため、あてのない旅をすることに。途中で出会った吸血鬼に八つ当
たりしたり、何故か仲良くなったりする等、吸血鬼にも色々あるのだと知る。
「初めは吸血鬼なんて全員くたばれと思ったけど、良い奴もいるにいるんだな。ま、あの吸血鬼だけは絶対許さないけどな」
※500PV達成!
※1000PV達成!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 06:00:00
54665文字
会話率:71%
ある村に植物を操る力を持つ一族が住んでいた。春祭りの時、その一族の一人が御神木の前で笛を吹く。村の人々はその人のことを「龍神の使い」と呼んでいる。八つ当たりから御神木に宿る龍神を呼び出してしまった今年の「使い」木守碧。彼の高校生活は平穏に過
ぎていくのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 15:19:24
7962文字
会話率:50%
身寄りのない赤髪の青年クフェアは、特待生として入った学園で退屈で最悪な日々を過ごしていたが、八つ当たりで盗んだ宝石から出てきた謎の女を巡って優等生のルーカに目をつけられてしまう。
髪色のせいで自分の在り方を決めてしまった青年と、本当の姿を取
り戻したい赤い魔物の現代を舞台にした恋愛ファンタジー。
※作中に出てくる英語などなどは正確性に欠けます。雰囲気で楽しんでください
※この作品はカクヨムにも掲載されています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 20:00:00
21967文字
会話率:36%
2/10第二巻、大幅加筆と衝撃の書き下ろし短編つきで出ます!応援ありがとうございます!外伝その後の物語はじめました。※ちまちま加筆中です。ご了承ください。
相手からの攻撃を八割受け止めることが役割の、盾師であるおれ。だが何にも特殊技能はもっ
てないので、パーティメンバーからは役立たず扱いだ。そんな毎日の中、おれはミッション失敗の八つ当たりで吹雪の中、粗大ゴミ捨て場に捨てられる。凍え死にそうになったおれを拾った、その人は世間から隠れている隠者で……”捨て犬”扱いのおれは、その人の”飼い犬”になることになった。そんなおれとその人のお話。……おれじつは、女なんだぜ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 23:24:42
444195文字
会話率:38%
現実とは一切関係がありません。
最終更新:2020-08-18 00:23:51
3709文字
会話率:0%
彼女なし、友人なし、職なし中年のダサオは今日もゲーム三昧のはずが、妹家族の訪問により外出せざるをえなくなる。妹の息子自慢にいたたまれなくなり、子も配偶者もないわが身を嘆いていると、目の前に幼子を連れた妊婦が。八つ当たり気味に怒鳴ろうとしたと
ころ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 20:03:29
3401文字
会話率:67%
気持ちの整理がつかなくて、ここで書いてみようと思いました。フェイク等いれていますが体験談です。
気持ちの整理をつけて書いているので投稿は遅くなると思います。
それでもよかったら見てください
僕が体験した一年の恋、自己嫌悪、イラつき、八つ当
たり、叶わぬ恋。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-09 21:14:06
2283文字
会話率:44%
全力でぶつかって全力で崩れる男である哀昏明は、友人の魔法使い(哀昏明は一切信じてはいない。なぜなら哀昏明の方が強いからである。)の天野雪を救うべく異次元に飛んで行く。飛んで行った先は魔法を使うのが当たり前な世界。哀昏明に半強制的に連れてこ
られた友人の伊藤仁と佐藤瀬里と白木美優とニュークリエルは目の前の光景を見て唖然としてしまう。正確には唖然としていたのは白木と佐藤で、伊藤とニュークリエルはため息。問題はこの哀昏明という男、魔法が見えない!哀昏明にはこの次元の人が全員「パントマイム」を披露しているようにしか見えなかった。だが、哀昏自身自分が魔法を見ることができないことはすでに把握していた。なので「やっぱり・・・」という感覚だった。
伊藤仁という物知りな男はこの状況に不安を抱いていた。哀昏明は「天野を連れ戻す!」と言っていたが、天野は魔女。つまり、どちらかというと「天野は今現在を持って連れ戻されている。」と考える方があっているからである。哀昏明にこの真実を言うべきかどうか。どちらにせよよくない状況というのだけは間違いない。伊藤は悩みまくっている。この男、魔力はスズメの涙程度しかないくせに一応魔法が使える。使える魔法は「間接出力型ブラスター」というビーム。誰かに教わったこのビームは少ない魔力でもかなりの破壊力が期待できるビームなのだが、物騒なものに変わりはない。なので、日常生活では絶対に使えないのが悩み。哀昏明の師匠をやっているが、かなりスパルタ修行をさせるようななかなか怖い男。まあ、これには少々理由があるのだが・・・。
