1894年、ロシア帝国西端。
現代日本からグルジアに飛ばされた外大生ユーリは、一人の少女と出会う。
「ジョセファよ、ジョセファ・ヴィッサリオノヴナ・ジュガシヴィリ」
彼女はそう名乗った。かつてのロシアを支配した、赤き魔女の名を。
最終更新:2022-02-24 19:30:07
198331文字
会話率:26%
迷宮『エルピス』には神秘と罪過と栄光が眠っている。
国家の覇権を賭けて、各国は騎士や高名な冒険者達を探索者として迷宮へと送り込む。
各国の傑物が誇りと使命を持って鎬を削る中、迷宮に眠る亡霊エレクは全く別の人間に目をつけていた。
属領の人
間として迫害され、死体集めとして迷宮に潜り続けていたシヴィリィ。
属領の人間に明日はなく、パンを買う金を稼ぎ続ける事しか出来ない。
亡霊エレクは、彼女の瞳を見つめて言った。
「シヴィリィお前、言葉は扱えるか? 字は読めるか? 数字の計算は? 人を騙す手管は? 全部生きるために必要な事だ。お前が俺に協力するなら――俺はお前に世界の動かし方を教えてやろう」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-17 23:00:00
505003文字
会話率:29%
孤独な少年が、ボロボロの家に一人ぽつんと座っていた。両親の姿は見えず、食料も空のカップラーメンのゴミしかない。そんな状態では、もう少年の生きる希望は失われつつあった。
しかし、暗闇で一つ瞬きをすると少年は明るい空模様の花畑に身を置いていた
。
異世界、という認識はない少年だが、彼は別世界であることを理解する。そんな時、一人の女性が……。
希望を失っていた少年はそこで何を掴み、何を知り、どう生きていくのか。そして少年の中にはどんな化け物が眠っているのか。
異質の二重人格異世界放流期、ここに爆誕。
※作者の自己満で小説を書いています。所々に他の小説の引用が見られるので、苦手な方は読まないでください。(引用なのでストーリーはあまり被ってありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 22:09:01
113900文字
会話率:44%
「あははっ、アルヴィリナお姉様、あなたとクローリオ様の婚約は破棄されたわ!代わりに、わたくしがクローリオ様の花嫁になるのよ!」
……ある日、エグゼル伯爵家長女、アルヴィリナは、妹のシュティーアからそう告げられた。
10年に渡る、ジオード侯
爵家令息の婚約。
しかしその裏には、面倒くさい事情が隠されていた……!
ゆるめの設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 23:00:00
12786文字
会話率:33%
精霊と魔族と人が暮らす世界。
魔族の国と人の国の間には、大きな森がある。
その森の近くの小さな村で育ったティレーリアは、ある日森の中でヴィリディスという男の子と出会って、
そしていつしか結婚の約束を交わす。
ヴィリディスとの約束を胸に、
ティレーリアが十七歳になった頃、
国中に魔王復活の報が回って、そして魔王討伐の為の王都を立った勇者一行が、ティレーリアの住む村を訪れた。
そんな勇者一行とティレーリアの前に、『魔王』が現れる。
「魔王…………か!?」
「そう呼ばれているね。 でも悪いけど、今は君たちに用はないんだ」
「迎えに来たよ、ティーア」
「ヴィーが…………ヴィリディスが、魔王、なの……?」
※設定はわりと適当なので、軽い気持ちで読んでください。
※この作品はムーンライトノベルズ様にて完結済みの同タイトルを改稿したものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 18:00:00
38846文字
会話率:46%
令嬢のエヴィリンは、悪夢を見た。片想いしている婚約者に婚約破棄を突き付けられ断罪されるとてもリアルな夢を。
それで百年の恋が冷めてしまったエヴィリンは、別れを告げる。元々親同士が決めた関係。エヴィリンが諦めれば、すぐに呆気なく解消出来た。
エヴィリンは、親が雇っている錬金術師のロイの部屋を訪れる。悪夢の話をしては、ソファで眠りに落ちた。
再び悪夢を見る。断罪されて、牢屋に入れられたエヴィリンの元に、ロイが来て――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 13:16:05
4193文字
会話率:31%
師匠が借金こさえてた……。薬師として働く主人公、ヴィリアは師匠の借金返済のために魔族が住むアズロ魔王国へと行く事になった。そこで薬師として働きながら、地道に借金を返済していく事に……。それにしても、魔人みなさん……体の不調が多すぎやしません
か?無駄に寿命の長い魔族は、健康に頓着しない人が多かった。今日もヴィリアは魔人に告げる。「……生活習慣病ですね。」
※生活習慣病と書いてありますがファンタジーですので、若干ファンタジー要素での解決も出てきます。症状が同じだからと鵜呑みになさらないようご注意下さい。あれ?もしかして症状同じ?と思ったら、早めに病院で診てもらう事をオススメします。 (不定期ですが、あとがきに薬の話を書いています。そちらもよろしかったら見てやってください。ドラッグストアの店員目線のワンポイント的な話です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 02:03:43
166527文字
会話率:45%
本作品は日本のO県県南S町の廃寺より202X年度に発見された、制作年度不明の、岡山誕生にまつわる神話体系、通称『ワンネス神話体系』の日本語翻訳である。
同史料は、学術的に非常に高い価値を有しており、現在世界各国の諸大学がこぞってその翻訳
作業に取り組み、当時の岡山の姿を再現しようという一大プロジェクト「ットショオ・ゼ・フジ リメイク」が試みられている。
いずれの話も一人のまつろわぬ民である、容姿端麗でかつちからもちな青年と、天上の神との対話から成る寓話形式でストーリーが進行していることから、本来は教訓の伝播を目的として綴られたということを、これから本作を手に取ってくださる賢明な読者の方々には特に意識して読んでいただきい。
この太古のしがらみの無い自由な世界で生まれた文学を通じて、辛い現代に生きる我々は何を得て、そして何を感じ取ることが出来るだろうか?
