【最終話まで執筆済み】
妹はいつも「お姉様ばかりずるいわ!」と言って私の物を奪っていく。
誕生日プレゼントも、生誕祭のプレゼントも、お祖父様が外国に行ったときのお土産も、学園で首席合格しときに貰った万年筆も……全て妹に奪われた。
両親は
妹ばかり可愛がり「お姉さんなんだから我慢しなさい!」「お前には妹への思いやりがないのか!」と言って私を叱る。
「もうすぐお姉様の十六歳の誕生日ね。成人のお祝いだから、みんな今までよりも高価な物をプレゼントして下さるはずよね? 私、新しい髪飾りとブローチとイヤリングとネックレスが欲しかったの!」
誕生日の一カ月前からこれでは、当日が思いやられます。
「ビアンカはお姉さんなんだから当然妹ののミアにプレゼントを譲るよな?」
「お姉さんなんだから、可愛い妹のミアのお願いを聞いてあげるわよね?」
両親は妹が私の物を奪っていくことを黙認している、いえ黙認どころか肯定していました。
私は妹に絶対に奪われないプレゼントを思いついた、贈った人も贈られた人も幸せになれる物。その上、妹と両親に一泡吹かせられる物、こんな素敵な贈り物他にはないわ!
そうして迎えた誕生日当日、妹は私が頂いたプレゼントを見て地団駄を踏んで悔しがるのでした。
最終話まで執筆済み、推敲済みです。完結保証。
※妹と両親はヒロインの敵です、祖父と幼馴染はヒロインの味方です。
※妹ざまぁ・両親ざまぁ要素有り、ハッピーエンド。
「Copyright(C)2021-九十九沢まほろ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 22:31:08
14572文字
会話率:40%
「美しい方。どうか私にあなたの一部を分け与えてください」
ある小国の王女メルティーナには、悩みがあった。それは自分の美貌に惑わされた臣下たちが、メルティーナの物を持ち去ってしまうこと。彼らは、メルティーナの物を奪ってまで傍に置きたがる。
なにを訴えても改善されないそれに、メルティーナはいつしか諦念を覚えた。
しかし、あるとき、婚約者となる隣国の王子から、高価なイヤリングを贈られて――。
※カクヨムで「凍えるほどあなたをください」のタイトルで掲載しているものを、加筆修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 09:53:14
5065文字
会話率:16%
夏の夜のぎらぎらとした月の光。
瞳に反射するきらきらとしたイヤリングの輝き。
アタシが貰ったなつの話。
最終更新:2021-05-13 09:00:00
4410文字
会話率:20%
ヴィオラ・ウィスタリアは魔力のこもった宝飾品……「魔宝飾」を作る魔宝飾技師である。天才的なセンスと技能を持った彼女は、孔雀の羽根のイヤリングに宿る精霊バトラと共に森の奥のアトリエで仕事をしながら慎ましく暮らしていた。
そんな彼女の元には今
日も手作りの魔宝飾を求めて森の奥まで様々なお客がやってくる。友情を修復したい少女、恋する青年……誰もが魔宝飾の力を借りて悩みを解決したいと思う者たちばかり。
ヴィオラはそんな彼、彼女らに応え、美しい魔宝飾を作り出す。
天才的なヴィオラは何故森の奥のアトリエで過ごしているのか。何故栄光を求めないのか。彼女の過去とは。
毎回のゲストキャラクターの悩みの解決、そして主人公の過去を少しずつ解いていくハンドメイドファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 00:00:00
56259文字
会話率:58%
お互いに好意を抱いていたタクミとマリコ。
ある日、百貨店でのJR落とし物市に出会わした。
そこで、あるお坊さんと出会う。
お坊さんは、忘れ物の中から、捨てたもんを買い上げて供養するという。
タクミとマリコは、そんな供養の日に、お寺に行くこ
とになった。
そこの一人の女性が現れる。
その女性は、付き合っている男に捨てられたという。
でも、お坊さんは、それは捨てられてのではなく、忘れられたのだという。
なので、いつか思いだして、戻ってくると断言した。
それを聞いたタクミは、一昨年まで付き合っていたリカのことを思い出す。
そして、リカと別れたのは、リカを捨てたのではなく、忘れたのだと気が付く。
そうなると、リカに会いたくて仕方が無くなる。
タクミは、マリコを残して、リカに会いに行った。
残されたマリコは、捨てられたのである。
でも、マリコは、タクミの事を好きなままでいた。
大人の童話
エブリスタとカクヨムにも、同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 09:49:43
7802文字
会話率:35%
ある日、森の中で熊さんに出会ってしまった少女!
慌てて逃げだしたときに落とした白い貝殻のイヤリング…
それを拾った熊さんの行動やいかに?