ニュークリエルという女は伊藤の不安に気付いている。この女、伊藤仁の師匠で無茶ぶりばっかりするなかなか困った人。手足を無くし義足義手を使って生活をしていたが今は哀昏の家で哀昏に甘えまくっている。弟子の弟子を子機使ってやろうとか考えていたのだが、思ったより哀昏がいいやつだったので、子機使うから甘えさせていただくになってしまったのだ。伊藤に魔法を物理攻撃方法を教えまくった女だが、「間接出力型ブラスター」の考案者ではない。というかブラスターを使うこと自体できない。ちなみに、伊藤には「もう大丈夫」と言って修行拒否されたままになってしまっている。その分哀昏明をしごきまくったいる。これは八つ当たりと言っていいほど。それでも絶望しない哀昏明に期待している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 17:32:21
1062文字
会話率:25%
子育て用AIは主人である小さな女の子に、八つ当たりで叩かれて困っていた。
女の子は、ロボットは叩かれても痛くないし、叩き返すこともできないと言うのだ。
さて、どう教育するべきか……。
ロボット工学三原則を盾にした女の子と子育て用AIの話
※他サイトにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 21:11:52
2867文字
会話率:65%
セルトゥム・カロシーク擁する隊はクルエ村へ赴く。
変異種という人を襲う化け物の報告があったからだ。
隊長に従い変異種を警戒する。しかしセルトゥムは命令にない行為に走る。
命令違反をし村を離れていた間に、変異種が村を襲い仲間共々滅ぼされてしま
う。
八つ当たりのように滅んだ村を占領する変異種を退治していると、彼女と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 22:10:42
83023文字
会話率:37%
人界と魔界を隔てる門が開かれ、四人の英雄の末裔が城に呼ばれた。
勇者、賢者、戦士、僧侶――英雄が残した加護を持つ彼らは魔王を討伐するべく魔界に旅立った。
それから早五年。
魔王討伐の暁には勇者に嫁ぐはずだった王女は、いつものごとく勇者を見
守っていたある日、勇者と賢者の逢瀬を目撃してしまう。
傷心の王女は八つ当たりをするために魔界にて魔王と三日三晩の死闘を繰り広げ――自らの拳によって打ち倒した魔王に求婚した。
だがしかし、王女に待っていたのは無情な断りの文句であった。
勇者に振られ魔王に振られ、こうなったら魔界でよりよい男を手に入れてやると王女は魔界に留まることにしたのだが、なぜか魔王は腑抜け、勇者は週に一度は現れ、魔王の子に求愛されることに――
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 21:50:36
26943文字
会話率:32%
病弱であまり中学校に行けない、本と絵描きが好きな少年、琴平晨比〈アサヒ〉。彼は幼い頃から理由もわからず化け物たちに翻弄され続けていた。身を守る方法も知らず、日々その襲来に耐えている。現実では、蛇神に憑かれた母親からの虐待、無関心の父。彼を守
る者は誰ひとりいない。唯一の友人、藤原涼太〈リョータ〉とは、アサヒが元気な時に一緒に図書館で過ごす仲で、元気で溌剌とした彼はアサヒにとって大事な存在だった。だがアサヒの家に遊びに行った日から、リョータの周りで不可解な現象が起こり始める。
三年生の夏休み、二人は塾の夏期講習に通う。アサヒは通うにつれ急速に調子が悪くなる体と、周囲からの敵意に悲しむ。「お前、エネルギー食われてるよ」そう教えたのは黒木蓮〈クロ〉という男子だった。寡黙で秘密めいた彼は、霊狐に守護されていた。アサヒが生霊に襲われた時、霊狐が彼を助けたのを機に、少しずつクロとの距離は縮まる。だが見返りとして、霊狐はアサヒの首を要求する。自分の人生を振り返り、惜しい命ではないと承諾するアサヒ。クロがアサヒの首筋に噛みつくと、彼はアサヒの命ではなくエネルギーを吸い取った。
二学期、学校でアサヒ達は「黒い影」に襲われる。霊狐に助けられる一方で、守護者がいることを羨ましく思うアサヒは、クロに八つ当たりする。自分を恥じ謝るアサヒに、クロは「俺がお前を守ろう、契約だ」と言う。クロは実は悪魔で、極上のエネルギーを無尽蔵に持つアサヒを狙っていた。だが「黒い影」達も同時に、アサヒを奪おうとその勢力を増していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-17 00:39:29
5935文字
会話率:39%