何世紀も隔て、我々に語り掛ける、この途方もつかない大昔からのメッセージを通じ、わずかばかりでも読者の方々の心の糧となりますよう、我々訳者一同願っております。
最後に、この場をお借りして、本作の製作に関し多大な協力を承りました、ビバノン・カッゼ大学名誉教授ジョエル・ドゥ・ヴィリー殿に心よりの感謝を申し上げます。
31/7/2021 パリの陽光の下、レ・ドゥ・マゴにて一杯の磯千鳥を仰ぎながら。
This work is a Japanese translation of the mythological system related to the birth of Okayama, commonly known as the "Oneness mythological system," which was discovered in 202X from an abandoned temple in Minami S-cho, O prefecture, Japan, and whose production year is unknown.
The historical materials have extremely high academic value, and universities around the world are currently 以下略
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-03 17:37:02
2013文字
会話率:28%
第一王子は『武』に優れ、第二王子は『知』に優れ、第三王子は搾りカス。
と、第三王子ヴィリアムは周囲から陰口をたたかれていた。
そんなヴィリアムは父である王より婚姻を結ぶように、と命令された。
その相手はダングレー侯爵家の令嬢カトレア──いわ
ゆる政略結婚だ。
「どんな相手であろうと幸せにしよう」そう誓うヴィリアムの前に現れたカトレアはヴィリアムを拒絶こそしないものの仮面を被ったように表情を変えない。
とあるキッカケから理由を聞けば真に愛する相手と引き裂かれてしまったからだと言う。
そんなカトレアを笑顔にするために心優しいヴィリアムがとった方法とは……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 11:31:21
5558文字
会話率:33%
レイヴン・ヴィリタリアは日本人だった前世を持つ。自分では身に余る魔力を持って生まれ、皇帝である父からは遠ざけられるように過ごしていた。
そんなある日、レイヴンの元に一人の男爵令嬢が現れる。彼女はレイヴンと友達になりたいと言う奇抜な少女であっ
た。しかし、その少女にはレイヴンが知ることのない秘密があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 12:00:00
10433文字
会話率:60%
表紙イラスト:torishima (@oshiritorishima)
サラ・ヴィリアーズは宝石にしか興味がない富豪の令嬢だった。ある晩彼女のもとに霊能者を名乗る老婆が現れ全ての宝石を手放すよう忠告するが、サラは忠告を聞くどころか老婆の持つ
水晶玉を買い取ろうとして老婆に見限られてしまう。その翌朝、サラは宝石以外の物を見ることができなくなっていた。サラが呪われて二年経った春。17歳の誕生日を迎えた彼女の部屋に、泥棒の少女アンバーが侵入する。琥珀の名を持つその少女は名前の通り琥珀のように美しい目をしているそうだが、サラは見ることができない。アンバーに興味を持ったサラは、ある取引を持ちかけることになる。
※『ノベルアップ+』にも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 15:46:33
25842文字
会話率:31%
不定期に戻ります
━━国の象徴、けれども王に非ず。
狭小王国、ローダ・ハヴィリアには『旗手』と呼ばれる王国の存亡を一手に担う存在があった。
当代の『旗手』である少年エンカは、国王名代として軍縮会議に出席すべく、幼馴染であり傭
兵稼業のシンレスと共に旅をしていた。
いなくなったり、さらわれたりと様々なトラブルに巻き込まれながら隣国への旅を続ける最中、エンカが刺客に狙われてしまう。
エンカの説得とシンレスからの条件付きで、刺客の少女クインヘルが仲間に加わり、旅を続けていくうちに3人には徐々に絆が生まれていく。
徐々に平和が訪れ、兵を鼓舞し国を守る旗手の存在意義が失われつつあるなか、自由に生きようとしながらも自分のためだけには生きられない少年と、その道行きを見守る傭兵の物語。
残酷描写はそのうち出るかも。
のんびり更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 19:37:10
146387文字
会話率:30%
錬金術師の家系に生まれたアヴィリスカは、10歳のキャピキャピしたい女の子。今日も元気に、彼女の持って生まれた神能【神水創造】を上手く使い、錬金術に精を出す。錬金術の発展と彼女の願望を叶える為に....。このお話は、異世界でちょっと変わった生
を受けたアヴィリスカが、周りの人達に、上手く乗せられたと言うか、絆されて、とんでもない事態に巻き込まれていくのだが、持ち前の負けん気を遺憾無く発揮しながら、彼女を守護する女神様達や、周りの仲間達と力を合わせて、なんだかんだと、降りかかる全ての障害を、叩き壊していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 22:17:52
264859文字
会話率:27%
【蒼空の騎士団】であるヴィリースの物語。…連載できたらいいなぁ。
最終更新:2021-02-25 19:24:41
301文字
会話率:10%
「英雄の息子でありながら『無能』を晒したお前を追放する!!」
氷魔法師ヴィリスは、魔法が使えなかった。発動するにも、準備に丸一日とまるで使い物にならない最弱魔法。
それも、ヴィリスが"最強"と名高い【英雄】の息子である
にも関わらず。
英雄から力を授けられた魔法師集団、【英雄パーティー】の加入から一年、ヴィリスは完全に失望され、追放されてしまう。
だが、追放から半年。
「魔力が、制御できない?」 突然、氷魔法は覚醒。
「私の光魔法なしで、あの炎龍を倒したの?」 行動を共にする、光魔法師フライスも驚きを隠せないほどに、『真の力』は覚醒していた。
英雄の息子が、本来の力を発揮したら? 巨乳エルフから最強剣士まで。立ち塞がる敵!!!