という話ではありません。
最終更新:2020-09-14 00:22:00
8655文字
会話率:0%
幸運のイヤリングを手に入れた女子学生。
だが、片方を失くしてしまったことで、逆に不幸に遭うことに。
その不幸を退けるために考えた方法と、その結果は。
最終更新:2020-06-29 01:54:35
7141文字
会話率:18%
三十路手前、彼氏持ちにも関わらず、寂しかったのだ。今にも落ちそうなイヤリングのように、漠然とした不安に包まれる毎日。抜け出すには、ピアスが必要なのかもしれない。たとえそれが、自分を、誰かを、傷つけることになったとしても。
ウーマンミーツガ
ールから始まる私の居場所を探す、あたたかくて痛い恋の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 02:35:52
3058文字
会話率:52%
もうやけくそでぶちまけてしまったが、前をちらりと見ると、彼女は俺と同じくらい赤い顔で、ずっと可愛い顔が困惑の表情を浮かべていた。
(『イヤリングは定番だといいますが』続編)
最終更新:2020-04-29 18:04:55
1682文字
会話率:37%
麻友はイヤリングを忘れたことに気づき、小走りで先ほどまでいた部屋に小走りで戻った。
最終更新:2020-02-16 15:33:46
1978文字
会話率:49%
黒瀬タケルと月城穂花の二人はゲームVRMMO【Origin World Online】の世界を一緒に楽しんでいた。ある日、2年前に行方不明の両親から届いたイヤリングを付けた日から、現実世界でもゲーム内のスキルが使用出来るようになってしまっ
た。タケルはそのスキルを使ってやりたい放題。だがタケル達の知らない所で現実世界は少しずつ異変を起こし始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 19:55:41
25436文字
会話率:47%
それは、血にまみれた短剣と、ひとつのイヤリングから始まった。王女の身代わりになるため、異世界へと召喚された女子高生、七海陽凪。その王女を暗殺したと称する美少年、ユリディーズ。砂漠と夜の王国で、命を賭けた、なりすましゲームが始まる。異世界サス
ペンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-16 07:00:00
101182文字
会話率:51%
ある日、森の中で令嬢が出会ったのはクマの様な大男。
「お嬢さん、お逃げなさい」
令嬢はクマさんに言われた通りにスタコラサッサと逃げました。
小さなイヤリングを落とした事にも、それをクマさんが拾ってくれた事にも気づかずに。
キーワード:
最終更新:2019-08-12 04:05:49
2776文字
会話率:46%
はねる側の気持ちも考えてほしいいつもの方法で異世界に飛ばされた主人公。目が覚めるとその体はエルフ”アマーナ”であった。何かとうるさい喋るイヤリング(魔王)とともに、異世界をそれっぽく生き抜いてゆく。果たして思いつきでだらだら書くこの小説の未
来はあるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-07 00:31:15
10854文字
会話率:63%
大学生の僕と幼馴染の悦ちゃんが久々に一緒に昼食を食べる時の話。
会って話さなければわからない変化がそこにはあった。
悦ちゃんがイヤリングをなくしてしばらく経ったあと、再会したときに、主人公がなにを思うのか。
それについてのお話。
最終更新:2019-07-21 18:00:00
5764文字
会話率:41%
「お嬢様の〇〇〇が盗まれた」シリーズ第三話。ついにお嬢様がパーティーで運命の人に出会ってしまった。お嬢様のハートを盗んだ人物とはいったい誰か。
※一応は「お嬢様のイヤリングが盗まれた」「お嬢様の靴が盗まれた」の続編ですが、短編です。
最終更新:2019-06-09 00:02:06
12013文字
会話率:51%
今度はお嬢様は靴の片一方だけをなくしてしまった。また探偵役を言いつけられたメイドだが、靴は見つかるのか?