龍が空を駆け、神や仙人が作る不思議道具・宝貝(ぱおぺい)がありふれた世界。
清藍国では第三皇女は十六歳になると、龍に守られ、龍を駆る龍騎士と結婚するのが定めだ。
その第三皇女の蓮花(れんか)は、龍が大好きな十五歳。来年には結婚しなくては
いけない。
でも蓮花は、龍騎士ではなく、龍が大好きなのだ。龍騎士の花嫁ではなく、龍騎士になりたいのだ。
いくら龍は雌しかおらず、女は龍騎士になれないと言われても。
蓮花は、龍騎士になるために、女禁の龍騎士養成所に入るため、男装して龍騎士適性検査を受ける。
その龍騎士適性検査の日、男装をした蓮花は美貌の青年・朧月と出会う。
朧月の意味ありげな言動に、くらくらとしてしまう蓮花。
そんな二人は嫌われ者の金餅(きんぺい)に暴力を受けている孫家の使用人・隼を助けた。なんと金餅の付き添いで適性検査に行った隼は、主人を差し置いて合格してしまったのだという。金餅は、八つ当たりのため隼の妹・杏(あん)を売り飛ばすという。行きがかり上、二人は杏を助けに……。
龍騎士訓練所をメインとした、青春学園物になる予定です。
※某小説大賞の一次選考を通ったお話を、大幅改稿して公開しています。
※本文完結済みなので、予約更新メインです。毎朝8時を予定しております。
※誤字脱字報告、大歓迎です! よろしくお願いいたします。
※感想、レビューもいただけたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-28 08:00:00
79386文字
会話率:53%
おお賢者よ、死んでしまうとは情けない!
現代で死んだ主人公は「お前賢者のくせに死んでんじゃねーぞ!!」と神様から八つ当たりを受ける。
いや、賢者ってなんぞや。
主人公は神さまから取引を持ちかけられ、平凡な人生を手に入れるため、とある少年
を救うことを承諾する。
『だからとりあえずもう一回人生やろうか(ニッコリ)
え?強くてニューゲーム?ないない。君あれですよ。神さま舐めちゃいけんですよ。
でも主人公くん、ほっといたらすぐ死んじゃうじゃない。
だから強くてニューゲームじゃなく、主人公に憑依してね!』
いや、お前は何を言っているんだ。
*本編のテンションと著しく異なることが予想されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-02 10:00:00
26187文字
会話率:45%
主人公の天野川星矢は京都大学二回生である。そして、京都大学のあまりの酷い有様に絶望し、20歳にして反抗期に突入した『極悪への道』を突き進む男子である。食欲、性欲、友情、睡眠…ありとあらゆる刹那的快楽を善悪関係なく求める天野川だったが、しかし
何をしても空回り。不幸の深みに嵌まっていく。そんな中彼は、同志社大学に通う超絶美人で毒舌のヴァルキリー上野琴音が彼氏と居るところを見てしまう。『学生でありながら破廉恥な!』と怒りを募らせた天野川は、殆ど八つ当たり的に、上野とその彼氏の恋仲を邪魔してやろうと目論むのだが……何の因果か『京大生補完計画』なる正体不明で複雑怪奇な計画に巻き込まれていくことになる。
※この物語はフィクションです。実在する人物、団体とは関係ありません※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-23 12:33:40
32974文字
会話率:10%
とある界隈で有名な男がいた。彼の名前は瀬島 狡也その界隈では猟犬と呼ばれ名を知らぬ者はいない。
特殊戦闘技能特級クラスの能力を持ち、戦術から人間心理に至る学問にも精通していた。齢にして28の時に家庭を持った。特殊な仕事ではあったが、狡也
は幸せという感情を得ることができた。この時、狡也の精神は正常だった。
家庭を持ち2年、狡也の妻は強盗により酷く殺された。
どんなに屈強な人間であっても人の心というものは脆く、弱い。それは数多の戦場を経験してきた男であっても例外ではない。
狡也の精神が壊れたその日、狡也は自らの家を燃やした。思い出が、幸せが詰まっていた家を燃やした。
そして事件は起きた。
警察署に並べられた人間の首、その数およそ90。その全てが犯罪者であった。そして、首の真ん中に横たわる屈強な男、瀬島 狡也。彼は自らの首を断ち絶命していた。
彼のすぐ近くにあった遺書にはこう記されていた。
『これは八つ当たりだ。俺の妻は殺された。だからこいつらも殺した。殺されたから殺した。殺したかった。まだ足りない。殺す殺す殺すコロスコロスコロス………』
殺すという文字がびっしりと書かれたその遺書は遺書ではなく、呪いのようだった。狡也はこの日、歴史になお残す犯罪者となり、自らの人生に幕を閉じた。
そのはずだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-12 00:50:16
2049文字
会話率:46%