その力に圧倒され、感服する人々!!!
新たな環境と、胸を躍らす、手に汗を握る熱いバトル。
膨大な魔力を保有するヴィリスの戦いは、徐々に大胆になっていく……!
追放から始まる、氷魔法師ヴィリスの『英雄譚』。
※この作品はカクヨム・ノベルアップでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 01:09:05
112176文字
会話率:54%
シャドウと呼ばれる異形の影に襲われたルシェラを助けたのは、黒衣に身を包んだ銀髪の悪魔レヴィリウスだった。
聖女の血を引くルシェラの体は悪魔にとってはご馳走で、レヴィリウスはそんな彼女を今夜も艶めかしく誘惑する。外見も行動も紳士なのに、時々獰
猛な獣のようにルシェラを求めるレヴィリウス。そんな彼に翻弄されながらも次第に惹かれていくルシェラだったが、心よりも体を求めるレヴィリウスに対して素直に心を開けないでいた。
そんな中、リトベルの街に別の悪魔が現れる。
赤毛の不良悪魔と、得体の知れない黒髪の悪魔。そのうち黒髪の悪魔の方は、どうやらレヴィリウスと因縁があるようで……?!
三人の悪魔と幼馴染みの神官に囲まれて、聖女の血を引くルシェラの純潔が狙われる!
――君を抱きたいのだから仕方がない。
貪欲にルシェラに執着するレヴィリウスの真意とは。
悪魔と聖女と微エロ風味の恋愛ファンタジー、始まります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 20:00:00
111429文字
会話率:46%
オーヴィリアは悪役令嬢の侍女。オーヴィリアは悪役令嬢が大好き!
悪役令嬢も、ツンツンしてるけど、オーヴィリアが好き。
そんなかんじ
最終更新:2020-12-07 05:36:14
2334文字
会話率:25%
人間と魔族が争っていたとされる混沌の時代――…
それが終わりを告げたのは、勇者一行が魔王を倒した瞬間だった。
主人公、アヴィリオ・クライシスは魔王である父が殺されたのを目の当たりにし、その時勇者に復讐することを誓う。
混沌の時代が終わり1
50年ほどが経った頃。
魔族は淘汰され、人間たちと離れた秘境で街を作り身を寄せ合って暮らしていた。
そんなある日、アヴィリオは200歳になったことを機に旅に出る。
旅の途中、周囲で起こる数々の事件を卓越した魔法と戦闘能力で解決し、復讐を目指して突き進む。
出会いと別れを繰り返しながら、アヴィリオは勇者への復讐を成し遂げることはできるのか…
魔族が勇者に復讐を目指すドキドキファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 21:59:40
22998文字
会話率:39%
男がベッドの中で見た夢
最終更新:2020-10-18 10:21:53
703文字
会話率:0%
――「世界を救う旅の終わりに、俺は死ぬことになる」
人知れず滅びの砂時計を刻む世界『ラクリマ』
唯一世界を救うことの出来る可能性を特異な体質に秘める青年アークロイエルは、世界救済を依頼され旅立った。
待ち受けるのは救済の
ための七つの難行、手元にはそれを指し示す一冊の本。
一冊の本、それは古来よりこの世界に広く伝わる神話。
依頼主は言う――「この神話は救済への預言書であり、この通りに進めれば世界は救える」と。
しかし書かれている内容は酷く抽象的で曖昧……時には導かれ、時には惑わされながらも、必死に考え道を探し出す。
多くの困難を生態兵器の少女ラヴィリアと共に乗り越えていくアークロイエルは、果たして世界を救うことが出来るのか。そして彼はどのように自分の命、そして他人の命と向き合っていくのか。
ここに今、一つの物語が動き出す。
※だいたい週一更新、現在のメインはイラスト練習。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 15:35:07
530827文字
会話率:53%