※一応は「お嬢様のイヤリングが盗まれた」の続編ですが、短編です。
最終更新:2019-06-02 16:32:45
10133文字
会話率:57%
さる資産家のお嬢様のイヤリングがなくなっていた。アルバイトのメイドは、お嬢様からイヤリングを盗んだ犯人を探せと命令される。しかし、そもそもメイドはイヤリングが盗まれたことに半信半疑だった。イヤリングは見つかるのか。そして犯人はいるのか。
最終更新:2019-05-25 10:43:19
14312文字
会話率:56%
女子高校生のアタシは、アルバイト先の占い師兼パワーストーン販売店を経営している女装店主から、赤と青の石がついたイヤリングを身に着けてほしいと頼まれた。
ところがイヤリングは、同じクラスの双子の姉妹に目をつけられてしまう。
そしてはじまる惨劇
。
イヤリングに込められてモノの正体は……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 01:45:24
2820文字
会話率:56%
「た・れ・な・が・し」 こんばんは、滝川クソシテルです。
それでは、ここで芸能の話題です。
年末の風物詩となっている漫才大会M-1グランプリは、史上最年少の優勝者を出し2018年度の幕を閉じましたが、その後、ある騒動が起こっているよう
です。
出場者のうち数名が、酒に酔って審査員に暴言を吐いている動画をSNSにアップしたところ瞬く間に拡散し、いわゆる炎上した状態となっているようです。関西では大きな存在感を持っているある審査員の逆鱗に触れたため、つぶされるのではないか、仕事を干されるのではないか、などの声がネット上では相次いでいる模様です。
このニュースでは、あるマンガが、意外な注目を集めています。話題になっているのは、マンガ『黒子のバスケ』。
存在感のない主人公が、自分が注目されないことを利用して、敵に悟られない動きをし見えないパスを出して活躍する、高校生バスケットボール・プレイヤーの物語です。自分が目立たないように、さらに注意をそらすために使うテクニックが、ミス・ディレクション。
上沼恵美子が、耳から蚊取り線香を吊ってるような大きなイヤリングをするのは、顔面から視線をそらすためのミス・ディレクションです。存在感は、騒動になるほどの大きさです。
以上のことから、騒動はいつしか『恵美子はブスけ』事件と呼ばれるようになり、ますます火に油を注ぐ結果となっています。
「ブスなのだよ」 緑沼恵美子。
「ズンッ…ゴワッシャアアア…」 オフェンスに参加する紫沼恵美子。
「頭が高いねん」 赤沼恵美子。
「ぼくはハゲだ」 黒子一の介。
「た・れ・な・が・し」 以上、滝川クソシテルがニュースをお伝えしました。
………と、このようなギャグも織り込まれますが、作品中には、文学、批評、宗教、神話、政治、等等のことが書かれています。少々ややこしい、小説のパートにそのような話が混ざる形式というより、雑文、エッセイになっていると思われます。弁明は、他人が書いてこそ説得力もあるのですが、まあしかたない。
新しい宮崎少年の物語のための序章なので、ネットの古い物語を検索する必要はありません。
ちなみに次の話は、彼らが妖怪と戦う、なろうらしいものを絶賛構想中です。
その前段として、どうぞ。
(まだ完結しておりません。一週間ペースで順次アップします)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-28 19:27:53
63396文字
会話率:3%
『灰かぶり姫』を意識して書いています。
忘れものはイヤリング?
最終更新:2017-11-30 14:26:27
9503文字
会話率:28%
妻の代理で小学生の娘の授業参観に出向いた柴山進一郎は、偶然、一人の少女が学校のトイレで殺害されている現場に出くわす。柴山が抱き上げた少女の耳には玩具のイヤリングのようなものがこぼれ落ちる。やがてそのイヤリングから過去の痛ましい事件が浮かび上
がる。そしてそこに若かりし妻が関与していたことが朧気に見えてくる。少女を殺したのは妻なのか? 妻はその目的のために柴山を意図的に学校へ行かせたのか?――これはサスペンスドラマの一幕である。いっぽう、ドラマ内部の殺人事件と並行して、現実世界にあっても柴山を演じる男が絡んだ殺人事件が進行している。彼には、役者としての強いこだわりがある。しかし彼の頑なな性格は、その活動の支障にもなっている。ドラマ内の殺人事件と現実世界の殺人事件が交錯する中、やがて双方の境界が往還しはじめる。何がフィクションで何がリアルなのか。そして、この物語を語っているのはいったい「誰」なのか。|ふたつの事件《・・・・・・》は入り乱れながら、決着へと作動する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-30 07:44:00
28814文字
会話率:85%
ミルカ・ロッソは、ロッソ家の長女である。聖女と勇者である両親の間に生まれた聖勇者であるミルカは、過去のトラウマから、生来の名前であるミルルをミルカに改名して暮らしている。
とある事情から、結婚相手を焦って探しているミルカは、美貌の女店主フラ
ンシーヌ・ラグニスの護衛をしている。全くモテない自分の目の前で、フランシーヌはモテまくっている。そんな状況にイライラと日々を過ごしていた所、フランシーヌの屋敷で泥棒が出る為、同居をして欲しいと提案される事になった。
断る予定だったものの、ミルカはフランシーヌにいきなり耳に付けられたイヤリングが外せなくなってしまい屋敷を訪れると、見た事も無い男が屋敷に中に居た。それは泥棒ではなくて、フランシーヌの本来の姿、フランだった。何と、フランシーヌは男だったのだ。
フランシーヌ改めフランは、聖勇者の前に、世界を守っていた旧聖者の末裔で、体内に微量だが天使の魂を内包しており、先祖の記憶を持っている。その為、先祖を救わなかった神を憎んでおり、ミルカに秘密を開示して護衛を頼むように天啓が下った事に腹を立てていた。その為、旧聖者の持つ法術と呼ばれる不思議な力で作った法術装身具(イヤリング)で短い命令をする事が出来る様にしたのだった。
ミルカを神の道具だと言い切り、綺麗にして、権力のある男を宛がうと言うフランと、傷つきつつも、孤独なフランを理解しようとする聖勇者ミルカの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-02 07:00:00
107188文字
会話率:44%